テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめ銘柄解説

ユースケ
ユースケ

こんばんは。ユースケです。

僕の自己紹介:経歴9年の現役バーテンダー。ウイスキー文化研究所認定「ウイスキーエキスパート」。JSA認定「ソムリエ」。

アメリカ・テネシー州で作られているバーボンウイスキー「ジャックダニエル」についての解説と、ジャックダニエルのラインナップの中からおすすめの銘柄をご紹介いたします。ジャックダニエルがお好きな方はもちろんのこと、バーボンウイスキー初心者の方にも分かりやすいように解説致します。

 

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめ銘柄解説 テネシーバーボンウイスキーとは?

ジャックダニエルはテネシー州で作られているアメリカンウイスキーの一種である「バーボンウイスキー」です。

「テネシーウイスキー」と言われることの多いジャックダニエルですが、テネシーウイスキーであり、れっきとしたバーボンウイスキーでもあります。

テネシーバーボンウイスキーは、名産地であるケンタッキー州のバーボンにはない特殊な製法を用いてウイスキーを作っています。テネシーウイスキーでは「チャコールメローイング」という製法を行っており、これは、蒸留液を「サトウカエデの炭」でろ過する製法のことです。ろ過後に樽熟成を行うと、雑味が取り除かれた、クリーンでまろやかな味わいのバーボンになります。

テネシーバーボンウイスキーとは、テネシー州の伝統的な製法で作られた、独自の個性を持つバーボンウイスキーなのです。

 

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめ銘柄解説 ジャックダニエル蒸留所とは?

ジャックダニエル蒸留所

テネシー州リンチバーグにあるジャックダニエル蒸留所は、1866年にアメリカ政府に登録をし操業を開始します。

1904年にはセントルイスで行われた「世界博覧会」にウイスキーを出品し、ゴールドメダルを受賞します。そのことがきっかけとなり、ジャックダニエルの名は世界に轟かせることとなります。

看板商品である「ジャック ダニエル ブラック」は、アメリカンウイスキー部門では世界トップの売上を誇っています。2020年世界ウイスキー売り上げランキングでも6位に位置している、誰もが知る有名バーボンウイスキーです。

ウイスキーの仕込み水は敷地内にある洞窟の湧き水で、マッシュビルはトウモロコシ80%、大麦麦芽12%、ライ麦8%となっています。チャコールメローイングを行う為のメローイング槽は木製で、直径1.5m、高さ3.6mの大きさのものが60基ほど設置されています。熟成樽はルイヴィルにあるブラウン・フォーマンクーパレッジで製造されたものを使用しています。

テネシーの伝統的なバーボンウイスキーの品質を守り続けながら、世界中にウイスキーを供給するべく、巨大な設備で絶え間なく生産を続けている蒸留所です。

 

ジャックダニエル蒸留所

所在地: アメリカ・テネシー州
オーナー: ブラウンフォーマン社
創業年: 1866年
蒸留器(ポットスチル): ビアスチルとダブラー 5セット
発酵槽(ウォッシュバック): ステンレス製48基
貯蔵方式: ラック式
仕込み水: 蒸留所敷地内の洞窟の湧き水(ケーブスプリング)

ジャックダニエルの歴史

1866年: 創業者「ジャスパー・N・ダニエル」が政府公認蒸留所として操業する。

1904年: ミズーリ州セントルイスで開催された万国博覧会で。「オールドNo.7」がウイスキー部門で唯一の金賞を獲得する。

1911年: ジャスパー・N・ダニエルが死去する。享年65歳。

1919年: アメリカ政府によって禁酒法を施行される。蒸溜所は事実上閉鎖に追い込まれる。禁酒法撤廃後にブラウンフォーマン社に買収される。

1944年: アメリカ政府が「ジャックダニエル」にテネシーウイスキーの名称使用を承認する。

1988年: チャコールメローイングを2回施した「ジェントルマン・ジャック」を発売。

1998年: ジャックダニエルの販売本数が562万ケースを記録し、当時1位であった「ジム・ビーム」をこえる。

2014年: 「ジャック ダニエル シナトラセレクト」を発売。

2016年: 蒸留所150周年記念ボトル「ジャックダニエル 蒸溜所創業150周年アニバーサリー」を発売。「ジャック ダニエル ゴールド」を発売。

2020年: アメリカでジャックダニエルをベースとした缶カクテル(355ml)が販売開始。

 

