【2023年版】アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説!おすすめボトルも登場

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Micil ミシル

出典:https://micildistillery.com/our-distillery/

ミシル

地域:アイルランド・ゴールウェイ州
創業年:2020
Micil Distillery

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Lough Ree ロッホリー

ロッホリー

地域:アイルランド・ロングフォード州
創業年:2018
Lough Ree Distillery

2018年に創業したマイクロディスティラリー。特注の銅製ポットスチルは、密造酒時代を思い起こさせる、容量 150 リットルという極小サイズを使用しています。

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Shed シェッド

出典:https://www.thesheddistillery.com/

シェッド

地域:アイルランド・リートリム州
創業年:2014
P・j・リグニー氏

リートリム州ドラムシャンボー村に2014年に創業したシェッド蒸留所は、ジン、ウォッカ、ウイスキーを製造しており、計8基のホルスタイン社製のスチルを使用して、多様な製品を作っています。

最初にリリースされたのは「ドラムシャンボー・ガンパウダージン」。中国茶のボタニカルを使用したクラフトジンで、アイリッシュらしくない?個性的な風味から人気を集めています。アイルランドだけでなく、イギリス、カナダ、アメリカ、EUなどで年間約130万本販売されています。

ウイスキーは2019年にリリース。「ドラムシャンボー・ポットスチルウイスキー」は大麦麦芽、大麦、オート麦を使用しており、アイルランドでは初めてオート麦を原料に使ったポットスチルウイスキーとなりました。

2020年末には300万ユーロ(約4億円)をかけた立派なビジターセンターが完成。コロナ禍により開業が遅れましたが、観光客の誘致にも積極的です。

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Lough Mask ロッホマスク

出典:https://www.loughmaskdistillery.com/

ロッホマスク

地域:アイルランド・メイヨ―州
創業年:2018
Lough mask distillery

メイヨ―州のメスク湖のほとりにあるマイクロディスティラリー。銅製のアランビック蒸留器を使用し、シングルモルトウイスキーの他、ジンやウォッカも生産しています。

ロッホマスク蒸留所の仕込み水はメスク(マスク)湖から採取したもの。蒸留は2回行われ、アメリカンオーク樽とヨーロピアンオーク樽で熟成させています。

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Achill Island アキルアイランド

出典:https://www.irishamericanwhiskeys.com/our-distillery.html

アキルアイランド

地域:アイルランド・メイヨ―メイヨ―州
創業年:2019
アイリッシュアメリカントレーディング社

アキルアイランド蒸留所は、アイルランド唯一の「島(アキル島)」で、メイヨー州出身の一家によって2019年に創業されました。島の面積は148㎢。人口は約2700人程度ですが、これでもアイルランドの中では最大の島となっています。

ブランドのロゴには、ブレンデッドスコッチの「カティサーク」もびっくり?の帆船が採用されています。これは、19世紀にアイルランドからアメリカに移民を運んだ帆船、ジーニージョンストン号をモチーフにしたものです。

「アイリッシュ・アメリカン」というブランド名を聞くと、「アイルランドで造られているアメリカンタイプのウイスキー⁉」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、全く違います(笑)

造られているのはモルトウイスキーとポットスチルウイスキーで、スコットランド製の2基のポットスチルで2回蒸留。ばりばりのスコッチタイプとなります。

アキルアイランド蒸留所の原酒は使っていませんが、2015年から「アイリッシュアメリカン」の名前でウイスキーをリリース。ブレンデッドとシングルモルトの2種類があり、ラベルにはジーニージョンストン号の姿が描かれています。

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Nephin ネーフィン(準備中)

ネーフィン(準備中)

地域:アイルランド・メイヨ―州
創業年:準備中

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Connacht コノート

出典:https://connachtwhiskey.com/visit-us/?v=24d22e03afb2

コノート

地域:アイルランド・メイヨ―州
創業年:2016
Connacht whiskey company

メイヨー州バリナに2016年に設立されたコノート蒸留所は、モイ川河口に位置しており、パン工場を改装して創業しました。蒸留所の創業メンバーは3人のアメリカ人と1人のアイルランド人。蒸留責任者のロバート・カッシェル氏はペンシルベニア州の出身で、フィラデルフィアのクラフト蒸留所でウイスキー造りを学んでいます。

コノート蒸留所ではジン、ウォッカ、ポチーン、モルトウイスキー、ポットスチルウイスキーを製造。カナダ製の3基のスチルがあり、モルトウイスキーは2回蒸留。残り1基はジンの製造用となっています。

カナダ製のスチルがアイリッシュウイスキーの蒸留所に導入されることは珍しいこと。これは、創業者の一人であるカッシェル氏が修業した、フィラデルフィアの蒸留所が同様のスチルか、あるいは似たタイプを使用していたことによるもの。

コノート蒸留所のウイスキーには、ユニークなものがあります。それは、「ブラザーシップ(兄弟)」というウイスキーで、これはアメリカンウイスキーとアイリッシュウイスキーの10年物をブレンドした商品。コノートの原酒はまだ使用していませんが、将来的には自社原酒&買い付けたアメリカンウイスキーのブレンドを販売するかもしれませんね。

そのほか、日本未発売ですが「コノート・シングルモルト・バッチ1」などのシングルモルトをすでにリリースしています。

 

 

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