【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄20選

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

この記事では2024年4月から値上がりした、サントリーウイスキーの主な銘柄を20本ご紹介致します。

値上がりするウイスキー銘柄の「旧価格」「新価格」「値上がり率」の一覧の他、値上がり前「2023年11月時点でのAmazon価格」と、値上がり後「2024年4月時点の楽天市場価格」も公開しています。

今回の値上がりは国産・洋酒ともに複数の銘柄が対象となっているため、その中から一部のウイスキーを取り上げております。

ニッカウヰスキーの価格改定情報はこちらの記事↓

【MHD(ディアジオ)ウイスキー価格改定】2024年2月から値上がりする主な銘柄18選↓

【バカルディ ウイスキー価格改定】2024年2月から値上がりした主な銘柄14選↓

【キリンビール ウイスキー価格改定】2024年9月から値上がりする銘柄16選↓

 

 

  1. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄20選|一覧
  2. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|響 30年
  3. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|響 JAPANESE HARMONY
  4. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|山崎 25年
  5. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|山崎 18年
  6. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|山崎 12年
  7. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|山崎
  8. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|白州 25年
  9. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|白州 18年
  10. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|白州 12年
  11. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|白州
  12. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|知多
  13. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao
  14. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|サントリーウイスキー ホワイト 640ml
  15. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|サントリーウイスキー トリス〈クラシック〉 700ml
  16. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|サントリーウイスキー レッド 640ml
  17. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|ザ・マッカラン 30年
  18. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|ザ・マッカラン 12年 700ml
  19. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|ボウモア 12年 700ml
  20. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|バランタイン ファイネスト 1L
  21. 【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|メーカーズマーク 700ml

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄20選|一覧

  1. 響 30年  160,000円→360,000円 【125%】
  2. 響 JAPANESE HARMONY  5,500円→7,500円 【36%】
  3. 山崎 25年  160,000円→360,000円 【125%】
  4. 山崎 18年 32,000円→55,000円 【71.88%】
  5. 山崎 12年  10,000円→15,000円 【50%】
  6. 山崎  4,500円→7,000円 【56%】
  7. 白州 25年  160,000円→360,000円 【125%】
  8. 白州 18年 32,000円→55,000円 【71.88%】
  9. 白州 12年  10,000円→15,000円 【50%】
  10. 白州  4,500円→7,000円 【56%】
  11. 知多  4,000円→6,000円 【50%】
  12. SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao  5,000円→6,000円 【20%】
  13. サントリーウイスキー ホワイト 640ml  1,174円→1,410円 【20%】
  14. サントリーウイスキー トリス〈クラシック〉 700ml  900円→990円 【10%】
  15. サントリーウイスキー レッド 640ml  884円→970円 【10%】
  16. ザ・マッカラン 30年  351,360円→550,000円 【57%】
  17. ザ・マッカラン 12年 700ml  9,990円→12,500円 【25%】
  18. ボウモア 12年 700ml  5,060円→6,600円 【30%】
  19. バランタイン ファイネスト 1L  2,310円→2,400円 【4%】
  20. メーカーズマーク 700ml  3,080円→3,400円 【10%】

※価格は希望小売価格(税別)を表示。【】は価格改定率。

 

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|響 30年

出典:https://www.amazon.co.jp/

響 30年

  • ジャパニーズブレンデッドウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:160,000円
  • 新価格:360,000円
  • 値上がり率:125%
  • Amazon価格:¥757,668 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:870,000円

「響30年」は数千本しか製造されない非常に希少な限定品ボトル。ここ数年はバーですら見かけることがない高級レアウイスキーです。

今回の値上がり率は驚異的ともいえる125%。20万円も定価が上がるのは、サントリーウイスキーとしては過去最高の値上がりですが、そもそも定価では絶対に購入できないボトルであるため、一般市民にとっては値上がりの影響はほぼありません(笑)

Amazonでは75万円で販売されていますが、2024年は大台に乗り100万円以上となるのは間違いなさそうです。

 

