【種類豊富】シングルモルトウイスキー「ボウモア」おすすめ銘柄31選

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

この記事では、アイラ島最古の蒸留所、シングルモルトスコッチウイスキー「ボウモア BOWMORE」のオフィシャルボトルを31本ご紹介致します。現在の値段や、ボウモア蒸留所について知りたい方にもおすすめの内容となっております。

ボウモアは生産している原酒を全て「シングルモルト」へ供給しています。定番ラインアップの他、限定商品や並行輸入品などを含めると、その種類は豊富です。

そこで今回は、2024年3月時点で購入できるおすすめボトルをピックアップ。定番ラインナップはもちろん、オールドボトルや長期熟成の高級ウイスキー、そして今や伝説となっている「ブラックボウモア」についても記事の後半で解説。

ボウモアの各銘柄とその魅力を余すことなくご紹介致します。

 

 

 

  1. 【種類豊富】シングルモルトウイスキー「ボウモア」とは?
    1. ボウモアの歴史
    2. ボウモア蒸留所の生産設備
    3. ボウモアは「正露丸」っぽい??
  2. 【種類豊富】シングルモルトウイスキー「ボウモア」おすすめ銘柄31選|一覧
  3. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 12年
    1. 飲み方「ストレート」
    2. 飲み方「ハイボール」
  4. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 15年
  5. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 18年
  6. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 25年
  7. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア レジェンド
  8. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア No.1
  9. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 10年 ダーク&インテンス
  10. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア ブラック ロック
  11. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 15年 ゴールデン&エレガント
  12. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 18年 ディープ&コンプレックス アストンマーチン
  13. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 27年 ヴィンナーズ トリロジー
  14. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 12年 エニグマ
  15. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 17年 ホワイトサンズ
  16. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア サーフ
  17. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア ヴォルトエディション
  18. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア テンペスト 10年 Batch No.3
  19. シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア デビルズカスク LIMITED RELEASE III

【種類豊富】シングルモルトウイスキー「ボウモア」とは?

出典:MSeses – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=49090435による

ボウモア BOWMORE

所在地:スコットランド・アイラ島
オーナー:サントリー(モリソン・ボウモア社)
創業年:1779年
蒸留器:ストレートヘッド型4基(初留釜2基、再留釜2基)
発酵槽:オレゴン松6基
貯蔵方式:ダンネージ式、ラック式
仕込み水:ラーガン川
仕込み麦芽のフェノール値:25~30pm(自家製麦芽25%、シンプソンズ社75%)

 

ボウモアの歴史

ボウモア蒸溜所は、1779年にアイラ島の商人であるデイビッド・シンプソンによって設立されました。アイラ島には多くの蒸溜所がありますが、ボウモアはその中でも最も古い蒸留所。スコットランド全体でもハイランドの「グレンタレット蒸溜所(1763年創業)」に次ぎ、2番目に長い歴史をもっています。

“ボウモア”という名前はゲール語で「大きな岩礁」という意味。蒸溜所から海を眺めると、まさに岩礁や不沈艦のような形状が見られます。

ボウモア蒸留所には「BOWMORE」と書かれた石造りの熟成庫があり、これは現存するスコッチ最古のウェアハウス。満潮時には海に約1メートルほど沈む…とされています。まさにアイラ島の「伝説の熟成庫」。

ボウモア蒸留所はその長い歴史の中で、経営が変遷し続けてきました。1837年には「ジェームズ&ウィリアム・マッター社」、1892年にはイングランドの起業家グループが設立した「ボウモア・ディスティラリー社」、1925年に「J・B・シェリフ社」、1949年に「グリコール」社、そして1963年には「スタンレー・P・モリソン社」へと移り続けます。

1964年には、モリソン社によって蒸溜所は拡張され、その際ポットスチルの加熱方法も「石炭直火式」から「スチーム加熱」へと変更されており、この年はボウモア蒸留所にとって最大の転機となりました。

1989年にはサントリーによって資本参入が行われ、1994年には完全子会社化。以降、サントリーグループがボウモア蒸溜所のオーナーとなっています。

ちなみにサントリーは、アイラ島にラフロイグ蒸留所も所有。アイラ島にある9つの蒸留所のうち2つを保有しており、ボウモアとラフロイグ、両方の蒸留所で伝統的なフロアモルティングを続けています。シングルモルトの売上げは、ラフロイグが1位でボウモアが2位となっています。

