バーテンダーが解説!ウイスキーの保存方法について重要な5つのポイント

ユースケ
ユースケ

こんばんは。ユースケです。

僕の自己紹介:経歴9年の現役バーテンダー。ウイスキー文化研究所認定「ウイスキーエキスパート」。JSA認定「ソムリエ」。

この記事ではウイスキーの保存方法について解説したいと思います。

ウイスキーの保存方法が分からない方や、できる限り長持ちさせたいと思っている方。さらに、コレクションとして、未開封のウイスキーを長期保存している方にもおすすめの内容となっております。

ウイスキーは、開栓後でもある程度の期間は、おいしい状態で保存することが可能です。しかし、誤った方法で保存・保管を行えば、短期間でも風味が劣化してしまうこともあります。そうならない為にも、今回はウイスキーの保存方法について重要なポイントを5つに分けて、現役バーテンダーであるわたくし、ユースケがわかりやすく説明していきたいと思います。

 

バーテンダーが解説!ウイスキー保存方法について重要な5つのポイント

ウイスキーの保存・保管するときに重要な5つのポイント

① ボトルを立てて保管する。

② 湿気や臭気の無い場所で保管する。

③ 光に当てないで保管する。

④ 温度の変化ができるだけ少ない場所で保管する。

⑤ パラフィルムを巻いて保存する。(おすすめ!)

 

バーテンダーが解説!ウイスキーの保存方法について重要な5つのポイント①ボトルを立てて保管する

①ボトルを立てて保管する

コルクの劣化を防ぐ

ウイスキーは横に寝かせて保管するとコルクが劣化し、液漏れが起こる可能性があります。さらに、コルク臭がウイスキーについてしまうなど、ウイスキーの風味自体にも悪影響を与えてしまう為、ボトルをたてて保存することが重要です。

液漏れを防ぐ

「スクリューキャップ」に関しては、コルクのように劣化することはないのですが、オールドボトルなどの年数が経過したボトルなどに関しては、液漏れの原因となるケースがあります。スクリューキャップであっても、やはりボトルは立てて保存したほうがよいでしょう。

酸化を防ぐ

中身のウイスキーが減っている場合は、横で寝かせて保存するとウイスキーが空気(酸素)に触れる面積が大きくなってしまいます。そうなると、香りが落ちやすくなるため、液面の面積が少なくなるように立てて保存する方が良いです。

ユースケ
ユースケ

たまに「横置き」でウイスキーを販売しているお店を見かけますが、間違った保管・販売方法です。真似してはいけませんね。

 

バーテンダーが解説!ウイスキーの保存方法について重要な5つのポイント②湿気や臭気の無い場所で保管する


②湿気や臭気の無い場所で保管する

湿気

どんなお酒でも共通していることですが、湿気が高すぎる場所でウイスキーを保存するとラベルにカビが生えたりするので衛生的に良くありません。また、コルク栓の劣化もしやすくなるため適度な湿気の場所で保管しましょう。とくに湿気の高い「夏場」は注意が必要です。

臭気

臭いのある場所で保管すると、ウイスキーの香りが悪くなります。悪臭・芳香剤・消臭剤・殺虫材などが近くに無い場所で保管しましょう。

 

バーテンダーが解説!ウイスキーの保存方法について重要な5つのポイント③光に当てないで保管する

③光に当てないで保管する

ウイスキーは紫外線に弱いため、直射日光に当てるのは絶対にNGです。

できれば「うっすらと明るい」場所も避けたほうが良いでしょう。未開栓ウイスキーの保管は真っ暗な場所で行い、普段飲み用の開栓しているボトルは、直射日光が当たらない、できるだけ暗いスペースに置いておきましょう。

ウイスキーのボトルの色が「黒」や「緑」である理由の一つとして、日光による紫外線からウイスキーが劣化するのを防ぐ役割があります。ただし、色付きボトルでも完全に紫外線を遮断できないので、暗い場所で保管してください。

 

バーテンダーが解説!ウイスキーの保存方法について重要な5つのポイント④温度の変化ができるだけ少ない場所で保管する


④温度の変化ができるだけ少ない場所で保管する

温度変化により、ウイスキーの液中にある成分などが結晶化し、風味の劣化につながる場合もあるので、急激な温度変化の無い場所(冷暗所)で保管すると良いでしょう。また、保管温度は20℃くらいが良いとされています。夏場などは、できる限り高温にならないスペースで保管しましょう。

ユースケ
ユースケ

「冷蔵庫」は温度が低すぎるので、長期間の保管・保存には不向きです。

しっかりとウイスキーを保管したい方には、一定に温度と湿度を保つことができる「ワインセラー」がおすすめです。注意点としては、ウイスキーを立てて保管することです。また、ワインの場合はボトルを横に寝かせて保存するので、ワインセラーによっては立てて入れることができないものあります。

ウイスキーの保管は、ワインほどデリケートではない為、高額なワインセラーである必要はありません。

 

バーテンダーが解説!ウイスキーの保存方法について重要な5つのポイント⑤パラフィルムを巻いて保存する

⑤パラフィルムを巻いて保存する

パラフィルムとは?

パラフィルムは医療用や実験用に使用されている、収縮性の高いフィルムのことです。

パラフィルムをボトルの開栓口に巻き付けることで、ウイスキーの劣化を防ぐことができます。

パラフィルムを巻くことは、最も効果があるウイスキーの保管・保存方法といわれています。ウイスキーのコレクターや、ウイスキーをたくさん扱う「バー」では必須アイテムです。

しっかりしまっているように感じても、スクリューキャップ・コルク栓に限らず、ウイスキーの開栓口の気密性は意外と低いものです。一度も開けていなくても、長期間の保存によって徐々にウイスキーは揮発していきます。

パラフィルムの特性

伸縮性・気密性が高い

伸縮性が優れているため、ボトルに巻きつけることが容易にできる。また、しっかりと巻き付ければ気密性も高い。外気を遮断することで、ウイスキーとコルク栓の劣化を防止できる。

防水制

液漏れを防ぐ。

半透明で接着性がない

半透明であるため、目立たない。また、パラフィルムをはがした後に、セロテープのようにベタベタと残る心配がない。

無臭・無害

パラフィルムには香りが無いためウイスキーの香りに影響を与えない。

 

 

まとめ

バーテンダーが解説!ウイスキーの保存方法について重要な5つのポイント

① ボトルを立てて保管する。
・ウイスキーは横に寝かせて保管するとコルクが劣化し、液漏れが起こる可能性があるため、立てて保管する。

② 湿気や臭気の無い場所で保管する。
・高湿度はラベルやコルクの劣化につながる。臭気はウイスキーの香りを悪くする。

③ 光に当てないで保管する。
・紫外線に弱いため、直射日光には絶対に当てない。

④ 温度の変化ができるだけ少ない場所で保管する。
・一定の温度で保管。20℃前後がベスト。

⑤ パラフィルムを巻いて保存する。おすすめ!
・外気を遮断して劣化を防ぐ。

 

 

さまざまな保管・保存方法をご紹介しましたが、一番良いのは「開栓したら、できるだけ早く飲み切る」ことです。ウイスキーはワインのような急速な劣化はしないものの、長期間の保存には注意が必要ですね。

「パラフィルムを巻いて保存する」ことに関しては、簡単に実践することができ、劣化防止の効果も高いため、おすすめです。ウイスキーを長期間保管する際には無くてはならないアイテムとなりますので、コレクションが多い方はぜひ利用してみて下さい。

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーによって幸せになることを願っています。最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、また。

 

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