こんばんは ユースケです。
自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!
この記事では、おすすめのウイスキーハイボール缶をご紹介致します。
自宅でお酒を楽しむ時間が増え、本格的なウイスキーハイボール缶が人気を集めています。忙しい日々の中でも、缶を開けるだけでバーで飲むようなハイボールを味わえるのは嬉しい限りです。しかし、数多くのブランドや種類が並ぶなか、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、2024年8月最新版、現役バーテンダーがおすすめするウイスキーハイボール缶を10本ピックアップ。
それぞれの商品の特徴やおすすめポイントを詳しく解説。おうちで楽しむ極上の一缶を探すのにご活用ください。
【2024年版】おすすめのウイスキーハイボール缶10選|魅力、選び方、人気の背景
ウイスキーハイボール缶の魅力
ハイボール缶の最大の魅力は、誰でも簡単に本格的な味わいを楽しめる点です。バーテンダーがお店で作るハイボールとは異なりますが、それに近い味わいをリーズナブルに自宅で再現できるのは大きな魅力。
本格的なウイスキーハイボール缶は、蓋を開けるだけで、ソーダの爽快感とウイスキーの豊かな香りを楽しむことができます。忙しい日常の中でも、ちょっとした贅沢な時間を過ごせます。
さらに、ウイスキーハイボール缶は味のバリエーションも豊富です。
クラシックで飲みやすいのものから、フルーティーな香りが爽快なもの、個性の強い刺激的な味わいのものまで、様々なフレーバーが揃っています。そのため、好みに応じた一缶を見つける楽しみもあり、毎回新しい味に挑戦するのも魅力の一つです。
ウイスキーハイボール缶の選び方
ハイボール缶を選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくと、自分にぴったりの一缶が見つかります。
1.アルコール度数の違い
ウイスキーハイボール缶のアルコール度数は、商品によってさまざま。軽めに飲みたい場合は、度数が低めのものを、しっかりとした飲みごたえを求めるなら度数の高いものを選びましょう。
- アルコール度数5%前後:低めの度数で飲みやすいが、ウイスキーの風味は控えめ。
- アルコール度数7%前後:主流の度数。
- アルコール度数9%以上:高めの度数。ガツンと飲みごたえがあって、高級で本格的なウイスキー銘柄が多い。
2.使用されているウイスキーの種類
ウイスキーの種類によって、ハイボールの味わいが大きく変わります。スコッチウイスキー、バーボンウイスキー、ジャパニーズウイスキーなど、それぞれ独自の風味を楽しむことができます。
好みのウイスキーが使われているかをチェックすることが大切。ウイスキーに詳しくない方は、商品レビューも参考にすると良いでしょう♪
3.甘さや炭酸の強さ
甘さの度合いや炭酸の強さも、ハイボールの味わいに影響を与えます。甘さ控えめでキリッとしたものや、炭酸が強く爽快感を重視したい場合など、自分の好みに合わせて選びましょう。
「甘さ」に関して補足すると、ウイスキーと炭酸の以外に「糖分」や「香料」が加わっているウイスキーハイボール缶も存在します。こうした商品は、ウイスキーが苦手な方におすすめです。
逆に、砂糖や果実の甘さを求めていない場合は、原材料や成分などをしっかりとチェックして購入しましょう。
この記事では添加物が入っていないものや、使用があっても味に影響が少ないものを選出。純粋なウイスキーハイボールに近い商品をご紹介します。
ハイボール缶をきっかけにウイスキーボトル市場が盛り上がる⁉
コロナ禍による家飲み需要の拡大は、ウイスキー市場にも大きな影響を与えました。その中でもウイスキーハイボール缶は、新たなウイスキー飲用者を獲得。市場の活性化に寄与しました。
現在でもウイスキーハイボール缶の人気は高く、ウイスキーに馴染みのなかった層を取り込むことに成功し、これまで「チューハイ」などを好んでいた若年層からも移行が進んでいます。
その結果、ライトユーザーがボトルウイスキーに移行し、その先の高級ウイスキーへとランクアップするケースも増加。ウイスキーに興味を持つユーザーが増えたことで、今後は通常のボトルウイスキーの志向も高まってくると予測されています。
ウイスキーハイボール缶が人気となった背景
かつては「おじさんの酒」とされていたウイスキー。女性がオンザロックでウイスキーを飲もうものなら、ソッコーでツッコミが入っていた時代もありました(ストレートで飲んでたらある種恐ろしかった 笑 )
