【2026年版】1万円以内!バーテンダーおすすめのウイスキー用ロックグラス5選

ユースケ
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こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

ウイスキーをロックで楽しむなら、ボトルだけでなく「グラス」にもこだわりたいところ。同じウイスキーでも、グラスの大きさや厚み、重量、口径によって、口当たりや香りの感じ方は意外と変わります。大きな氷を入れたときの見栄えも、ロックグラス選びでは重要です。

ただし、高級なロックグラスなら何でもいいわけではありません。

普段使いしやすい丈夫なグラスもあれば、職人が一つずつ仕上げるハンドメイドグラス、ウイスキーだけでなくカクテルにも使いやすいグラス、プレゼントに向いている華やかなグラスなど、それぞれ特徴があります。

そこで今回は、1万円以内で購入できるロックグラスの中から、バーテンダー目線でおすすめしたい5商品を厳選しました。単純に「高級感がある」というだけではなく、

・ウイスキーをロックで飲みやすいか
・大きな氷を入れやすいか
・普段使いしやすいか
・カクテルにも使えるか
・プレゼントに向いているか
・価格に対して満足感があるか

といったポイントも踏まえてご紹介します。

自宅用のロックグラスを探している方はもちろん、ウイスキー好きへのプレゼントを選びたい方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

  1. ウイスキー用ロックグラスの選び方
    1. 大きな氷を入れるなら口径をチェック
    2. 容量は250〜350ml前後が使いやすい
    3. 薄さだけでなく重量感も重要
    4. 普段使いなら食洗機対応も確認
  2. 【2026年版】1万円以内!バーテンダーおすすめのウイスキー用ロックグラス5選|比較表
  3. ① Wired Beans 生涯を添い遂げるグラス ROCKタンブラー クリア
    1. 大きな氷を受け止める約104mmの広い口径
    2. ハンドメイドならではの存在感
    3. 「生涯補償」が最大の特徴
    4. 杉箱入りでプレゼントにもおすすめ
    5. デメリットは食洗機が使えないこと
    6. Wired Beans ROCKタンブラーはこんな人におすすめ
  4. ② ZWIESEL ベーシック バー モーション(デスティル No.2)
    1. バーテンダー、チャールズ・シューマンとのコラボシリーズ
    2. 369mlの大容量でカクテルにも使いやすい
    3. トリタンクリスタルを採用
    4. 食洗機対応なのも大きなメリット
    5. ZWIESEL ベーシック バー モーションはこんな人におすすめ
  5. ③ 富士山ロックグラス 親子鶴
    1. グラスの中に富士山が現れる
    2. 鶴と飛行機を3Dレーザーで表現
    3. 270mlでロックグラスらしいサイズ感
    4. 田島硝子のハンドメイドグラス
    5. 偽物・類似品には注意!
    6. 専用木箱入りでプレゼントに強い
    7. 富士山ロックグラスはこんな人におすすめ
  6. ④ RIEDEL ドリンク・スペシフィック・グラスウェア ロック・グラス 2個入
    1. カクテルのために開発されたグラスシリーズ
    2. 60mlを量れる「隠れたメジャー」が便利
    3. 大きめの氷もしっかり入る
    4. 2個セットなので夫婦やカップルにも
    5. RIEDEL ロック・グラスはこんな人におすすめ
  7. ⑤ Sghr デュオ:オールド
    1. 日本の職人が作るハンドメイドグラス
    2. 「デュオ」の名前どおり、2色のガラスを重ねたデザイン
    3. 小ぶりで「ウイスキーを飲む」ことに集中できる
    4. ずっしりとした重量感も魅力
    5. 食洗機には入れず、手洗いがおすすめ
    6. Sghr デュオ:オールドはこんな人におすすめ
  8. 5種類を比較|結局どのロックグラスがおすすめ?
  9. ウイスキー用ロックグラスについてよくある質問
    1. ロックグラスの容量は何mlがおすすめ?
    2. 丸氷を使うなら何を確認する?
    3. 薄いグラスのほうがおいしい?
    4. 食洗機は使える?
  10. まとめ|お気に入りのロックグラスでウイスキーを楽しもう

