【2023年版】アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説!おすすめボトルも登場

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|West Cork ウエストコーク

出典:https://www.westcorkdistillers.com/distillery

ウエストコーク

地域:アイルランド共和国・コーク州スキバレン
創業年:2003
West cork Distillers

アイルランド南西部のコーク州に位置するウエストコーク蒸留所は、2003年に創業されたクラフトウイスキー蒸留所。

創業当初は幼なじみ3人が集まって、小さなガレージからスタートさせましたが、2013年にスキバレンに移転し、2016年には22.5エーカーの広大な敷地に第2蒸留所を開設しています。現在の年間生産能力は450万リットルとなったおり、クラフト蒸留所とも呼ばないくらい本格的なアイリッシュウイスキー蒸留所の一つとなっています。(ちなみにアイラ島のラフロイグは年間生産量330万リットル)

また、ウエストコーク蒸留所では、多様なスチルを使用して原酒を造りを行っています。原酒は自社製品以外にクラフト蒸留所の原酒としても使用されており、モルトウイスキーやポットスチルウイスキーの他、ジンやウォッカなどのスピリッツも生産しています。

ウエストコーク蒸留所では、モルトとグレーン用の2つのマッシュタン、8つのポットスチル、2つのコラムスチルがありますが、これらのほとんどが「自作」か「改造したスチル」。蒸留所には大きなガレージがあり、そこで特殊なスチルを製造できるとのこと。

ウイスキーは「ウエストコーク」の名前で幅広く展開しており、シングルモルトとブレンデッドの2種類があります。バーボンカスクやシェリーカスク、ラムカスク、IPAカスク、新樽など、様々な樽で熟成させ、個性的なウイスキーをリリースしています。

 

「West Cork ウエストコーク」おすすめのウイスキー

ウエスト コーク シングルモルト

ウエスト コーク シングルモルト

 

ウエストコーク シングルカスク バーボンカスクフィニッシュ

ウエストコーク シングルカスク バーボンカスクフィニッシュ

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Cape Clear Island ケープクリアアイランド(準備中)

出典:https://www.capecleardistillery.com/

ケープクリアアイランド(準備中)

地域:アイルランド・コーク州クリア島
創業年:2016
シェイマス・オ・ドリスオイル氏

ケープクリアアイランドは、コーク州の南西海岸から 13キロほど沖合にある島にある蒸留所。現在はジンを製造していますが、ウイスキーの生産計画が発表されています。

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Lake view Estate レイクビューエステート(準備中)

レイクビューエステート(準備中)

地域:アイルランド・ケリー州
創業年:準備中
Lakeview House & Estate

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Killarney キラニー(準備中)

Killarney キラニー(準備中)

地域:アイルランド・ケリー州
創業年:2015
Killarney Distilling Co.

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Skellig Six18 スケリッグシックスエイティーン

出典:https://skelligsix18distillery.ie/our-whiskey/

スケリッグシックスエイティーン

地域:アイルランド・ケリー州
創業年:?
Skellig Distillers Limited

 

 

アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Dingle ディングル

出典:https://dingledistillery.ie/

ディングル

地域:アイルランド・ケリー州ディングル半島
創業年:2008
Dingle Whiskey Distillery

アイルランドのディングル半島・ディングル町にある蒸留所。スペイサイドのグレンマレイ蒸留所でマネージャーを務めていた「グラハム・コール」氏が、蒸留所の責任者としてウイスキー造りを行っています。

グレンマレイ蒸留所といえば、フランスのラ・マルティニケーズ社によって2008年買収されていますが、その後グレンマレイのウイスキーを支えていたのがグラハム氏。グレンマレイではワインカスクでの熟成を導入することで、さまざまな原酒を造り分けるスタイルを確立します。

グラハム氏がディングル蒸留所へ移籍したことで、スコッチ(グレンマレイ蒸留所)とはまた違った、アイリッシュウイスキーの特性を活かした個性となることが予測できますね。

ディングル蒸留所でウイスキーの生産が始まったのは2014年。現在はモルトウイスキーとポットスチルウイスキー、ジンやウォッカなどを製造しています。

スチルは合計4基。そのうち1基はジンとウォッカ用。スチルは全てフォーサイス社製で、モルト・ポットスチル共に3回蒸留が行われています。ポットスチルウイスキーは大麦と大麦麦芽の割合が半分ずつ。発酵槽はオレゴンパイン製が計5基。

2020年からは「樽売り」も開始。すべてファーストフィルで、ポートワイン、バーボンカスク、オロロソシェリーカスク、ペドロヒメネスシェリーカスクの4種類の樽を選ぶことができるそうです。ニューポットを詰めて最低8年~最長20年まで蒸留所内で熟成させることが可能。

オーナーズカスクを行っているアイリッシュウイスキーの蒸留所はほとんどないので、樽買いを希望するウイスキーファンから、今後注目されるかもしれません。

 

「Dingle ディングル」おすすめのウイスキー

ディングル シングルモルト アイリッシュウイスキー

ディングル シングルモルト アイリッシュウイスキー

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アイリッシュウイスキー蒸留所51カ所解説|Burren バレン

出典:https://burrendistillers.com/unique-whiskey/

バレン

地域:アイルランド・クレア州
創業年:2019
Burren Distillers

クレア州に誕生したクラフトウイスキー蒸留所。2019年10月からウイスキーの生産をスタートさせています。

バレン蒸留所は伝統的なアイリッシュウイスキーの製造にこだわっており、大麦畑を自社で管理しています。収穫した大麦はフロアモルティングによって大麦麦芽に加工しており、小規模蒸留所としてはアイルランドで唯一となります。

 

 

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