しかし時代が変わり、ウイスキー人気は歴史的な高鳴りを見せています。特にウイスキーハイボールが大衆に受け入れられるようになったのが、間違いなく要因の一つでしょう。
変化が起きたのは2008年頃から。
ビールとほぼ同等のアルコール度数であったハイボールが人気を集め、サントリーはこのトレンドを捉え、ジョッキでウイスキーハイボールを愉しむことを戦力的に広めていきます。手頃な価格帯の「角ハイボール」や「トリスハイボール」を提案し、これまでウイスキーをあまり飲まなかった20代の層から支持を集めることに成功します。
その後、ジャパニーズウイスキーが国際的なコンペティションで高評価を受けたことで、空前のウイスキーブームが到来。サントリーの「山崎」や「白州」、ニッカウヰスキー「余市」といった高級ウイスキーの需要が異常なほど高まりました。
ウイスキーハイボールの文化を広めたことによって、今日のウイスキーハイボール缶の人気へと繋がりました。ハイボールブームのピークが過ぎ去った後も、各社は継続したプロモ―ションを続けた成果、ハイボール缶はビールやチューハイに代わる国民的なお酒となりました。
【2024年版】おすすめのウイスキーハイボール缶10選
- サントリー 角ハイボール缶
- サントリー プレミアムハイボール 白州 清々しいスモーキー
- サントリー プレミアムハイボール 白州 シェリー樽原酒ブレンド
- ジムビーム ハイボール缶
- ティーチャーズ ハイボール缶
- ブラックニッカ ハイボール香る夜
- キリン ホワイトホース ハイボール缶
- カバラン バー カクテル ドライ シングルモルト ハイボール
- 三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール
- ウイスキー ハイボール 戸河内
サントリー 角ハイボール缶
サントリー 角ハイボール缶
- ベース:ブレンデッドウイスキー
- 容量・数量:350ml×24本
- アルコール7%
- 原材料:ウイスキー、レモンスピリッツ、食物繊維、酸味料、炭酸ガス含有
- 楽天市場価格[2024年8月]:4,290円
「サントリー 角ハイボール缶」は、圧倒的なシェアを誇る、サントリーの「角瓶」を使用したウイスキーハイボール缶です。
「角瓶」は1937年に発売され、スムーズな口当たりとバランスの取れたフレーバーで多くのファンに愛されてきました。日本産のウイスキーで最も売れている銘柄でもあり、国内では飲食店でもすっかり定番となりました。ウイスキーハイボールの王様。
「サントリー 角ハイボール缶」にはレモンスピリッツが含まれています。
自作で造る角ハイボール(ウイスキー+ソーダ)とは異なり、レモンの爽やかな風味が加わることで、全体的にフレッシュで爽やかな味わいになります。ウイスキー本来の深い味わいを残しつつ、炭酸水の爽快感とうまく融合しているので、レモンスピリッツが入ったほうがきっと美味しいのでしょう。
価格もリーズナブルで、気軽に楽しめる一缶。ウイスキー初心者や軽やかな飲み物を好む方におすすめです。長い歴史を持つ、普遍的な人気「角ハイボール」は、もはや国民的なお酒と言えるでしょう。
サントリー プレミアムハイボール 白州 清々しいスモーキー
サントリー プレミアムハイボール 白州 清々しいスモーキー
- ベース:シングルモルトジャパニーズウイスキー
- 容量・数量:350ml×3本
- アルコール9%
- 原材料:モルト、炭酸
- 楽天市場価格[2024年8月]:3,580円
2024年6月に発売された「サントリー プレミアムハイボール 白州 清々しいスモーキー」は、希望小売価格600円の高級ウイスキーハイボール缶です。
ハイボール缶はリーズナブルにウイスキーを楽しめることで人気となりましたが、2024年はハイボール缶にも「プレミアム」を求めるように市場が変化。ひと昔前ではありえない高価格設定でも、大人気のシングルモルトウイスキー「白州」のハイボール缶であれば、飲んでみたいウイスキー好きなら思うはず…
また、ハイボール缶としては高級ですが、「白州」の流通価格を考慮すれば、コストパフォーマンスは決して悪くありません。
白州のハイボール缶は2種類販売されています。こちらの「清々しいスモーキー」は、ピート(泥炭)を使用して仕込まれた白州をベースにしており、一般的な白州ゆおりもスモーキーさが際立っています。
缶を開けた瞬間から広がる香りは、白州の特徴である森のような香りとともに、軽やかな燻製が香り、フルーティーなみずみずしさを感じます。
ドライですっきりしていますが、ハイボール缶としては少し個性的な飲み口。「白州」が好きな方や、クセが強めのスコッチウイスキーを好む方にもおすすめ。非常に人気があるため、定価では購入できませんが、今後さらに価格が高騰する可能性もあるので、購入はお早めに。
らいたい一品です。特に、ピート感やスモーキーさが好きな方には、白州の新たな一面を楽しめるでしょう。今後、さらに価格が高騰する可能性があるため、試すなら今がチャンスです。
サントリー プレミアムハイボール 白州 シェリー樽原酒ブレンド
サントリー プレミアムハイボール 白州 シェリー樽原酒ブレンド
- ベース:シングルモルトジャパニーズウイスキー
- 容量・数量:350ml×3本
- アルコール9%
- 原材料:モルト、炭酸
- 楽天市場価格[2024年8月]:3,680円
「サントリー プレミアムハイボール 白州 シェリー樽原酒ブレンド」は、すでに製造終了となっているウイスキーハイボール缶。在庫が無くなり次第、飲めなくなりますが、限定的に復活する可能性もあるのでご紹介します。
この商品は、爽やかなスモーキー原酒をベースに、シェリー樽で熟成した原酒をアクセントに加えて作られています。香りはシェリー樽原酒の影響により、甘みをしっかりと感じ、白州らしい森の風味、爽やかなアロマとドライフルーツのような甘みがあります。
「白州 清々しいスモーキー」と比べ、スモーキーさはやや控えめで、甘みが強調されている印象。よりバランスの取れた味わいです。どちらかと言えば、シェリー樽原酒ブレンドのほうが白州らしさを感じやすいと思います。
白州のハイボール缶は、一般的なウイスキーハイボール缶と比較しても、やはり圧倒的においしい。シングルモルトウイスキー白州の独自性が際立っていますね。
ジムビーム ハイボール缶
ジムビーム ハイボール缶
- ベース:アメリカンバーボンウイスキー
- 容量・数量:350ml×24本
- アルコール6%
- 原材料:ウイスキー(アメリカ製造)、スピリッツ、糖類、炭酸、酸味料
- 楽天市場価格[2024年8月]:4,074円
「ジムビーム ハイボール缶」は、バーボンウイスキー「ジムビーム」をベースに、スピリッツ、糖類など添加してつくられているウイスキーハイボール缶。
このウイスキー何度かリニューアルが繰り返されていますが、現行品はジムビーム原酒を増やし、バーボンウイスキーの個性を引き立たせています。
それと同時にレモンの風味も強くなっている印象を受けます。おそらく、バーボン原酒を増やすことで「重み」が増すため、バランスが崩れることを防ぐ役割でレモンの要素を強くしていると思います。
アルコール度数は6%とやや低め。それでもバーボンの豊かなバニラやキャラメルの香りもあって、しっかりとした味わいながらも軽やかで飲みやすい一缶です。
ティーチャーズ ハイボール缶
ティーチャーズ ハイボール缶
- ベース:ブレンデッドスコッチウイスキー
- 容量・数量:350ml×24本
- アルコール8%
- 原材料:モルト、グレーン、炭酸
- 楽天市場価格[2024年8月]:4,092円
「ティーチャーズ ハイボール缶」は、ブレンデッドスコッチウイスキー「ティーチャーズ ハイランドクリーム」を使用したウイスキーハイボール。原料はウイスキーと炭酸だけ。純粋なハイボールを缶に詰め込んだ商品です。
缶を開けた瞬間に、甘くてスモーキーな香りが広がり、ティーチャーズの特長をダイレクトに感じます。通常ボトルのウイスキーよりも、少し甘みが強く、むしろこちらの方がフレーバーは豊かな印象。本家を越えてどうする(笑)
炭酸もしっかりとしていて、ピートのスモーキーさとフルーティーなアロマのバランスも良好。ティーチャーズの風味を高いレベルで感じることができます。原材料に添加物を加えていない訳が理解できました。
スコッチ特有のスモーキ―さはあるので、クセのあるタイプが苦手な方にはおすすめできませんが、普段からブレンデッドスコッチウイスキーを飲んでいる方なら、程よいスモーキーさで飲みやすい仕上がりだと思います。
価格も「サントリー 角ハイボール缶」と変わらないので、コスパもよくて素晴らしいウイスキーハイボール缶です。
ブラックニッカ ハイボール香る夜
ブラックニッカ ハイボール香る夜
- ベース:ブレンデッドウイスキー
