ウイスキーはダイエットに向くのか?カロリー・糖質・おすすめの飲み方を解説

 

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

この記事では「ウイスキーがダイエットに向くお酒なのか」を徹底解説しております。ウイスキーは「ダイエット中にも飲んでもよいお酒」と言われることがありますが、実際はどうでしょうか? ウイスキーの専門家であるわたくしユースケが、文部科学省の“食品成分データベース”を参考に、ウイスキーのカロリーと糖質について、具体的な数値を踏まえながら本当にダイエットに向くのかを解説。ダイエットに向くおすすめの飲み方もご紹介致します。

  • ダイエット中だけど、お酒・ウイスキーがやめられない方。
  • ウイスキーのカロリーと糖質が気になる方。 
  • 他のお酒と比較してウイスキーがダイエットに向くのかを知りたい方。
  • ウイスキー特有のダイエット効果を知りたい方。

この記事を読んでいただければ、ウイスキーがダイエットに向くお酒であることに納得できると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。 

 

ウイスキーはダイエットに向くのか?カロリー・糖質・おすすめの飲み方を解説|カロリーと糖質

 ウイスキー100ml(100g)当たり ※食品成分データベースを参考

カロリーは237カロリー。 糖質(炭水化物)は0g。  

 「ウイスキー100ml」といっても、ちょっとわかりにくいですね。一般的にウイスキー1ショットは「30ml」が基本です。シングルなら30ml。ダブルなら60ml。 

つまり、ウイスキー1杯のカロリーは71カロリー。糖質は 

「意外とカロリーがあるじゃん」と思った方も多いかもしれませんが、ウイスキーのカロリーは「アルコール分のカロリー」であり、あらゆるお酒の中でも低い水準です。また、糖質についてはウイスキーは蒸留酒ですので0となっています。

次の章ではウイスキーとあらゆるお酒のカロリーを比較していきます。

 

ウイスキーはダイエットに向くのか?カロリー・糖質・おすすめの飲み方を解説|カロリーを比較 

ダイエットで気になるのはやはりカロリーですよね。ウイスキーのカロリーは他のお酒を比べて低いのでしょうか?

ウイスキーがダイエットに向くのかを検証するために、「お酒の量」で比較せず「飲んだアルコールの量」でカロリーを換算します。

  • 比較するアルコール量は20g。(厚生労働省が定める、一日の飲酒量の適量とされるが20gであるため。少ないですね、もっと飲みたい…)
  • アルコール量20gは、ウイスキーだと60ml(2杯分)に相当。

 

アルコール20gあたりのカロリー比較 
  カロリー 

糖質(炭水化物) 

お酒の量 
ウイスキー  142  60ml (2杯分) 
ブランデー  142  60ml (2杯分) 
日本酒  196  8g  180ml (1合) 
赤ワイン  161  3.3g  220ml (グラス2杯分) 
ビール  216  16g  540ml (ビール中瓶1本分とちょっとくらい) 
焼酎(単式蒸留)  102  70ml (1杯と半分くらい) 
 結論 ウイスキーのカロリーは、焼酎より若干高いがほとんど差はない。 他のお酒と比べても低い水準であるため、ダイエットに向くお酒である。 

アルコールの量に関して比較してみると、興味深いデータとなりました。

2杯分飲んだ時に…

  • 一番高カロリーなのが「ビール」
  • 一番低カロリーなのは「焼酎」

上記の表を見ると、ウイスキーのカロリーは醸造酒(日本酒、ワイン、ビール)と比べれば低いのですが、同じ蒸留酒である「焼酎」よりは少し高いことがわかります。しかし、1杯あたりの提供量から考えると、ウイスキーと焼酎のカロリーには大差がありません。焼酎の一般的な提供量は少なくても1杯45ml。つまり2杯で90ml。 カロリー計算だと131カロリーとなり、ウイスキー2杯分の142カロリーとほぼ同じとなっています。

つまり、カロリーの計算上でダイエット最も向くお酒は焼酎ということになりますが、ほとんど変わらないので、わざわざウイスキーを飲むことを避ける必要はありません。 

ユースケ
ユースケ

今回のリサーチでほとんどのお酒が「約2杯分でアルコール20g」になっていることがわかりました。これは何かの偶然でしょうか…。今回のデートを参考にすれば、カロリー摂取量は「飲んだ杯数」で計算することができます。

 

ウイスキーはダイエットに向くのか?カロリー・糖質・おすすめの飲み方を解説|ウイスキーの糖質は0g 

カロリーが他のお酒と比べても低いことはわかりました。それでは糖質はどうでしょうか? 

 結論 ウイスキーの糖質は0g 

基本的にウイスキーなどの蒸留酒には糖質が含まれていません。

糖質0gの蒸留酒:ウイスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、焼酎、パイチュウ など

ダイエット中は、糖質をできるだけ抑えたいですよね? 糖質0のウイスキーはダイエットに向くお酒であることは間違いありません。 

ユースケ
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ちなみに…食品成分データベースで各蒸留酒を調べてみたら、なぜか「ジン」だけは100gあたり0.1gの糖質と記載されていました。ジンは銘柄によっては砂糖を加えたものがありますが、基本的には糖質0の「ドライジン」が一般的となっています。

 

ウイスキーはダイエットに向くのか?カロリー・糖質・おすすめの飲み方を解説|特有のダイエット効果について

ウイスキーはカロリーが低く、糖質が無いことからダイエットに向くことはご理解いただけたと思います。しかし、ウイスキーにはそれ以外にもダイエットにおすすめする理由があります。それは…

樽ポリフェノール による「脂肪燃焼効果」です。 

ウイスキーは木樽で熟成させた蒸留酒です。スコッチの場合は最低でも3年。長ければ30年以上寝かせているものもあります。熟成によって樽の内側から「樽ポリフェノール」という成分が出てきます。樽ポリフェノールは、樽によって生み出されるポリフェノールの総称のことを言います。

樽ポリフェノール主な名称:エラグ酸、リオニレシノール、リグニン、タンニン など。

この樽ポリフェノールは、脂肪燃焼に効果があるとされています。 また、樽ポリフェノールの代表である「エラグ酸」は、強い抗酸化作用をもっており、シミの生成を抑制する効果や、アンチエイジング(若返り)、がんの予防にも期待できるという研究結果もあるようです。美容と健康に良い、まさにダイエットの強い味方ですね! 

ユースケ
ユースケ

樽ポリフェノールは長期熟成のウイスキーのほうが成分濃度が高いらしい。熟成が進むにつれ値段は高くなりますが、ウイスキーが最良のダイエット飲料だったりして(笑)

 

ウイスキーはダイエットに向くのか?おすすめの飲み方を解説

結論 水分も一緒にとれるハイボールがおすすめ!

ダイエット中であれば、ウイスキーの飲み方は炭酸や水といった糖質が含まれていない飲料で割ることをおすすめします。とくに炭酸で割る「ウイスキーハイボール」がおすすめ。水分も一緒に摂取でき、ウイスキーをゆっくりと味わうことも可能。ある程度お腹にもたまるので、飲みすぎ防止の効果もあります。ただし、人によっては「スッキリとしているからつまみが欲しくなる」といった現象も起こりますので要注意です(笑)

 

ハイボール用の炭酸水を選ぶならこの記事をご覧ください↓

 

 

まとめ 

  • ウイスキー1杯のカロリーは71カロリー。糖質は0。 
  • カロリーは焼酎よりは少し高いが、ほとんど差はない。 お酒全体で比べると低いのでダイエットに向く。 
  • 糖質0のウイスキーを飲むのが、ダイエットにはベスト。 
  • 樽ポリフェノールによる脂肪燃焼効果がある。 
  • おすすめの飲み方は、水分も一緒にとれるウイスキーハイボール

 



 

ダイエット中にお酒を飲むのならウイスキーが一番良いということをわかって頂けたでしょうか? カロリーは低いし、糖質は0。おまけに脂肪燃焼が期待できる訳ですから、ダイエット向きのすばらしいお酒と言えるでしょう。ただし、カロリーが低いとはいえ飲みすぎには注意しましょう。 ウイスキーを適度にたのしみながら、健康的にダイエットを成功できることを願っています。 

 

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

 

 

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