【5000円以内】バーテンダーおすすめブレンデッドスコッチウイスキー6選

ブレンデッドスコッチウイスキーとは?
スコットランドで造られた、少なくとも 3 年間熟成させたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたウイスキーのこと。ブレンデッドウイスキーは1860年にウイスキーの混合が許可されたことにより誕生。現在でもスコッチウイスキーの消費量の内、ほとんどがブレンデッドとなっている。なお、モルトウイスキーのみをブレンドしたものは「ブレンデッドモルトウイスキー」と呼ばれており、グレーン原酒を合わせているブレンデッドウイスキーとは区別されている。
ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAKをオープン。YouTubeTikTokでカクテル動画を公開中!

この記事では5000円以内で購入できる、ブレンデッドスコッチウイスキーをご紹介致します。ブレンデッドスコッチウイスキーは世界中でのまれている定番のウイスキー。シングルモルトが人気となった現在でも、消費量ではブレンデッドのほうが圧倒しています。そこで今回は、現役のオーナーバーテンダーであるわたくしユースケがおすすめする、クオリティの高いおすすめのボトル6本を解説致します。ブレンデッドスコッチウイスキーは銘柄が非常に多いのですが、その中から厳選したボトルとなりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

【5000円以内】バーテンダーおすすめブレンデッドスコッチウイスキー6選

  1. デュワーズ12年
  2. シーバスリーガルミズナラ12年
  3. ディンプル12年
  4. オールドパー12年
  5. ジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブ
  6. ジョニーウォーカー ダブルブラック

※2022年12月時点のアマゾン税込価格を参考に選出しております。

 

【5000円以内】バーテンダーおすすめブレンデッドスコッチウイスキー6選|デュワーズ12年

デュワーズ12年
700ml 40%
参考価格:2600円

デュワーズはブレンデッドウイスキーの代表的なメーカーである「ビッグ5」にも名を連ねる、スコッチを代表する銘酒です。ちなみにビッグ5とは以下の通り。

  1. 「ジョニー・ウォーカー」の、ジョン・ウォカー
  2. 「ホワイトホース」の、ピーター・マッキー
  3. 「ブナキャナンズ」の、ジェームス・ブナキャナン
  4. 「ヘイグ」の、ジョン・ヘイグ
  5. 「デュワーズ」の、ジョン・デュワー

この5社(5人)がなければ、今日のようなスコッチウイスキーの発展はなかったかもしれません。ビッグ5によってブレンデッドウイスキーは世界に広まり、スコットランドの地酒でしかなかったスコッチウイスキーは大きく発展していくのです。

デュワーズ最大の特徴はなんといっても「ダブルエイジ製法」です。原酒をブレンドした後に、再び樽に戻して熟成させる製法で、シングルモルトでいう「フィニッシュ(後熟)」をブレンデッドでありながら積極的におこなっています。この製法により、リッチな樽香と複雑さを生み出しています。

デュワーズ12年は、アバフェルディを中心とした40種類以上の原酒がブレンドされた、シリーズのなかでも評価の高いボトルです。フローラルな香りとバランスのとれた味わいは多くのウイスキーファンを魅了しています。間違いなく、安くておいしいブレンデッドスコッチの代表格といえるでしょう。

 

【5000円以内】バーテンダーおすすめブレンデッドスコッチウイスキー6選|シーバスリーガルミズ ナラ12年

シーバスリーガルミズナラ12年
700ml 40%
参考価格:4000円

ジャパニーズウイスキーへのリスペクトによって生み出された日本限定のシーバスリーガル。日本産のミズナラ樽でフィニッシュした原酒がブレンドされています。ブレンド比率や具体的な製法は全く
公開されていないため、ミズナラ樽がどれくらい使用されているかはわかりません。

このウイスキーの注目するべき点は、ミズナラ樽由来の風味があるかどうか、ではないと思っています。なぜなら、ミズナラ樽は希少価値が高く、安価なブレンデッドウイスキーの原酒用として使用するのは不可能だからです。ミズナラうんぬん…と考えるよりも、シンプルにウイスキーの味わいを見ていきましょう。

シーバスリーガルミズナラ12年はスタンダード12年よりもクセがなく、さらに飲みやすく仕上がっています。ピートの風味はなく、ブレンデッドウイスキーらしい飲みやすさに加え、ジャパニーズウイスキーのような甘みのコクがあります。加水に対しても強く、ハイボールやロックでもおいしいウイスキー。この価格帯でのクオリティは間違いなくトップクラス。ミズナラ原酒がはいっているから美味しい…と言うわけではないと思いますが、とにかく良くできたウイスキーなのでOKとしましょう。

 

【5000円以内】バーテンダーおすすめブレンデッドスコッチウイスキー6選|ディンプル12年

ディンプル12年
700ml 40%
参考価格:3000円

ブレンデッドウイスキー「ヘイグ」の上位版であるディンプルは、3面にくぼんだ凹凸がある特殊な形状のウイスキーとして知られています。発売されたのは1890年。ジョン・ヘイグから発売された最も古いブランドです。原酒のブレンドが認められたのが1960年であることを考えると、現在発売されているブレンデッドウイスキーの中でも長い歴史のある商品となっています。

ボトル全体を覆うように金色のワイヤーがかけられているのも、このウイスキーの特徴です。当時は船で運ばれていたため、荷物が揺れた衝撃などでコルクがとれてしまうのを防ぐ目的で付けられていました。また、船内の中で勝手に開けられるのを防止する役割もありました。ボトルが盗まれたらすぐに分かりますが、液面がちょっとへったくらいじゃ飲まれていても気付きませんからね。もちろん、現代ではそのようなことが起こるはずのないのでワイヤーは不必要ですが、金色ワイヤーはディンプルの象徴的な所もあるため、今もボトルに巻かれています。(昔よりワイヤーが柔らかくなった気がします…)

味わいはスイート&メロー。ピートのクセはないためスコッチが苦手な方にもおすすめできるバランスです。フルーティーで甘みがありますが、安っぽさを感じさせないキレも存在しており、バランスが整っています。少し大げさかもしれませんが、ヘイグとは比べ物にならないレベル。ワイヤーで巻かれていたのも理解できます。

 

【5000円以内】バーテンダーおすすめブレンデッドスコッチウイスキー6選|オールドパー12年

オールドパー12年
700ml 40%
参考価格:3700円

キーモルトにスペイサイドのクラガンモアを使用している、なめらかで優しい味わいのブレンデッドウイスキー。かつては「デラックス表記」でしたが、80年代後半からは「12年物」として発売がスタートします。

オールドパーは日本との縁が深いブランド。初めて紹介されたのは1873年(明治6年)で、岩倉具視らで構成された欧米使節団がイギリスから持ち帰ってきたところから始まります。当時はまだ発売されたばかりだったオールドパーでしたが、明治天皇にも献上されており、以後は政治家や権力者の中では好まれる「洋酒」となります。

オールドパー12年はフルーティーなアロマを豊かに感じます。典型的な飲みやすいブレンデッドウイスキー。スモーキーさも程よく、全体のバランスを整える程度の、ほんのりピーティー。余韻はドライにまとまり、ほのかにスパイス香があります。ボディは割としっかりとしているため、加水しても損なわれずおいしくまとまります。明治時代から日本人を虜にしてきたオールドパーは、日本人に好まれる味わいで人気となり、現在でも多くのバーで取り扱いがあるメジャーブランドとなっています。

created by Rinker
Old Parr(オールドパー)
¥3,598(2023/02/07 18:43:18時点 Amazon調べ-詳細)

 

【5000円以内】バーテンダーおすすめブレンデッドスコッチウイスキー6選|ジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブ

ジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブ
700ml 40%
参考価格:4800円

ジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブは、キーモルトにスぺサイドのカードゥや、北ハイランドのクライヌリッシュを使用し、その他15種類以上の原酒がブレンドされています。かつては18年表記として「ゴールドラベル18年」が存在していました。現在は、少しややこしいのですが「18年」と「ゴールドリザーブ」は別のラインアップとして分かれています。どちらも金色のデザインですが…

18年表記だった頃と比べると若干クオリティは落ちていますが、それに見合った値段に下げられており、5000円以内で購入できるウイスキーとしては上質です。「ゴールドラベル」なんて名前が付けられたのだから、かなり高級なウイスキーなのかな?と思ってしまうウイスキービギナーもいるかもしれませんが、ジョニーウォーカーは「ブルーラベル」の方が上位ブランド。「ウイスキーあるある」かもしれませんが、名称に豪華さがあったとしても、ランク的には下、という銘柄は少なくありませんね。

香りは青りんご、アプリコット。フローラルな香りです。ミディアムボディな飲み口で、甘さがあり、舌触りはクリーミー。ドライに感じるところもありますが、アルコール感はありません。ブレンデッドウイスキーとしては個性もありながら、バランスのとれた味わいです。恐らく12年~18年くらいの原酒をブレンドしているのではと予測しています。ジョニ赤、ジョニ黒も良いのですが、たまにはジョニ金を飲んでみるのも悪くありません。

 

【5000円以内】バーテンダーおすすめブレンデッドスコッチウイスキー6選|ジョニーウォーカー ダブルブラック

ジョニーウォーカー ダブルブラック
700ml 40%
参考価格:2900円

ダブルブラックはブラックラベルのスモーキーフレーバーを強くした商品です。過去さまざまなボトルを発売してきたジョニーウォーカーですが、これほどピーティーなものは他にありません。キーモルトはジョニ黒と同じ。原酒の配合が異なっており、スモーキーなモルト原酒が多くブレンドされていることで、アイラ島のシングルモルトと引けを取らない、ピーティーで個性的なブレンデッドウイスキーに仕上がっています。

単に「スモーキーなフレーバーを強くするだけ」で終わらないのがジョニーウォーカー。ダブルブラックはボディもしっかりとしており、ビターさと飲み口のやわらかさが絶妙です。通常のジョニ黒には感じない、複雑さと独創性。相当こだわってブレンドされていますね。

この価格帯でここまでクセのあるブレンデッドウイスキーは他にありません。ジョニ赤やジョニ黒と比べると影に潜む存在でしたが、スモーキーなブレンデッドウイスキーの需要は高まっていると思うので、今後はもう少し人気がでると思っています。

 



 

今回は5000円以内で購入できる、おすすめのブレンデッドスコッチウイスキーをご紹介しました。もっと価格の安いおすすめ銘柄もあったのですが、クオリティを優先して選考しました。やはり王道の有名銘柄はよくできています。長い歴史のあるブレンデッドスコッチの中で、常に安定した味わいをキープし続けていることに敬意を抱くばかりです。スコッチにはこれからも世界のお手本として、ウイスキー界を引っ張って欲しいですね。

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーによって幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

たるブログ TOP

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました