【種類豊富】シングルモルトウイスキー「ラフロイグ」おすすめ銘柄15選

ユースケ
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こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTubeTikTokでカクテル動画を公開中!

この記事では「アイラの王」こと、「ラフロイグ [Laphroaig]」のオフィシャルボトルを15本ご紹介致します。現在の値段や、ラフロイグ蒸留所について知りたい方にもおすすめの内容となっております。

ラフロイグのオフィシャルボトルは、「ラフロイグ10年」と「セレクトカスク」などが日本で正規販売されていますが、限定ボトルや海外市場で流通している物も含めると、いろいろと種類が豊富です。

そこで今回は、2024年1月時点で購入できるおすすめボトルをピックアップ。馴染みのあるぼとるから、限定品の高級ボトルまで、ラフロイグの各銘柄とその魅力を余すことなくご紹介致します。

 

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー「ラフロイグ」とは?

出典:https://www.laphroaig.com/distillery

ラフロイグ Laphroaig

  • 地域:スコットランド・アイラ島
  • 創業年:1815
  • 製造元:ビームサントリー社

 

ラフロイグの歴史

ラフロイグの歴史は、創業者のジョンストン兄弟に始まります。彼らはジャコバイト蜂起の失敗し、流れついたアイラ島では「マッケイブス」と名乗のり、1810年ごろから定住しました。

ジョンストン兄弟は牧畜と同時に、家畜の飼料となる大麦を利用してウイスキーを製造します。ウイスキーは島内で評判となり、1815年には家畜の飼育をやめて、ラフロイグ蒸留所を設立。ウイスキー造りに力を注ぎます。

兄弟の子孫が蒸留所の経営を引き継ぎましたが、1887年に経営権はハンター家に移りました。その後、1954年にはオーナーのイアン・ハンターが亡くなり、その遺言により経営権は、イアンのマネージャーであったベッシー・ウィリアムスに譲渡されます。

ベッシーはラフロイグの所長となり、彼女の手により、独自のフロアモルティングと品質を維持しつつ生産性を向上することができました。1970年まで所長を務める間、ラフロイグのウイスキー造りに大きな影響を与え、ベッシー・ウィリアムスは現在のラフロイグの名声を築く一因と言われるほど重要な人物となっています。

経営系は、60年代に「ロング・ジョン・インターナショナル社」や「アライド・ドメック社」、2005年にはペルノ・リカール社が買収によって親会社に。そして2011年にフォーチュンブランズ社の蒸留酒部門が分社化されたことで、ラフロイグ蒸留所はバーボンウイスキー大手の「ビーム社」の所有となります。

2014年にサントリーがビーム社を買収したことで、現在はビームサントリーがラフロイグ蒸留所を所有しています。

 

ラフロイグ蒸留所について

「ラフロイグ」はゲール語で「広い入り江にある美しい窪地」という意味を持ちます。その名の通り、蒸留所は美しい入り江に面して建てられており、真っ白く塗られた建物は小さな入り江に映えています。

年間生産量は約330万ℓ。初留3基、再留4基の合計7基が稼働しています。生産される原酒の9割はシングルモルトウイスキーとなり、残り1割がブレンデッド用として使用されています。

 

出典:https://www.laphroaig.com/how-to-make-whisky

ラフロイグの特徴としては、現在でもフロアモルティングを行っている数少ない蒸留所の一つであること。自家製麦の比率は15%程度ですが、自家製麦芽にこだわることで、長い歴史の中でも独自のスタイルを貫いています。

メインの麦芽はモルトスター(製麦専用会社)から買い付けています。かつては仕込み量の85%をポートエレン製としていましたが、2022年頃からポートエレンから麦芽供給ができなくなったようで、現在はスコットランド本土から調達したヘビリーピーテッドモルトを使用しています。

本土産のピート麦芽は、ポートエレン製よりもフェノール値が低いことを想定。自家製麦芽のフェノール値はこれまでよりも高く設定しています。以前は55~60ppmでしたが、現在は75ppmまで上げており、仕込みの際に混合することで、これまでのスモーキーレベルを保てるように調整が行われています。

 

フラッグシップとなるのは「ラフロイグ10年」で、10年物にはファーストフィルのバーボン樽(ホグスヘッド)で熟成させた原酒のみを使用しています。

このこだわりが高いクオリティを保ち、結果としてラフロイグはアイラ島のシングルモルトの中で不動の人気を誇り、スモーキーモルトの「王」と呼ばれるほどの絶対的な地位を築いています。

 

 

【種類豊富】シングルモルトウイスキー「ラフロイグ」おすすめ銘柄15 選|一覧

1ページ目
1. ラフロイグ 10年
2. ラフロイグ セレクトカスク
3. ラフロイグ クオーターカスク
4. ラフロイグ フォーオーク
5. ラフロイグ シェリーオークフィニッシュ

2ページ目
6. ラフロイグ ロア
7. ラフロイグ 1815 レガシーエディション
8. ラフロイグ PX カスク
9. ラフロイグ 10年 カスクストレングス バッチ15
10. ラフロイグ 15年 リミテッドエディション 200周年記念ボトル
11. ラフロイグ 18年
12. ラフロイグ 25年 カスクストレングス 2021エディション
13. ラフロイグ 25年 ベッシー ウィリアムソン ストーリー
14. ラフロイグ 30年
15. ラフロイグ34年 1987-2021 イアンハンター ストーリーブック4

 

 

【種類豊富】シングルモルトスコッチウイスキー|ラフロイグ 10年

ラフロイグ 10年

43% 750ml

楽天市場価格:6205円

「ラフロイグ 10年」はスモーキ―モルトの定番として絶大な人気のあるウイスキーです。

香りは正露丸のようなヨード香とスモーク、湿った土のニュアンスが感じられます。加水すると、バニラと青りんご。口に含むとまろやかで甘みがあり、ミディアムボディで少しオイリー。燻製ナッツの風味が広がり、強烈なヨード・ピート香が長く続きます。余韻はバーベキューの思い出を呼び起こすような焦げ臭いアロマ。

「ラフロイグ10年」は骨格がしっかりとしたスモーキーなウイスキー。特に強烈な燻製香が際立っています。かつてはフローラルで妖艶な南国フルーツの香りも感じられた時期がありましたが、現在の10年物はピーティーな個性が強く主張しています。

ハイボールやロックといった加水を加えることにも耐えれる、力強く安定したフレーバー。スモーキーモルトのファンには愛され、その極端な個性を理解できない人には挑戦的なシングルモルトであることは言うまでもありません。

おすすめの飲み方はストレート。スモーキーな余韻を最も強く感じることができる飲み方。口に含む瞬間から喉を通り抜けた後まで、焚き火をしたかのような燻製香を存分に楽しめます。

その他、ハイボールもおすすめ。ソーダで加水することで生まれる清涼感のある味わいが魅力的。スモーキーフレーバーがしっかりと感じられ、バニラとキャラメルの樽香、フレッシュなフルーツ香との調和し、個性的なウイスキーハイボールに変化します。

個人的には、初めて飲んだスコッチウイスキーがラフロイグ10年なので、思い出深いウイスキーです。ここ数年、シングルモルトスコッチのリニューアルが各メーカーで行われていますが、ラフロイグは安定感があり、高い品質を保っています。

世界的に人気がある影響で、発注量に対して供給量が1~2割ほど追い付いていないとの情報もあります。これからも変わらぬ味わいを提供し続けて欲しいですね。

 

 

【種類豊富】シングルモルトスコッチウイスキー|ラフロイグ セレクトカスク

ラフロイグ セレクトカスク

40% 700ml

楽天市場価格:4328円

2014年から発売されている「ラフロイグ セレクトカスク」は、10年物と並び愛飲されているノンエイジボトル。

ファーストフィルのバーボン樽の原酒のみを使用している「ラフロイグ10年」と異なり、セレクトカスクにはペドロヒメネス・シェリー樽、ヨーロピアンオーク・シェリー樽、バーボン樽で熟成した原酒をブレンドしています。さらに、アメリカンオークの新樽で後熟が施されており、ノンエイジとは思えないほどしっかりとした飲みごたえです。

10年と比べると価格も安く、スモーキーモルト初心者にもおすすめのボトル。

最近はラフロイグの人気が高まる一方で、ラフロイグ10年の供給量が安定しておらず、スーパーなどのお酒売り場では、「セレクトカスク」が10年に代わる形で販売されていることが多くなっています。

 

 

【種類豊富】シングルモルトスコッチウイスキー|ラフロイグ クオーターカスク

ラフロイグ クオーターカスク

48% 700ml

楽天市場価格:6680円

2019年に数量限定で販売された商品で、現在は定番ボトルとして流通しています。

「クオーターカスク」とは、容量500ℓとなるシェリーバットやパンチョンに対し4分の1程度の大きさ(容量125ℓ)の樽のこと。「ラフロイグ クオーターカスク」は、バーボン樽(200ℓ)で熟成した原酒を、ファーストフィルのバーボン樽を解体して作った「クオーターカスク」に入れ替え後熟をおこなった商品です。

熟成樽はサイズが小さくなるにつれ、ウイスキーと接する表面積が増えることで熟成が早まります。「ラフロイグ クオーターカスク」はスタンダードの10年物よりも若いであろう原酒を、クオーターカスクでフィニッシュすることでリッチな樽香を付与させています。

飲んでみると10年物よりはライトボディで、余韻のフルーティーさは控えめ。ラフロイグの特徴的なピーティーさもしっかりとあります。

 

 

【種類豊富】シングルモルトスコッチウイスキー|ラフロイグ フォーオーク

出典:https://www.amazon.co.jp/

ラフロイグ フォーオーク

40% 1000ml

楽天市場価格:6599円

「ラフロイグ フォーオーク」は滑らかで複雑な味わいを生み出すために、エクストラ・バーボンバレル、クォーターカスク、バージンアメリカンオーク、ヨーロピアンオークのホッグスヘッドの、4つの異なる樽を使用している商品。

免税店向けの限定ボトルで、ピートスモークの香りに、濃縮感のあるフルーツやトースト、バニラなどの香りが強く広がります。

ラベルに「マチュアード」と記載されているため、エクストラ・バーボンバレル、クォーターカスク、バージンアメリカンオーク、ヨーロピアンオーク・ホッグスヘッドの順に、後熟が重ねられていると予測。

日本には並行輸入品の「1リットルボトル」が流通。流通価格はラフロイグ10年と同程度ですが、「ラフロイグ フォーオーク」は1000mlなので、実質こちらの方がリーズナブル。

4種の異なる樽を利用していることから、10年物よりもコストをかけているようにも思いきや、こちらは「ノンエイジ」。酒齢の若さを、熟成樽を複数回使用することでカバーしているのでしょうか…

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【種類豊富】シングルモルトスコッチウイスキー|ラフロイグ シェリーオークフィニッシュ

出典:https://www.amazon.co.jp/

ラフロイグ シェリーオークフィニッシュ

48% 700ml

楽天市場価格:14300円

「ラフロイグ シェリーオークフィニッシュ」は、ラフロイグ本来の個性に豊かなシェリーカスクの風味がほどよく調和した商品。日本では並行輸入品として流通しており、ラフロイグの愛好家やバーテンダーからも評価が高いボトルです。

このウイスキーはバーボン樽で9年間熟成させた原酒を、ヨーロピアンオークのオロロソシェリー樽で12か月以上後熟しています。アルコール度数はオフィシャルボトルの中では高めとなる48%。

香りはピート、ダークチョコレート、メープルシロップ、はちみつ、カルダモン、ホワイトペッパー、BBQ。

ラフロイグらしい薬品のような香りは控えめで、シェリーカスク由来の甘やかなフルーツを感じますが、次のページでご紹介する「ラフロイグ PXカスク」よりは落ち着いています。

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