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめ銘柄解説 創業者「ジャスパー・N・ダニエル」について

テネシーの小さな巨人!ジャックダニエル(1846~1911年)の生涯

「ジャスパー・ニュートン・ダニエル」は1846年にテネシー州リンカーン群で生まれます。母親はジャックが5か月の時に亡くなり、父親は1952年に再婚。継母との関係がうまくいかなかったジャックは、わずか6歳で家を出る決意をします。1マイルほど離れた、血縁関係のない近所に住むおじさんの元で暮らしはじめます。おじさんの農場の手伝いをしながら、一人前の男を目指して働き始めたのです。

7歳の時に農場を営むダン・コールという青年と出会います。ジャックはダンの農場で働くこととなり、
ダンの妻から読み書きや算術を教えてもらい、成長していきます。

13歳で蒸留所のオーナーとなる

ジャックが13歳の時に転機が訪れます。アメリカでは禁酒運動が盛んになった影響と、もともと牧師という二束のわらじで仕事をしていたダンが、牧師の仕事に専念するために、ラウス・クラークにあった蒸留所を手放すことになりました。

この時、ジャックはすでに、ダンにとって信頼できるパートナーにまで成長していました。ジャックはダンの蒸留所を買い取り、わずか13歳にして自ら蒸留所のオーナーとなったのです。

政府公認蒸留所として操業する

1866年、ジャックが20歳のときに、ラウス・クラークから現在のリンチバーグに蒸留所を移転します。この時から本格的なウイスキーを製造することに着手し始めることとなります。

この地域では蒸留したてのウイスキーをサトウカヤデの木炭でろ過する「チャコールメローイング」が行われていました。非常に手間のかかる手法ではあったものの、ジャックはすぐさま製法を確立させます。さらに、政府公認の蒸留所として操業することで、注目を集めるようになります。

1904年にはミズーリ州で開催された万国博覧会で、ウイスキー部門で唯一の金賞を獲得します。これをきっかけに、テネシーウイスキーとしての確固たる地位を築くことに成功するのです。

65歳で生涯を終える

1911年、ジャックダニエルは65歳で生涯を終えます。死因は病死で、金庫を蹴飛ばしたときに足の指を骨折し、その傷が悪化したことで亡くなりました。身長わずか155センチの小さな身体だったジャックダニエルは、生涯独身でしたが、非常にモテる男でした。葬儀には複数の愛人が参列し悲しんだといいます。

テネシーでもっとも有名な蒸留所を築き上げた男の最後は、ちょっと寂しいものになりましたが、現在のジャックダニエルの礎を作り、アメリカンウイスキーの歴史に素晴らしい功績を残しました。

ジャックダニエルのお墓はリンチバーグを見下ろす丘の上にあり、今も蒸留所を見守り続けてくれています。

 

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」解説

ジャック ダニエル ブラック(Old No.7)
アメリカン・バーボンウイスキー(テネシーウイスキー)
アルコール度数: 40%
容量: 700ml
参考価格: 2000円

商品説明

ジャックダニエル蒸留所のスタンダードボトルで、単独銘柄で世界6位の売り上げを誇る、世界一人気のあるバーボンウイスキーです。

ケンタッキーバーボンと比べ、まろやかでライトボディの味わいです。チャコールメローイング製法により芳醇な香りを生み出しており、バーボンとしてのバランスが良く比較的飲みやすいのが特徴です。

ストレート、ロック、ハイボール、水割り、全ての飲み方でおいしく飲める、万能タイプのバーボンウイスキーです。

テイスティングノート

バニラ、メープルシロップ、バナナチップ、ハチミツ、ベリー系ソースの香り。

口に含むと甘く、なめらか。ライトボディ。繊細な中にも奥行きがあり、苦みは控えめ。余韻は少し短め。後を引かない。

ストレートで飲むと、若干複雑さに欠けますが、飲みやすいので1杯まではいいと思います。2杯目以降はハイボールやロックがおすすめです。加水することで、テネシーウイスキーらしいフローラル感と滑らかな個性が引き立ちます。

全世界に供給されている巨大ブランドですが、一定レベルのクオリティを保ち続けていますね。

 

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめ銘柄解説「ジェントルマン・ジャック」

ジェントルマン・ジャック
アメリカン・バーボンウイスキー(テネシーウイスキー)
アルコール度数: 40%
容量: 750ml
参考価格: 3000円

テネシーウイスキーの伝統的な製法「チャコールメローイング」を、ラインナップの中で唯一「2回」施している商品です。

10時間もの長い間、メローイング槽で1滴1滴とろ過され、ジャックダニエルの原酒は磨かれていきます。その工程を2度行うことで、スタンダードよりもさらにスムーズで繊細な酒質へと変わっていきます。

香りはバニラ、キャラメルのような、樽由来のものと、丁寧にろ過されたことによる、フローラルでフルーティーな優しいフレーバーも生み出されています。ジャックダニエル ブラックとは一味違う個性が楽しむことができます。

 

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめの関連商品【プレゼント用にも】

世界中で愛されている有名ブランド「ジャックダニエル」の関連商品をご紹介致します。ジャックダニエルが好きな方へのプレゼントにも最適です!

ジャックダニエルズJack Daniels米国公式製品 メンズパーカー

ジャックダニエル蒸留所公認のメンズ用パーカーです。裏起毛が施されている為、温かく着こなせます。サイズはM、L、XL、2XLがあります。

 

Jack Daniels ジャックダニエルズ公式メンズTシャツ

ジャックダニエル蒸留所公認のメンズ用Tシャツです。このTシャツは、アメリカの著名人にも愛用されています。サイズはS~2XLまであります。女性も着こなせるTシャツです。

 

スキットル ウイスキーボトル 235ml ジャックダニエル ブラック

ウイスキーをいれて持ち運ぶことができるスキットルボトルです。アウトドアでウイスキーを飲む時に便利なアイテムとなっています。

 

ウォールクロック スキットル型 ジャックダニエル

ジャックダニエルのスキットルボトルのデザインを施した壁掛け時計です。ものすごくインパクトがあるアイテムですね。サイズは、高さ38.5cm、横25cm、奥行き6.5cmとなります。

 

まとめ

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめ銘柄解説 テネシーバーボンウイスキーとは?
・テネシー州で作られているバーボンウイスキーで、ケンタッキー州とは違う特別な製法が用いられていることから「テネシーウイスキー」とも言われる。

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめ銘柄解説 ジャックダニエル蒸留所とは?
・テネシーの伝統的なバーボンウイスキーの品質を守り続けながら、世界中にウイスキーを供給するべく、巨大な設備で絶え間なく生産を続けている蒸留所。

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめ銘柄解説 創業者「ジャスパー・N・ダニエル」について
・本名「ジャスパー・ニュートン・ダニエル」。13歳で蒸留所のオーナーとなり、20歳のときにリンチバーグで蒸留所を操業する。

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」解説
・ケンタッキーバーボンと比べ、まろやかでライトボディの味わい。チャコール・メローイング製法により芳醇な香りを生み出しており、バーボンとしてのバランスが良く飲みやすいのが特徴。

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめ銘柄解説「ジェントルマン・ジャック」
・テネシーウイスキーの伝統的な製法「チャコールメローイング」を、ラインナップで唯一2回施している商品。

テネシーバーボンウイスキー「ジャックダニエル」おすすめの関連商品【プレゼント用にも】

・ジャックダニエルズJack Daniels米国公式製品 メンズパーカー

・Jack Daniels ジャックダニエルズ公式メンズTシャツ

・スキットル ウイスキーボトル 235ml ジャックダニエル ブラック

・ウォールクロック スキットル型 ジャックダニエル

 

ジャックダニエルは、国内のあらゆる場所で購入可能なウイスキーです。まだ飲んだことが無いのならばぜひ飲んでみてください。世界中を魅了する理由が理解できると思います。

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーによって幸せになることを願っています。最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、また。

 

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