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|響 JAPANESE HARMONY

響 JAPANESE HARMONY

  • ジャパニーズブレンデッドウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:5,500円
  • 新価格:7,500円
  • 値上がり率:36%
  • Amazon価格:¥16,000 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:17,300円

「響 JAPANESE HARMONY」は響ブランドのスタンダードとして発売している商品。ウイスキーショップで見かけることはありませんが、定価の約3倍となる15000~17000円程でネットショップ等で購入可能です。

新価格は7,500円。ノンエイジとはいえ、山崎・白州の良質なモルト原酒を使用していますから、この値上がりは仕方がないでしょう。

「響」はサントリーウイスキーの最高級ボトルですから、終売だけは避けてほしいものです。

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|山崎 25年

出典:https://www.amazon.co.jp/

山崎 25年

  • ジャパニーズシングルモルトウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:160,000円
  • 新価格:360,000円
  • 値上がり率:125%
  • Amazon価格:¥1,548,000 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:1,458,600円

「山崎25年」は名実ともに、ジャパニーズシングルモルトウイスキーの最高峰といっても過言ではないボトル。現在は極めて貴重なウイスキー。定価16万円に対して約10倍の流通相場は、もはや驚くことすらありません。

新価格は36万円ですが、すでに流通量が極めて少ないボトルであるため、2024年以降はどれだけ影響があるでしょうか。

ウイスキー関連のイベントでは、「30ml 1万円」で飲むことができましたが、値上がり後はその姿さえ見ることが困難になるかもしれません。

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【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|山崎 18年

山崎 18年

  • ジャパニーズシングルモルトウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:32,000円
  • 新価格:55,000円
  • 値上がり率:71.88%
  • Amazon価格:¥141,680
  • 楽天市場価格[2024年4月]:140,300円

「山崎18年」は、国内外で非常に高く評価されているウイスキーです。

TWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)では、二年連続での「最高金賞」を受賞し、2019年~2021年までに3年連続『最高金賞』または『金賞』を受賞したことを受け、「殿堂入り」を果たしています。

あらゆるウイスキーコンペティションで受賞歴があり、もはや語りつくせないほど。個人的には「世界一の18年物」だと思っています。(価格もオフィシャルボトルとしては世界一だし)

定価で購入は非常に困難。抽選販売もほとんど行われないため、「ウイスキーくじ」や「ウイスキー福袋」で、運を使い果たすくらい頑張らないと入手できません(笑)

2024年4月からは23,000円の値上がり。流通量もかなり少ないので、今後はさらに高くなるとこと間違いなし。

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|山崎 12年

山崎 12年

  • ジャパニーズシングルモルトウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:10,000円
  • 新価格:15,000円
  • 値上がり率:50%
  • Amazon価格:¥28,921 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:31,500円

「山崎12年」は、最も人気のあるジャパニーズシングルモルトウイスキー。手を伸ばせば買えないこともないボトルですが、来年以降は5000円の値上げ。この影響を受け、流通価格はそれ以上に上がることが予想されます。

定価で購入ができるのは、抽選販売などで購入権が当たるか、ウイスキーくじで「大当り」を引く、ぐらい。

12年以上の原酒は枯渇していると思いますが、なんとか生産量をキープしつつ、本格的にウイスキーが飲める「バー」にだけは優先して卸して欲しいもの。飲める場所が無くなるのは寂しいですからね。

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|山崎

山崎

  • ジャパニーズシングルモルトウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:4,500円
  • 新価格:7,000円
  • 値上がり率:56%
  • Amazon価格:¥15,259 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:17,800円

今回の値上がりで一番「痛い」と思ったのが、「山崎」と「白州」のノンエイジボトルです。新価格が7,000円となれば、来年にはおそらく流通価格2万円台に到達するでしょう。

値上がりしているシングルモルトウイスキーの銘柄は沢山ありますが、年数表記の無い「ノンエイジボトル」でここまで急激に値上がりしているのは、サントリーの商品のみ。

それだけ高く評価されている、と言えるかもしれません。しかし、このような状態が長期間続けば、「ウイスキー離れ」が起きる可能性もありますね。

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【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|白州 25年