- 容量・数量:350ml×24本
- アルコール9%
- 原材料:モルト、グレーン、炭酸
- 楽天市場価格[2024年8月]:4,500円
「ブラックニッカ ハイボール香る夜」は、“1日の終わりのリラックスタイムを楽しくしてくれるハイボール”をコンセプトとしてつくられたウイスキーハイボール缶。原材料はウイスキーと炭酸のみ。北海道限定発売ですが、ネットショップで購入可能です。
ベースとなっている「ブラックニッカ」は、ニッカウヰスキーを代表するブレンデッドウイスキーです。ベースウイスキーの原酒には、新樽熟成のモルトウイスキーと、カフェグレーンウイスキーがブレンドされています。
「ブラックニッカ」にはいくつか種類がありますが、どの銘柄をベースにしているとの情報もなく、このハイボール缶に適した原酒で作られていると考えられます。
一口飲むと、フルーティーな味わいが広がり、バニラのような甘さもあります。フィニッシュにかけては程よくスモーキーでドライ。商品名からして当たり前ですが、ブラックニッカらしい味わいです。
アルコール度数は9%。やや高めの設定。その影響からは分かりませんが、他のハイボール缶と比べると、炭酸は若干弱めに感じます。
「ブラックニッカ ハイボール香る夜」は、しっかりとコクがあって、ウイスキーの味わいを愉しみたい方におすすめのハイボール缶。バーテンダーやウイスキー愛好家の中でも高く評価されているので、是非おためしください。
キリン ホワイトホース ハイボール缶
キリン ホワイトホース ハイボール缶
- ベース:ブレンデッドスコッチウイスキー
- 容量・数量:350ml×24本
- アルコール6%
- 原材料:ウイスキー(国内製造)、糖類、炭酸、香料
- 楽天市場価格[2024年8月]:4,047円
「キリン ホワイトホース ハイボール缶」は、ブレンデッドスコッチウイスキー「ホワイトホース」をベースに、糖類と香料が添加されたウイスキーハイボール缶です。
原材料が「ウイスキー(国内製造)」とあるのは、スコットランド産のウイスキー原酒を輸入し、日本国内で製造されていることから。これは、「ホワイトホース ファインオールド」の、容量2700mlボトル、4000mlボトルと同じなので、この商品にはペットボトル入りの「ホワイトホース」を使用しているのかも。
ちなみに「瓶」に入っている「ホワイトホース ファインオールド」は、スコットランドから輸入されているものなので、容量だけでなく、ペットボトルとは中身が異なっています。
香りは全体的に控えめで、ホワイトホースにしては少しスモーキーさも落ち着いています。軽やかで飲みやすい印象。香料の影響からか、レモンピールのような風味。スムーズな口当たりと軽やかな個性は、ホワイトホースらしさを感じます。
この記事で紹介しているハイボール缶と比較すると、「キリン ホワイトホース ハイボール缶」は少し飲みごたえに欠ける部分もありますが、バランスは悪くありません。
ウイスキーハイボール初心者向け、または食事に合わせて愉しむのに最適です。
カバラン バー カクテル ドライ シングルモルト ハイボール
カバラン バー カクテル ドライ シングルモルト ハイボール
- ベース:シングルモルト タイワニーズウイスキー
- 容量・数量:320ml×24本
- アルコール6%
- 原材料:ウイスキー、炭酸
- 楽天市場価格[2024年8月]:6,688円
「カバラン」は、台湾で造られているシングルモルトウイスキーです。台湾の老舗飲料メーカー、キングカーグループによって設立され、2006年からモルトウイスキーの製造を開始しています。国際的なコンペティションで数々のタイトルを獲得しており、世界中で注目されています。
「カバラン バー カクテル ドライ シングルモルト ハイボール」は、ウイスキーと炭酸だけで造られている、本格仕様のウイスキーハイボール缶です。ベースのウイスキーは「カバラン クラシック」という銘柄。ボトル価格は約1万円なので、アルコール換算で考慮すると、むしろハイボール缶の方がお得かもしれません。
「カバラン クラシック」はカバランを代表するウイスキーで、2008年に行われたスコッチのテイスティングイベントで高評価を得たことをきっかけに、世界的に注目されるようになりました。バーボン樽とシェリー樽で熟成された原酒をバランスよくブレンドし、フルーティーでバニラやキャラメル感のある味わいが人気となっています。
「カバラン バー カクテル ドライ シングルモルト ハイボール」は、ライトで飲みやすい口当たり。南国・台湾で熟成されたシングルモルトウイスキーは、トロピカルなフレーバーも付与されていることから、温かみのあるフルーティーさとエレガントで力強い風味もあります。
アルコールは6%ですが、それ以上に飲みごたえのあるウイスキーハイボール缶です。しっかり系ハイボールがお好きな方におすすめ。キンキンに冷やして飲みたいですね。
三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール
三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール
- ベース:ブレンデッドウイスキー
- 容量・数量:355ml×24本
- アルコール9%
- 原材料:モルト、グレーン、炭酸
- 楽天市場価格[2024年8月]:8,089円
「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」は、富山県にある三郎丸蒸留所で造られたモルトウイスキーと、スコッチのモルト、グレーンウイスキーなどの輸入原酒がブレンドされています。原材料はウイスキーと炭酸のみ。本格派のウイスキーハイボール缶です。
三郎丸のモルトウイスキーは、スコットランドのアイラ島で造られているような、しっかりとスモーキーな個性を持ちます。これまで紹介してきたウイスキーメーカーの中では生産規模が小さく、ハイボール缶に使用できる原酒は限られてきます。そのため、「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」は海外原酒をメインに構成されていると思います。それでも、三郎丸らしい燻製香はしっかりと感じます。
スモーキーでありながらもアイラモルト程の強烈なクセはなく、バニラやオーク樽由来の甘い香りもあります。アルコール度数は9%と少し高めですが、すっきりとした飲み口。
スコッチが好きな方におすすめのスモーキ―ウイスキーハイボール缶。ボディに厚みがあるので、お肉料理やBBQなどで一緒に楽しみたいですね。
ウイスキー ハイボール 戸河内
ウイスキー ハイボール 戸河内
- ベース:ジャパニーズブレンデッドウイスキー
- 容量・数量:350ml×6本
- アルコール8%
- 原材料:モルト、グレーン、炭酸
- 楽天市場価格[2024年8月]:2,980円
「ウイスキー ハイボール 戸河内」は、広島県にある“SAKURAO DISTILLERY(桜尾蒸留所)” のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした、「ジャパニーズブレンデッドウイスキー」をベースとするウイスキーハイボール缶です。ウイスキーと炭酸のみで作られています。
こちらはハイボール缶として少し高級な価格帯。原酒が全て日本産ですから、リッチなのはうなずけますね。
「SAKURAO DISTILLERY」の特徴としては、2種類のシングルモルト、「桜尾」と「戸河内」をブランドとして立ち上げている点にあります。これは、熟成環境が異なるために差別化しているもので、名前は違っていても、生産している蒸留所はどちらも同じ「SAKURAO DISTILLERY」となります。
「ウイスキー ハイボール 戸河内」は、フルーティーな香りが強く、味わいにも甘さがあります。トロピカルフルーツ、バニラ、ミルクチョコレート。爽やかな炭酸と共に、やさしくハーブのようなアロマ。
ウイスキーとしてのバランスが非常に良く、突出した個性はありませんが、ネガティブな要素も全くありません。全体的にクオリティの高く、洗練された高級感のある味わいです。
リーズナブルなハイボール缶と比較すれば、その差は歴然としています。しかし、バランスのとれたスムースな口当たりは、ウイスキー初心者にとっては少しわかりにくい部分もあるかもしれません。贅沢なひと時にどうぞ。
ウイスキーハイボール缶はそれぞれにユニークな特徴と魅力を持ち、豊かな風味と爽快感を手軽に楽しめます。
ウイスキーの世界には、まだまだたくさんの驚きと喜びが詰まっています。ぜひ、これらの缶を手に取り、ご自宅でも本格的なハイボールをお楽しみください♪
あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。
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