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ラフロイグ
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ボウモア蒸留所の生産設備

出典:https://www.bowmore.com/en/experiences#id=bowmore-distillery-tour-with-signature-cask-tasting

ボウモアの現在の仕込みは、ワンバッチあたり8トンの麦芽を使用。フロアモルティングを行う「発芽床」で、週に2トンの麦芽を製造しています。

麦芽の製造に欠かせないのがキルン(乾燥塔)。キルンは英語で「炉」を意味する言葉で、発芽した大麦を乾燥させるための施設です。内部は釜のようになっていて、最下部にある「炉」でピート(泥炭)を焚き、網状の床に広げた発芽大麦を燻しながら乾燥させます。

ボウモア蒸留所のキルンでは、一度に14トンの麦芽が作られています。最初の10時間はピートで燻煙し、残りの約3時間は熱風のみで乾燥させています。麦芽のフェノール値は25〜30ppm。自家製麦芽の割合は25%程。残りは本土のモルトスター(製麦業者)から同様のフェノール値の麦芽を仕入れています。

マッシュタンはステンレス製のセミロイタータン。麦汁の抽出量は約4万リットル。発酵槽はオレゴンパイン製。2023年4月に1基追加され、現在は合計7基。

ポットスチルはストレートヘッド型。初留2基、再留2基の計4基。発酵槽1基で得られた4万リットルのモロミは2等分され、それぞれ初留釜に2万リットルずつ入れています。

年間生産量は215万リットル。熟成に使用する樽は、約20%がシェリー樽で、残りはファーストフィル及び、セカンドフィルのバーボン樽を使用しています。

 

ボウモアは「正露丸」っぽい??

ボウモアに限らず、スモーキーなアイラモルトを表す表現として「正露丸」というワードは良く使われていますね。確かに一番最初にラフロイグやアードベッグなどを飲んだ時に「正露丸だ…」と思ってしまうのは、日本人であれば仕方がないかもしれません(笑)

ではなぜ、ボウモアのようなピートを炊きこんだシングルモルトウイスキーは、正露丸のような香りがあるのでしょうか。

これはおそらく、ボウモアと正露丸に含まれている「フェノール値」が影響していると思います。

正露丸の主成分は「木(もく)クレオソート」といって、ブナやマツなどの原木を乾留して得られる「木(もく)タール」を精製したものになります。そして、この「木クレオソート」にはフェノールが含まれています。

ボウモアの製造に使用する大麦麦芽は、フェノール値25〜30ppmですから、正露丸と似た香りがあってもおかしくありません。

逆に、正露丸のフェノール値ってどれくらいなのかな(笑)

 

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー「ボウモア」おすすめ銘柄31選|一覧

1ページ目
1. ボウモア 12年
2. ボウモア 15年
3. ボウモア 18年
4. ボウモア 25年
5. ボウモア レジェンド
6. ボウモア No.1
7. ボウモア 10年 ダーク&インテンス
8. ボウモア ブラック ロック
9. ボウモア 15年 ゴールデン&エレガント
10. ボウモア 18年 ディープ&コンプレックス アストンマーチン
11. ボウモア 27年 ヴィンナーズ トリロジー
12. ボウモア 12年 エニグマ
13. ボウモア 17年 ホワイトサンズ
14. ボウモア サーフ
15. ボウモア ヴォルトエディション
16. ボウモア テンペスト 10年 Batch No.3
17. ボウモア デビルズカスク LIMITED RELEASE III

2ページ目
18. ボウモア 16年 1989 ナチュラルカスクストレングス
19. ボウモア 18年 アイラフェスティバル 2020
20. ボウモア 15年 アイラフェス 2022
21. ボウモア 18年 オロロソ&PX アイラフェスティバル 2023
22. ボウモア 12年 ダンピーボトル
23. ボウモア 25年 ナイトフライ
24. ボウモア 30年 セラミックドラゴン
25. ボウモア 1984 28年
26. ボウモア 1968 32年 50周年 アニバーサリー
27. ボウモア 1973 43年
28. ボウモア 1965 プレミア レインジ 42年
29. ブラックボウモア 42年 2007(フォースエディション)
30. ゴールドボウモア 44年 1964
31. ボウモア 52年 1965

 

 

シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 12年

ボウモア 12年

  • 40% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:4,290円

ボウモアのフラッグシップボトル。バーボン樽とシェリー樽で寝かせた酒齢12年以上の原酒が見事にブレンドされています。

「ボウモア12年」は、独特のアイラウイスキーらしさがありながらも、程よく調和した香りが特徴。ハチミツ、レモン、オレンジの爽やかな香りに加えて、白い花の香りがエレガントに漂います。少量の水を加えるとピートスモークのニュアンス。

口に含むと、ミディアムボディでありながら甘みと柔らかさが広がります。中盤以降にはスモーキーで塩味が感じられ、余韻はビターチョコレートのような風味。

全体的にフルーティーでフローラル。個性的でありながらも洗練されており、飲みやすさも備えています。他の強烈なアイラウイスキーと比べると、バランスが取れた味わいであり、アイラモルトの奥深さを知るのに最適な一本。

 

飲み方「ストレート」

「ボウモア12年」はストレートで楽しむと、程よいスモーキーさと甘みのフルーツ香が絶妙に調和したバランスが際立ちます。香り、味わい、余韻には深みがあり、程よい飲みごたえ。

口当たりはなめらかで、アルコール臭も感じられません。比較的飲みやすいバランスなので、ストレートでじっくりと味わいましょう。加水するとさらに多彩なアロマを楽しむことができます。

また、ストレートで楽しむ際には「生牡蠣」とのマリアージュもおすすめです。

アイラ島では生牡蠣にボウモアをかけて食べることが一般的。牡蠣一つにつき5ml程度のボウモアをかけて食べると、牡蠣の塩気とクリーミーな甘味が燻製香と調和し、絶妙なハーモニーを奏でます。

生牡蠣が苦手な方は「焼き牡蠣」でもいいですね!。牡蠣を焼いた後にボウモアをかけてみてください。香ばしさと濃厚な旨みがさらに引き立ちます。

 

飲み方「ハイボール」

「ボウモア12年」のウイスキーハイボールは、ストレートとは異なる魅力を持っています。エステル系の華やかなアロマが心地よく広がり、爽やかさが際立ちます。

燻製香や塩っぽさがアクセントとなり、飲み続けても飽きることのない複雑な味わいに。

食事との相性も抜群であり、ボウモアの軽やかな燻製香は様々な料理と相性が良く、世界中の料理とのペアリングも楽しむことができるでしょう。

 

 

シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 15年

ボウモア 15年

  • 43% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:9,589円

現在の「ボウモア 15年」は、「ボウモア 15年 ダーケスト」の後継として登場しました。バーボン樽で12年間熟成された原酒を、その後3年間オロロソ・シェリー樽で熟成させることで、ウッディーで甘みのある味わいを生み出しています。

香りは、レーズンやブラックベリーの甘いフルーツ香が広がり、オロロソシェリーやキャラメル、清涼感のあるハーブとスパイスの複雑なアロマが心地よく漂います。加水すると、化粧品のような香りやカカオニブ、バニラ。

口に含むとミディアムボディでなめらか。上品な甘さが感じられます。中盤になるとスパイシーで、優しいスモーキーさが現れます。余韻は長く、ピートやシェリー、黒糖ナッツの風味。

「ボウモア 15年」は非常に複雑で個性的なウイスキー。シェリーカスクからのスパイシーさと程よいスモークが深みを与え、多彩なアロマを形成しています。しっかりとした甘みとボディと飲みごたえがあります。

ボウモアはシェリーカスクでの原酒作りにこだわりを持ち、高い評価を受けています。ブラックボウモアを代表する、高級ボトルの多くがシェリーカスクで熟成されていますし、「ボウモア12年」も、他のアイラモルトと比べても、シェリーカスクの影響を強く出しているように思います。

 

 

シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 18年

ボウモア 18年

  • 43% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:16,000円

ボウモアの通常ラインアップのなかでも高く評価されている「ボウモア 18年」。2022年に休売となりましたが、現在は数量限定で販売されています。

スパニッシュオーク(シェリー)樽での熟成に重点を置いており、ボウモア独特のスモーキーさと、スパニッシュオーク樽由来のフルーティーで甘い香りが際立つ、贅沢かつ重厚なアイラモルトです。