出典:https://www.amazon.co.jp/

白州 25年

シングルモルト白州の最高峰。「山崎25年」ほどの人気はありませんが、「白州25年」もかなりのレアウイスキーです。Amazonの最低価格は48万円(在庫1本のみ)でしたが、次点の価格は60万円以上で販売されていました。

「山崎25年」と「白州25年」。どちらの生産量が多いかわかりませんが、同じくらい貴重なボトルであるのにも関わらず、山崎よりも安くなっているのは、山崎のほうが白州よりも長期熟成に対しての期待値が高いことが挙げられます。

また、国際的な評価も山崎25年の方が上。とはいっても、白州25年もかなり貴重なウイスキーですし、ピートが少し効いた長期熟成のジャパニーズシングルモルトウイスキーとして、白州25年は唯一の存在と言えるでしょう。

いずれにしても山崎と白州の25年物は、やはり異次元のウイスキーです。来年はもっと高くなるかも…

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|白州 18年

白州 18年

  • ジャパニーズシングルモルトウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:32,000円
  • 新価格:55,000円
  • 値上がり率:71.88%
  • Amazon価格:¥99,000 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:110,000円

「白州18年」もまた、「山崎18年」と比べると流通価格は下がりますが、国内外で高く評価されている銘柄です。

「白州」や「白州12年」との違いは、シェリー樽の原酒が多く含まれているところ。酒齢18年以上のバーボンバレルとシェリー樽で熟成した、深みのある原酒をバランスよくあわせ、かすかなスモーキーさとリッチなフルーティー感を生み出しています。

「山崎18年」の流通価格は14万円程ですが、「白州18年」は10万円前後。山崎と比べて白州の方が流通量が少ないはずですが、人気差によって「白州18年」の方が安い状態になっています。

飲み方としては、言うまでもなくストレートで。「白州ハイボール」は確かに美味しいのですが、それは「白州12年まで」です。(12年物も勿体ないけどね)

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白州
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【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|白州 12年

白州 12年

  • ジャパニーズシングルモルトウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:10,000円
  • 新価格:15,000円
  • 値上がり率:50%
  • Amazon価格:¥27,200 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:31,700円

「白州12年」は、「山崎12年」よりも流通量が少ないボトルです。生産量はわかりませんが、一度「終売」を経験していることからも、原酒不足が深刻であることが読み取れます。

ちなみに、終売前のボトルと、終売明けのボトルを飲み比べたことがありますが、違いはありませんでした。原酒の構成は変わってないと思います。

2023年11月現在の流通価格は27000円程。山崎12年とほぼ変わりませんが、バーなどでは山崎よりも見かけるのが難しいかもしれません。

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|白州

白州

  • ジャパニーズシングルモルトウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:4,500円
  • 新価格:7,000円
  • 値上がり率:56%
  • Amazon価格:¥12,200 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:14,980円

ノンエイジ「白州」は、ノンエイジ山崎よりも高く評価されているウイスキーです。

白州10年」に代わり登場したノンエイジボトル。正直言って、最初はホントに美味しいのか疑いを持っていましたが、発売前のセミナーでテイスティングしたときに、出来の良さに驚いた記憶があります。下手したら、終売になった白州10年よりも美味しいかもって(笑)

山崎よりも流通価格は低めですが、白州も店舗では手に入らないボトル。2024年の値上がりによって、入手がさらに難しくなることでしょう…

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|知多

知多

  • ジャパニーズシングルグレーンウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:4,000円
  • 新価格:6,000円
  • 値上がり率:50%
  • Amazon価格:¥4,049 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:6,500円

「知多」は、愛知県知多市にあるグレーンウイスキーの蒸留所で造られているジャパニーズ・シングルグレーンウイスキー。1973年に操業して以来、サントリーウイスキーのベースとなるグレーン原酒を造り続けています。

