ブレンデッドスコッチウイスキー63銘柄を解説!おすすめボトルも紹介

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

ブレンデッド・スコッチウイスキーとは?
スコットランド国内で製造した、3年以上熟成させたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしてつくるウイスキーのこと。スコッチ全体の消費量の9割がブレンデッドウイスキーとなっている。

この記事ではブレンデッドスコッチウイスキーの主要な銘柄を解説致します。

ブレンデッドスコッチウイスキーには数多くのブランドがあり、日本に未輸入のボトルも沢山あります。

今回は2023年11月現在でも入手できる銘柄を中心に、各ブランドのおすすめボトルもピックアップ。記事内には「ブレンデッドスコッチウイスキー63銘柄の一覧」もご用意しています。

リーズナブルなものからレアボトル・高級品まで、様々なブレンデッドスコッチウイスキーをご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧ください♪

 

スコットランドのウイスキー蒸留所解説記事↓

 

 

ブレンデッドスコッチウイスキー63銘柄を解説!おすすめボトルも紹介【全ブランド一覧】

1ページ目
1. Ancient Clan エンシャントクラン
2. Antiquary アンティクァリー
3. Bailie Nicol Jarvie ベイリー・ニコル・ジャーヴィー
4. Ballantine’s バランタイン
5. Bell’s ベル
6. Big Peat ビッグピート
7. Black Bottle ブラックボトル
8. Black Bull ブラックブル
9. Black & White ブラック&ホワイト
10. Blue Hanger ブルーハンガー

2ページ目
11. Chivas Regal シーバスリーガル
12. Clan Campbell クランキャンベル
13. Clan MacGregor クランマクレガー
14. Claymore クレイモア
15. Cutty Sark カティサーク
16. Dewar’s デュワーズ
17. Famous Grouse フェイマスグラウス
18. Fort William フォートウィリアム
19. Grant’s グランツ
20. Great King Street グレートキングストリート

3ページ目
21. Haig (Dimple) ヘイグ (ディンプル)
22. Hedges & Butler ヘッジス&バトラー
23. Highland Queen ハイランドクィーン
24. 100 Pipers 100パイパーズ
25. Inver House インバーハウス
26. Islay Mist アイラミスト
27. Isle of Skye アイル・オブ・スカイ
28. J&B J&B
29. James Martin’s ジェームズマーティン
30. Johnnie Walker ジョニーウォーカー

4ページ目
31. King’s Ransom キングスランサム
32. Label 5 ラベル5
33. Langs ラングス
34. Langside ラングサイド
35. Lismore リズモア
36. Long John ロングジョン
37. Mackinlay’s マッキンレー
38. Monkey Shoulder モンキーショルダー
39. Old Parr オールドパー
40. Old St.Andrews オールド・セント・アンドリュース

5ページ目
41. Old Smuggler オールドスマグラー
42. Passport パスポート
43. Rob Roy ロブロイ
44. Robert Burns ロバートバーンズ
45. Royal Household ロイヤルハウスホールド
46. Royal Salute ロイヤルサルート
47. Sheep Dip シープディップ
48. Something Special サムシングスペシャル
49. THE Spey Cast ザ・スペイキャスト
50. Stewart’s スチュワート

6ページ目(最後)
51. Stewarts Cream of the Barley スチュワーツ・クリーム・オブ・ザ・バーレー
52. Swing スウィング
53. Syndicate 58/6 シンジケート58/6
54. Taplows タプローズ
55. Teacher’s ティーチャーズ
56. Té Bheag チェイヴェック
57. Tomatin トマーティン(BIG T)
58. Usher’s アッシャーズ
59. Usquaebach ウシュクベー
60. VAT69 ヴァット 69
61. White Horse ホワイトホース
62. Whyte & Mackay ホワイト & マッカイ
63. William Lawson’s ウィリアムローソン

 

 

Ancient Clan エンシャントクラン

出典:https://www.amazon.co.jp/

Ancient Clan エンシャントクラン

製造企業:トマーティンディスティラリー社
系列企業:宝酒造
Amazon価格:¥1,688 税込
40% 700ml

歴史的な背景に敬意を表して作られたブレンデッドスコッチウイスキー「エンシャントクラン」。

「エンシャントクラン」という名前は、古代のクラン制度に敬意を表して付けられたブランド名です。この名前は、スコットランドのハイランド地方に存在した古代の氏族社会、クランシップ(クランは氏族のことを指す)に由来しています。クランは血縁関係に基づく集団ではないこともありましたが、氏族長(チーフタン)は構成員(クランメンバー)に土地を分け与え、封建領主のような存在でした。

