【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー12選

この記事では、予算1000円台（税込み1,000～1,999円）で購入できる、おすすめの安いバーボンウイスキーを12本ご紹介致します。

今回は楽天市場価格（2024年8月時点）を参考にピックアップ。ハイボールやロックなど、どんな飲み方でもおいしい銘柄を厳選しました。

どれも1000円台のバーボンウイスキーとしてはコスパ最強！

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー12選｜ 一覧

1. アーリータイムズ ゴールド
2. ジムビーム ホワイト
3. ジムビーム デビルズカット
4. オールド クロウ
5. フォアローゼズ イエロー
6. エヴァン ウィリアムス ブラックラベル
7. I.W.ハーパー ゴールドメダル
8. ヘブンヒル オールドスタイル
9. オールド バージニア
10. オールド テーラー
11. ケンタッキー ジェントルマン
12. オールドグランダッド 80

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜アーリータイムズ ゴールド

アーリータイムズ ゴールド

• アメリカンバーボンウイスキー
• 700ml　40％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,980円

アーリータイムズは歴史のあるロングセラー・バーボンウイスキー。誕生したのは南北戦争の前年である1860年。アーリータイムズはアメリカ国内で最も売れているバーボンブランドであり、ブラウン・フォーマン蒸留所ではいくつかの銘柄がつくられていますが、アーリータイムズが主力製品となっています。

蒸溜所は「Early Times Method（昔ながらの製法）」を信念とし、アーリータイムズ蒸溜所と名付けられました。1923年にブラウン・フォーマン社がアーリータイムズを買収。以降は現在に至るまで傘下となっています。

「アーリータイムズ ゴールド」は、シリーズの中でも最も安い「ケンタッキーストレート バーボンウイスキー」です。以前まで流通していた「イエローラベル」や「ブラウンラベル」が終売となった後に登場しました。

アーリータイムズには「アーリータイムズ ホワイト」という商品もありますが、こちらはバーボンではなく、カテゴリーとしては「アメリカンブレンデッド」になります。

香りはバニラ、バナナ、ブラウンシュガー、りんご。エステリーな香りと焦げた樽材。全体的にシャープでスッキリとした個性を持っており、ストレートでも飲みやさがあります。

おすすめの飲み方はロックやハイボール。加水すると穀物とフルーティーな風味が広がります。

 

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜ジムビーム ホワイト

ジムビーム ホワイト

• アメリカンバーボンウイスキー
• 700ml　40％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,258円

バーボンウイスキーを語る上では外せない存在。ジムビームはバーボンのシェアを４割ほどを獲得しているビックブランド。2014年にはサントリーが1兆7000億円でビーム社を買収し、業界の最大のメーカーは「ビーム・サントリー社」となりました。

これによりサントリーホールディングスは世界のスピリッツ販売高で世界10位から３位にまで一気に上昇（2014年当時）。ビーム社の持つグローバルマーケットを獲得することで、世界中にサントリー製品の販売網を広げることができるようになりました。

ジム・ビームの歴史についてですが、ビーム家では17世紀頃にはすでにウイスキー造りをしていました。創始者のヨハネス・ヤコブ・ボームはドイツからの移民。

米国名に変更しジェイコブ・ビームと名乗ります。1795年に記念すべき初のウイスキー「オールド・ジェイク・ビーム」をリリース。ビーム家は以後７代に渡って、激動のバーボン業界で生き残り良質なバーボンを提供し続けているのです。

「ジムビーム ホワイト」は、最低4年間熟成された原酒をメインに使用しており、バーボンウイスキーとしての風味をしっかりと楽しむことができます。アーモンドの香りやコーンの甘さ、そして微かなスモーキーさが特徴的で、非常にバランスの取れた味わいです。

どこでも手に入りやすく、価格もかなりお手頃。ストレートやロック、ハイボールなど、さまざまな飲み方で楽しむことができるため、初心者からウイスキー愛好家まで、幅広い層におすすめできる安いバーボンウイスキーです。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜ジムビーム デビルズカット

ジムビーム デビルズカット

• アメリカンバーボンウイスキー
• 700ml　45％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,910円

