【銀座のバーテンダー監修】初心者におすすめのバーボンウイスキー5選

ユースケ
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こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

バーボンウイスキーとは?
アメリカ合衆国でつくられており、主にトウモロコシを原料としたアメリカンウイスキーの1種。連続式蒸留器で蒸留を行い、内側を真っ黒に焦がした「新樽」で熟成させる。ケンタッキー州で多く生産されている。

アメリカンウイスキーの中でも代表となるのが「バーボンウイスキー」。同じウイスキーでもモルトウイスキーとは原料や製法が異なっており、全くことなるお酒といっても過言ではありません。

生産量はスコッチに次いで多いことから、世界で消費されている主要なウイスキーですが、ウイスキー初心者にとって、バーボンも未知の世界と言えるでしょう。どの銘柄から飲めばいいのか、悩んでしまう方も多いと思います。

そこで今回は、ウイスキー初心者におすすめのアメリカンバーボンウイスキーを、BARWHITEOAKのオーナーバーテンダーである、わたくしユースケが5本厳選。

バーボンウイスキーを勉強したい・飲み始めたいと思っているや、初心者向けに飲みやすいタイプの銘柄を知りたい方におすすめの内容となっております。

ぜひ最後までご覧ください。

 

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【銀座のバーテンダー監修】初心者におすすめのバーボンウイスキー5選

    1. ジムビーム ブラック
    2. メーカーズマーク
    3. ワイルドターキー8年
    4. フォアローゼス ブラック
    5. ジャックダニエル

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ユースケ
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ウイスキー初心者にも購入できる有名銘柄を選んでいます♪

 

 

【銀座のバーテンダー監修】初心者におすすめのバーボンウイスキー5選|ジムビーム ブラック

ジムビーム ブラック

  •  税込 
  • アルコール度数:40%

ジムビームはアメリカンバーボン業界の大手として世界的に有名なブランド。ウイスキーを普段飲まない方でも一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

ジムビームには数多くの銘柄がありますが、バーボン初心者におすすめしたいのが「ジムビームブラック」。酒齢6年以上の原酒を使用した、バーボンとしてはやや長い熟成を経て完成しているウイスキーです。

通常の「ジムビーム ホワイトラベル」と比べ、バーボンバレル(熟成樽)からの風味が豊かに感じ、飲みごたえがあります。ハイボールやロックなど、さまざまな飲み方で気軽に愉しむことのできる庶民の味方です。

スタンダードなバーボンウイスキーを知るためにも、まず口にしておきたい銘柄ですね。

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JIM BEAM(ジムビーム)
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【銀座のバーテンダー監修】初心者におすすめのバーボンウイスキー5選|メーカーズマーク

メーカーズマーク

  • Amazon価格:¥2,655 税込
  • アルコール度数:45%

マーカーズマークは「赤い封蝋」がトレードマークで歴史のあるアメリカンバーボンウイスキーです。封蝋は伝統的に続けられており、世界的な人気銘柄まで成長した現在でも、ひとつひとつ手作業で行われています。

メーカーズマークの特徴としては、バーボンウイスキーの材料に「小麦」が多く使用されているところです。バーボンはトウモロコシを51%以上使用することが義務付けられていますが、副材料の割合ついては各蒸留所で異なります。

契約農家で栽培した、こだわりの最高品質小麦を多く使うことで、風味豊かで滑らかな口当たりに。バニラやカラメルのニュアンスと穏やかなスパイスをバランスよく感じる味わいを生み出しています。

ここまで丁寧に造られておきながら、リーズナブルでおいしいバーボン。バーボン初心者だけでなく、バーボンを普段飲まない方にも一度は飲んでほしい銘柄です。

 

 

【銀座のバーテンダー監修】初心者におすすめのバーボンウイスキー5選|ワイルドターキー8年

ワイルドターキー8年

  • Amazon価格:¥3,770 税込
  • アルコール度数:50.5%

野生の七面鳥(ワイルドターキー)がシンボルとなっているアメリカンバーボンウイスキー。バーボンでは珍しく「酒齢」の表記があります。

ワイルドターキー8年は、通常のバーボンウイスキーよりもアルコール度数が高いことが特徴です。100プルーフ(50.5%)は昔から変わらない伝統的なスタイル。度数の強さによって、力強い味わい、長い余韻、加水しても劣らないフルーティーなアロマを感じます。

「50.5%はウイスキー初心者にとっては飲みにくいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、アルコール度数はソーダや水で割れば調整できるので、気にするところではありません。逆に、アルコール度数が40%(バーボンとしては最低度数)であっても、熟成が未熟な銘柄であれば、アルコール由来のクセが強くて飲みにくく感じることもあるかもしれません。

ワイルドターキー8年のフレーバーの良さは素晴らしく、強い度数でウイスキーロックでも、嫌なアルコール感はありませんし、ソーダや水で割ってもバーボンらしい個性は失いません。ホントによくできたバーボンウイスキーだと思います。

 

 

 

【銀座のバーテンダー監修】初心者におすすめのバーボンウイスキー5選|フォアローゼス ブラック

フォアローゼス ブラック

  • Amazon価格: 税込
  • アルコール度数:40%

「フォアローゼス」は4つのバラの花がラベルに描かれているバーボンウイスキー。今回ご紹介するのはフラッグシップである「フォアローゼス イエローラベル」の上位版、「フォアローゼス ブラック(日本限定販売)」です。

イエローよりも熟成期間が比較的長い原酒を使用しているため、リッチでまろやか。バーボンの多くは「力強くて男らしい味わい」だとするならば、フォアローゼスブラックは「華やかで女性的」。

バーボン初心者におすすめするなら、まずはスタンダードと言いたいところですが、ブラックはイエローラベルよりもクオリティがかなり高いので、こちらの方をまず飲んでほしいと思い選びました。

私は「初フォアローゼス」が「フォアローゼスブラック」だったので、その後にイエローラベルを知りましたが、大きく差があると感じました。値段が倍以上違うので、品質の差は当たり前かもしれませんが、それでも味わいは倍以上の価値があると思います。

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【銀座のバーテンダー監修】初心者におすすめのバーボンウイスキー5選|ジャックダニエル

ジャックダニエル

  • Amazon価格: 税込
  • アルコール度数:40%

最後にご紹介するのはテネシーウイスキーの「ジャックダニエル」は、単一銘柄では世界で最も売れているアメリカンバーボンウイスキーです。

ジャックダニエルはケンタッキー州の隣、テネシー州でつくられている銘柄ですが、ケンタッキーバーボンとはウイスキーの製造方法が若干異なります。そのためジャックダニエルはあえて「バーボン」を名乗っていません。

ラベルには「テネシーウイスキー」と名乗っていることから「ジャックダニエルはバーボンではない」と勘違いされる方もいますが、正真正銘のアメリカンバーボンウイスキーです。

ジャックダニエルをはじめとするテネシーウイスキー最大の特徴は、白樺の木炭を使い、蒸留直後の原酒を濾過している点。この作業はケンタッキーバーボンでは行っていませんし、他のウイスキーにも採用されていない独自の製法です。

蒸留液(ホワイト・ドッグ)を濾過してから熟成することで、完成するウイスキーはクリアでスムースな酒質になります。

バーボン初心者としては、No1テネシーウイスキーであるジャックダニエルを避けては通れません。味わいの違いはケンタッキーバーボンの銘柄と比べてみて下さい。

 

 

 



 

 

今回ご紹介した5本は代表的なアメリカンバーボンウイスキーです。

是非飲み比べてみて、スコッチやジャパニーズなどの他のウイスキーと違いを愉しんでみて下さい♪

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

 

 

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