「ボウモア 18年」はシェリー樽の比率を高めており、酒齢18年以上のリッチな原酒が使用されているにもかかわらず、しっかりとしたピーティーでアイラらしいクセのある香りは健在。それでもフルーティーでスイートな味わいもあり、香りと口当たりの印象が異なる、複雑さと個性。

香りはスモーキーでソルティーな特徴と、ハチミツやグレープフルーツ、カカオの甘く豊かな香りも感じます。加水すると、ウッディーなニュアンスやオロロソシェリーからの熟成香が複雑に変化。

口に含むと、ミディアムボディでクリーミーな口当たり。黒土やピートの風味が広がり、中盤以降はドライで、完熟したフルーツやオランジェットの甘さ。余韻は長く、華やかなフルーティーさとピーティーな風味が続きます。

「ボウモア 18年」は2007年に発売された商品で、2017年にラベルチェンジされ現在のボトルとなりました。リリース初期のボトルは、80年代後期に蒸留された原酒が使用されており、その時代のボウモアには特有のパフューム香と、トロピカルフルーツのニュアンスが顕著にでていました。

現在のボトルは、2000年以降に蒸留された原酒であることから、その特徴的なアロマはほとんど感じられなくなりました。代わりにフルーティーで華やかな香りと、スモーキーフレーバーが強調されるバランスに変化しています。

ボウモアのパフューム香に関しては賛否両論ありますが、ボウモアを象徴する個性であり、魅力でもあります。往年のファンからは、現行品からそのアロマがなくなったことを惜しむ声も少なからずあるようです。

 

 

シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 25年

出典:https://www.amazon.co.jp/

ボウモア 25年

  • 43% 700ml
  • Amazon価格[2024年3月]:¥125,800 税込

スタンダードラインナップの最高峰「ボウモア 25年」。ボウモア18年と同様、2022年に休売が発表されていますが、現在サントリーの公式HPでは「本製品は数量限定品です。」との記載があることから、その意味を捉えれば「すっごい少ないけど一応つくってます」ということになるのでしょうか…

「ボウモア 25年」の原酒はバーボン樽とシェリー樽で25年以上熟成させたものを合わせています。バーボンとシェリー、両者は絶妙なバランスでブレンドされ、この上なく完成度が高いのはもはや言うまでもありません。

個人的には、アイラモルトにとって長期熟成が必ずしも良い結果をもたらすとは思っていませんが、ボウモア25年に関しては熟成の意味を成しながらも、蒸留所としての個性も感じます。

ボトラーズでも、これまで数々の「25年物」がリリースされているボウモアですが、オフィシャルボトル25年と対等に渡り合えるボトルは、見つけることが難しいと考えています。

公式テイスティングノート↓

色 濃い琥珀色
香り ライトなスモーキー、完熟フルーツ、ドライレーズン
味 穏やかなスモーキー、ダークチョコレート、上品な甘み
フィニッシュ 長くあたたかい

 

 

シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア レジェンド

ボウモア レジェンド

  • 40% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:4,299円

「ボウモア レジェンド」は並行輸入品として販売されているオフィシャルボトル。「レジェンド」という魅力的な文言が付けられていますが、高級品でなくリーズナブルな商品です。

ノンエイジボトルですが、原酒の酒齢は8年くらいとのこと。「ボウモア 12年」と比べる、ライトボディ。後味はしっかりとスモーキーで、原酒が若い割にはフレーバーもしっかりとした印象です。

ナッツ、バニラ、はちみつ、トースト、ドライフルーツ、スモーキーでフルーティー。

流通価格は12年物とほぼ同額なので、どちらか買うなら「ボウモア 12年」になってしまいますが、違うタイプも飲んでみたい人にはおすすめです。

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シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア No.1

ボウモア No.1

  • 40% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:3,980円

「ボウモアNo.1」は、ボウモア蒸溜所が保有する貯蔵施設の中で最も古く、海に近い海抜0メートルの場所に位置する「No.1 Vaults(第一貯蔵庫)」で熟成された、ファーストフィルのバーボン樽原酒を100%使用した商品。

香りはスモーキーなニュアンスが際立ち、中にはフルーティーで甘い香りもあります。味わいは、この価格帯の割に力強さがあり、口に含んだ瞬間から心地よいピーティーさが漂います。フィニッシュにかけてはややシンプル。余韻は中程度。