いくつかのラインナップの中でも一際目立った個性を放つのが「ジムビーム デビルズカット」です。

デビルズカット（悪魔の取り分）とは、樽からボトリングした後に空樽から抽出される、微量に残った原酒のこと。通常のバーボンには使用されることのない「残液」となります。ビームサントリーではこの残液を特殊な独自製法によって抽出。通常のバーボン原酒にブレンドし、重厚で風味豊かな味わいを生み出しています。

ジムビーム デビルズカットは、スタンダードのジムビームよりも長期熟成の原酒を使用し、さらにデビルズカットを加えることによってこれまでにない個性的なバーボンとなっています。

複雑な工程を行っている割には、1000円台で購入できるリーズナブルな1本。申し分のなく、安くておいしいバーボンウイスキーです。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜オールド クロウ

オールド クロウ

• アメリカンバーボンウイスキー
• 700ml　40％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,298円

リーズナブルなストレートバーボン・ウイスキーの代表格といっても過言ではありません。オールドクロウはジムビーム蒸留所でつくられている人気銘柄です。熟成年数は3年。シンプルながらもしっかりとした風味が楽しめます。

長い歴史のあるブランドで、現在の「オールドクロウ」は南北戦争後に登場したラベルを使用しています。名前の由来はブランドの創設者「ジェームス・クロウ博士」にちなんでいます。

「ジムビーム」と同じ麦芽と酵母を使用してつくられていますが、オールドクロウのほうが熟成期間が短いため異なる個性となっています。

ジムビームの方が樽香がしっかりしているのに対し、「オールドクロウ」は控えめでライトボディ。後をひかないさっぱりとした味わい。まろやかでスムースな口当たりがあり、バーボン初心者にもおすすめできる一杯です。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜フォアローゼズ イエロー

フォアローゼズ イエロー

• アメリカンバーボンウイスキー
• 700ml　40％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,698円

1865年に創業者のポール・ジョーンズが父親と共にアトランタでバーボン造りを開始。好評だったことから1888年にフランクフォート蒸留所を買収し、フォアローゼスのブランド銘で販売するようになります。

禁酒法時代には医療用のウイスキー製造を許可されたことで、蒸留所を維持することができました。しかしその後はカナダのシーグラム社が蒸留所を買収。バーボンではなく、安価なブレンデッドウイスキーを生産していましたが、2001年には日本のキリンビールによって買収されます。

ウイスキーの品質やラインナップを改善させ、これまでの「海外輸出路線オンリー」から脱却させ、アメリカ国内での需要獲得に成功します。

「フォアローゼズ イエロー」は、シリーズのスタンダードボトル。人気銘柄でありながら、現在でも価格が1000円台と、リーズナブルに購入できます。

香りは、バーボンらしいスパイシーさとウッディなアロマ。ビターチョコレート、バニラ。アルコールのピリッとした刺激があり、てナッツやシトラス系の風味も感じます。

バーボンとしてはやや控えめな印象もあるので、一番おすすめの飲み方はオンザロックです。氷が溶けながら、変化を愉しみつつ味わいましょう。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜エヴァン ウィリアムス ブラックラベル

エヴァン ウィリアムス ブラックラベル

• アメリカンバーボンウイスキー
• 750ml　43％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,978円

ヘヴンヒル蒸留所の稼ぎ頭、「エヴァンウィリアムス」のスタンダードボトルが「エヴァン ウィリアムス ブラックラベル」になります。

エヴァン ウィリアムスの製造工場は、ケンタッキー州・バーズタウンにあるヘヴンヒル蒸留所。全米で１、２位を争う生産量を誇る巨大な蒸溜所です。

「ヘブンヒル」や「エライジャ・クレイグ」などの人気バーボンもつくられており、実に200近いブランドが生み出されています。多くの銘柄がつくられているヘブンヒル蒸留所のなかでも特別なブランドが「エヴァン ウィリアムス」。ケンタッキーバーボンの中で販売量は世界第2位となっており、今やグローバルな定番バーボンウイスキーと言えます。

「エヴァン ウィリアムス ブラックラベル」は、「エヴァン ウィリアムス12年」や「エヴァン ウィリアムス シングルバレル」よりも爽やかな個性をもっており、軽快でスムース。苦味が少なく飲みやすい味わいです。

少し飲みごたえに欠けていますが、ハイボールやロックで飲むと心地よいバランス。売れている理由が分かりますね。

値上がりにより、1000円台ぎりぎりの価格帯になってしまいましたが、この予算では考えられないほど良質なバーボンウイスキーだと思います。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜I.W.ハーパー ゴールドメダル

I.W.ハーパー ゴールドメダル

• アメリカンバーボンウイスキー
• 700ml　40％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,980円

「I.W.ハーパー ゴールドメダル」の由来は、1877年にドイツ出身の「アイザック・ウォルフ」という人物が手がけたウイスキーで、彼のイニシャル「I」と「W」、そして親友のハーパーさんの名前を組み合わせて「IWハーパー」と名付けられました。

また、ゴールドメダルという名前は、1885年のアメリカ・ニューオーリンズの博覧会で5つのゴールドメダルを獲得したことにちなんでいます。これを機にハーパーのブランドは世界的なものとなります。

その後も数々のコンペティションで金賞を受賞。たしかな味わいで、名実ともにゴールドメダルと呼ばれるにふさわしいバーボンとなりました。

「I.W.ハーパー ゴールドメダル」は、濃厚なバニラ、洋梨のようなフルーティな香りが続き、コーンや優しくスパイスのアロマも感じます。口に含むと意外と軽やかで、少しの酸味があり、南国系フルーツの甘み、すっきりとドライな後味が広がります。アルコールの刺激は控えめで、飲みやすさがあります。

1000円台の安いバーボンウイスキーとは思えない、アロマティックで優しい味わいです。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜ヘブンヒル オールドスタイル

ヘブンヒル オールドスタイル

• アメリカンバーボンウイスキー
• 700ml　40％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,342円

ヘブンヒル蒸溜所は、ケンタッキー州ルイヴィル地区にあり、全米でもトップクラスの生産能力を誇る巨大な蒸留所です。1996年に落雷により火災で被害を受けウイスキー生産ができなくなりますが、ブラウンフォーマン社や経営一族の血縁関係があるビーム社による援助をうけ、蒸留所設備を借りる形で生産を続けます。

そして1999年にはディアジオ社から「バーンハイム蒸溜所」を買い取り、自社生産を再開。その後、ヘブンヒル社はかつての本拠であったバーズタウンに蒸留所を復活し、これが現在のヘブンヒル蒸留所となっています。

非常にリッチでスイートな香り。1000円台の安いバーボンウイスキーとは思えない程、しっかりとした香りが広がります。嫌味がなく、オレンジ、りんご、洋梨のフルーティーなアロマ。ピーナッツやハニートースト、樽香、ウッディネスでスイートなニュアンス。

豊かな香りを持っているので、ストレートで飲むのもおすすめ。ロックやハイボール、水割りなど、さまざまな飲み方でパフォーマンスを発揮するバーボンウイスキーです。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜オールド バージニア

オールド バージニア

• アメリカンバーボンウイスキー
• 700ml　40％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,848円

「オールド バージニア」はブランドこそマイナーですが、1000円台で購入できる安くておいしいバーボンウイスキーです。

バーボンといえばケンタッキー州が名産地ですが、「オールド バージニア」はバージニア州を示す名前が付けられています。このウイスキーのはっきりとした名前の由来はわかりませんが、イギリスの植民者が持ち込んだウイスキー製造技術は、初めはケンタッキー州ではなく、ペンシルバニア州、メリーランド州、バージニア州などに入植し、広まったとされています。

そのことから昔ながらの製法・オールドスタイルを表現するために、「古き良きバージニア州」「オールド バージニア」と名乗られているのではと考えています・・

「オールド バージニア」の熟成年数は３年。アロマはやや控えめで、甘さはあまり感じず、ドライでエステリー。樽からの渋みは少し強く、スッキリ系というよりはクセがあって独特なタイプ。

