【銀座のバーテンダー監修】アメリカンウイスキーベースのカクテル33選

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

この記事では、アメリカンウイスキー(バーボンやライウイスキー)を使った、銀座のバーテンダーおすすめのカクテルをご紹介します。また、カクテルの作り方を学べるメイキング動画も公開中です。

東京・銀座の【バーホワイトオーク】オーナーバーテンダー、ユースケが厳選した33種類のウイスキーカクテル。オーダー時の参考にもなるので、ぜひブックマークしてお楽しみください!

おすすめ度:☆5段階評価
テイスト:甘口~辛口
アルコール度数:弱い~高い
※カクテルレシピは標準レシピを参考に紹介

カクテル副材料の解説

スイートベルモット:白ワインをベースに、アルコール、ハーブ、糖分を加えて作った、やや甘口の酒精強化ワイン。「チンザノ・ロッソ」「マルティーニ ロッソ」などがある。
ドライベルモット:白ワインをベースに、アルコール、ハーブ、糖分を加えて作った、やや辛口の酒精強化ワイン。「チンザノ・ドライ」「ノイリープラット・ドライ」などがある。
アロマチックビターズ:ハーブやスパイスなどを加えて作った苦いお酒。カクテルに良く使う為、バーには必ずある。「アンゴスチュラ・ビターズ」が有名。
オレンジビターズ:オレンジの皮から作ったビターズ。
ペルノ:アニスなどの薬草で作ったリキュール。
グレナデンシロップ:ザクロを原料に作った、赤い色のシロップ。
ホワイトキュラソー:オレンジの風味を付けたリキュール。「コアントロー」が有名。
グランマルニエ:フランス産のオレンジリキュールの一種。

【銀座のバーテンダー監修】アメリカンウイスキーベースのカクテル33選

1ページ目

1,「ケンタッキー」Kentucky
2,「ゴッドファーザー」Godfather
3,「ブルーデニム」Blue Denim
4,「バーボネラ」Bourbonella
5,「カリフォルニア・レモネード」California Lemonade
6,「カウボーイ」Cowboy
7,「ロサンジェルス」Los Angeles
8,「ミントジュレップ」Mint Julep
9,「コットン・フラワー」Cotton Flower
10,「サゼラック」Sazerac

2ページ目

11,「ボストン・フリップ」Boston Flip
12,「ブルックリン」Brooklyn
13,「ケーブルグラム」Cablegram
14,「コモドアー」Commodore
15,「エルクス・オウン」Elk’s Own
16,「ハンター」Hunter
17,「インク・ストリート」Ink Street
18,「レディーズ・カクテル」Ladies’Cocktail
19,「マンハッタン」Manhattan
20,「モンテカルロ」Monte Carlo
21,「マウンテン」Mountain
22,「ニューヨーク」New York
23,「オールドファッションド」Old-Fashioned
24,「オールドパル」Old Pal
25,「オリエンタル」Oriental
26,「アップ・トゥ・デイト」Up-to-Date
27,「ワード・エイト」Ward Eight
28,「リーグ・オブ・ネーションズ」League of nations
29,「メーソン・ディクソン」Mason-Dixon
30,「バーボンバック」Bourbon Buck
31,「フランシス・アルバート」Francis Albert
32,「フレンチ95」French 95
33,「エンジェリック」Angelic

【銀座のバーテンダー監修】アメリカン・バーボンウイスキーを使ったおすすめのカクテル「ケンタッキー」Kentucky

「ケンタッキー」Kentucky

おすすめ度:☆☆☆☆
テイスト:中甘口

  • バーボンウイスキー 45ml
  • パインジュース 15ml

カクテルスタイル:ショートカクテル
アルコール度数:強い
作り方:材料をシェイクしてカクテルグラスに注ぐ。

ケンタッキーとはバーボンの名産地「ケンタッキー州」のこと。
パインジュースとのシンプルな配合は、バーボンを引き立ててくれます。
アルコール度数の調整も行いやすいショートカクテルなので、
バーボンを飲まない方にも試して欲しい一杯。

