【2023年版】ハイランドのシングルモルトスコッチウイスキー|オフィシャルボトル29選

ユースケ
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こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

この記事ではスコットランド・ハイランド地域にある蒸留所で造られたシングルモルトウイスキーをご紹介致します。ネットショップや店頭などで購入できる、ハイランドのシングルモルトウイスキーを知りたい方におすすめの内容となっております。

2023年現在、ハイランドには40カ所以上の蒸留所が存在していますが、今回はその中から「入手可能なオフィシャルボトル」をリリースしている蒸留所と、おすすめのシングルモルトウイスキー29本を解説。

オフィシャルボトルを販売していない蒸留所や、まだ創業して間もない蒸留所のウイスキーは対象外としています。

ハイランドを含めたスコットランドの蒸留所とウイスキーをチェックしたい方は、こちらの記事をご覧ください↓

 

 

【2023年版】ハイランドのシングルモルトスコッチウイスキー|オフィシャルボトル29選

【1ページ目】
1. アードモア Ardmore
2. アードナマッハン Ardnamurchan
3. アバフェルディ Aberfeldy
4. ウルフバーン Wolfburn
5. エドラダワー Edradour

【2ページ目】
6. オーバン Oban
7. クライヌリッシュ Clynelish
8. グレンオード Glen Ord
9. グレンカダム Glencadam
10. グレンギリー Glen Garioch
11. グレングラッサ Glenglassaugh

【3ページ目】
12. グレンゴイン Glengoyne
13. グレンタレット Glenturret
14. グレンドロナック Glendronach
15. グレンモーレンジィ Glenmorangie
16. タリバーディン Tullibardine
17. ダルウィニー Dalwhinnie

【4ページ目】
18. ダルモア Dalmore
19. ティーニニック Teaninich
20. ディーンストン Deanston
21. トマーティン Tomatin
22. バルブレア Balblair
23. フェッターケアン Fettercairn

【5ページ目】
24. プルトニー Pulteney
25. ブレアアソール Blair Athol
26. ベンネヴィス Ben Nevis
27. ロイヤルブラックラ Royal Brackla
28. ロイヤルロッホナガー Royal Lochnagar
29. ロッホローモンド Loch Lomond

 

 

【2023年版】ハイランドのシングルモルトスコッチウイスキー|アードモア Ardmore

出典:https://www.suntory.co.jp/whisky/ardmore/

アードモア Ardmore
地域:北ハイランド
創業年:1898
ビームサントリー

ブレンデッドウイスキー「ティーチャーズ」のメイン原酒として活躍。酒質はおだやかでライトボディ。フェノール値は12~14ppm。熟成樽はラフロイグで使用した「リフィルバーボンカスク」を主に使用しています。

アードモア レガシー

アードモア レガシー

  • アルコール度数:40%
  • 参考価格:3400円

ライトボディ&ライトピーテッドなシングルモルトウイスキー。フルーティーさの中に薫香とスパイス、バニラ、ハチミツなどのスイートなフレーバーも感じます。スムースですがある程度クセがあるので、シングルモルトとしての飲みごたえはしっかりとあります。

余韻はやや短めなのでハイボールやロックで飲むのがおすすめです。スコッチウイスキーベースのカクテルに使用しても、個性がでて面白いと思います。

 

 

【2023年版】ハイランドのシングルモルトスコッチウイスキー|アードナマッハン Ardnamurchan

アードナマッハン Ardnamurchan
地域:西ハイランド
創業年:2014年
アデルフィー・ディスティラリー社

アードナマッハン(アードナムルッカン)は、スコットランド最西端にあるアードナマッハン半島にある蒸留所。ボトラーズ会社のアデルフィーによって2014年に創業。

アードナムルッカン シングルモルト


アードナムルッカン シングルモルト

  • アルコール度数:46.8%
  • 参考価格:12400円

アードナマッハン(アードナムルッカン)の初期リリースは「バッジナンバー」のついた限定ボトルでした。「アードナムルッカン シングルモルト」は数量25,200本限定となっていますが、バッジナンバーは記載されていません。

原酒は2015年と2016年に蒸留したピーテッド原酒とノンピート原酒を半分ずつ使用しており、熟成にはバーボン樽とシェリー樽を用いています。

ハイランドモルトの中でも個性的。アイランズモルトに近い独特の風味とピートの強さ。

創業してまだ間もないので、ウイスキーがどのようなスタイルに変化していくのか。これから注目すべき蒸留所ですね。

アードナムルッカン

 

 

【2023年版】ハイランドのシングルモルトスコッチウイスキー|アバフェルディ Aberfeldy

出典:https://www.dewars.com/gl/en/aberfeldydistillery/whisky-distillery/

アバフェルディ Aberfeldy
地域:南ハイランド
創業年:1896年
バカルディ社

デュワーズのキーモルトを造る蒸留所として有名。アバフェルディ村にあり、この地は創業者のジョン・デュワーの生まれ故郷でもあります。蒸留所はビジター設備が充実しており、デュワーズの博物館も併設しています。

アバフェルディ 12年

アバフェルディ 12年

  • アルコール度数:40%
  • 参考価格:4100円

フルーティーで華やかなシングルモルト。クセは少なく、ハチミツ、ビスケット、洋梨、バニラ、お花畑のアロマ。スムースで飲みやすいのでウイスキー初心者向けです。ハイボールや水割りにも合いますが、やわらかいウイスキーなのでストレートで飲むのも良いでしょう。

クラシックな個性と現代的でやや甘口なテイストが融合した、バランスの良い1本です。

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【2023年版】ハイランドのシングルモルトスコッチウイスキー|ウルフバーン Wolfburn

出典:https://wolfburn.com/the-story/the-distillery/

ウルフバーン Wolfburn
地域:ハイランド
創業年:2013年
オーロラ・ブリューイング社

2012年に蒸留所の建設計画がスタート。13年からは生産が開始され、16年には早くもシングルモルトをリリースしています。ウルフバーンという名前は、かつて野生のオオカミが多く生息していた地域であったから。「ウルフ」と仕込み水を採取している川(バーンは川を意味する)を合わせています。

ウルフバーン オーロラ

ウルフバーン オーロラ

  • アルコール度数:46%
  • 参考価格:6500円

すでに数多くのオフィシャルボトルをリリースしているウルフバーン蒸留所ですが、現在の定番ボトルとしては「ウルフバーン オーロラ」がフラッグシップと言えるでしょう。酒齢は3年ですが、若さを感じさせない上質な仕上がりです。

熟成樽はファーストフィルのバーボン樽と、ファーストフィルのオロロソシェリー・ホッグスヘッド樽を使用。

酒齢が上がるたびに複雑さが増すので、これからに期待ですね。

ウルフバーン オーロラ

 

 

【2023年版】ハイランドのシングルモルトスコッチウイスキー|エドラダワー Edradour

エドラダワー Edradour
地域:南ハイランド
創業年:1825年
シグナトリーヴィンテージ社

農家兼業スタイルの小さな蒸留所として創業。2000ℓの最小クラスのポットスチルが2基だけで造り続けていましたが、2018年に生産設備を増設。ポットスチルは2倍となり、初留2基・再留2基の合計4基となっています。年間生産量は26万ℓ。

かつてはスコットランド最小の蒸留所でしたが、現在では2000ℓ以下のポットスチルでもスコッチウイスキーと名乗ることが条件付きで許されているため、エドラダワーより生産量の少ないクラフトディスティラリーが数多く存在しています。

エドラダワー10年

エドラダワー 10年

  • アルコール度数:40%
  • 参考価格:6600円

オロロソシェリー樽由来のキャラメル、スパイス、ドライフルーツのアロマが特徴的。ピートのクセはありませんが、口に含むとワイルドで、甘やかな風味とは対照的なビターな味わいです。

ハイランドモルトの中では珍しくフルボディな1本。おすすめの飲み方はストレートかロック。ソーダ割は好みが分かれると思います。

いずれにしてもオフィシャルボトルでシェリーのしっかりとしたタイプは少なくなっているので、頑張ってリリースを続けてほしい所です。

エドラダワー 10年

 

 

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