ウイスキー評論家が高得点【91点】をつけたシングルモルト16選

ユースケ
ユースケ

こんばんは。ユースケです。

僕の自己紹介:経歴9年の現役バーテンダー。ウイスキー文化研究所認定「ウイスキーエキスパート」。JSA認定「ソムリエ」。

この記事では世界的に有名なウイスキー評論家 「故マイケル・ジャクソン」氏の著書『モルトウイスキー・コンパニオン改訂第7版』で高得点となる、100点満点中91点を獲得したシングルモルト・スコッチウイスキーをご紹介致します。

ウイスキー評論家が高得点をつけたシングルモルト
90点 91点 92点 93点 94点(最高得点)

2020年に発売された『改訂版7版』は、マイケル氏が生前テイスティングしたウイスキーの他、マイケル氏の遺志を継ぐ、有名ウイスキーライター「ドミニク・ロスクロウ」氏と「ギャビン・スミス」氏によって改訂が行われており、約600種もの新ボトルが掲載されています。この本では約800本のウイスキーが評価されていますが、90点以上の高得点がつけられたシングルモルト・スコッチウイスキーは僅か68本。他のウイスキー評論家が90点以上の得点を付けることは珍しくはありませんが、マイケル氏はめったに90点以上の評価はしません。その遺志をできる限り尊重する形で、新ボトルの評価も厳しく行われているため、90点以上のボトルは少なくなっています。

91点を獲得しているボトルは68本中16本となっており、その全てが紛れもなく優れた銘柄と言えるでしょう。前回は90点のボトルをご紹介しましたが、今回は91点のウイスキー16本を解説していきます。古いボトル(旧ボトル)、レアウイスキー、高級ウイスキーがほとんどですが、中には現在でも入手可能なボトルもあります。プレミアムウイスキーご購入時の参考にして頂ければうれしいです。

 

マイケル・ジャクソン (michael Jackson)
1942~2007

イギリス出身。ウイスキージャーナリスト、ライター、評論家。著書『モルトウイスキー・コンパニオン』は1989年にイギリスで刊行され、世界的なベストセラーとなる。ウイスキー以外にビールにも精通しており、歌手のマイケル・ジャクソンは「ポップの帝王(King of Pop)」と呼ばれたのに対し「ホップの帝王(King of Hop)」と呼ばれることもあった。2007年にロンドンの自宅で亡くなる。享年65歳。

主な著作:『ウィスキー・エンサイクロペディア』2007年、『ビア・コンパニオン 日本語版』1998年、『モルトウイスキー・コンパニオン』1989年。

『モルトウイスキー・コンパニオン改訂第7版』

 

ウイスキー評論家が高得点【91点】をつけたシングルモルト16選

1ページ目

1. タリスカー30年
2. タリスカー27年 1985 スペシャル・リリース2013
3. アベラワー Warehouse No.Hand-Filled ファースト・フィル・バーボン、カスク番号1684
4. アードベック Auriverdes(オーリヴェルデ)
5. ベンリアック25年 Authenticus(オーセンティック)
6. クラインリーシュ(クライヌリッシュ)1997 カスク番号6873(ベリー・ブラザーズ&ラッド)
7. グレンギリー1995
8. グレンファークラス175thアニバーサリー・チェアマンズ・リザーブ
9. グレングラッサ30年

2ページ目

10. グレンモーレンジィ28年 1981 プライド
11. グレンロセスJohn Ramsay Legacy(ジョンラムゼイレガシー)
12. ハイランドパーク40年
13. ラガヴーリン12年スペシャルリリース2013
14. ラフロイグ クオーターカスク
15. ザ・マッカランSienna(シエナ)1824シリーズ
16. スプリングバンク21年2014

 

ウイスキー評論家が91点をつけたシングルモルト タリスカー30年

タリスカー30年
45.8%

30年はかつて「スペシャルリリース」として限定的に発売されていましたが、現在は正規ラインナップとして毎年継続的に販売されているボトルとなっています。熟成樽はバーボン樽とシェリー樽。酒齢30年以上の長期熟成原酒が重なり合い、重厚でエレガントな味わいを生み出しています。オレンジ、チョコレート、焚き火、スパイス、赤ワインソース、魚介の乾物。スカイ島独自の風土により、スペイサイドやハイランドとは違う個性的な風味。高級品ですが、奮発して買う価値のある1本。

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ウイスキー評論家が91点をつけたシングルモルト タリスカー27年 1985 スペシャル・リリース2013

タリスカー27年 1985 スペシャル・リリース2013
56.1%

1985年~2013年まで熟成させた原酒をバッテッドし、カスクストレングスでボトルした27年物。限定本数3000本。タリスカー10年よりも黒胡椒の風味は控えめ。ピートスモーク、レザー、レモン、バニラ、ホワイトチョコレート、蜂蜜。樽香と華やかさのあるタリスカー。加水すると複雑に変化し、飽きが来ることはありません。度数が強い割にアルコールの刺激も少なく、まろやかです。

 

ウイスキー評論家が91点をつけたシングルモルト アベラワー Warehouse No.Hand-Filled ファースト・フィル・バーボン、カスク番号1684

アベラワー Warehouse No.Hand-Filled ファースト・フィル・バーボン カスク番号1684
63.5%

アベラワー蒸留所内でビジター用にボトリングされたウイスキー。1994年~2009年まで熟成させた15年物。『モルトウイスキー・コンパニオン改訂第7版』ではテイスティングコメントに『素晴らしい花の特徴を出している。女忍者のよう 繊細で、美しいが、素早く、強い』と書かれています。ウイスキーの味わいに「女忍者」というワードがでてくるとは(笑)一体どういう意味でしょうか…

 

ウイスキー評論家が91点をつけたシングルモルト アードベック Auriverdes(オーリヴェルデ)

アードベック Auriverdes(オーリヴェルデ)
49.9%

2014年に発売されたアードベッグ・デー向けの限定ボトル。「オーリヴェルデ」の由来は、ウイスキーの黄金色(Auri=金)と、アードベッグのディープグリーンボトル(verdes=緑)を合わせたものとなっています。バニラ、燻製フルーツ、ピート湿原、ウッディネスでスイート。

 

 ウイスキー評論家が91点をつけたシングルモルト ベンリアック25年 Authenticus(オーセンティック)

ベンリアック25年 Authenticus(オーセンティック)
46%

※画像はベンリアック25年

2012年~2015年まで発売。2016年からは「ベンリアック30年オーセンティック」に切り替わっています。ベンリアック蒸留所はスペイサイドにあり、2009年にフロアモルティングを再開した蒸留所。近年、シングルモルトとしての人気が高まっています。『モルトウイスキー・コンパニオン改訂第7版』ではハウススタイルを『クッキーのよう、ほのかにバタースコッチをともなう。元気回復に。昼下がりのもると?』としています。華やかでソフト。長期熟成らしいやわらかさにモルトの芳ばしさ、フルーティーさを感じます。

↓ベンリアック25年

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ウイスキー評論家が91点をつけたシングルモルト クラインリーシュ(クライヌリッシュ)1997 カスク番号6873(ベリー・ブラザーズ&ラッド)

クラインリーシュ(クライヌリッシュ)1997 カスク番号6873(ベリー・ブラザーズ&ラッド)
57.3%

クライヌリッシュのBBR復刻ラベル。クライヌリッシュらしさのあふれる1本。華やかでフローラル。甘いフルーツの香り。同シリーズはBBRの象徴的なボトルで、クライヌリッシュ以外にも魅力的なシングルモルトがいくつも存在しています。

↓ボトラーズ「BBR」のウイスキー

 

ウイスキー評論家が91点をつけたシングルモルト グレンギリー1995

グレンギリー1995
56.3%

グレンギリーは東ハイランドにある蒸留所。かつてはピートがしっかりと効いたオールドハイランドスタイルなウイスキーをつくっていましたが、最近はピートの風味があまり感じられない、華やかでモルティーな個性に変わっています。グレンギリー1995は幅広いフルーツアロマが立ちのぼるリッチなタイプ。甘みが強くまろやかな口当たりです。

↓グレンギリー 12年

 

ウイスキー評論家が91点をつけたシングルモルト グレンファークラス175thアニバーサリー・チェアマンズ・リザーブ

グレンファークラス175thアニバーサリー・チェアマンズ・リザーブ
43%

チェアマン「ジョン・L.S.グラント」氏が貴重な長期熟成の原酒を選びブレンド。セレクトされた4樽は、酒齢を合計すると「175年」となっています。平均熟成年数は40年以上となるリッチなウイスキー。総生産本数は1296本。日本へは僅か60本となっています。文句なしに素晴らしいボトル。シェリー香が強すぎず、落ち着きとアグレッシブな個性の調和がとれた特級モルトです。

 

ウイスキー評論家が91点をつけたシングルモルト グレングラッサ30年

グレングラッサ30年
44.8%

グレングラッサは1875年に東ハイランドの漁村「ポートソイ」に創業した蒸溜所。1986年に一度は生産が休止しましたが、2008年には再開されました。現在はベンリアック・ディスティラリー・カンパニーの所有する蒸留所となっています。原酒はリフィルシェリー樽4つにホグスヘッドを1つ加えてつくられており、カスクストレングスでボトリング。30年という長期熟成によって、アルコール度数は44.8%までに落ち着いています。フルボディですが、樽からのタンニン分は緻密でビロードのよう。フルーティーで僅かにスパイス・ピートスモークを感じます。

↓グレングラッサ エボルーション

 

次のページではラフロイグの人気ラインナップが登場!

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