【銀座のバーテンダー監修】アメリカン・ライウイスキーを使ったおすすめのカクテル「ゴッドファーザー」Godfather

「ゴッドファーザー」Godfather

おすすめ度:☆☆☆☆☆
テイスト:甘口

  • ライウイスキー(またはスコッチウイスキー) 45ml
  • アマレット 15ml

カクテルスタイル:ロックスタイル
アルコール度数:強い
作り方:材料をグラスに注ぎステアする。

ウイスキーとアマレット(アーモンド風味のイタリア産リキュール)のカクテル。
ベースのウイスキーの種類によって味わいも変化します。
「ゴッドファーザー」は、スコッチウイスキーを使用するのが一般的ですが、ライウイスキーをベースにするのがおすすめ♪
カクテルの名前はマリオ・プーゾによる小説『ゴッドファーザー』に由来。
甘みがありますがアルコール度数は高め。ゆっくりとお楽しみください。

【銀座のバーテンダー監修】アメリカン(バーボン)ウイスキーを使ったおすすめのカクテル「ブルーデニム」Blue Denim

「ブルーデニム」Blue Denim

おすすめ度:☆☆☆☆
テイスト:辛口

  • バーボンウイスキー 30ml
  • ドライベルモット 30ml
  • ブルーキュラソー 5ml
  • ビターズ
  • レモンピール

カクテルスタイル:ロックスタイル
アルコール度数:強め
作り方:シェークしてロックグラスに注ぐ。

エメラルドカラーが映えるバーボンベースのカクテル。バーボンのバニラフレーバーに、ベルモットの複雑さ、ブルーキュラソーの甘みが加わって、アルコール度数が強めの割には飲みやすいバランスです。配合を変えれば辛口にも甘口にもできるカクテルなので、食前からナイトキャップまで幅広いシーンで飲むことができます。

【銀座のバーテンダー監修】アメリカン(バーボン)ウイスキーを使ったおすすめのカクテル「バーボネラ」Bourbonella

「バーボネラ」Bourbonella

おすすめ度:☆☆☆☆
テイスト:やや甘口

  • バーボンウイスキー  30ml
  • ドライベルモット  15ml
  • オレンジキュラソー  15ml
  • グレナデンシロップ 1ダッシュ

カクテルスタイル:ショートカクテル
アルコール度数:強め
作り方:ステアして、カクテルグラスに注ぐ。

正式名称は「バーボネラ・カクテル」。1930年代にイギリスのバーテンダー「W・ホイットフィールド」氏が考案。バーボンウイスキーの力強さと、ドライベルモット、オレンジキュラソーの香りが見事に調和した甘口のショートカクテルです。
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【銀座のバーテンダー監修】アメリカン(バーボン)ウイスキーを使ったおすすめのカクテル「カリフォルニア・レモネード」California Lemonade

「カリフォルニア・レモネード」California Lemonade

おすすめ度:☆☆☆☆☆
テイスト:やや辛口

  • バーボンウイスキー  45ml
  • レモンジュース  20ml
  • ライムジュース  10ml
  • グレナデンシロップ  1ティースプーン
  • 砂糖  1ティースプーン
  • ソーダ  適量

カクテルスタイル:ロングカクテル
アルコール度数:弱め
作り方:ソーダ以外の材料をシェークし、ロンググラスに注ぎソーダでアップする。

大人のレモネード!?バーボンのバニラ香とレモンとライムの酸味が爽やかなロングカクテル。甘みと酸味のバランスがよく、ウイスキーが苦手な方にもおすすめ。
ベースのウイスキーはバーボンを使うのが一般的ですが、ライウイスキーやカナディアンウイスキーを使用することもあります。

 

【銀座のバーテンダー監修】アメリカン(バーボン)ウイスキーを使ったおすすめのカクテル「カウボーイ」Cowboy

「カウボーイ」Cowboy

おすすめ度:☆☆☆
テイスト:辛口

  • バーボン  45ml
  • 生クリーム 15ml

カクテルスタイル:ショートカクテル
アルコール度数:強め
作り方:シェークしてカクテルグラスに注ぐ。

バーボンと生クリームをあわせた濃厚な味わいのカクテル。様々なレシピが存在しており、生クリームの代わりに牛乳を使用したものや、砂糖・ハチミツなどの甘さを加えたレシピもあります。作り方も「シェーク」と「ステア」両方のパターンがあります。バーテンダーによって作り方やレシピが異なるカクテルですので、お店によって飲み比べするのも面白いですね。

 

【銀座のバーテンダー監修】アメリカン(バーボン)ウイスキーを使ったおすすめのカクテル「ロサンジェルス」Los Angeles

「ロサンジェルス」Los Angeles

おすすめ度:☆☆☆
テイスト:中辛口

  • バーボンウイスキー  45ml
  • レモンジュース  15ml
  • スイートベルモット  1ダッシュ
  • 砂糖  1ティースプーン
  • 卵  1個

