こんばんは。ユースケです。 自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキーライター。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定 ソムリエ。2022年1月20日 東京・銀座にBAR WHITE OAK(バーホワイトオーク)をオープン。
この記事では、ダイエット中でもウイスキーを飲んでも大丈夫なのか?という疑問にお答えします。そして、気になるウイスキーの「カロリー」と「糖質」に関しての解説と、じつはウイスキーがダイエットに向くお酒であることについてもご説明いたします。
このような方におすすめの内容になっています。
- ダイエット中だけど、お酒・ウイスキーがやめられない方。
- ウイスキーのカロリーと糖質が気になる方。
- 他のお酒と比較して、ウイスキーがダイエットに向くのかを知りたい方。
ウイスキーは「ダイエット中にも飲んでもよいお酒」など言われることが良くありますが、実際はどうなのでしょうか?
文部科学省の“食品成分データベース”を参考に、ウイスキーのカロリーと糖分について、具体的な数値を踏まえながら、本当にダイエットに向くのかを解説します。
さらに、ウイスキー特有のダイエット効果がある成分についてもお伝えします。
この記事を読めば、ウイスキーがダイエットに向くお酒であることに納得できると思います。 ぜひ最後までご覧ください。
ウイスキー関連のおすすめ情報 ウイスキーでダイエット⁉カロリーと糖質の量
まずダイエットをする中で、最も気になるのがウイスキーのカロリーと糖質の量ですね。
ウイスキー100ml(100g)当たり
カロリーは237カロリー。
糖質(炭水化物)は0g。
(食品成分データベースを参考)
100mlといってもちょっとわかりにくいですね。
一般的には1ショット(30ml)がウイスキー1杯分の提供量です。(ウイスキーの飲み方で提供量が変わるお店もあります)
つまり、ウイスキー1杯のカロリーは71カロリー。糖質は0。
ウイスキー関連のおすすめ情報 ウイスキーでダイエット⁉ウイスキーはカロリーが低いかを比較
カロリーについて詳しく見ていきましょう。
ダイエットをしている限り、気になるのはやはりカロリーですね。ウイスキーのカロリーは低いのでしょうか?
ウイスキー1杯分は71キロカロリーです。
しかし、この数値だけを見ても、ウイスキーのカロリーが低いのか高いのかが判断できません。ダイエットをする上では、少しでも低カロリーなお酒を意識して飲むようにしたいですよね?
そこで、ウイスキーがダイエットに向くのかを検証する為に、他のお酒のカロリーと比べていきます。
- 今回の比較は、お酒の量で比較せず、飲んだアルコールの量で換算する。
- 比較するアルコール量は20g。厚生労働省が定める一日の飲酒量の適量とされるが20gである為。(少ないですね、もっと飲みたい…)
- アルコール量20gはウイスキーの量だと60ml(2杯分)。
アルコール20gあたりのカロリー比較 | |||
カロリー | 糖質(炭水化物) | お酒の量 | |
ウイスキー | 142 | 0 | 60ml (2杯分) |
ブランデー | 142 | 0 | 60ml (2杯分) |
日本酒 | 196 | 8g | 180ml (1合) |
赤ワイン | 161 | 3.3g | 220ml (グラス2杯分) |
ビール | 216 | 16g | 540ml (ビール中瓶1本分とちょっとくらい) |
焼酎(単式蒸留) | 102 | 0 | 70ml (1杯と半分くらい) |
2杯飲んだ時に一番高カロリーなのが「ビール」ですね。一番低カロリーなのは「焼酎」でした。
アルコールの量に関して比較してみると、面白いことがわかりました。
だいたいのお酒が約2杯分で、アルコール20gになっています。これは何かの偶然でしょうか… これならお店でお酒を注文するときも、カロリー摂取量の目安を、飲んだ杯数で計算できるのでわかりやすいですね。
上記の表でわかる通り、ウイスキーのカロリーは醸造酒(日本酒、ワイン、ビール)と比べれば低いのですが、同じ蒸留酒である「焼酎」よりは高いことがわかります。
しかし、1杯あたりの提供量から考えると、ウイスキーと焼酎のカロリーに大差がないことに気が付きます。焼酎の一般的な提供量は少なくても1杯45mlです。つまり2杯で90ml。 カロリー計算だと131カロリーとなり、ウイスキー2杯分の142カロリーとほぼ同じです。
ダイエットには、カロリーの計算上では焼酎がよいのですが、「あまり変わらない」ので、お好きな方でよいと思います。皆さんはもちろん、ウイスキーを選びますよね?
ウイスキー関連のおすすめ情報 ウイスキーでダイエット⁉ウイスキーの糖質は0g
カロリーが低いことはわかりました。それでは糖質はどうでしょうか?
結論 ウイスキーの糖質は0g
基本的にウイスキーを含む蒸留酒には糖質が含まれていません。

食品成分データベースで蒸留酒を調べると、ほとんどが0gでした。なぜか「ジン」は100gあたり0.1gになっていました。ボタニカルから糖質が微量に流失しているから、でしょうか??
ダイエット中は、糖質をできるだけ抑えたいですよね? 蒸留酒である糖質0のウイスキーを飲むのが、ダイエットにはベストです!
ウイスキー関連のおすすめ情報 ウイスキーでダイエット⁉ カロリー、糖質以外にもダイエットに向く要素があった!
ウイスキーには、カロリーと糖質の要素以外からも、ダイエットに向く理由があります。 それは、樽ポリフェノール による「脂肪燃焼効果」です。
ウイスキーは樽での熟成によって、樽の内側から「樽ポリフェノール」が出てきます。(リオニレシノール、エラグ酸など)
この樽ポリフェノールは、脂肪燃焼に効果があるとされています。まさにダイエットの強い味方ですね!

樽ポリフェノールがより多のは長期熟成のウイスキーです。値段は高いのですが、最良のダイエット飲料だったりして(笑)
さらに、樽ポリフェノールは抗酸化作用があり、アンチエイジング(若返り)や、がんの予防にも効果があるといわれています。 ウイスキーを飲むことで、ダイエットの成功を助けてくれるだけでなく、健康的に免疫を高めることもできるのです。
やはり、ダイエット中に飲むお酒はウイスキーで決まりですね!


まとめ
ウイスキー関連のおすすめ情報 ウイスキーでダイエット⁉カロリーと糖質の量
→ウイスキー1杯のカロリーは71カロリー。糖質は0。
ウイスキー関連のおすすめ情報 ウイスキーでダイエット⁉ウイスキーはカロリーが低いかを比較
→焼酎よりは少し高いが、ほとんど差はない。 お酒全体で比べると低い為、ダイエットに向く。
ウイスキー関連のおすすめ情報 ウイスキーでダイエット⁉ウイスキーの糖質は0g
→糖質0のウイスキーを飲むのが、ダイエットにはベスト。
ウイスキー関連のおすすめ情報 ウイスキーでダイエット⁉ カロリー、糖質以外にもダイエットに向く要素があった!
→「樽ポリフェノール」による脂肪燃焼効果がある。
ダイエット中にお酒を飲むのなら、ウイスキーが一番良いということをわかって頂けたでしょうか? カロリーは低いし、糖質は0。おまけに脂肪燃焼が期待できる訳ですから、こんなにすばらしいダイエット向きのお酒は他にありません。
ただし、カロリーが低いとは言え、飲みすぎには注意しましょう。健康的にウイスキーを適度にたのしみながら、ダイエットに成功できることを願っています。
あなたの人生がウイスキーによって幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。
コメント