ウイスキー用ロックグラスの選び方

ロックグラスは「オールドファッションドグラス」とも呼ばれ、ウイスキーをオン・ザ・ロックで飲むほか、さまざまなショートカクテルにも使用されます。

形は比較的シンプルですが、実際に選んでみるとサイズや重さ、ガラスの厚みなどにはかなり違いがあります。

ここでは、ウイスキー用として選ぶ際に確認しておきたいポイントを簡単に解説。

大きな氷を入れるなら口径をチェック

ウイスキーのロックでは、溶けにくい大きな氷を使うのがおすすめです。バーでは氷をグラスに合わせて削りますが、自宅では市販の丸氷や製氷器で作った大きめの氷を使う方も多いと思います。

そのため、ロックグラスを選ぶ際は容量だけでなく「口径」も確認しておきましょう。口が広いグラスなら大きな氷を入れやすく、氷を回しながらウイスキーを冷やすのも簡単です。

一方、小ぶりなロックグラスは見た目こそ上品ですが、使用する氷のサイズが限られることがあります。

容量は250〜350ml前後が使いやすい

ウイスキーをロックで飲むだけなら、それほど大容量である必要はなく、30〜60ml程度のウイスキーに大きな氷を合わせることを考えると、250〜350ml前後は使いやすいサイズ。

ただし、オールドファッションドなどのカクテルにも使用するなら、300ml以上あるグラスのほうが余裕があります。

反対に、ウイスキーを少量ずつじっくり飲みたい方なら、200ml台のコンパクトなグラスも悪くありません。

「ロック専用」なのか、「カクテルにも使いたい」のかによって選ぶ容量は変わります。

薄さだけでなく重量感も重要

ワイングラスでは薄いグラスが好まれることが多いのですが、ロックグラスは必ずしも薄ければいいとは限りません。ある程度の重量があるグラスには、手に持ったときの安定感があります。

厚みのある底に大きな氷を入れ、ウイスキーを注いだときの重厚感もロックグラスならではの魅力です。一方、繊細なハンドメイドグラスには、軽やかな口当たりや美しい造形といった別の魅力があります。

ここは性能だけで優劣をつけるというより、「どんな雰囲気でウイスキーを飲みたいか」で選ぶのがおすすめです。

普段使いなら食洗機対応も確認

毎日のように使うなら、お手入れのしやすさも無視できません。マシンメイドのグラスには食器洗浄機に対応した商品もありますが、ハンドメイドグラスでは手洗いが推奨されるものもあります。

高級なグラスほど扱いが難しい、というわけではありません。今回紹介する5商品にも「実用性を重視したグラス」と「職人による手仕事を楽しむグラス」の両方があります。購入後に気兼ねなく使えるかどうかも考えて選びましょう。

 

【2026年版】1万円以内!バーテンダーおすすめのウイスキー用ロックグラス5選|比較表

商品 参考価格 容量 主な特徴
Wired Beans 生涯を添い遂げるグラス ROCKタンブラー クリア 7,700円 約370ml ハンドメイド・生涯補償
ZWIESEL ベーシック バー モーション(デスティル No.2) 6,600円 369ml トリタンクリスタル・食洗機対応
富士山ロックグラス 親子鶴 7,700円 270ml 富士山を表現した3Dレーザー加工
RIEDEL ドリンク・スペシフィック・グラスウェア ロック・グラス2個入 6,050円/2個 283ml カクテルにも使いやすい設計
Sghr デュオ:オールド 4,400円 230ml 日本製ハンドメイド・二層の色彩

※価格は2026年8月調査時点のメーカー公式価格を基準にしています。販売店によって価格は異なる場合があります。

 

① Wired Beans 生涯を添い遂げるグラス ROCKタンブラー クリア

Wired Beans 生涯を添い遂げるグラス ROCKタンブラー クリア

メーカー:Wired Beans
容量:約370ml
口径:約104mm
高さ:約90mm
重量:約190g
参考価格:7,700円(税込)
製法:ハンドメイド
食器洗浄機:非対応