ボウモア12年にはシェリー樽原酒が使用されているため、香り・味わいとも豊かに感じます。ボディはありますが、なめらかな口当たり。複雑な余韻もあります。

一方、バーボン樽100%でつくられているNo1は、熟成期間が短めということもあってか、香り・味わいにバリエーションが少なく、バニラ香とピートが主体のシンプルなアロマ。味わいも甘さだけが引き立っていてやや平凡です。

ボウモアのスタンダードとして長年君臨し続けている「ボウモア12年」と、ノンエイジボトルの「ボウモアNo1」を比べるのはかわいそうですが、No1は全体的にテクスチャーが弱く、軽快に仕上がっています。

飲みやい所は長所ですが、少し物足りない味わい。初心者向けにおすすめしたいところですが、ボウモアを初めて飲んでもらうなら、バランスの良い12年物を優先して飲んでおきたいところ。

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シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 10年 ダーク&インテンス

出典:https://www.amazon.co.jp/

ボウモア 10年 ダーク&インテンス

  • 40% 1000ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:5,882円

「ボウモア 10年 ダーク&インテンス」は、免税店向けにリリースされた容量1,000mlボトルの商品です。原酒はスパニッシュ・シェリーカスクとバーボンホグスヘッドで熟成したものを合わせており、リーズナブルな割にはリッチで妖艶な個性を持っています。

ブラッドオレンジ、リンゴ、ドライフルーツ、バニラ。スパイシーなニュアンスもあり、10年物の割には深みがあります。フルーティーでややビター。黒糖、メープルシロップ、蜂蜜、ジンジャー、キャラメル。

フレーバーは豊かですが、値段相応の複雑さ。ややライトで奥行きはそこまでありません。バランスは悪くありませんが、「ボウモア15年」や「ボウモア18年」ほどの飲みごたえはありません。

それでも普段飲みとしては優秀なウイスキーです。

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シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア ブラック ロック

出典:https://www.amazon.co.jp/

ボウモア ブラック ロック

  • 40% 1000ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:23,800円

「ボウモア ブラック ロック」は、ファーストフィルのスパニッシュオーク・シェリー樽で熟成された原酒をメインに使用した、免税店限定の商品。2014年に「ゴールドリーフ」、「ホワイトサンズ」と同時発売されましたが、2017年には3銘柄とも終売となりました。

ピーティーでフルーティーな香り。リンゴ、オレンジ、マーマレード、ダークチェリー、ドライレーズン、バニラ。少し酸味があって、すぐに甘くてフレッシュ。フィニッシュにかけてはオーキーでドライ。

全体的なバランスは良く、免税店向け限定ボトルの中では安定感がありますね。

「ブラック」と言う名を聞けば、「ブラックボウモア」を連想してしまう人も多いと思いますが、もちろん全くの別物です。

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シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 15年 ゴールデン&エレガント

ボウモア 15年 ゴールデン&エレガント

  • 43% 1000ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:9,999円

2017年に免税店向けに発売された「ボウモア 15年 ゴールデン&エレガント」は、ファーストフィルのバーボン樽で熟成させた15年物。

通常ラインアップの「ボウモア15年」はシェリー樽の風味が強めですが、こちらは同じ15年でもバーボン原酒100%で構成されています。シェリー由来の風味が豊かなものが多い、オフィシャルボトルのボウモアですが、「ボウモア 15年 ゴールデン&エレガント」は、バーボン樽熟成の良さも感じさせてくれる商品です。

バニラ、蜂蜜、ハーブ、モルト、ウディネスでスモーキ―。

「ボウモア15年」よりもまろやかでスムース。「ボウモア12年」と比べると、熟成期間の長さによってバーボン樽由来の個性が強くでています。

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シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 18年 ディープ&コンプレックス アストンマーチン

出典:https://www.amazon.co.jp/

ボウモア 18年 ディープ&コンプレックス アストンマーチン

  • 43% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:29,800円

「ボウモア 18年 ディープ&コンプレックス アストンマーチン」は、高級車「アストン・マーティン」とのコラボボトルとしてリリースされた18年物。オロロソシェリーカスクとペドロヒメネスシェリーカスクの原酒を合わせています。

全体的に通常の「ボウモア18年」よりもボディに厚みがあって複雑。ドライレーズン、ドライイチジク、ポートワイン、クランベリー、ストロベリー、オレンジマーマレード、メープルシロップ。