18世紀半ば以降、スコットランド議会の廃止や経済基盤の変化などが原因でクラン制度は崩壊。それに伴い、クランチーフたちはロンドンなどの政治の中心地に移り、クラン制度全体の絆は弱まりましたが、現代においても、スコットランドの一部地域ではこの伝統文化が受け継がれているそうです。

「エンシャントクラン」製造元はトマーティン社。5年熟成のモルト主体で、トマーティンの個性がしっかりと反映された個性的な1本。日本企業の宝酒造が親会社ですが、日本では人気のある銘柄ではありません。

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Antiquary アンティクァリー

出典:https://www.takarashuzo.co.jp/tkr-shohin/cmn_p_detail.php?p_prodid=3327

Antiquary アンティクァリー

製造企業:トマーティンディスティラリー社
系列企業:宝酒造
Amazon価格:¥4,150 税込(アンティクァリー 12年)
40% 700ml

文学界の巨星、ウォルター・スコットの名作に敬意を表したブレンデッドスコッチウイスキー。この名前はウォルター・スコットが1816年に著した小説「ジ・アンティクァリー」に由来しています。”アンティクァリー”は、「好古家」や「古物(古文献)収集家」を指す言葉で、スコット自身が熱心な古物収集家であったことからインスパイアを受けています。

「ウォルター・スコット」は、イギリス文学の偉大な文豪として知られています。詩人、小説家、スコットランド文芸復興の立役者としても有名。スコットランドの文化を語る上で彼の存在は外せません。(そういえば、ウイスキー検定でこの辺を覚えるのに苦労したような 笑)

「アンティクァリー」は、J&Wハーディ社によって製造されており、同社の創業は1857年にさかのぼります。創業者のジョン・ハーディは、ウォルター・スコットの熱心なファンであったこともあり、この名前を冠しました。

「アンティクァリー12年」は一般的な12年物ブレンデッドよりも、モルト原酒の比率が高く、その比率は45%となっています。主要なモルト原酒は、スペイサイドのクラガンモアベンリネス。その他、ハイランドのトマーティン。スモーキータイプのアイラモルトもブレンドされています。

個人的には味もさることながら、最近のブレンデッドウイスキーにはないクラシックなボトルデザインがいいですね。

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Bailie Nicol Jarvie ベイリー・ニコル・ジャーヴィー

出典:https://product.rakuten.co.jp/

Bailie Nicol Jarvie ベイリー・ニコル・ジャーヴィー

製造企業:グレンモーレンジィ社
系列企業:ルイヴィトン・モエヘネシー社
Amazon価格:
40% 700ml

「ベイリー・ニコル・ジャーヴィー」は、スコットランドの3大文学者の1人であるウォルター・スコットによる作品「ロブロイ」に登場する架空のキャラクターの名前。このキャラクターは火かき棒を武器にして山賊を撃退する??勇敢な人物として描かれています。

「マイナーブレンデッドあるある」ですが、スコッチの場合「小説」などからとった名前がブランドの由来になっていることは多いですね。この辺はスコットランド人にしか分からない感覚。小説のキャラクターの名前が付けられるなんてことは、日本のウイスキーにはありませんから、スコッチの歴史の長さを感じます。

ウイスキーとしての「ベイリー・ニコル・ジャーヴィー」は、ニコルアンダーソン社によって19世紀末に誕生。かつては南アフリカの「ボーア戦争」などで、軍の御用ウィスキーとしても知られていました。その後は長らく幻のウィスキーとなっていましたが、1994年に「マクドナルド&ミアー社」がブランド権を取得し復刻。現在はLVMH(ルイヴィトン・モエヘネシー社)の傘下となっています。

原酒にはグレンモーレンジを含む酒齢8年以上のモルトとグレーンを使用。モルト原酒の比率は60%と高め。名前が長いので「BNJ」略されて呼ばれているようですが、日本ではなかなかお目にかかれないマイナーブレンデッドウイスキー。

略したら絶対伝わりませんし、むしろ、略さなくてもこのブレンデッドウイスキーを知る人はほとんどいないかも(笑)現在では日本での取り扱い店舗がほとんどありません。

 

 