楽天市場価格[2026年8月]:7,700円

最初におすすめするのは、Wired Beans(ワイヤードビーンズ)の「生涯を添い遂げるグラス ROCKタンブラー クリア」です。

商品名からしてかなり印象的ですが、このグラス最大の特徴は、単なる高級ロックグラスではなく「長く使い続けること」をコンセプトにしていること。

職人によって作られるハンドメイドグラスでありながら、「生涯補償」が用意されているという珍しい商品です。

大きな氷を受け止める約104mmの広い口径

ROCKタンブラーは容量約370ml。口径は約104mmと、今回紹介する5商品の中でもかなりワイドな設計です。この大きさは、ウイスキーをロックで飲むときに大きなメリットがあります。

ロックグラスで意外と困るのが「大きな氷が入らない」という問題。容量自体は十分でも、グラスの口が狭ければ大きな丸氷やロックアイスを入れることができません。その点、ROCKタンブラーは口元にかなり余裕があるため、大きめの氷を使ったオン・ザ・ロックとの相性は良好です。

ウイスキーだけでなく、氷をたっぷり使うカクテルにも対応しやすいサイズだと思います。

ハンドメイドならではの存在感

もう一つの魅力が、ハンドメイドならではの質感です。大量生産されたグラスとは違い、一つずつ人の手を介して作られているため、わずかな個体差も含めて楽しめます。

ロックグラスはワイングラスのようにステムがなく、手で直接持つもの。そのため、見た目だけでなく「握ったときの感触」も重要です。約370mlというゆったりとしたサイズと、約190gという適度な重量によって、大きな氷とウイスキーを入れても存在感があります。

ゆっくりと時間をかけてウイスキーを楽しみたい方に似合うグラスです。

「生涯補償」が最大の特徴

出典:https://item.rakuten.co.jp/wiredbeans/10000067/

Wired Beansを語るうえで外せないのが、生涯補償。ガラス製品である以上、どれほど大切に扱っていても割れてしまう可能性はあります。

高級グラスを買ったものの、「割るのが怖くて結局使っていない」という経験がある方もいるのではないでしょうか。「生涯を添い遂げるグラス」は、そうしたガラス製品の宿命に対して、補償という形で向き合っているところがユニークです。

ここで注意したいのは、「絶対に割れないグラス」という意味ではないこと。ハンドメイドのガラス製品ですから、通常のグラスと同じように丁寧に扱う必要があります。

それでも、長く愛用することを前提としたブランドの考え方は、ロックグラスを“一生モノ”として選びたい方にとって大きな魅力でしょう。

杉箱入りでプレゼントにもおすすめ

ROCKタンブラーは杉箱に入っているため、自宅用だけでなくギフトにも向いています。

さらに名入れにも対応しており、誕生日や記念日、結婚祝い、退職祝いなど、「少し特別なウイスキーグラスを贈りたい」という場面にも選びやすい商品です。ウイスキー好きへのプレゼントというと、ついボトルを選びがちですが、好みが分からない場合はグラスを贈るという選択肢もあります。

ウイスキーそのものは飲めばなくなりますが、グラスなら長く使ってもらえるのも魅力ですね。

デメリットは食洗機が使えないこと

実用面で気になるのは、食器洗浄機に対応していないことです。ハンドメイドのグラスなので、基本的には手洗いで丁寧に扱ったほうが安心。「飲み終わったら食洗機へ」という気軽さを求めるなら、後ほど紹介するZWIESELやRIEDELのほうが使いやすいでしょう。

また、約370mlというサイズはロックグラスとしては大きめ。少量のウイスキーをコンパクトなグラスで飲みたい方には、少し大きく感じる可能性があります。

一方で、大きな氷を使いたい方やカクテルにも使用したい方には、この余裕のあるサイズがメリットになります。

Wired Beans ROCKタンブラーはこんな人におすすめ

・1万円以内で上質なロックグラスを探している
・大きな丸氷を使ってウイスキーを飲みたい
・ハンドメイドグラスが好き
・長く愛用できるものを選びたい
・ウイスキー好きへのプレゼントを探している

今回紹介する5商品の中では、品質、サイズ、ギフト性、アフターサービスのバランスが非常に良いロックグラスだと思います。

 

② ZWIESEL ベーシック バー モーション(デスティル No.2)

ZWIESEL ベーシック バー モーション(デスティル No.2)

メーカー:ZWIESEL GLAS
容量:369ml
高さ:95mm
最大径:89mm
参考価格:6,600円(税込)
素材:トリタンクリスタル
製造:ドイツ/マシンメイド
食器洗浄機:対応

楽天市場価格[2026年8月]:6,600円~

続いておすすめするのは、ドイツのグラスメーカー「ZWIESEL(ツヴィーゼル)」のベーシック バー モーション(デスティル No.2)です。

ウイスキー用としてはもちろん、オールドファッションドをはじめとするカクテルにも使いやすく、今回紹介する5商品の中では「実用性」を重視する方におすすめしたいロックグラス。

高級感がありながら、それほど神経質にならずに使えるところも魅力です。

バーテンダー、チャールズ・シューマンとのコラボシリーズ

ベーシック バーは、世界的に知られるバーテンダー、チャールズ・シューマンとのコラボレーションによって生まれたシリーズです。そのため、単純にウイスキーを注ぐだけのグラスではなく、バーでカクテルを作ることも想定したデザインになっています。

今回紹介する「モーション」は、いわゆるダブル・オールドファッションドに近いサイズ。

容量369mlと余裕があり、大きめの氷を入れてウイスキーをロックで楽しむほか、オールドファッションドやネグローニなどにも使いやすいグラスです。

個人的には、ウイスキー専用というより「カクテルにもガンガン使いたいロックグラス」という印象。自宅に1脚あれば、かなり出番が多いと思います。

369mlの大容量でカクテルにも使いやすい

ロックグラスとして369mlはやや大きめですが、このサイズが意外と便利です。例えば、大きな丸氷を1個入れてウイスキーを注いでも窮屈になりにくく、氷の周囲にも余裕があります。

また、オールドファッションドのように、ウイスキー、砂糖、ビターズ、氷をグラスの中で合わせるカクテルにも使いやすいサイズです。

小さなロックグラスだと、氷を入れただけでグラスがいっぱいになってしまうことがありますが、369mlあればかなり余裕があります。

「ウイスキーだけでなく、家でカクテルも作る」という方には、このくらいの容量が使いやすいでしょう。

トリタンクリスタルを採用

素材には、ZWIESEL独自のトリタンクリスタルが採用されています。クリスタルグラスらしい透明感を持ちながら、日常使いを意識した耐久性も備えているのが特徴です。

以前の記事では耐久性をかなり強調していましたが、もちろんガラス製品なので「落としても割れない」という意味ではありません。

あくまで、高級感のあるクリスタルグラスでありながら、比較的日常使いしやすいという理解がよいと思います。ロックグラスは氷を入れる際に内側へ衝撃が加わりやすいので、繊細すぎるグラスより、こうした実用性の高い製品のほうが気楽に使えるところもいいですね。

食洗機対応なのも大きなメリット

個人的に評価したいのが、家庭用食器洗浄機に対応していること。ロックグラスは底が厚く、重さもあるため、毎回手洗いするのが少し面倒に感じることがあります。

その点、食洗機を使えるのは普段使いではかなり便利です。特にウイスキーだけでなくカクテルにも使用すると、糖分や果汁などがグラスに残ることもあるため、洗いやすさは重要。

高級グラスを「特別な日にだけ使う」のではなく、普段からどんどん使いたい方には向いています。

ZWIESEL ベーシック バー モーションはこんな人におすすめ

・ウイスキーだけでなくカクテルにも使いたい
・大きめのロックグラスが好き
・食洗機対応のグラスを探している
・高級感と実用性を両立したい
・毎日の晩酌で気軽に使いたい

Wired Beansが「長く大切に使うハンドメイドグラス」なら、ZWIESELは「普段から遠慮なく使える実用品」といったところでしょうか。それでいて安っぽさはなく、クリスタルグラスならではの透明感もしっかりあります。

ウイスキーだけでなく、カクテルなども楽しみたい方には、かなり使い勝手のよい一脚です。

 

③ 富士山ロックグラス 親子鶴

富士山ロックグラス 親子鶴

メーカー:CTI/田島硝子
容量:270ml
サイズ:約92×92×95mm
参考価格:8,800円(税込)
製造:ハンドメイド
加工:3Dレーザー加工
付属品:専用木箱

