スコッチウイスキー「スペイサイド」の全蒸留所を解説!おすすめ銘柄5選 

スコッチウイスキー「スペイサイド」の全蒸留所を解説! 閉鎖蒸留所 

ダラスドゥー Dallas Dhu ] 


1898年創業。1983年閉鎖。 

ダラスデューとも呼びます。現在は蒸留所のモデル展示と博物館として、一般公開されています。シングルモルトのファンのなかでは評価が高かっただけに、閉鎖されたことは残念ですが、ウイスキー博物館として多くの人たちに魅力を伝えてほしいですね。 

コールバーン [ Coleburn ] 

1897年創業。1983年閉鎖。 

ほとんどがブレンデッドウイスキーの原酒にまわされていた為、シングルモルトの流通量は極めて少ないです。正直、私は聞いたことも見たことも、飲んだこともない、まさにレアウイスキーになります。 

 

キャパドニック Caperdonich ] 


1898年創業。2003年閉鎖。 

グレングラントの第二蒸留所として誕生しました。すべてブレンデッドウイスキーの原酒用に使用されていましたが、数年前の「ウイスキーフェスティバル東京」で数量限定販売されて話題になりました。   

キャパドニック 22年 1994 バーボンカスク (モルトバーン) 49.8度 700ml

 

コンバルモア Convalmore ] 

1894年創業。1985年閉鎖。 

コンバルモアは連続式蒸留器で、モルトウイスキーの製造をしたことがある蒸留所です。現在はグレンフィディックを経営するウィリアム・グラント&サンズ社の熟成庫になっています。 

  

ピティヴェアック Pittyvaich ] 


1975年創業。1994年閉鎖。 

タフタウンの第二蒸留所として誕生しました。ダフタウンと同じ設備や熟成庫、仕込み水などを使用していました。ところが、ほとんどを真似して作ったのにもかかわらず、ウイスキーはダフタウンとは異なる個性になってしまったようです。操業期間が短いため、シングルモルトとしての流通量が少ないレアウイスキーですね。   

 

インペリアル [ Imperial ] 


1897年創業。2005年閉鎖 

現在は建物は取り壊されて、現在は跡地にダルメニャック蒸留所があります。ウイスキーはフローラルでソフト。優しい味わいが特徴で、名前がインペリアルなだけに皇帝のような風格も感じさせるモルトです。閉鎖は実に惜しいですね。 

 

スコッチウイスキー「スペイサイド」の全蒸留所を解説!おすすめ銘柄5選 

 スペイサイドの蒸留所の中から、わたくしがおすすめするオフィシャルウイスキーを5つご紹介いたします。 

 

クラガンモア 12年

アルコール度数:40% 4200円
やわらかくて繊細なウイスキーです。
ピートがほのかに感じられますが、クラガンモアのソフトなバランスを保つためのアクセントと言える程度です。
このタイプでは珍しく「ハイボール」で飲んでもおいしいです。

グレンファークラス 12年

アルコール度数:43% 4300円
熟成したフルーツ香などが感じられる、シェリーカスクのウイスキーです。
ピートはほとんど感じられない為、クセのあるスコッチが苦手な方でも大丈夫です。
甘さがあるのでオンザロックやストレートでどうぞ。

ベンロマック 10年

アルコール度数:43% 6000円
爽やかにピートは感じますが、樽熟成のバニラ香や、フレッシュなフルーツのような風味もあり、複雑に感じられます。
ベンロマックはこの数年で、一気にウイスキーのクオリティーが上がった蒸留所ですね!

アベラワー 12年 ダブル・カスク・マチュアード

アルコール度数:40% 5200円
スペイサイドらしいバランスを保っている、優秀な蒸留所です。このダブル・カスク・マチュアードは、2種類の樽で熟成した原酒を合わせています。ブランデーのようにフルーティー。甘みがありますが、アフターはちょっぴりビターでドライに感じます。

カーデュ 12年

アルコール度数:40% 4300円
スペイサイドのなかで、もっともクリーミーでまろやかな味わいです。繊細なフルーツ香とバニラ香が見事に調和しています。他のモルトにはない、カーデュならではの個性ですね。

 

まとめ 

蒸留所一覧 54か所(閉鎖蒸留所も含む)  

ディアジオ社 17か所  

  1. グレンエルギン [ GlenElgin ]  
  2. グレンロッシー [ Glenlossie ]  
  3. リンクウッド [ Linkwood]  
  4. マノックモア [ Mannochmore ]  
  5. ローズアイル [ Roseisle]ズアイル  
  6. オスロスク [ Auchroisk ]  
  7. ストラスミル [ Strathmill ]  
  8. インチガワー [ Inchgower ]  
  9. グレンスペイ [ GlenSpey ]  
  10. ダフタウン [ Dufftown ]  
  11. グレンダラン [ Glendullan ]  
  12. モートラック [ Mortlach ]  
  13. ベンリネス [ Benrinnes ]  
  14. カードゥ [ Cardhu ]  
  15. クラガンモア [ Cragganmore ]  
  16. ダルユーイン [ Dailuaine ]  
  17. ノッカンドオ [ Knockando ]  

 ペルノリカール社 13か所  

  1. グレンバーギ [ Glenburgie ]  
  2. ロングモーン [ longmorn ]  
  3. ミルトンダフ [ Miltonduff ]  
  4. グレントファース [ Glentauchers ]  
  5. グレンキース [ GlenKeith ]  
  6. ストラスアイラ [ Strathisla ]  
  7. アルタベーン [ Allt-A-Bhainne ]  
  8. ブレイヴァル [ Braeval ]  
  9. ザ・グレンリベット [ The Glenlivet ]  
  10. アベラワー [ Aberlour ]  
  11. ダルメニャック [ Dalmunach ]  
  12. グレンアラヒー [ Glenallachie ]  
  13. トーモア [ Tormore ]  

 ウィリアム・グラント&サンズ社 3か所  

  1. バルヴェニー [ Balvenie ]  
  2. グレンフィディック [ Glenfiddich ]  
  3. キニンヴィ [ Kininvie ]  

 バカルディ社 2か所  

  1. オルトモア [ Aultmore ]  
  2. クレイゲラキ [ Craugellachie ]   

 インターナショナル・ビバレッジ社 2か所  

  1. スペイバーン [ Spey burn ]  
  2. バルミニック [ Balmenach ]  

 エドリントン・グループ社 2か所  

  1. グレンロセス [ Glenrothes ]  
  2. マッカラン [ Macallan ]  

 その他 9か所  

  • ベンローマック [ BenromachBen ] ゴードン&マクファイル社  
  • ベンリアック [ Benriach ] ベンリアック・ディスティラリー社  
  • グレンマレイ [ GlenMoray ] ラ・マルケニケーズ社  
  • グレングラント [ GlenGrant ] カンパリ社  
  • タムナブーリン [ Tamnavulin ] エンペラドール社  
  • トミントール [ Tomintoul ] アンガス・ダンディ社  
  • バリンダルロッホ [ Ballindalloch ] バリンダルロッホエステート  
  • グレンファークラス [ Glenfarclas ] J&G・グラント社  
  • タムドゥー [ Tamdhu ] イアン・マクロード社  

 閉鎖蒸留所 6か所  

  • ダラスドゥー [ Dallas Dhu ]  
  • コールバーン [Coleburn]  
  • キャパドニック [ Caperdonich ]  
  • コンバルモア [ Convalmore ]  
  • ピティヴェアック [ Pittyvaich ]  
  • インペリアル [ Imperial ] 

 

 スコッチウイスキーの最大の生産地である、スペイサイドの全ての蒸留所を簡単にご紹介させて頂きました。スペイサイドでは現在、小規模生産のクラフト蒸留所の建設が盛んです。そちらの情報は、また別の記事で紹介したいと思います。 

蒸留所が密集している為、作っているウイスキーが似ている傾向にありますが、その中でもそれぞれの個性あるウイスキー作りをしているところが、スペイサイドの魅力ですね!これからも、スコッチの代表的な生産地として、業界を引っ張ってほしいですね。 

 

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーによって幸せになることを願っています。最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、また。

 

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