Ballantine’s バランタイン

Ballantine’s バランタイン

製造企業:ジョージ・バランタイン&サン社
系列企業:ペルノリカール社
Amazon価格:¥2,290 税込(バランタイン ファイネスト)
40% 700ml

スコッチ3大ブランドにして、日本でも非常にメジャーなブレンデッドウイスキーである「バランタイン」。2019年の統計では、世界のウイスキー売上ランキングで堂々の13位。出荷数770万ケース。日本での輸入元はサントリーですが、系列的にはペルノリカール社となります。

1827年に設立されたジョージ・バランタイン&サン社は、創業者のジョージ・バランタインが13歳の頃にエジンバラに移り住んで食料雑貨店で働き始めたことろから始まります。彼は18歳で独立し、1827年に最初の店を開業。バランタイン社の起源となります。

当初は食料品が主力で、ウィスキーやワインはわずかに取り扱われていましたが、後にウィスキーの需要拡大に伴い、事業に乗り出します。ジョージは起業家精神旺盛な人物だったようで、食料雑貨店に満足せずウイスキーのブレンダーとしての道を選びます。そして1869年にはグラスゴーに進出。蒸留所を建設し、ウイスキー造りを始めます。

ジョージ・バランタインの死後、経営権はパークレーマッキンレー商会に譲渡。1936年にはカナダのハイラム・ウォーカー社が経営を引き継ぎ、世界的なウイスキーブランドとして成長します。

 

バランタインの紋章について

バランタインのシンボルと言えば、ラベルの中央に描かれている「紋章」。オールドボトルの「年代」を特定するときも、紋章の描き方(デザイン、色など)を参考に判別することがあります。

バランタインのラベルに描かれている紋章は、1895年にヴィクトリア女王(在位1837~1901年)から王室御用達の勅許状を授けられ、その後エドワード7世(在位1901~1910年)からも同様の認定を受けことから始まります。そして、現在使われているバランタイン社の紋章が誕生したのは1938年のこと。

紋章のデザインは、中央の盾の部分に、ウイスキー製造を象徴する「大麦」、「川(水)」、「ポットスチル」、「樽」の4つのシンボルが描かれています。左右の白馬にはスコットランドの国旗であるセント・アンドリュー旗があり、盾の下には同じくスコットランドの国花である「アザミの花」。そして、ラテン語のモットー”Amicus Humani Generis”(全人類の友)が表記されています。

この紋章はスコットランド紋章院の許可を受けた正式なものであり、複雑かつ優美なデザインは、貴族に連なる企業でなければ許可されない特別なもの。この紋章こそが、バランタイン社の誇りとなっています。

 

 

Bell’s ベル

出典:https://product.rakuten.co.jp/

Bell’s ベル

製造企業:アーサーベル&サンズ社
系列企業:ディアジオ社
Amazon価格:¥1,820 税込
40% 700ml

「Bell’s ベル」の歴史がスタートしたのは、後に「希代の名ブレンダー」として称されることになる「アーサー・ベル」が、ワインとスピリッツを扱うサンデマン商会に入社した1845年に始まります。当時、サンデマン商会は小さな会社で、アーサーは入社当初は外回りの営業マンに過ぎませんでしたが、アーサーは当時誕生して間もない「ブレンド技術」に着目し、モルトとグレーンをブレンドすることで高品質なブレンデッドウイスキーを生み出します。

アーサー・ベルの信念は、複数の優れた原酒をブレンドすることにありました。彼はスコットランド中を旅して、優れた原酒を探し求めます。その情熱と努力が認められ、サンデマン商会は急速に成長。その後ベルは商会の代表にまで上りつめます。

アーサーの死後は、2人の息子が事業に参加。「アーサー・ベル&サンズ社」としてウイスキーの製造・販売を続け、イギリス国内有数のブレンデッドスコッチへと成長します。

ベルの主要モルトはブレアアソールダフタウンインチガワ―、ブラッドノックなど。モルト原酒のスモーキ―さが程よく残る、クラシックなブレンデッドスコッチ。日本では少しマイナーなブランドですが、現在でもイギリス国内で非常に人気があり、「フェイマスグラウス」と首位を争っているようです。

ちなみにベルといえば、「ウエディング・ベル」をデザインとした陶器ボトルも人気。ウイスキーの保存性は高くはありませんが、その見た目は魅力的ですね。

 

 

Big Peat ビッグピート

Big Peat ビッグピート

製造企業:ダグラスレイン社
Amazon価格:¥5,980 税込 (ビッグピート)
46% 700ml

「ビックピート」は、ダグラスレインというボトラーズ会社が生産するブレンデッドモルトウイスキー(バッテッドモルトウイスキー)。スコットランドのアイラ島で製造されるスモーキーなモルトウイスキーをブレンドしています。

ピーティーで独特の味わいが特徴で、通常のブレンデッドウイスキーとは異なりビックピートはグレーン原酒を使用しておらず、シングルモルトに近い風味を持っています。

ビッグピートは、アードベッグカリラボウモアポートエレンの4つの蒸留所で製造されたウイスキーをブレンド。具体的な原酒の配合比率や熟成年数は公表されていませんが、公式の情報によれば閉鎖蒸留所である「ポートエレン」の1982年から1983年に製造された原酒が使用されているとされています。また、「アードベッグ」は16年に相当する原酒がブレンドに含まれています。

口に含むと壮大な焚き火の炎が踊り、煙が空に広がります。潮風が軽やかに運ばれ、海の香りとタール、いぶりがっこのニュアンス。さながら爽やかな朝の漁港の風景が目の前に広がっているかのよう。

水を加えることでスモーキーでピーティながらも、甘さが広がり、心地よい余韻となります。軽快なボディに、海の塩気が広がるような感覚。ドライでスパイシーな余韻が残ります。

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Black Bottle ブラックボトル

出典:https://www.amazon.co.jp/

Black Bottle ブラックボトル

製造企業:バーンスチュアート社
系列企業:ディステル社
Amazon価格:¥3,722 税込
40% 700ml

誕生当時の「ブラックボトル」は、ブレンデッドウイスキーでありながら、モルト原酒の風味が豊かなタイプでした。スモーキーでピーティな味わいが特徴的で、アイラ島の7つの蒸留所から取り寄せたモルト原酒をブレンド。ポートエレンを除くブナハーブンカリラアードベッグラガヴーリンラフロイグボウモアブルックラディの7つの蒸留所で造られたウイスキーをブレンドする独自のスタイルは、他社ブランドでは見られないものでした。

ブラックボトルの誕生は、1879年にスコットランドのアバディーン。製造したのは紅茶の専門店であるゴードングラハム社でした。グラハム3兄弟は、顧客サービスの一環として自社ブランドのウイスキーを製造し、それが評判となりました。20世紀に入ると、ウイスキーのブレンド業が主要な事業となりすが、その後はブランド権の移行が続き、オリジナルのテイストが失われることとなります。

1995年には、ハイランドディスティラーズ社がブラックボトルを買収。ブナハーブンを中心にアイラの全蒸留所のモルト原酒をブレンドすることを決定し、オリジナルの風味に近づけます。しかし、2003年にブランド権がバーンスチュワート社に売却され、現在は南アフリカのディステル社の親会社であるバーンスチュワート社が製造しています。

現在のブラックボトルはアイラのモルト原酒に加えて、パーンスチュワート社のディーンストンなどのノンピートモルトとグレーンウイスキーをブレンド。かつてのブラックボトルがどのような味わいであったかはわかりませんが、今のボトルもなかなか個性的。

スモーキ―系ハイボールにおすすめのリーズナブルな1本です。

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Black Bull ブラックブル

出典:https://www.amazon.co.jp/

Black Bull ブラックブル

製造企業:ダンカンテイラー社
Amazon価格:¥3,698 税込(ブラックブル カイロー)
50% 700ml

日本でもほとんど名前を聞くことがないレアブレンデッドウイスキー「ブラックブル」。製造元は「ダンカンテイラー社」で、近年カルト的な人気を誇る有名ボトラーズ会社となっています。

ダンカンテイラー社は1938年にグラスゴーで創業し、元々はアメリカ向けのウィスキーをブレンドしていた会社でした。1960年代以降、彼らは自社の蒸留所に樽を持ち込み、それにニューポットを詰めて独自のスタイルを確立。その時期に、すでに多くの原酒ストックを所有しており、それがボトラーズ会社としての成功の要因になったのは言うまでもありません。

2001年には現在の社長であるユアン・シャンド氏の指導のもと、グラスゴーからハイランドのハントリーに拠点を移します。現在、はハントリーの町の中心部に店舗とボトリング設備を持ち、手作業でボトリングを行っています。

「ブラックブル」の誕生は1933年。ユアン・シャンド氏がダンカンテイラー社と共に買収し、復活させました。ラインナップはこれまでに、「スペシャルリザーブ」「12年」「30年」「40年」など、さまざまなバリエーションをリリースしています。すべて、ノンカラーリング、ノンチルフィルターで、アルコール度数は通常50%の設定。(「40年」は例外的に42%前後)

「ブラックブル12年」は、モルトとグレーンの比率が5対1で、一方「30年」は蒸留直後のニューポットの段階でモルトとグレーンをブレンドし、それを30年間シェリー樽で熟成させる独自の方法を採用しています。この手法により、ウィスキー同士が絶妙に調和しつつ、熟成が進行し、深みのある味わいが生まれています。

 

 

Black & White ブラック&ホワイト

出典:https://www.amazon.co.jp/

Black & White ブラック&ホワイト

製造企業:ジェームズブキャナン社
系列企業:ディアジオ社
Amazon価格:¥1,863 税込
40% 700ml

「ブラック&ホワイト」は、ディアジオ系の蒸留所「クライヌリッシュ」「ダルウィニー」「グレンダラン」の3つをキーモルトとしたブレンデッドウイスキーです。かつては欧州・アメリカ向けに多く販売されていましたが、現在はウイスキーの消費量が急速に伸びている中南米や東南アジアなどを主戦場としているため、日本やイギリスでは少しマイナーなブランドとなっています。

「ブラック&ホワイト」を生み出したジェームズ・ブキャナンは、ヴィクトリア時代を代表する起業家の一人でした。彼は14歳のときにグラスゴーの船会社で事務員として働き始めましたが、安い賃金と退屈な仕事に飽き足りず、ロンドンでの成功を夢見ていました。その夢は30歳のときに実現し、1879年にウィスキーのブレンダーとしてジェームズ・ブキャナン社をロンドンに設立することに成功。

彼の目標は、都会の人々に受け入れられるスムーズで穏やかなウィスキーを作ることでした。当時、風味の強いモルトウィスキーが主流であり、クセが少なくて飲みやすいタイプのブレンデッドスコッチはまだ一般的ではありませんでした。

ブキャナンはウイスキー初心者や、若者向けのマイルドな味わいのウイスキーを生み出すことを夢見て、完成したのが「ブキャナンズブレンド」。ブラック&ホワイトの前身となるウイスキーです。

当時、ブラック&ホワイトという名前はブキャナンズブランドの愛称として広まっていました。その後、ブキャナンズブレンドという名前よりもブラック&ホワイトの方が親しまれていたことで、「愛称」のほうを正式な名称に変更。

黒と白のおしゃれなボトルと、トレードマークである2匹の犬「スコティッシュテリア」と「ウエストハイランド・ホワイトテリア」が広告となることで、世界中で愛されるスコッチとなりました。

 

 

Blue Hanger ブルーハンガー

出典:https://www.amazon.co.jp/

Blue Hanger ブルーハンガー

製造企業:ベリー・ブラザーズ&ラッド社
Amazon価格:¥14,269 税込(ブルーハンガー 11thリリース)
45.6% 700ml

「ブルーハンガー」は、世界最古のワイン商「ベリー・ブラザーズ&ラッド社」が造るブレンデッドモルトスコッチウイスキー。ネットで検索すると「青色のハンガー」がヒットしてしまうので注意が必要です(笑)

ベリー・ブラザーズ&ラッド社(BBR社)は、ロンドンのセント・ジェームズ街に本社を構えており、このエリアはかつてロンドンの社交の中心地であり、ヘンリー8世(在位1509〜1547年)以来、歴代の王様が居城として使っていたセント・ジェームズ宮殿に近い場所でもありました。

この場所は高級紳士服、ワイン、雑貨、タバコ、帽子の名店が立ち並ぶエリア。ちなみに「ブルーハンガー」の由来は、BBR社の顧客の一人であった「ウィリアム・ハンガー」にちなんだものとなっています。

このウィスキーはかつてはグレーンを混ぜたブレンデッドウィスキーでしたが、現在はモルトウイスキーのみで構成されています。バッチ毎に異なるモルト原酒を使用するため、その風味は常に変化しています。

「ブルーハンガー 11thリリース」は、 1990年のブナハーブン、1997年のオルトモア、2000年のグレンゴイン2000(シェリー樽の熟成)、ピーテッドタイプのブナハーブングレンファークラスタムデュなどの原酒を使用。ハイレベルなブレンデッドモルトとしてウイスキーファンから根強く指示されています。

 

 

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