楽天市場価格[2026年8月]:7,700円

3つ目は、日本らしいデザインを楽しみたい方におすすめの「富士山ロックグラス 親子鶴」です。

東京・江戸川区のガラスメーカー「田島硝子」が手掛けるロックグラスに、CTI独自の3Dレーザー加工を施した商品。今回紹介する5商品の中では、最も「見た目のインパクト」が強いロックグラスだと思います。

グラスの中に富士山が現れる

富士山ロックグラスの特徴は、グラス底部に立体的な富士山が表現されていることです。

ウイスキーを注ぐと琥珀色が富士山部分に映り込み、見る角度や光の当たり方によって表情が変わります。透明な状態でも美しいのですが、個人的にはやはりウイスキーを注いだ状態が一番映えます。

ロックグラスは基本的にシンプルな形の商品が多いため、こうしたデザイン性の高さはかなり個性的。テーブルに置くだけでも存在感があります。

鶴と飛行機を3Dレーザーで表現

このモデルでは、富士山だけでなく「親子鶴」も立体的に表現されています。

CTIの3Dレーザー加工技術によって、ガラス内部に細かなデザインを描いているのが特徴です。表面にプリントしているわけではないため、見る角度によって立体感が変わります。

富士山と二羽の鶴という組み合わせは縁起が良く、かなり日本的。海外の方へのプレゼントや、日本らしいウイスキーグラスを探している方にもよさそうです。

270mlでロックグラスらしいサイズ感

容量は270ml。Wired Beansの370mlやZWIESELの369mlと比べると、かなりコンパクトです。そのぶん、ウイスキーをロックで飲む際にはまとまりがよく、いかにも「ロックグラスらしい」サイズ感。

ウイスキーを30〜45ml程度注ぎ、大きめの氷を1つ合わせるような飲み方に向いています。

逆に、オールドファッションドなどのカクテルを作る場合は、ZWIESELほど余裕はありません。どちらかといえばカクテル兼用というより、「ウイスキーをロックで楽しむためのグラス」と考えたほうがよいでしょう。

田島硝子のハンドメイドグラス

ベースとなるグラスは、田島硝子の職人によって作られています。富士山ロックグラスはデザインばかりに目が行きがちですが、ハンドメイドのガラス製品であることも大きなポイント。

大量生産品とは違い、一つ一つにわずかな個体差があります。

グラスの底に富士山を表現するだけなら、もっと安価な製品もありますが、この商品はガラスそのものの質感と立体加工の両方を楽しめるところに価値があります。

偽物・類似品には注意!

富士山をモチーフにしたロックグラスは非常に人気があるため、現在では似たようなデザインの商品も数多く販売されています。その中には、正規品とは異なるコピー商品や類似品もあります。

CTIでは、独自のCUPUSTONE技術などを使った正規品について案内しているため、購入する際は販売元や商品説明を確認しておきましょう。

専用木箱入りでプレゼントに強い

このグラスは専用木箱に入っているため、贈答用としてもかなり優秀です。実用性だけを考えればZWIESELのようなグラスのほうが気軽に使えますが、「箱を開けた瞬間の特別感」では富士山ロックグラスに分があります。

ウイスキー好きへの誕生日プレゼントはもちろん、退職祝い、還暦祝い、外国人への贈り物などにも選びやすい商品です。

ウイスキーに詳しくない方へ贈っても、富士山というモチーフなら商品の魅力が伝わりやすいのもメリットでしょう。

富士山ロックグラスはこんな人におすすめ

・デザイン性の高いロックグラスが欲しい
・日本製のグラスを選びたい
・ウイスキー好きへのプレゼントを探している
・海外の方への贈り物を探している
・ロックグラスそのものを眺めて楽しみたい

ロックグラスとしての実用性だけを比較すれば、もっとシンプルで使いやすい商品もあります。しかし、ウイスキーは「飲む前の時間」も楽しむお酒。

ボトルを眺めたり、グラスに氷を入れたり、琥珀色の液体がゆっくりと氷を伝う様子を楽しんだり……。そうした時間まで含めて楽しみたい方には、富士山ロックグラスのような遊び心のあるグラスもおすすめです。

