ウイスキー用語集「や」~「わ」

ウイスキー用語 「や」

山崎蒸留所

1923年にできた日本初の本格的なモルトウイスキーの蒸留所。サントリーの創業者である鳥井信治郎によって山崎の土地は選ばれた。初代工場長は竹鶴政孝である。二人の存在なくして、今ほどのジャパニーズウイスキーの発展はなかったといえる。最寄りの駅であるJR山崎駅は京都府にあるが、山崎蒸留所に行く途中で県境を越える。蒸留所の住所は大阪府になる。

 

山崎50年

日本のウイスキーで最高金額のシングルモルトウイスキー。定価は100万円。値段が高騰しており、2018年には香港のオークションで3250万円で落札された。

 

山崎55年

2020年に100本限定で抽選販売されたシングルモルトウイスキー。販売価格は300万円。1964年蒸溜のホワイトオーク樽の原酒や、1960年蒸溜のミズナラ樽の原酒が使われている。

ウイスキー用語 「ゆ」

 

ウイスキー用語 「よ」

余市蒸留所

北海道余市町にある、ニッカウヰスキーの所有する日本で2番目にできた蒸留所。創業者は竹鶴政孝。昔ながらのウイスキーの製造製法である、石炭直火炊き蒸留などを行っている、数少ない蒸留所である。蒸留所内は本場スコットランドを思わせるような、レトロな雰囲気が漂う。

 

ウイスキー用語 「ら」

ライモルト

ライ麦を発芽させたもの。ライモルトウイスキーの原料。

 

ライウイスキー

一番メジャーなのはアメリカンウイスキーの一種であるライウイスキーで、ライ麦を原料の51%以上つかって作ったウイスキーのこと。他にはカナディアンウイスキーでもライウイスキーを作っている。

 

ウイスキー用語 「り」

リタ

本名「ジェシー・ロバータ・カウン」。通称「リタ」。竹鶴政孝の妻。スコットランド・グラスゴー近郊出身。竹鶴を支えた、日本のウイスキー界の影の功労者。

ウイスキー用語 「る」

 

ウイスキー用語 「れ」

連続式蒸留器

グレーンウイスキーやバーボンウイスキーの製造で使われる蒸留器。モロミを連続的に流し込みながら、蒸気をあててアルコール分を気化させる蒸留方法。単式蒸留器と比べて、生産効率がよく、クセのないニュートラルなウイスキーを作ることができる。連続式蒸留器の詳しい説明が書かれた記事はこちら

 

ウイスキー用語 「ろ」

ロイヤルハウスホールド

ブレンデッド・スコッチウイスキーの銘柄。「英王室」を意味する。その名のとおり、英王室のために作られたウイスキーで、英国でも飲める場所が限られているが、日本だけが特別に通常販売が許されている。

 

ローランド

スコットランドの南部地方のこと。(北部地方はハイランド)グラスゴーやエジンバラといった大都市がある地域。作られるウイスキーはクセが少なく、飲みやすいものが多い。ブレンデッドウイスキーが誕生・発展したのもローランド地方である。

 

六条大麦

大麦の品種の一つで、グレーンウイスキーバーボンウイスキーに使われる。詳しい解説はこちら

ウイスキー用語 「わ」

ワールドブレンデッドウイスキー

異なる国の原酒をブレンドして作った、新しいウイスキー。主に日本のウイスキーメーカーが作っている。ウイスキーの新常識となるかもしれない。

 

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