口に含むとスモーキーな要素がありつつ、潮気とペドロヒメネスシェリー樽由来の甘さが絶妙に調和。フィニッシュにかけては、口当たりの柔らかさからは想像できないほどビターでドライ。

割と「甘め」のボトルが多いボウモアですが、「ボウモア 18年 ディープ&コンプレックス アストンマーチン」は、ちょっとビターな個性があるので、ウイスキー中級者以上向けのボトルかもしれません。

 

 

シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 27年 ヴィンナーズ トリロジー

出典:https://www.amazon.co.jp/

ボウモア 27年 ヴィンナーズ トリロジー

  • 48.3% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:114,800円

「ボウモア 27年 ヴィンナーズ トリロジー」は、ヴィンナーズトリロジーシリーズ三部作のなかでは、最も熟成年数の長い商品。13年間バーボンカスクでの熟成させた後、ポートワインの樽に移し変えて、さらに14年間熟成させています。

ヴィンナーズ トリロジーシリーズは、ワイン樽でフィニッシュを行ったシリーズとしてリリースされており、他にも18年物と26年物があります。酒齢だけでなく、それぞれ使用されるワイン樽が異なっています。

「ボウモア 27年 ヴィンナーズ トリロジー」に関しては、スモーキーでスパイシーな一面を持ちつつ、甘くて、ソルティーな個性もあり、複雑な印象です。27年物ということもあって、力強さの中にも繊細なアロマがあります。

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シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 12年 エニグマ

出典:https://www.amazon.co.jp/

ボウモア 12年 エニグマ

  • 40% 1000ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:17,800円

「ボウモア 12年 エニグマ」は、ドイツ向けに免税店限定で販売されたボトル。ドイツ語で「謎」という意味を持ちます。

ドイツ市場でもシングルモルトスコッチウイスキーは人気があり、消費されるお酒としてはビールやワインが一般的ですが、ボウモアのようなスモーキーな味わいを持つウイスキーラバーも少なからず存在しています。

「ボウモア 12年 エニグマ」は、シェリーカスクでの熟成させた原酒を3割程使用しているとのこと。

「じゃあ通常のボウモア12年のシェリーカスク比率は?」といった疑問がでると思いますが、スタンダードラインナップで構成原酒の比率が公開されたことはなく、ボウモア12年のシェリー比率が、3割よりも高いか低いかは不明。

エニマグはライトボディで飲みやすい口当たりに加え、穏やかなピート香とシェリー樽の風味があります。ボウモアのオフィシャルボトルとしては、突出した個性はありませんが、安定して美味しいボトルだと思います。

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シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア 17年 ホワイトサンズ

出典:https://item.rakuten.co.jp/

ボウモア 17年 ホワイトサンズ

  • 43% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:36,800円

「ボウモア ホワイトサンド 17年」は、免税店限定で2014年に「ゴールドリーフ」、「ブラックロック」と同時発売された商品。ボウモア蒸留所の近くにある「ラーガンベイ」の白い砂浜からインスピレーションを得て名付けられたボトルです。

ラーガンベイはアイラ島にありながらも白い砂浜とエメラルドグリーンの海が特徴的な、まるで南国を彷彿とさせる風景をもった場所として知られています。そして「ボウモア ホワイトサンド 17年」もまた、南国を感じさせるトロピカルな風味が際立っており、南国の砂浜を思わせるフルーティーさが特徴的。

アイラモルトならではのスモーキーでピーティーな要素もありますが、それが非常に穏やかで、フルーツの風味が際立ちます。これによって、ボウモアの新たな魅力が存分に引き出されています。

中身の詳細は公式には明らかにされていませんが、おそらくシェリー樽で熟成されたブレンドであり、80~90年代のボウモアに見られる、トロピカルな風味がよく出ています。

フルーティーでエレガント。ライト~ミディアムボディ。力強さもありながらも、柔らかくてフレッシュ。スモーキ―さも穏やかで、「そういえば昔のボウモアってこんな感じだったよなー」と思い出してしまう1本です。

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シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア サーフ

出典:https://item.rakuten.co.jp/

ボウモア サーフ

  • 43% 750ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:49,500円

「ボウモア サーフ」は2000年代に流通していたオールドボトル。免税店向けに販売されていたもので、今は懐かしき「カモメのラベル」をデザインされたボトルとしては、最後の方となるウイスキーです。

80~90年代の原酒を使用していることから、フルーティでソフトな味わい。洋梨、パイナップル、マンゴー、ピートと潮気が混じった、絶妙なバランス。

パフューム(香水)のニュアンスもわずかながら存在しています。原酒はバーボン樽がメインで、おそらくそれなりの長期熟成原酒も配合されているでしょうか。

現在もボウモア12年にもフルーツ感はありますが、この時代は甘やかなフレーバーがより引き立っており、果物とお花の香りが綺麗に整った、いい時代でした。

 

 

シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア ヴォルトエディション

出典:https://item.rakuten.co.jp/

ボウモア ヴォルトエディション

  • 51.5% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:29,800円

「ボウモア ヴォルトエディション」は、ボウモア蒸溜所にある「No.1 Vaults(第1貯蔵庫)」の原酒をブレンドした商品。この貯蔵庫は、海抜0メートルに位置しており、潮の香りが漂う第1貯蔵庫内で原酒が熟成することで、潮気のある風味を生み出していると言われています。

実際に「潮気」が強いかどうかは、個人的にはあまり感じません。しかし、海に面した第1貯蔵庫の湿度と温度のバランスは、他の貯蔵庫には無い個性であることは間違いありません。この絶妙な環境によって育った原酒をブレンドすることで、これまでにない、ボウモアの香りとスモーキーな個性が存在しています。

ちなみ。ボウモア蒸溜所には3つの貯蔵庫があすとのこと。その中でも「No.1 Vaults(第1貯蔵庫)」は、ボウモア蒸留所としても最古の熟成庫。海抜0メートルの位置では、天候が荒れると、貯蔵庫の外壁に波が打ちつけてしまうらしい…

ピーティーで、バニラ、キャラメル、なめし皮、ハーブ、スパイス、ドライフルーツ。ピートスモークの他、複雑なアロマが混じり合った個性。フィニッシュは甘くてクリーミー&スモーキー。

 

 

シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア テンペスト 10年 Batch No.3

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ボウモア テンペスト 10年 Batch No.3

  • 55% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:30,000円

「ボウモア テンペスト」は、ノンチルフィルター・カスクストレングスでボトリングされた人気シリーズ。「テンペスト」は、嵐・暴風雨を意味する言葉で、アイラ島の厳しい気候風土をネーミングにした商品です。

このシリーズは2009年に「Batch No.1」がリリースされ、「ボウモア テンペスト 10年 Batch No.3」は、2011年にボトリングされています。ファーストフィルのバーボン樽で、10年以上熟成した原酒を使用。

スモーキーでフレッシュフルーツ、シトラス系、マンゴーなどのトロピカルフレーバー。10年物の割には若く感じる味わいですが、不思議とコクがあります。余韻はピーティーでスパイシー。

 

 

シングルモルトスコッチウイスキー|ボウモア デビルズカスク LIMITED RELEASE III

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ボウモア デビルズカスク LIMITED RELEASE III

  • 56.7% 700ml
  • 楽天市場価格[2024年3月]:58,000円

デビルズカスクは2014年に初リリースされ、「ボウモア デビルズカスク LIMITED RELEASE III」はその第3弾となるシリーズ最後のボトルです。

「デビルズカスク」シリーズは、ボウモア蒸留所の地域で伝わる伝説に由来しています。その伝説によれば、退治されそうになった悪魔が、ボウモア蒸留所から本土へ出荷されるウイスキー樽の中に入って逃げたというもの。たとえ悪魔と言えども、樽に入ってウイスキーが美味しくなるのなら本望…。それを天使(エンジェルズシェア)が飲んでしまうのですから、天使もまた恐ろしい(笑)

ラベルには「ダブル・ザ・デビル」と書かれています。これは、熟成樽の「オロロソ・シェリーカスク」と「ペドロ・ヒメネスシェリーカスク」のこと。どちらもファーストフィルで、熟成年数は明らかになっていません。

二種類のシェリーカスクにより、濃厚でフルボディな個性。チョコレートやコーヒーのような深みとビターさ。スイートでパワフルな味わいが引き出されています。

熟成年数はそこまで長く感じません。しかし、長期熟成のような複雑さとしっかりと強烈なシェリー感は、これこそ悪魔の仕業…なのか…

個人的にも非常に美味しいと思えるボウモアでした。

 

 

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