個人的には、自分で買うというか「プレゼントでもらったら嬉しいグラス」です(笑)。

 

④ RIEDEL ドリンク・スペシフィック・グラスウェア ロック・グラス 2個入

RIEDEL ドリンク・スペシフィック・グラスウェア ロック・グラス 2個入

メーカー:RIEDEL(リーデル)
容量:283ml
高さ:83mm
最大径:約82mm
参考価格:6,050円(税込・2個入)
素材:クリスタルガラス
製造:ドイツ/マシンメイド

楽天市場価格[2026年8月]:6,050円

4つ目におすすめするのは、ワイングラスでおなじみの「RIEDEL(リーデル)」が手掛ける、ドリンク・スペシフィック・グラスウェアのロック・グラスです。

今回紹介する5商品の中では、ウイスキーだけでなく「本格的なカクテルも作りたい」という方に特におすすめしたいグラス。

2個セットで6,050円なので、1脚あたりに換算すると約3,000円。今回の記事では比較的リーズナブルですが、機能性の高さを考えるとかなり魅力的だと思います。2026年8月現在もリーデル公式オンラインショップで販売されています。

カクテルのために開発されたグラスシリーズ

「ドリンク・スペシフィック・グラスウェア」は2019年に登場したシリーズで、スピリッツやカクテルの専門家として知られるゼイン・ハリス氏と共同開発されています。

リーデルといえば「ワインの味わいを引き出すグラス」というイメージが強いメーカーですが、このシリーズはニート、ロック、ハイボール、サワー、フィズなど、それぞれのカクテルや飲み方に合わせて設計されています。

つまり、「ワイングラスメーカーが作ったロックグラス」というより、最初からバーでの使用をかなり意識して作られたグラスです。

バーテンダー目線で見ると、こういうコンセプトにはちょっと弱いんですよね(笑)。

60mlを量れる「隠れたメジャー」が便利

このグラスで面白いのが、メジャーカップを使わなくても約60ml(2オンス)を注げるようにデザインされていること。グラス底部の形状が目安となり、一定量を注ぎやすくなっています。

もちろん、バーで正確なカクテルを作るならメジャーカップを使用するべきですが、自宅でウイスキーを楽しむならかなり便利。「今日はダブルで飲もうかな」というときに、わざわざ計量しなくても、おおよその量が分かります。

毎回なんとなく注いでいたら、気づいたときには結構飲んでいた……なんてこともありますからね(笑)。

大きめの氷もしっかり入る

容量は283ml。今回紹介するZWIESELの369mlなどと比べればコンパクトですが、ウイスキーのロックには十分なサイズ。リーデル公式でも、大きめの氷を入れやすい設計であることが紹介されています。

ロックグラスでは、単純な容量よりも「氷が無理なく入るか」が重要です。

特に家庭用の丸氷や大きめのキューブアイスを使う場合、口径が小さすぎるグラスでは入りにくかったり、氷を押し込む際にグラスを傷めたりする可能性があります。その点、このグラスは大きな氷を使うことまで考えて設計されています。

底部には凹凸があり、氷やウイスキーに光が当たるとキラキラと反射するのもいい感じ。シンプルですが、実際にウイスキーを注ぐと意外と華があります。

2個セットなので夫婦やカップルにも

販売価格は2個セットで6,050円。高級ロックグラスは1脚で5,000〜10,000円する商品も珍しくありませんから、リーデルとしては比較的手を出しやすい価格帯です。

2人で一緒に使えるため、夫婦やカップルへのプレゼントにもおすすめ。

「1万円以内でウイスキー好きに何か贈りたいけど、ボトルは好みが分からない」というときにも、グラスなら比較的選びやすいと思います。

RIEDEL ロック・グラスはこんな人におすすめ

・ウイスキーとカクテルの両方を楽しみたい
・オールドファッションドを作りたい
・大きめの氷を使いたい
・機能性の高いグラスが欲しい
・2個セットのグラスを探している

ロックグラスというと、カットの美しさや重量感など「見た目の高級感」に目が行きがちですが、RIEDELはちょっと方向性が違います。実際に酒を注ぎ、氷を入れ、カクテルを作るところまで考えた「道具としてのロックグラス」。

プロっぽいグラスを自宅で使ってみたい方にもおすすめです。

 

⑤ Sghr デュオ:オールド

Sghr デュオ:オールド

メーカー:菅原工芸硝子(Sghr スガハラ)
容量:230ml
サイズ:約直径90×高さ82mm
参考価格:4,400円(税込)
素材:ソーダガラス
製造:日本/ハンドメイド

楽天市場価格[2026年8月]:4,400円

最後におすすめするのは、千葉県九十九里町に工房を構える「Sghr スガハラ」の代表作、「デュオ:オールド」です。

1996年の発表以来、長く作り続けられているSghrのロングセラー。今回紹介する5商品の中では最も容量が小さく、価格も4,400円と比較的手頃ですが、手に持ったときの存在感はなかなかのものです。

日本の職人が作るハンドメイドグラス

Sghrは、1932年創業のガラスメーカー「菅原工芸硝子」のブランドです。現在も千葉県九十九里町の工房で、職人によるハンドメイドのガラス製品を作り続けています。

デュオ:オールドも機械で大量生産されるグラスではなく、手仕事によって生み出される一脚。そのためサイズや仕上がりには多少の個体差があり、小さな気泡やガラスの筋が見られる場合もあります。

ただ、こうした違いもハンドメイドグラスの面白さ。完璧に均一な工業製品にはない、少し温かみのある表情を楽しめます。

「デュオ」の名前どおり、2色のガラスを重ねたデザイン

このグラス最大の特徴は、シンプルなフォルムの中に色ガラスを重ねた独特のデザインです。Sghr公式では、ハンドメイドならではの技法によって色を重ねることで、まるでグラスの中に常に飲み物が入っているような、不思議な表情を生み出していると説明されています。

カラーはアンバー、クリアー、カーボンブラック、ワインレッド、インディゴブルー、バイオレット、コバルトブルーなど複数用意されています。

個人的にウイスキー用として選ぶなら、やっぱりアンバーでしょうか。琥珀色のウイスキーとの一体感があり、何も入っていない状態でも、なぜか酒が入っているように見える(笑)。

一方、カーボンブラックやコバルトブルーを選べば、かなり印象が変わります。「みんなと同じ透明なロックグラスではつまらない」という方には面白い選択肢です。

小ぶりで「ウイスキーを飲む」ことに集中できる

容量は230ml、直径約90mm、高さ82mm。今回紹介した5商品では最も小ぶりなサイズです。

大容量グラスのようにカクテルをたっぷり作る用途には向きませんが、ウイスキーを30mlほど注ぎ、氷を1〜2個入れてゆっくり飲むにはちょうどいいサイズ感。必要以上にグラスが大きくないので、飲んでいるときのまとまりもあります。

ロックグラスは「大きければ使いやすい」というものでもありません。ウイスキーだけをシンプルに楽しむのであれば、個人的にはこのくらいコンパクトなサイズも結構好きです。

ずっしりとした重量感も魅力

デュオ:オールドは、見た目こそすっきりしていますが、手に持つとしっかりとした存在感があります。Sghr自身も「ずっしりとした高級感」を特徴として挙げています。

ウイスキーのロックグラスでは、この重量感も大切。グラスを持った瞬間に「いいグラスだな」と感じるのは、デザインだけでなく、底部の厚みや重さが影響していることも多いと思います。

薄く軽いグラスには軽快さがありますが、ロックでゆっくり飲むなら、こういうどっしりしたタイプも捨てがたいですね。

食洗機には入れず、手洗いがおすすめ

ハンドメイドのガラス製品なので、取り扱いは少し丁寧に。販売元でも食器洗浄機の使用を避けるよう案内されており、急激な温度変化や、硬いものとの接触にも注意が必要です。

ZWIESELのように「毎日ガンガン使って洗う」というタイプではなく、少し大切に扱いながら楽しむグラス。このあたりは、実用性を重視するか、ハンドメイドならではの質感を重視するかで好みが分かれるところでしょう。

