バーテンダーおすすめ!ロイズのチョコレート「ウイスキーの肴(あて)」を解説

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

この記事では北海道のチョコレートメーカー「ロイズ(ROYCE’)」が販売するウイスキー専用チョコレート「ウイスキーの肴(あて)」をご紹介致します。

このチョコレートはウイスキーとのマリアージュを考えて生み出された商品で、ウイスキーとの相性抜群のおいしいチョコレートです。また、チョコレート自体にはウイスキーが含まれていないので、お酒が苦手な方やお子様でも食べることができます。

今回は「ウイスキーの肴(あて)」の特徴と、合わせて飲みたいウイスキーを4本解説。

ロイズのチョコレートを知りたい方や、チョコレートと相性の良いウイスキーを知りたい方におすすめの内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

バーテンダーおすすめ!ロイズのチョコレート「ウイスキーの肴(あて)」を解説

ロイズ(ROYCE’)とは?

ロイズは北海道当別町ふと美にあるチョコレート工場を拠点としている、北海道を代表するチョコレートメーカーです。北海道の理想的な気候を生かし、チョコレート製造に取り組んでいます。

 

ロイズと言えば生チョコレートが有名です↓

ROYCE'(ロイズ) 生チョコレート 181g [オーレ]

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ロイズではカカオの産地や種類、ブレンドによって生み出される味わいの無限の可能性を探求しています。また、安心して楽しめるチョコレートを提供するために衛生・品質管理にも徹底的に取り組んでいます。

チョコレートづくりの理念は、「クオリティ」(素材、製品、サービスの品質を高く保つこと)、「オリジナリティ」(独自の特徴や驚きを持つチョコレートを提供すること)、「プライス」(日常的に手軽に楽しめる価格で提供すること)。

世界各地から理想となる原料を探し出し、食感や味わい、組み合わせにこだわりながら、品質の高いチョコレートを製造しています。

 

 

ウイスキー専用チョコレート【ウイスキーの肴】

ロイズ ウイスキー専用チョコレート【ウイスキーの肴】 4個アソート

  • Amazon価格:¥2,000 税込(送料込み)
  • ロイズ公式ショップ価格:¥ 1,188 税込(送料別 関東の場合 1050円)
  • 内容量:4種各1袋【カカオ62%1袋(34g)、ラズベリーピスタチオ 1袋(34g)、カカオニブ1袋(30g)、黒糖マカダミア1袋(42g)】

「ウイスキーの肴」は、ウイスキー愛好家のために特別に開発された、4つの異なる個性を持つチョコレートのアソートパックです。

“ウイスキーとの最高の相性を追求し、ウイスキーの肴(あて)にぴったりなチョコレートを作りたい”という思いから、カカオの風味や素材の食感、粒の大きさにまでこだわり抜いて作られています。

4個アソートの内容は以下の通り。

  1. フルーティで力強いカカオ感を楽しめる[カカオ62%]
  2. 濃厚なベリーとピスタチオの組み合わせが特徴の[ラズベリーピスタチオ]
  3. カリカリとしたカカオニブの食感とほろ苦さが広がる[カカオニブ]
  4. ナッツの旨みと黒糖のコクが調和した[黒糖マカダミア]

それぞれのチョコレートは異なる味わいとなっているため、お好みのウイスキーに合わせて色々と楽しみ方を変化させることもできます。

正直言って、ウイスキーとチョコレートのマリアージュを考え抜かれて作られた商品は、他にはありません。ウイスキーとチョコレート、両方ともお好きな方にとっては最高のアソートチョコレートではないでしょうか。

 

 

バーテンダーおすすめ!ロイズのチョコレート「ウイスキーの肴(あて)」を解説|相性の良いウイスキー4選

「ロイズ ウイスキー専用チョコレート【ウイスキーの肴】」についてくる、4種のチョコレートに合わせて4本のウイスキーをご紹介致します。

「マリアージュ」に正解はありませんが、バーテンダーとして、一人のウイスキー&チョコレートマニアとして熟考しましたので、参考にしていただければ幸いです。

 