ハードボイルド。カウボーイがカウンターで飲んでそうなイメージ（笑）ストレートだと少し飲みにくいので、ハイボールや水割りがおすすめです。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜オールド テーラー

オールド テーラー

• アメリカンバーボンウイスキー
• 750ml　40％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,628円

「オールド テーラー」は、19世紀後半のバーボン業界に大きな影響を与えた人物「エドムンド・ヘインズ・テイラー・ジュニア」に由来しています。

テイラーはバーボン業界の発展に貢献し、「ボトルド・イン・ボンド法」を推進したことでも知られています。ボトルド・イン・ボンド法とは、ウイスキーが一定の基準を満たしていることを保証する法律のこと。そのため「オールド テーラー」は誕生当初、50%のアルコール度数でボトリングされていましたが、現在は40％に変更されています。

「オールド テーラー」の原酒は現在、バッファロートレース蒸留所でつくられています。マッシュ比率は コーン80%、ライ麦10%、大麦麦芽10%。現代的なバーボンウイスキーには少ない、コーン主体の仕込みで製造されています。

香りは蜂蜜、木材、バニラ、クリームパン。口に含むと甘さが前面に出つつも、渋みと木ウッディネスな風味を感じます。クラシックなケンタッキーバーボンウイスキーといった個性。加水に対しても強く、飲み方を選ばず楽しめるバーボンウイスキーです。

現在は流通量が少なく、取り扱い店舗はわずか。気になる方は早めの購入をおすすめします。

 

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜ケンタッキー ジェントルマン

ケンタッキー ジェントルマン

• アメリカンバーボンウイスキー
• 750ml　40％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,408円

「ケンタッキー ジェントルマン」は、1879年から続く伝統的な製法で作られているバーボンウイスキーです。

製造しているのは「バートン1792」蒸溜所。ケンタッキー州バーズタウンで唯一現存する蒸留所であり、稼働する最古の蒸留所です。1993年にコンステレーション・ブランズ社がバートンを買収。その後2009年、 ブランズ社はバートンを売却し、買い取ったのは現在のオーナーであるサゼラック社となります。

「ケンタッキー ジェントルマン」はバナナチップのような甘い香りに、麦や穀物の香りが混ざり合っています。フィニッシュにかけてはスパイシーで力強く、ややワイルドな印象。

口に含むと、フラットで心地よい苦味。まろやかなアルコール感。

飲みやすいバランスなので、オンザロックでは滑らかな口当たりが楽しめます。また、ハイボールにすると、シンプルでフラットながらも、少しコクがあって爽快。

1000円台の安いバーボンウイスキーとしては少しマイナーで、あまり知られていない銘柄ですが美味しいと思います。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いバーボンウイスキー｜オールドグランダッド 80

オールドグランダッド 80

• アメリカンバーボンウイスキー
• 750ml　40％
• 楽天市場価格[2024年8月]：1,958円

オールドグランダッドは1796年に誕生した本格派バーボンウイスキー。その名前は”おじいさん”を意味しています。現在は、ケンタッキー州のクレルモンにあるジムビーム蒸留所で製造されており、ビームサントリー社が所有しているブランドです。

スタンダードボトルである「オールドグランダッド 80」は、アルコール度数「80プルーフ（40度）」。オールドグランダッドのラインナップの中で最も低いアルコール度数。

ライ麦の比率が高く、スパイシーな風味とバニラやメロンのような甘味が特徴です。バナナのような甘さが感じられ、時間が経つとスパイシーさも出てきます。

「オールドグランダッド 80」は、リーズナブルでアルコール度数も低めなので、オールドグランダッドを初めて飲む方におすすめです。

 

 

 

 

この記事では、1000円台で購入できるコスパに優れたバーボンウイスキーを詳しくご紹介しました。

それぞれが持つ個性的な風味や特徴を楽しみつつ、手軽に本格的なバーボンを味わえるのは大きな魅力。ウイスキー初心者の方にも、ベテラン愛好家の方にも、満足いただけるラインナップを厳選しましたので、次回の一本選びの参考にしてみてください。

 

 

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