Sghr デュオ:オールドはこんな人におすすめ

・日本製のハンドメイドグラスが欲しい
・コンパクトなロックグラスが好き
・重量感のあるグラスが好き
・普通の透明なグラスでは物足りない
・カラーを選んでプレゼントしたい

派手なカットが入っているわけでもなく、特殊な機能を備えているわけでもありません。

それでも、色、重さ、手仕事ならではの微妙な表情が合わさることで、ちゃんと「いいグラスを使っている」という気分にさせてくれます。

ロックグラス選びは、単にスペックだけで決めるものでもないと思います。ウイスキーを注いだときに「なんかいいな」と思えること。実はそれが、一番重要なのかもしれませんね。

 

5種類を比較|結局どのロックグラスがおすすめ?

今回紹介した5商品は、それぞれ得意分野が違います。

・総合力で選ぶ → Wired Beans ROCKタンブラー
・実用性で選ぶ → ZWIESEL ベーシック バー モーション
・プレゼントで選ぶ → 富士山ロックグラス
・カクテルで選ぶ → RIEDEL ロック・グラス
・日本の手仕事で選ぶ → Sghr デュオ:オールド

1脚だけ選ぶなら、個人的にはWired BeansかZWIESELで迷います。

ロック中心なら、大きな氷を入れやすく、生涯補償もあるWired Beans。カクテルにも使い、食洗機対応など実用性を重視するならZWIESELがおすすめ。

一方、贈り物なら見栄えのいい富士山ロックグラス、オールドファッションドなども楽しむならRIEDEL、日本製ハンドメイドの個性を求めるならSghrが向いています。

価格だけで選ぶのではなく、自分の飲み方に合ったグラスを選びましょう。

 

ウイスキー用ロックグラスについてよくある質問

ロックグラスの容量は何mlがおすすめ?

ロック中心なら250〜350ml前後が使いやすいサイズです。

少量ずつ飲むなら200ml台、カクテルにも使うなら350ml前後なら余裕があります。

丸氷を使うなら何を確認する?

容量よりも「口径」を確認しましょう。

グラスが大きくても、口が狭ければ丸氷が入りません。使用する氷の直径とグラスの口径を確認してから購入するのがおすすめです。

薄いグラスのほうがおいしい?

薄ければいいとは限りません。

薄いグラスは軽やかな口当たり、厚みのあるグラスは重量感を楽しめます。ロックグラスは好みで選んで問題ありません。

食洗機は使える?

商品によって異なります。

ZWIESELのような食洗機対応モデルもあれば、Wired BeansやSghrのように手洗いしたいグラスもあります。購入前にメーカーの表示を確認しましょう。

 

まとめ|お気に入りのロックグラスでウイスキーを楽しもう

今回は、1万円以内で購入できるウイスキー用ロックグラスから、バーテンダー目線でおすすめの5商品をご紹介しました。ぜひ自分の飲み方に合ったロックグラスを見つけて、いつものウイスキーを楽しんでみてください。

なお、「いきなり5,000〜10,000円のグラスを買うのはちょっと……」という方は、3,000円以内で購入できるロックグラスを紹介した記事もあります。

まずは手頃な価格帯から試してみたい方は、そちらもあわせてご覧ください。

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

【お酒に関するご注意】
年齢確認: お酒は20歳を過ぎてから。未成年者の飲酒は法律で禁止されています。
健康への配慮: 妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
適正飲酒: お酒は楽しく適量を。飲酒運転は法律で厳しく禁止されています。
マナー: 飲酒後は節度ある行動を心がけましょう。

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この記事を書いた人
かきざきゆうすけ

柿﨑祐介(かきざきゆうすけ)
BAR WHITE OAK 店主。1985年生まれ。青森県出身。ウイスキーとワインをこよなく愛する。調理師専門学校を卒業後、パティシエ、料理人を経験。2011年からバーテンダーとして働く。2022年1月20日 東京・銀座にBAR WHITE OAK(バーホワイトオーク)をオープン。JSA認定ソムリエ。ウイスキー文化研究所認定ウイスキーエキスパート。Jr.野菜ソムリエ。ダビドフ認定シガーソムリエ。

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