「カカオ62%」×「アードベッグ10年」

「カカオ62%」

~カカオ感豊かで味わい深い、シンプルなチョコレート~
艶やかなパール状に仕上げたチョコレート。フルーティで力強いカカオ感です。

「カカオ62%」は王道のビターチョコレート。程よく酸味もあって、優しい苦みとちょうど良い甘さ。このチョコレートはぶっちゃけ、全てのウイスキーと相性が良いです(笑)

チョコレートはカカオ成分が高くなるほどビターになりますが、個人的にはウイスキーと相性が良いのは60~70%くらいだと思っています。

チョコレートがスイート過ぎると、ウイスキーがドライに感じてしまいますし、逆にビター過ぎても「ウイスキーと合うのか」という点では微妙です。ウイスキーと一緒に楽しむならある程度の甘さは欲しいところ。

この辺も個人の好みではあると思いますが、マリアージュはお互いの個性と活かすことなので、チョコレートの甘みは「少しビター」なくらいがベストだと思っています。

「カカオ62%」はウイスキーのおつまみとしては最も適したバランス。ロイズチョコレートのクオリティの高さを感じる1品です。

 

「アードベッグ10年」

  • シングルモルトスコッチウイスキー
  • Amazon価格:¥5,940 税込
  • 700ml 46%

ビターチョコレートにはスモーキーなシングルモルトウイスキー「アードベッグ10年」がおすすめ。

BARWHITEOAKの自家製生チョコレートにもアードベッグを使用していますが、ビターチョコレートに「ピート」「燻煙」「ヨードチンキ」のアロマはとても良く合います。

特にアードベッグの場合はフルーティーさもあることから、チョコレートと融合したときには複雑さを爆上げさせ、素晴らしい余韻を生み出してくれます。

「アードベッグ10年はさすがにスモーキー過ぎるだろ…」と思っている方にも、ほんとによく合うのでぜひ試してほしいですね。

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「ラズベリーピスタチオ」×「ブッシュミルズ10年」

「ラズベリーピスタチオ」

~華やかに香る、楽しい食感~
ピスタチオに、ラズベリーパウダーを合わせたチョコレートをコーティング。ベリーとピスタチオの濃厚な味わいが広がります。

一言で言うと「うまっ(笑)」。単純な「ピスタチオチョコレート」ではなくて、ラズベリーの風味が絶妙で、最後はスイートなチョコレートとピスタチオの香ばしさが見事。

「カカオ62%」と比べると甘さがあって、チョコレートの固さも柔らかく、口どけも良いです。

欠点としては、美味しいのでどんどん口に運んでしまうところ。すぐ無くなります(笑)

ウイスキーから話がそれてしまいますが、ラズベリーのフルーティーもあるので「ジン」や「ブランデー」にもすごく合うと思います。

 

「ブッシュミルズ10年」

  • シングルモルトアイリッシュウイスキー
  • Amazon価格:¥4,198 税込
  • 700ml 40%

「ブッシュミルズ10年」はノンピート麦芽で造られたクセの少ないアイリッシュウイスキーです。スモーキーさはなく、フルーツと大麦のアロマに、程よい樽香を感じる優しい味わい。

ラズベリーのほのかな酸味と、ピスタチオの香ばしさが「ブッシュミルズ10年」の個性と完璧にマッチ。

このウイスキーは「加水」すると、やや飲みごたえに欠けてしまうので、「ストレート」や「トワイスアップ」、「オンザロック」でチョコレートとのマリアージュを愉しみましょう。