カクテルスタイル:ショートカクテル
アルコール度数:強め
作り方:シェークしてソーサー型シャンパングラス(またはワイングラス)に注ぐ。

バーボンにレモン果汁の酸味を加え、卵を加えることでまろやかに仕上げています。個性的なカクテルですが、意外とおいしいです。
スイート ベルモット ドリオッティ・スイートベルモット 18/70 ロッソ 750ml マティーニ フレンチベルモット イタリアンベルモット マンハッタン チンザノ マルティーニ ノイリープラット ノイリー・プラット / 赤ワイン ギフト プレゼント 手土産

 

【銀座のバーテンダー監修】アメリカン(バーボン)ウイスキーを使ったおすすめのカクテル「ミントジュレップ」Mint Julep

「ミントジュレップ」Mint Julep

おすすめ度:☆☆☆☆
テイスト:やや甘口

  • バーボンウイスキー  60ml
  • 砂糖  2ティースプーン
  • ソーダ  適量(30ml程度)
  • フレッシュミント  適量

カクテルスタイル:ロックスタイル
アルコール度数:強め
作り方:ロックグラスにバーボン、砂糖、ミントを入れつぶしながら混ぜる。クラッシュアイスをいれて、ソーダを注ぎ軽くステアする。

ケンタッキー州ルイビルにあるチャーチルダウンズ競馬場で誕生。
毎年5月の第1土曜日に開催する「ケンタッキーダービー」公式カクテル。
バーボンのバニラ香とミントの爽やかな風味が絶妙にマッチ。
最近では日本の競馬場でも提供されています。

 

【銀座のバーテンダー監修】アメリカン(バーボン)ウイスキーを使ったおすすめのカクテル「コットン・フラワー」Cotton Flower

「コットン・フラワー」Cotton Flower

おすすめ度:☆☆☆☆
テイスト:やや甘口

  • テネシーウイスキー(ジャックダニエル) 30ml
  • アマレット 10ml
  • コアントロー 10ml
  • オレンジジュース 10ml
  • グレナデンシロップ 1ティースプーン
  • マラスキーノチェリー

カクテルスタイル:ショートカクテル
アルコール度数:強め
作り方:材料をシェイクし、グラスに注ぐ。チェリーを飾る。

1995年のサントリー・カクテル・コンペティションで
「カクテル・オブ・ザ・イヤー」を獲得した小森谷弘氏の作品。
ジャックダニエルをベースに、アマレットやホワイトキュラソーの芳醇な甘みを重ね、オレンジジュースとグレナデンシロップで鮮やかに彩ったショートカクテル。飲み干した後にふわりと広がるウイスキーの余韻は、まさに「綿花(コットンフラワー)」。

 

【銀座のバーテンダー監修】アメリカン・ライウイスキーを使ったおすすめのカクテル「サゼラック」Sazerac

「サゼラック」Sazerac

おすすめ度:☆☆☆☆
テイスト:中甘口

  • サゼラック ライ 50ml
  • サントリー ヘルメス アブサン 5ml
  • シロップ 1tsp
  • ビターズ 1ダッシュ
  • レモンピール

カクテルスタイル:ショートカクテル
アルコール度数:強め
作り方:ミキシンググラスに材料を入れて合わせ、氷の入っていないロックグラスに注ぐ。レモンピールを飾る。

アメリカ・ニューオーリンズで1930年代から愛され続ける、クラシック・カクテルの名作。ロックグラスに氷を入れず、ストレートで仕上げるスタイルは、
オールドファッションドとは異なるサゼラックならではの美学。
ベースには「サゼラック・ライ」を使用し、香り付けに欠かせないのがアブサン。すでに終売となった貴重な「サントリー ヘルメス・アブサン」を使用。

 

 

 

この記事を書いた人
かきざきゆうすけ

柿﨑祐介(かきざきゆうすけ)
BAR WHITE OAK 店主。1985年生まれ。青森県出身。ウイスキーとワインをこよなく愛する。調理師専門学校を卒業後、パティシエ、料理人を経験。2011年からバーテンダーとして働く。2022年1月20日 東京・銀座にBAR WHITE OAK(バーホワイトオーク)をオープン。JSA認定ソムリエ。ウイスキー文化研究所認定ウイスキーエキスパート。Jr.野菜ソムリエ。ダビドフ認定シガーソムリエ。

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