こんばんは ユースケです。 自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!
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この記事ではスコッチウイスキーの産地、「キャンベルタウン」 の全蒸留所3か所を簡単に解説していきます。かつてはスコッチウイスキーの一大拠点でしたが、現在は3つの蒸留所のみが生産を続けています。
キャンベルタウンの蒸留所を詳しく知らない方や、もう一度おさらいしたい方、キャンベルタウンモルトにご興味のある方におすすめの内容になっています。
最後にはおすすめのオフィシャル・キャンベルタウンモルトを3つご紹介いたします。入手もしやすいものに限定しましたので、ぜひご参考にしてみて下さい。
スコッチウイスキー「キャンベルタウン 」の全蒸留所を解説!蒸留所一覧
キャンベルタウン全蒸留所3か所
- グレンガイル [ Glengyle ]
- グレンスコシア [ Glen Scotia ]
- スプリングバンク [ Springbank ]
スコッチウイスキー「キャンベルタウン 」の全蒸留所を解説!
グレンガイル [ Glengyle ]
1872年創業ですが、1925年に一度閉鎖。その後、スプリングバンクのオーナーが再建して今に至ります。オフィシャルシングルモルトは「キルケラン」という名前でリリースされています。熟成樽や麦芽を変えることで、様々なモルトを作り分けています。
グレンスコシア [ Glen Scotia ]
1835年創業。休業と再開を繰り返しましたが、現在はロッホローモンド社のもとで安定した生産をしています。ポットスチルは2基だけで、少量生産の蒸留所ですが、オフィシャルはいくつかリリースされています。樽熟成からのバニラ、完熟フルーツ。優しくピートを感じます。
スプリングバンク [ Springbank ]
1828年創業。キャンベルタウンモルトをけん引している蒸留所です。モルトの評価も高く、オールドボトルの値段は高騰しています。ウイスキーはノンピーテッドの「ヘーゼルバーン」。ライトピーテッドの「スプリングバンク」。ヘビリーピーテッドの「ロングロウ」。一つの蒸留所で個性が異なるウイスキーを作り分けています。
スコッチウイスキー「キャンベルタウン」の全蒸留所を解説!おすすめ銘柄3選
まとめ
キャンベルタウン全蒸留所3か所
- グレンガイル [ Glengyle ]
→オフィシャルシングルモルトは「キルケラン」という名前。
- グレンスコシア [ Glen Scotia ]
→少量生産の蒸留所。オフィシャルはいくつかリリースされている。
- スプリングバンク [ Springbank ]
→「ヘーゼルバーン」「スプリングバンク」「ロングロウ」の3つのモルトを作り分けている。
かつては「世界でも有数のウイスキーの街」として有名だったキャンベルタウンでしたが、1930年代までに次々と蒸留所が閉鎖し、いまでは3つの蒸留所だけが生産しています。
最盛期の栄光はもう取り戻せないかもしれません。しかし、現存する蒸留所は、キャンベルタウンモルトの伝統と誇りを大事にしながら、これからもウイスキーファンを魅了するモルトを作り続けていくことでしょう。皆さんの熱い応援で、キャンベルタウンを盛り上げていきましょう!
あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。 高級ジャパニーズウイスキーを定価で買うなら…
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