【種類豊富】シングルモルトウイスキー「グレンリベット」おすすめ銘柄19選

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

この記事では「政府公認第一号蒸留所」こと、「ザ・グレンリベット The Glenlivet 」のオフィシャルボトルを19本ご紹介致します。現在の値段や、グレンリベット蒸留所について知りたい方にもおすすめの内容となっております。

グレンリベットのオフィシャルボトルは「グレンリベット12年」が圧倒的な人気を誇る中、「14年」「21年」など、年数表記が異なるボトルがいくつも存在しており、種類が豊富です。

そこで今回は、2024年1月時点で購入できるおすすめボトルをピックアップ。現在リリース中もラインアップはもちろん、終売ボトルや限定品、長期熟成の高級ボトルまで、グレンリベット各銘柄とその魅力を余すことなくご紹介致します。

 

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー「グレンリベット」とは?

ザ・グレンリベット The Glenlivet

  • 地域:スコットランド・スペイサイド
  • 創業年:1824
  • 製造元:ペルノリカール

 

ザ・グレンリベットの歴史

ウイスキーに対する課税が始まったのは1644年のこと。イングランドがスコットランドを併合し、財政の確保のためにスコッチウイスキーに高額な酒税が課されるようになります。これに対する反感によって人々は山奥に逃れ、各地の奥深い山々で密造を始めるようになりました。

特にスペイサイド地方では「密造酒業者」が非常多かったといいます。しかし1823年に酒税法が改正されると、その数は減少。その後、新しい酒税法の下で、政府は公認の蒸留所に許可証を発行することとなりました。

 

グレンリベット蒸留所は1824年に政府公認第一号の蒸留所となります。創業者のジョージ・スミスは密造メーカーが乱立しているリベット谷で、あえて政府公認を受けることを決断。密造者仲間からは裏切者と言われ、命を狙われることになります。

スミスは常に2丁の拳銃を持ち歩き、自分の身を守っていました。その拳銃は現在グレンリベット蒸留所に展示されており、公認一号がいかに苦難の道であったことを示しています。

 

グレンリベットは定冠詞「ザ・THE」を使用していますが、その歴史は1884年にまで遡ります。

当時、グレンリベット蒸留所で生産されるシングルモルトの品質は非常に高く、その評判に乗じて、同じスペイサイド(当時はハイランド)地域の蒸留所が「グレンリベット」と名付ける例が相次ぎます。

これに対処するために、ジョージ・スミスの跡を継いだ息子の「ジョン・ゴードン・スミス」は、法的手段で「グレンリベット」の所有権は自社にあることを主張。これにより、他の蒸留所は「グレンリベット」と称することが許可されない判決が下りましたが、「ハイフン」を付けてた場合のみ、グレンリベットの名前を使用しても良いという条件付きの許可となります。(例として「Glen Moray-Glenlivet」や「Aberlour-Glenlivet」など)

 

グレンリベット蒸留所について

グレンリベットの生産規模は世界最大であり、初留と再留のポットスチルがそれぞれ14基ずつ備えられています。ポットスチルの数では「グレンフィディック」や「マッカラン」よりも少ないものの、年間生産量は2100万ℓ。スコッチ最大かつ世界最大規模のモルトウイスキー蒸留所です。

グレンリベット蒸留所の仕込み水は、地下約200mにあるジョージの湧水を利用しています。豊富なミネラル分を含んだ「硬水」。グレンリベット独自の香りやフルーティーな味わいを引き出す要因の一つとされています。

蒸留に使用されるポットスチルは、胴体とパイプ部分にくびれのある「ランタンヘッド型」を採用。長くて細い首の部分が特徴的で、このスチルによってクリアでスムース、清涼感のあるフルーティーさ、フローラルな独自の味わいを生み出しています。

 

熟成に使用される樽は、主にシェリー樽とバーボン樽。両者をバランスよく組み合わせる製法は150年以上にわたり受け継がれ、グレンリベットの品質を支えています。それに加え、近年はさまざまな種類の樽を熟成に取り入れ、バリエーション豊かなラインアップを構築しています。

グレンリベットの販売本数は世界累計年間120万ケース。グレンフィディックと常に1、2位を争っています。国内販売数は、2021年の統計で32000ケース。マッカランに次いでシングルモルトの売上2位。

 

グレンリベットは2019年にラインアップをリニューアル。「ザ・グレンリベット12年」「ザ・グレンリベット ファウンダーズリザーブ」「ザ・グレンリベット15年 フレンチオーク・リザーブ」「ザ・グレンリベット18年」などのボトルデザインが変更され、中身のウイスキーもよりライトでクリーンな味わいに変化しています。

販売量を増やすために「ライト嗜好」が取り入れられたことで、一部のモルトファンからは旧ボトルを懐かしむ声も上がりました。しかし、ウイスキーのマーケティングは大多数の消費者に合わせて考えられており、一部のファンの期待に応えることと、市場全体の需要に対応することのバランスが求められていると思います。

 

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー「グレンリベット」おすすめ銘柄19選|一覧

1ページ目
1. グレンリベット 12年
2. グレンリベット 14年
3. グレンリベット 15年
4. グレンリベット 18年
5. グレンリベット 21年
6. グレンリベット 25年