知多蒸留所では連続式蒸留器の使用する「塔の数」を変えることで、タイプの違う3種類の原酒を生み出しています。個性の異なる「ライト」「ミディアム」「ヘビー」に造り分けることで、ブレンド用原酒として利用価値を高めることができ、新たなブレンデッドウイスキーの開発などに貢献しています。

値上がり後の価格は、シングルグレーンウイスキーとしてはかなりお高めの6000円。一定のファンは獲得しているウイスキーですが、売上に影響はあるでしょうか…

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao

SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao

  • ワールドブレンデッドウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:5,000円
  • 新価格:6,000円
  • 値上がり率:20%
  • Amazon価格:¥4,310 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:4,260円

「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」は、5大ウイスキーがブレンドされたワールドブレンデッドウイスキー。ビームサントリーの所有している5大ウイスキーの原酒で構成されており、自社調達の5大ウイスキーがブレンドされたウイスキーとしては世界初。

5大ウイスキーの蒸留所を傘下にしているのは、世界でサントリーだけ。ウイスキー史に残る銘柄であることは間違いありません。

値上がりは1000円。それ以上に流通価格が上がることはないと予測しています。

「ワールドブレンデッド」という独自路線でブランディングしている商品ですが、サントリーが製造元ということもあって、その名声は日本国内のみならず海外にも知れ渡っています。

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|サントリーウイスキー ホワイト 640ml

出典:https://www.amazon.co.jp/

サントリーウイスキー ホワイト

  • ブレンデッドウイスキー
  • 640ml
  • 旧価格:1,174円
  • 新価格:1,410円
  • 値上がり率:20%
  • Amazon価格:¥1,229
  • 楽天市場価格[2024年4月]:1,482円

庶民の味方「サントリーウイスキー ホワイト」。これまで紹介してきたプレミアムウイスキーと比べると、値上がりはわずかなように思います。

「サントリーウイスキー ホワイト」誕生の歴史は、1929年に国産ウイスキー第1号として発売した「サントリーウイスキー」から。白いラベルであったことから「白札」として親しまれ、戦後のウイスキー愛好者からは「シロ」として親しまれました。その後、1964年には現在の「ホワイト」に改名されます。

現在まで続く、サントリーを代表するロングセラーウイスキーです。

サントリーウイスキー ホワイト 640ml

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|サントリーウイスキー トリス〈クラシック〉 700ml

サントリーウイスキー トリス〈クラシック〉

  • ブレンデッドウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:900円
  • 新価格:990円
  • 値上がり率:10%
  • Amazon価格:¥734
  • 楽天市場価格[2024年4月]:952円

「サントリーウイスキー トリス〈クラシック〉」も、ホワイトと並ぶサントリーの代表的な銘柄。わずか10%の値上げですが、日常的に愉しまれている方にとっては無視できません。

トリスウイスキーは1946年に発売。当初から低価格のウイスキーとして人気を博し、戦後の洋酒ブームの火付け役としてその名を馳せます。

当初は「3級ウイスキー」からスタート。ウイスキー原酒の割合を徐々に増やし、最終的には「2級ウイスキー」として販売されます。1989年の酒税法改正後は、モルト原酒とグレーン原酒に、ブレンド用のグレーンスピリッツをブレンドした形態に変化し、さらに品質を向上させます。

トリスウイスキーは、若者を中心に広く親しまれ、2003年にラインナップを一新して新たな若者層にも支持を獲得。その後ハイボールブームに乗って、2010年には「トリスハイボール缶」を発売。そして2015年には「サントリーウイスキー トリス〈クラシック〉」が発売されます。

トリスクラシックの値上がりは、多くの飲食店で提供されている「ハイボール」のベースウイスキーとしても活躍していることもあるので、来年以降はお店で飲むハイボールの価格に少なからず影響がでるかもしれません。

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トリス
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【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|サントリーウイスキー レッド 640ml

出典:https://www.amazon.co.jp/

サントリーウイスキー レッド

  • ブレンデッドウイスキー
  • 640ml
  • 旧価格:884円
  • 新価格:970円
  • 値上がり率:10%
  • Amazon価格:799円
  • 楽天市場価格[2024年4月]:880円

「サントリーウイスキー レッド」の歴史は、「白札」が発売された一年後から。

初めての国産ウイスキー「白札」が1929年に発売されると、初めは不評に終わります。その後、1930年に「なんとかヒットさせたい!」と登場したのが、レッドの前身である「赤札」。しかしこちらも成功とはならず、製造中止となってしまいます。

しかし、その後のサントリーは「サントリーウイスキー12年」や「サントリーオールド」で成功を収め、ウイスキー事業を軌道に乗せます。創業者の息子である佐治敬三氏が社長に就任すると、赤札を復活させることとなり、1964年に「サントリーレッド」として再びリリース。

70年代にはテレビCMが評判となり、キャッチフレーズ「すこし愛して、なが~く愛して。」が人気を博し、晩酌用のウイスキーとしてのイメージを保ちながら、その人気は不動のものとなりました。

近年はウイスキーの本格志向化によって、飲食店で取り扱われることも少なくなりましたが、自宅用のリーズナブルな銘柄として、全国の酒好きに重宝されています。

サントリーウイスキー レッド 640ml

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|ザ・マッカラン 30年

出典:https://item.rakuten.co.jp/

ザ・マッカラン 30年

  • シングルモルトスコッチウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:351,360円
  • 新価格:550,000円
  • 値上がり率:57%
  • 楽天価格:959,000円 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:1,080,000円

輸入ウイスキーとしては最高額の値上がりとなったのが「ザ・マッカラン 30年」。ほとんど流通していないことから、流通相場は100万円近い価格となっています。

マッカランといえば、2023年11月に「ザ・マッカラン1926」が、ロンドンのオークションで競売にかけられ、218万7500(約4億1000万円)で落札され、世界中のウイスキーファンに衝撃が走りました。

それに比べれば、マッカラン30年はまだまだ安い(笑)

新価格は55万円となりますが、2023年11月時点での相場は95万円。マッカランの長期熟成ウイスキーは、これからも人気が継続すると思います…

 

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|ザ・マッカラン 12年 700ml

ザ・マッカラン 12年

  • シングルモルトスコッチウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:9,990円
  • 新価格:12,500円
  • 値上がり率:25%
  • Amazon価格:¥12,848 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:14,080円

サントリーの輸入洋酒の中で値上がり対象の筆頭となっているのが「ザ・マッカラン 12年」。やはり今回も価格改定しています。

マッカラン12年の流通価格の推移としては…

  • 2014年→4300円
  • 2021年→9000円
  • 2023年11月→12,800円
  • 2024年4月→?円

この10年で流通価格は3倍。もちろん定価が上がっていることも要因ですが、値上がりしても飲みたい「マッカランファン」がいることが大きいようです。

シェリーカスクが貴重な存在だからと言って、12年物のオフィシャル・シングルモルトウイスキーが12000円というのは…時代も変わりましたね(笑)

現在のマッカランのオフィシャルボトルは「ダブルカスク」「トリプルカスク」「レアカスク」がありますが、どれも人気が高くて販売量も少なめ。

新価格になっても需要が減るとは思えませんから、2024年以降の更なる値上げも覚悟しなければいけませんね。

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【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|ボウモア 12年 700ml

ボウモア 12年

  • シングルモルトスコッチウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:5,060円
  • 新価格:6,600円
  • 値上がり率:30%
  • Amazon価格:¥4,591 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:4,480円

アイラの女王「ボウモア 12年」の値上がり率は30%で、1600円アップというのは結構痛い。アイラ島のウイスキーは依然として高い人気を誇っており、他社のオフィシャル・アイラモルトも値上がりしていることから、今回の価格改定もやむを得ずといったところでしょうか。

アイラモルトの中では比較的リーズナブルな銘柄だっただけに、ボウモア12年の価格改定は、全国のスモーキ―系モルトが好きな方にとっては悲しいお知らせになりました。

しかし、最近はアイラ島以外でもスモーキーなモルトウイスキーを造る蒸留所は増えています。もちろん、ボウモアと同じような個性とまではいきませんが、5000円以内でも匹敵するほどのクオリティをもっている銘柄も存在しています。

詳しくは、たるブログのおすすめ記事をご覧ください。

 

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|バランタイン ファイネスト 1L

出典:https://www.amazon.co.jp/

バランタイン ファイネスト

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 1000ml
  • 旧価格:2,310円
  • 新価格:2,400円
  • 値上がり率:4%
  • Amazon価格:¥2,509 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:1155円

「バランタイン」は世界的なウイスキーブランドとして人気を誇るブレンデッドスコッチウイスキー。2019年の統計では世界のウイスキー売上ランキングで13位に輝き、出荷数は770万ケースに達しています。日本ではサントリーが輸入元ですが、製造元はペルノリカール社の系列となります。

「バランタイン ファイネスト」はフラッグシップボトル。カジュアルなのでバーではあまり見かけませんが、酒屋やスーパー、コンビニでも広く販売されています。

今回の値上がり率はごく僅かですが、「12年」や「17年」などの値上がりも避けられない状況。ブレンデッドウイスキーは生産量が多いことから、シングルモルトよりも価格は安定しています。

しかし、グレーンウイスキーの原料となる「トウモロコシ」や「小麦」の価格が高騰していることから、今後の更なる値上がりは避けられそうにありません。

 

 

 

【サントリーウイスキー価格改定】2024年4月から値上がりした銘柄|メーカーズマーク 700ml

メーカーズマーク

  • アメリカンバーボンウイスキー
  • 700ml
  • 旧価格:3,080円
  • 新価格:3,400円
  • 値上がり率:10%
  • Amazon価格:¥3,483 税込
  • 楽天市場価格[2024年4月]:2,398円

最後にご紹介するのはバーボンウイスキー「メーカーズマーク」。値上がり率は10%。生産量も比較的多い銘柄なので、値上がり以上に流通価格が高騰することはないと思います。

これまでジャパニーズ、スコッチと値上がり銘柄を紹介してきましたが、実はバーボンウイスキーも全体的に価格が上がっています。バーボンウイスキーはスコッチやジャパニーズに比べると、大幅な値上げは行われていませんが、一部の高級バーボンなどは数年前に比べ2倍近くの価格になっています。

それだけでなく、一部の銘柄は安定した流通量が確保できず、これまで定価で購入できたボトルが「プレミアム価格」で取引されることも。

価格高騰の理由は、スコッチやジャパニーズと同じく「世界情勢の不安定化」、「パンデミックによる影響」、「原油価格や原材料の高騰」などが挙げられます。

メーカーズマークは、バーボン初心者にもおすすめできる飲みやすいウイスキーなので、今後もリーズナブルに購入できる銘柄であってほしいですね。

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MAKER'S MARK(メーカーズマーク)
¥2,965 (2024/12/26 17:06:07時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

 



 

 

今回は一部の銘柄のみをご紹介しました。

サントリーの銘柄に限らず、2024年もウイスキーの値上がりラッシュとなりそうな予感…

今のうちに欲しいウイスキーを確保するようにしましょう。

ただし、買い占めは控えましょうね♪

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

 

 

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コメント

  1. 和哉 より:

    ジャパニーズウイスキーは完全に投機目的で味の数倍値上がりしてしまっていて論外すぎますが、海外のウイスキーも結構な数の銘柄が値上げしまくりで、正直なところウイスキーはお金持ちの嗜み的な一昔前の日本に戻っている印象があります。
    せっかく、それなりの価格帯のウイスキーを飲める大人になったのに、こんなに値上がりしたのではいちいち値段に躊躇する状況になってしまいますし、ウイスキーを楽しむ趣味から遠ざかってしまっています。

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