こんばんは ユースケです。
自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!
この記事ではウイスキー検定について、受験するメリットや、合格するために必要なテキスト・過去問(練習問題)などについて解説致します。
ウイスキー検定に興味がある方、受験することが決まっている方、ウイスキーの勉強を本格的に始めたいと思っている方におすすめの内容となっております。
ウイスキー検定「2級」合格者である、わたくしユースケが分かりやすく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
3級、2級、ジャパニーズクラフトウイスキー(JC)級
※第19回は在宅試験となります。
第19回 実施概要※第19回は在宅試験となります
試験日時
試験期間 : 2024年9月20日(金)~ 2024年9月30日(月)
実施級 : 3級、2級、ジャパニーズクラフトウイスキー(JC)級
※各級の試験時間は60分です。試験期間内で、お好きな場所、時間に受験してください。お申し込み期間
受付開始 2024年5月20日(月)正午<コンビニ支払・銀行振込>2024年8月22日(木)まで
<クレジット決済>2024年8月29日(木)まで
受験資格
20歳以上の方
実施級
<在宅試験>3級<マークシート 4者択一形式>
『増補新版 ウイスキー検定公式テキスト』のスコッチを中心に全ての章から出題。テキスト外からの出題もあるが、テキストを学習すれば合格可能。ウイスキーが好きで、ウイスキーの基礎知識を持つ方を対象とした初級レベル。
【合格基準:100問中60問以上】
2級<マークシート 4者択一形式>
『増補新版 ウイスキー検定公式テキスト』を中心に出題。テキスト外からの出題もあるが、テキストを深く学習、理解すれば合格可能。ウイスキーの文化や歴史、製法を理解し、ウイスキー通になりたい方を対象とした中級レベル。
【合格基準:100問中70問以上】
ジャパニーズクラフトウイスキー(JC)級<マークシート 5者択一形式>
日本のクラフトウイスキー、クラフト蒸留所や時事問題を中心に出題。ジャパニーズクラフトウイスキーに関しての幅広い知識を持つ方を対象とした中級レベル。
【合格基準:100問中75問以上】
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申し込み受け付けサイト↓
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ウイスキー検定合格者が語る!ウイスキー検定とは?
ウイスキー検定とは?
ウイスキーをもっと知り、もっと楽しむための知識を問う試験です。
ウイスキー検定公式HPより引用
わたしの言葉で説明すると「ウイスキー好きのためにある、ウイスキーがもっと好きになって、楽しくなるきっかけを与えてくれる検定」といったところでしょうか♪
公式サイトもご参考にご覧ください↓
ウイスキー検定を受験するメリット
ずばり「ウイスキーを勉強するきっかけがつくれる」こと!
ウイスキーの知識を身につけることで、おいしいウイスキーと出会える確率を上げることができますよね。
しかしながら、ウイスキーを「知りたい」「勉強したい」と思ってはみたものの、なかなか勉強するきっかけをつくることができず、「なんとなく本を読んだだけ」になってしまいがちです。
もちろん、ウイスキーに関する書籍を読んだり、ネットを活用して調べることもいいと思います。
ですが、それだけでは得られる知識に限界があったり、モチベーションもあがりませんよね?
ウイスキー検定を受験することで「検定合格」という一つの目標が生まれます
「検定合格」という目標があれば、勉強に対するモチベーションも上がりますし、受験に申し込めば「後に戻れない感」もでてきて、「せっかくテキストも買ったし、受験料払ってるし合格を目指すか!」となるはずです(笑)
仮に合格できなくても、ウイスキー検定受験のために勉強すれば、以前のあなたとは比較できないくらいの正しいウイスキーの知識を得ることができます!
結果以上に大事なのは「目標を立てて勉強し、ウイスキーレベルを着実に上げること」ではないでしょうか。
ウイスキーを勉強するきっかけを作れることができる。これがウイスキー検定受験の大きなメリットなのです。
気の合う仲間と出会えることも
セミナーやイベントなどに参加することで、ウイスキー検定合格を目指す同志と交流をはかることができます。
持つべきものはウイスキー友達♪
主催団体「ウイスキー文化研究所」とは?
ウイスキー検定は「ウイスキー検定実行委員会」が実施しています。実際の運営はウイスキー文化研究所(旧 スコッチ文化研究所)が行っています。
ウイスキー文化研究所とは、ウイスキー評論家「土屋守」氏が代表を務める、会員制のウイスキー愛好家団体です。
活動内容は「ウイスキー検定」の運営の他、ウイスキーの研究、情報収集、ウイスキー文化の普及、ウイスキーの資格認定試験(ウイスキーコニサー)の実施などがあります。
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ウイスキー検定とウイスキーコニサーの違いとは?
検定は「気軽に」、コニサーは「プロ」向け。
ウイスキー文化研究所の認定試験は「ウイスキー検定」と「ウイスキーコニサー」があります。それぞれの違いについて解説致します。
ウイスキー検定
- 自身でウイスキーを楽しむための認定試験。
- 20歳以上であればどなたでも受験することができる。
- 検定はいくつかの種類があり、各級難易度が違う。
- ご自身の実力にあわせて気軽に挑戦できる。
- 試験は主にマークシートによる選択問題。
- テイスティング試験はない。
ウイスキーコニサー
- 2004年から実施された資格で検定より先にできたもの。
- ウイスキー業界関係者やウイスキー上級者向けの難易度上級の試験。
- コニサーは3段階に分かれており、第一段階の「ウイスキーエキスパート」に始まり、「ウイスキープロフェッショナル」、そして最終段階にして最高難易度の「マスター・オブ・ウイスキー」と段階を踏んで取得する形となっている。
- 段階を増すごとに難易度が上がる。
- 試験内容は段階ごとに変わる。
- プロフェッショナル以上になるとテイスティングの試験がある。
両試験の難易度を比べるのは難しいのですが、例えば「ウイスキーエキスパート」を合格するには、最低でもウイスキー検定「2級」を余裕で合格するレベルは必要。私は「ウイスキーエキスパート」と検定「2級」に合格していますが、エキスパート試験のほうが難しいと感じました。問題の難易度が検定2級よりも全体的に高めです。
※2022年度よりウイスキー文化研究所会員でなくても受験できるようになりました。
ウイスキーコニサー公式ページ↓
ウイスキーコニサーは、ウイスキーを本気で勉強したいと思っている、バーテンダーや酒販業界などの「プロ向け」といえますね。
もちろん、ウイスキーが大好きで、プロと対等に渡り合いたいと思っている一般の方(ウイスキーマニア)も受験しており、毎回多くの方が合格されています。
ちなみに私のなかではウイスキーマニアは誉め言葉でしかありません(笑)
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