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「カカオニブ」×「オーバン14年」

「カカオニブ」

~ほろ苦い余韻と独特の食感~
キャンディング(飴がけ)したカカオニブにビターなチョコレートをコーティング。カリカリとしたニブの食感とほろ苦い味わいが広がります。

この商品は、まず袋から出した瞬間、カカオの香りが豊かに広がります。「カカオってこんな香りなんだぁ」と改めて感じました。

「キャンディング(飴がけ)」と説明にはありますが、甘ったるい要素はありません。噛みしめるとカカオの香ばしさと、ビターチョコレートの味わいを感じます。

カカオニブは何度か食べたことがありますが、この商品は割とソフトなタイプ。「ゴリゴリ」としたローストカカオニブとは異なり、口どけが良く、フルーティーさもあります。

カカオニブに関しては「そのまま食べて美味しい」ものではないという認識でしたが、飴とビターチョコレートが程よくコーティングされると、かなり美味しくなりますね。

 

「オーバン14年」

  • シングルモルトスコッチウイスキー
  • Amazon価格:¥8,887 税込
  • 700ml 43%

「カカオニブ」と合わせるウイスキーは迷いましたが…、バランスのとれたシングルモルトスコッチウイスキー「オーバン14年」をオススメします。

このウイスキーはハイランド地域にあるオーバンという港町で造られています。ハイランドモルトの特徴を凝縮したような味わい。クラシックな優しいピート香に、樽由来のバニラやメープルシロップのアロマ。洋梨や青りんごのような清涼感のあるフルーティーさもあり、完成度の高いウイスキーです。

カカオニブのビターさにも負けない骨格のある個性。水割り・ハイボールでもボディがしっかりとしているので、ウイスキーを割って飲みたい方にもおすすめです。

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「黒糖マカダミア」×「グレンファークラス15年」

「黒糖マカダミア」

~マカダミアナッツのコクと黒糖の旨み~
マカダミアナッツに黒糖チョコレートをコーティングし、仕上げに黒糖パウダーをまぶしました。ナッツの旨味と黒糖のコクのある味わいを楽しめます。

「マカダミアナッツとチョコレートを合わせれば最強」なのは、誰しもが周知していることですが、そこにわざわざ「黒糖」を加える必要はあるでしょうか?

結論、必要あります(笑)

これはホントに美味しい。ウイスキーの肴とか、もはや関係なくガンガン食べたくなる美味しさです。

最初に黒糖の香りと味わいを感じて、その後はマカダミアナッツの香ばしさ。そしてその後、もう一度「黒糖」。フィニッシュにかけては、チョコレートのビターさと黒糖が混ざり合って「焦がしキャラメル」にような風味に変化します。

食べる前には、黒糖チョコレートのコーティングと聞いて「甘すぎるのでは」と心配してしまったのですが、ウイスキーとの相性抜群なバランスのとれた甘さです。

ロイズ、やっぱりすごいな。心配して失礼致しました(笑)

 

「グレンファークラス15年」

  • シングルモルトスコッチウイスキー
  • Amazon価格:¥13,089 税込
  • 700ml 46%

黒糖の濃厚な甘さとナッツの香ばしさには、オロロソシェリー樽で熟成させた「グレンファークラス15年」が最適だと判断しました。

近年、シェリー樽のシングルモルトは価格が高騰していますが、残念ながらグレンファークラスにもその影響が及んでいます。定価は変わっていないのですが、流通価格は2022年と比べ2倍となっており、「マッカラン12年シェリーオーク」に次ぐシェリー樽100%ウイスキーとして高い人気を得ています。

シェリー樽由来のアロマティックな風味と、若干のビターさが、黒糖マカダミアと相性抜群。ドライフルーツやキャラメルのアロマも、黒糖チョコレートをより美味しく感じさせてくれます。

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ロイズ ウイスキー専用チョコレート【ウイスキーの肴】 4個アソート

 

 

ロイズのチョコレートはお酒と相性の良いものが数多くあります。

ウイスキー専用チョコレート「ウイスキーの肴(あて)」は、そのなかでも絶品でした。価格も送料込みで2000円なら、ちょとした贅沢として許容範囲内です。

ウイスキー以外のお酒にもよく合うと思いますし、お酒が苦手な方はコーヒーや紅茶のお供にも最高です。

ぜひお試しください♪

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

 

 

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