2ページ目
7. グレンリベット ファウンダーズリザーブ
8. グレンリベット カリビアンリザーブ
9. グレンリベット シングルカスク 16年 ラダーフット
10. グレンリベット ディスティラーズ リザーブ トリプルカスクマチュアード
11.グレンリベット ホワイトオーク リザーブ トリプルカスク マチュアード
12. グレンリベット ナデューラ ピーテッド(終売)
13.グレンリベット シングルカスク 2017 #48624 14年
14.グレンリベット シングルカスク 2019(#96411)
15.グレンリベット シングルカスク 2021(#16809)22年
16.グレンリベット シングルカスク 2022(#41799)26年
17.グレンリベット シングルカスク 2023 (#18103) 20年
18.グレンリベット シングルカスク 30年 #22916
19.グレンリベット ウィンチェスター・コレクション ヴィンテージ 1967

※形容詞「The(ザ)」は省略。

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー|グレンリベット 12年

グレンリベット 12年

40% 700ml

楽天市場価格:3685円

2019年11月に、「グレンリベット 12年」を含むシリーズ4アイテムのパッケージデザインが一新されました。新生12年は「ザ・グレンリベット12年ダブルオーク」となり、これまでの長い間使用されてきたグリーンボトルから、透明なクリアボトルに変更しています。

ラベルにはカーブデザインが施され、「滑らかでスムースなウイスキー」の味わいを視覚的に表現。さらに創業者「ジョージ・スミス」の肖像画や、副題となる「ダブルオーク」が新たに表記されています。

ボトルデザインの変更に対する反応は賛否両論。一部では「かわいくなった」「ウイスキーの色が見えるので良い」といった肯定的な意見がありますが、「旧ボトルのほうが重厚なデザインでよかった」「緑ボトルに愛着がある」といった、旧デザインを支持する意見も存在しています。

 

新旧ラベルの味わいの違いについては、香りでは新ラベルがアルコール臭を感じさせつつも、フレッシュフルーツ香が主体であり、加水するとアメリカンオーク由来のバニラ香が強またように感じます。一方、旧ラベルはドライフルーツ、ハチミツ、ナッツの複雑で円熟した香りがあり、加水によって違いが際立っている印象。

新ラベルがソフトで甘く、すっきりとした印象を与え、熟成感はやや若く感じます。一方、旧ラベルは個性豊かで複雑な味わい。フィニッシュがスッと抜け、加水によってフルーティーなアロマが広がりますが、ボディはしっかりしています。

おすすめの飲み方はハイボール。柑橘、バニラ、ハチミツの香りが爽快に広がり心地よい。わずかな酸味が炭酸から生まれ、フレッシュな感覚を引き立ち、シーンを問わず楽しめる味わいです。

また、オンザロックもおすすめ。程よい加水によって、アメリカンオーク樽由来のバニラやハチミツのようなアロマが際立ち、なめらかでビターな味わいが広がります。ハイボールに飽きた時には、ロックで新たな味わいの変化を楽しむのいいですね。

created by Rinker
THE GLENLIVET (ザ・グレンリベット)
¥4,125 (2024/06/24 22:51:09時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー|グレンリベット 14年

出典:https://www.theglenlivet.jp/our-whisky/cc-14.html

グレンリベット 14年

40% 750ml

楽天市場価格:6380円

「ザ・グレンリベット 14年 コニャックカスク・セレクション」は、2021年11月に市場に登場した商品。先行販売は2020年に一部のEコマースチャネルで行われ、その後の好評を受けて、全国で販売がスタートしました。

このウイスキーは、熟成にコニャックカスクを使用しており、これはグレンリベットのラインナップにおいて初めて公言されたブランデーカスクの使用例となります。コニャックカスクは、14年以上熟成したバーボン樽とシェリー樽で熟成された原酒をブレンドした後、その一部を6ヶ月以上コニャック樽で追加熟成させるフィニッシュに利用されています。この工程は「マリッジ」と呼ばれ、ブレンド後におこなわれます。

特筆すべきは、フィニッシュが原酒の一部であるという点。

全ての原酒をコニャック樽で熟成させるのではなく、コニャックカスクの影響を調整できるように、一部の原酒にのみ使用。

将来的にオフィシャルボトルとして継続的にリリースされる場合、毎回同じ個性を保つ必要がありますが、コニャックカスクの状態によっては調整が難しいため、「一部に使用してブレンド」する製法は理にかなってると言えるでしょう。

created by Rinker
ノーブランド品
¥7,500 (2024/06/24 22:51:10時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー|グレンリベット 15年

グレンリベット 15年

40% 700ml

楽天市場価格:7480円

「ザ・グレンリベット 15年 フレンチオーク リザーブ」は、フランス産のリムーザン・オークを用いて熟成している商品。バーボン樽とシェリー樽での熟成を経た後、フランスの高級ワインにも利用されている、高品質なリムーザン・オークの新樽で一部の原酒をフィニッシュにかけています。

フレンチオークは、ワインやコニャックの熟成に使われる木材で、その空き樽(または新樽)をウイスキーに使用することで、独自の深みと複雑さが付与されます。フレンチオークはタンニン成分が強く、ウイスキーに与える影響が大きいため熟成の管理は緻密に行われており、ウイスキーの「ボディ」が過度にならないように調整されています。

洋梨、柑橘類、マンゴー、シナモン、白胡椒のようなスパイシーさ。フルーツとナッツの絶妙な調和が感じられ、余韻にはアーモンド、バター。値がり傾向にありますが、「グレンリベット12年」よりも個性的で飲みごたえあるボトルとして人気があります。

created by Rinker
ザ・グレンリベット
¥8,150 (2024/06/24 22:51:11時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー|グレンリベット 18年

グレンリベット 18年

40% 700ml

楽天市場価格:12870円

数多くのラインナップを展開するグレンリベットですが、「グレンリベット 18年」はウイスキーの品評会で数々の賞を獲得する実力者。12年物よりも円熟感があり、余韻の長さと複雑さは見事。さすがは18年物です。

原酒はファースト・フィルとセカンド・フィルのアメリカンオーク(バーボン樽)と、シェリー樽の18年以上の熟成させたものを使用。

香りは、オレンジ、パイナップル、リンゴ、ハチミツ、レーズン。トロピカルで甘美な香りが漂います。加水すると、ウッディーでありながらも、バニラや白い花のようなエステル香も感じます。

しっかりとしたボディがありつつも、滑らかで心地よい口当たり。甘みが広がり、爽やかでリッチなフルーティーな要素が白桃のよう。余韻は長く、上品にまとまっています。

甘いフレーバーと樽由来のビターな味わいが見事に調和し、ファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽からはフルーティーさ。一方でシェリー樽からはチョコレートやカラメルの濃厚な味わいが引き出されています。

フルーツやお菓子を連想させるような甘い香りが主体であり、初心者にもおすすめできるウイスキーです。豊かでボリューム感のある一本。クセも少なく、割って飲んでもバランスが崩れることはありません。

created by Rinker
ザ・グレンリヴェット
¥13,020 (2024/06/24 22:51:11時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー|グレンリベット 21年

グレンリベット 21年

43% 700ml

楽天市場価格:31900円

2023年4月にリニューアルした商品。

「ザ・グレンリベット 21年」は、新たに3種類の樽でフィニッシュされ、これまでにない個性と、グレンリベット本来の優れたバランスを持ち合わせた風味となっています。

21年物は、バーボン樽とシェリー樽で熟成させた基本となる原酒に対し、ファーストフィル・オロロソシェリー樽、トロンセ・オーク・コニャック樽、ヴィンテージ・コルヘイタポート樽の3種類の樽でフィニッシュさせています。

以下、3種の樽を簡単に解説。

  • ファーストフィル・オロロソシェリー樽:バーボン樽からのシェリーフィニッシュは原酒の個性をフルーティーに仕上げる効果があります。
  • トロンセ・オーク・コニャック樽:「トロンセ(TRONCAIS)オーク」は、希少性が高く高級な赤・白ワイン・コニャックに利用されている、最高品質の樽材のこと。コニャック樽はウイスキーに力強いボディとスパイシーな複雑さを与えます。
  • ヴィンテージ・コルヘイタポート樽:「コルヘイタポート」とは、トゥニー・ポートの中でも単一年で造られたもので、7年以上の樽熟成を行っているものにだけ与えられている呼称になります。しっかりと熟成したポートワイン樽によって、ウイスキーには甘やかなフルーティーさと円熟したアロマが付与されます。

「ザ・グレンリベット 21年」のリニューアルに伴い、パッケージもアップデートされています。グレンリベットブランドの象徴的な色「ターコイズブルー」を活かしつつ、エンボス加工とブロンズ色の採用。これにより、現代的な印象となりましたが、重厚感も感じるまさに高級ウイスキーといったデザインに仕上がっています。

created by Rinker
THE GLENLIVET (ザ・グレンリベット)
¥30,700 (2024/06/25 01:58:52時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー|グレンリベット 25年

グレンリベット 25年

43% 700ml

楽天市場価格:55000円

21年物と同時にリニューアルした「グレンリベット 25年」は、ブランド最長熟成のボトルです。

原酒はバーボン樽とシェリー樽で熟成された後に、ファーストフィルのペドロヒメネス・シェリー樽と、ファーストフィルのトロンセ・オーク・コニャック樽の2種類でフィニッシュが行われています。

極甘口のシェリーである「ペドロヒメネス・シェリー」の樽は、重厚感のある甘いフレーバーをウイスキーに与えます。さらに「トロンセ・オーク・コニャック」の樽より、スパイス、ハーブ、タンニン成分からのしっかりとしたボディを構築。25年という長期熟成でありながら、原酒がソフトになり過ぎることを抑えつつ、短期熟成では生み出せない長い余韻と奥深さ、クリーミーでエキゾチックな個性を与えています。

created by Rinker
ノーブランド品
¥56,000 (2024/06/24 22:51:12時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました