こんばんは ユースケです。
自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!
この記事では2024年4月から値上がりした、ニッカウヰスキーの主な銘柄を14本ご紹介致します。
値上がりするウイスキー銘柄の「旧価格」「新価格」「値上がり率」の一覧の他、値上がり前「2023年11月時点でのAmazon価格」と、値上がり後「2024年4月時点の楽天市場価格」も公開しています。
なお、今回の値上がりは国産(国内製造)と輸入洋酒も対象になっていますが、この記事では国産のみを取り上げております。
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄14選|一覧
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|竹鶴ピュアモルト
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|シングルモルト余市
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|シングルモルト余市10年
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|シングルモルト宮城峡
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ザ・ニッカ
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|スーパーニッカ
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|フロム ザ バレル
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ニッカ セッション
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ニッカ 伊達
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ブラックニッカ スペシャル
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ブラックニッカクリア
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ブラックニッカリッチブレンド
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ブラックニッカディープブレンド
- 【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ハイニッカ
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄14選|一覧
- 竹鶴ピュアモルト 700ml 43% 4,500 → 7,000 +2500円
- シングルモルト余市 700ml 45% 4,500 → 7,000 +2500円
- シングルモルト余市10年 700ml 45% 8,000 → 12,000 +4000円
- シングルモルト宮城峡 700ml 45% 4,500 → 7,000 +2500円
- ザ・ニッカ 700ml 43% 6,500 → 8,500 +2000円
- スーパーニッカ 700ml 43% 2,800 → 3,200 +400円
- フロム ザ バレル 500ml 51% 2,800 → 3,200 +400円
- ニッカ セッション 700ml 43% 3,800 → 4,200 +400円
- ニッカ伊達 700ml 43% 3,500 → 4,000 +500円
- ブラックニッカ スペシャル 720ml 42% 1,350 → 1,490 +140円
- ブラックニッカクリア 700ml 37% 900 → 990 +90円
- ブラックニッカリッチブレンド 700ml 40% 1,330 → 1,460 +130円
- ブラックニッカディープブレンド 700ml 45% 1,500 → 1,650 +150円
- ハイニッカ 720ml 39% 1,200 → 1,320 +120円
※価格は希望小売価格(税別)を表示。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|竹鶴ピュアモルト
竹鶴ピュアモルト
- ジャパニーズブレンデッドモルトウイスキー
- 700ml 43%
- 旧価格:4,500円
- 新価格:7,000円
- Amazon価格:¥12,980 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:15,000円
創業者・竹鶴政孝(たけつるまさたか)の名を冠した竹鶴は、2000年に「竹鶴12年ピュアモルト」として発売。国産のモルト原酒100%でつくられたジャパニーズブレンデッドモルトウイスキーです。かつてはいくつかの種類がありましたが、現在は年数表記の無い「竹鶴ピュアモルト」のみがリリースされています。
国内外から高い評価を受けているウイスキー。WWA2023(ワールド・ウイスキー・アワード2023)では、「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を受賞し、世界一のブレンデッドモルトウイスキーに選ばれています。
今回の値上がり価格は2500円。余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所の貴重なモルト原酒のみで構成されているとはいっても、ノンエイジのブレンデッドモルトウイスキーとしては高級な銘柄となります。それでもその価格に見合う、クオリティの高いボトルなので、需要に影響が出るとは思えませんね。
現在の流通価格は、定価を大きく上回る13000円。来年4月を待たずにしても、流通相場の上昇は避けられません。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|シングルモルト余市
シングルモルト余市
- ジャパニーズシングルモルトウイスキー
- 700ml 45%
- 旧価格:4,500円
- 新価格:7,000円
- Amazon価格:¥9,600 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:9,780円
「シングルモルト山崎・シングルモルト白州」と足並みを揃えたかのように、「シングルモルト余市」とこの後登場する「シングルモルト宮城峡」が、4500円から7000円の値上がりとなりました。
サントリーは永遠のライバル会社として業界トップに君臨し続けている訳ですが、何も「本数」を売ることだけがウイスキーの評価とは限りません。プレミアムウイスキーの場合はわずかな価格差よりも、ブランディングと「美味しいかどうか」が重要。
という訳で、どちらが先に新価格の設定を行ったのかはわかりませんが、(値上がり発表はサントリーの方が早かったのですが…)ライバル会社のシングルモルトと偶然⁉の同一価格となったので、これからもバチバチで競って欲しいものです(笑)
「シングルモルト余市」のAmazon価格では1万円程。山崎よりも安くはなっていますが、販売しているストアと在庫数が少なく、山崎に劣らない人気であることに違いありません。
山崎や白州と比べると、スモーキーでクセが強めのウイスキーなので、大衆受けするというよりは玄人向け。それでも2倍以上の価格で流通しているのは流石です。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|シングルモルト余市10年
シングルモルト余市10年
- ジャパニーズシングルモルトウイスキー
- 700ml 45%
- 旧価格:8,000円
- 新価格:12,000円
- Amazon価格:¥40,000 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:52,000円
2022年11月(北海道では先行して7月)に新しく生まれ変わる形でリリースされた「シングルモルト余市10年」。登場から2年を待たずにして、来年からは4000円の値上がりとなります。
余市の10年物は意外と知らない方も多いようで、BARWHITEOAKでお客様に勧めると、「まだあったの?」と終売ボトルかのような扱いを受けてしまうこともあります。
しかしそれも無理は無い話です。復活したとはいえ、「シングルモルト余市10年」の年間生産量は9,000本。流通量が少ないためか、ウイスキーショップで見かけることはありませんし、本格的なウイスキーバーでも「山崎12年」と比べ、置いているお店が少ないように感じます。
2023年末のAmazon価格は「山崎12年」や「白州12年」を超える4万円。値上がり後の2024年4月には5万円を超える価格で取引されています…
余市10年は、ニッカウヰスキーの定番シングルモルトの中で最上位となるボトルなだけあって、今後も更に価格が上がることを予測しています。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|シングルモルト宮城峡
シングルモルト宮城峡
- ジャパニーズシングルモルトウイスキー
- 700ml 45%
- 旧価格:4,500円
- 新価格:7,000円
- Amazon価格:¥6,800 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:7,700円
「シングルモルト宮城峡」は「シングルモルト余市」と同じく2500円の値上がり。余市と比べるとさほど人気はなく、Amazon価格は7000円を下回る程度となっています。
余市と比べると少し地味というか、あまり注目を受けていない宮城峡蒸溜所ですが、ニッカウヰスキーにとっては余市を同じく重要な生産拠点。余市が生み出すスモーキーなモルトを引き立てるのは、言うまでもなく宮城峡のライトボディな酒質。クセが少ないローランドタイプのモルト原酒は余市よりも使い勝手が良く、あらゆるニッカ製品に利用されています。
「シングルモルト宮城峡」には余市のように「10年物」はありません。終売となって以降、未だに年数表記を冠したボトルは発売されていないのは、ブレンデッドウイスキー用に原酒を優先的にまわしているからでしょうか。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ザ・ニッカ
ザ・ニッカ
- ブレンデッドウイスキー
- 700ml 43%
- 旧価格:6,500円
- 新価格:8,500円
- Amazon価格:¥6,958 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:7,183円
「ザ・ニッカ」は、ニッカウヰスキーの創業80周年と、竹鶴政孝の生誕120周年を記念して2014年にリリースされた商品。発売して間もなく原酒不足に陥ったことで「ザ・ニッカ12年」は2019年に終売となり、その後はノンエイジの「ザ・ニッカ」となっています。
ニッカウヰスキーのプレミアムブレンデッドウイスキーという位置づけ。サントリーでいう「響」に該当するわけですが、「響」と「ザ・ニッカ」の違いとしては輸入原酒を使用しているところにあります。「響」は純国産のジャパニーズブレンデッド。「ザ・ニッカ」はワールドブレンデッド。
販売当初から輸入原酒が使われていたかどうかはわかりませんが、構成原酒はノンエイジとなってから大きく変わっており、「ザ・ニッカ」は原酒不足の影響を大きくうけたブランドといえるでしょうか。
値上がり価格は2000円。誕生から10年の節目となる2024年の価格推移に注目したいですね。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|スーパーニッカ
スーパーニッカ
- ブレンデッドウイスキー
- 700ml 43%
- 旧価格:2,800円
- 新価格:3,200円
- Amazon価格:¥2,799 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:2,623円
故 竹鶴政孝が、妻リタ夫人の追悼と感謝の気持ちをもって完成させた銘酒。1962年発売の歴史あるブランドです。
販売当初は年間1000本ほどしか生産されていないプレミアムウイスキーでした。「幻のスーパーニッカ」とも呼ばれる高級酒でしたが、80年代には生産量を増やし、その後ニッカウヰスキーの誇る代表的なブレンデッドウイスキーとして庶民にも愛飲されるようになります。
NHKの連続テレビ小説「マッサン」の放送から約1年後となる2015年には、数量限定でに発売当時のスーパーニッカを忠実に再現した「初号スーパーニッカ復刻版」をリリース。中身は通常と同じ物が入ってたとはいえ、ドラマで盛り上がったことを象徴するボトルとして印象に残っています。
公式テイスティングノート↓
香り 華やかな香りとやわらかなピート。バニラやチョコレートを思わせる、ウッディで甘い樽熟成香。芳醇で深みのある香り。
味わい カフェグレーンとのブレンドで生み出される、スムースな口当たり。バランスが良く、まろやかで心地よい飲みくち。
余穏 穏やかなピートと熟した果実の甘い余韻。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|フロム ザ バレル
フロム ザ バレル
- ブレンデッドウイスキー
- 500ml 51%
- 旧価格:2,800円
- 新価格:3,200円
- Amazon価格:¥6,960 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:6,800円
リーズナブルなブレンデッドウイスキーとして国内外で高い人気となっているのが「フロム ザ バレル」。Amazonでは小売希望価格の2倍ほどで販売されていますが、スーパーや酒屋で見つけることができれば、定価のよりも安く購入できることが大半です。
「フロム ザ バレル」の最大の特徴は、ブレンデッドウイスキーでありながら「51%」という高いアルコール度数に設定しているところ。加水を最小限に抑えてボトリングしています。
構成原酒の中核は「モルトウイスキー」と「カフェグレーンウイスキー」で、どちらもバーボンバレルで熟成させたリッチなタイプを使用。さらに、ブレンド後に再び熟成樽で寝かせる「マリッジ」という製法を行い、力強くて男性的なウイスキーに仕上げています。
驚くべきなのは、ブランドが誕生したのが1985年であること。
現在でさえ、50度を超えるブレンデッドウイスキーは「スコッチ」でも数少ない訳ですが、85年の当時であれば、尚更珍しいウイスキーであったことでしょう。
「数を多く売ることよりも、ウイスキー本来の味わいを愉しんでもらいたい!」
そんな、ニッカウヰスキーの企業精神を感じる名作。400円の値上がりは、個人的には全然気になりません。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ニッカ セッション
ニッカ セッション
- ブレンデッドモルトウイスキー
- 700ml 43%
- 旧価格:3,800円
- 新価格:4,200円
- Amazon価格:¥4,298 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:3,718円
2020年9月に発売された「ニッカ セッション」は、スコットランド産と国産のモルト原酒をブレンドしたワールドブレンデッドモルトウイスキーです。
スコットランド産の原酒は、ニッカウヰスキーが所有する「ベンネヴィス蒸留所」のもの。ニューポット(蒸留直後のスピリッツ)を日本に運び、国内で熟成。この原酒は「スコッチ」とも「ジャパニーズ」とも名乗ることはできません。
ベンネヴィスのウイスキーは「スコットランド産モルト原酒(海外原酒)」として扱われており、セッションをはじめとする多くのニッカウヰスキー製品にブレンドされています。
「ニッカ セッション」は、モルト原酒の風味が強調されているわけではなく、なめらかで優しい味わいが特徴。ベースとなっているのはおそらくベンネヴィスでしょうか。フルーティーさと樽香は「宮城峡」、ほのかに感じるピーティーさは「余市」のモルト原酒から影響を受けています。
値上がり価格は400円。定価4200円であればクオリティに見合った価格なので、これまでと同様に飲むことができそうです。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ニッカ 伊達
ニッカ 伊達
- ブレンデッドウイスキー
- 700ml 43%
- 旧価格:3,500円
- 新価格:4,000円
- Amazon価格:¥10,890 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:13,880円
「ニッカ 伊達」は宮城県限定でリリースされているブレンデッドウイスキー。宮城峡蒸溜所で製造したモルト原酒、グレーン原酒と、スコットランドのベンネヴィス蒸留所の原酒をブレンドしています。
このウイスキーは「仙台・宮城【伊達な旅】キャンペーン」を盛り上げていくために販売されたボトルで、2008年と2009年に数量限定でボトリングされ、2012年からは通年商品として流通するようになりました。
値上がり価格は500円ですが、宮城県限定販売ということから流通量が少なく、Amazonでは1万円を超える価格となっています。
[香り]ウッディな香りと樽熟成感、モルティな甘さ。チョコレートのようなビター感とフラワリー、フルーティーなエステルが調和。
[味わい]蜂蜜様の甘さとバニラの甘さが調和、なめらかでクリーミーな味わい。ピートの苦味が全体を引き締める。
[余韻]きれいなエステルと甘くビターな余韻がスムース。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ブラックニッカ スペシャル
ブラックニッカ スペシャル
- ブレンデッドウイスキー
- 720ml 42%
- 旧価格:1,350円
- 新価格:1,490円
- Amazon価格:¥1,250 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:2,486円
「ブラックニッカ スペシャル」は、ブラックニッカのラインアップの一つ。発売されたのは1985年。余市と宮城峡のモルトウイスキーと、カフェグレーンの原酒をブレンドした「ブラックニッカの完成形」としてリリースされました。
ここからはブラックニッカの歴史を紹介。
初代ブラックニッカが誕生したのは1956年で、その後、ニッカウヰスキーは、美味しいウイスキーをより多くの人に楽しんでもらうことを目指します。
そして初代から9年後に登場した新しい「ブラックニッカ」は、一級ウイスキーとして市場に投入されました。竹鶴政孝により、モルト原酒を一級の上限まで使用し、ベースのグレーンはカフェ式蒸留器で製造された原酒をブレンド。
リッチでありながら当時としては驚きの1,000円で発売され、「ウイスキー1級」のカテゴリーでありながら、リーズナブルなボトルとして人気となります。
ブラックニッカは積極的な広告宣伝と相まって爆発的な売上を達成。その味わいは、力強さとやわらかさを兼ね備え、多くの人に愛されるブレンデッドウイスキーとしての地位を確立させました。
ちなみに…
ブラックニッカの象徴である「ヒゲのおじさん」は、1959年に初めてボトルに登場しました。竹鶴政孝の「ブレンドの大切さ」を象徴するために生まれたキャラクターです。「このキャラクターのモデルはあなたですか」と尋ねられると、「わしは自分の顔をラベルに使うほど厚かましくないぞ」と笑っていたという逸話が伝えられています。
竹鶴は「鶴」というブレンデッドウイスキーを命名していますが、自身の名前を冠したウイスキーを造ることを拒んでいました。ブレンデッドモルトウイスキー「竹鶴」は、竹鶴が亡くなってから造られたブランド。
自身の名前が付けられたウイスキーが、世界的に高い評価を受ける銘柄になったことを、マッサンが知ったらどのように思うのでしょうか(笑)
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ブラックニッカクリア
ブラックニッカクリア
- ブレンデッドウイスキー
- 700ml 37%
- 旧価格:900円
- 新価格:990円
- Amazon価格:¥748
- 楽天市場価格[2024年4月]:896円
「ブラックニッカクリア」は、長年愛されている大衆ウイスキーです。
今回の値上がりは、700mlボトルで1割増となる90円。その他大容量サイズも同じく価格改定が行われています。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ブラックニッカリッチブレンド
ブラックニッカリッチブレンド
- ブレンデッドウイスキー
- 700ml 40%
- 旧価格:1,330円
- 新価格:1,460円
- Amazon価格:¥2,090
- 楽天市場価格[2024年4月]:1,298円
「ブラックニッカリッチブレンド」は「ブラックニッカクリア」の上位ボトルとして販売されています。クリアが宅飲み用だとすれば、リッチブレンドは大衆的な飲食店などで提供されているブレンデッドウイスキーといった感じ。
シェリー樽で熟成させたモルト原酒と、カフェグレーンを主軸にブレンド。フルーティーな飲みごたえがあり、ハイボールの他オンザロックでも美味しいウイスキーです。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ブラックニッカディープブレンド
ブラックニッカディープブレンド
- ブレンデッドウイスキー
- 700ml 45%
- 旧価格:1,500円
- 新価格:1,650円
- Amazon価格: 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:1,320円
2015年に発売された、比較的新しいブラックニッカ。2018年9月にラベル変更され、現在のボトルになっています。
「ブラックニッカディープブレンド」は、これまでのブラックニッカをより濃厚な味わいとなるように仕上げたボトルで、ブレンデッドスコッチウイスキーのような、若干のスモーキーさを求める層をターゲットに展開されています。
ホワイトオークの新樽で熟成したモルト原酒と、カフェグレーン原酒をあわせ、深いコクと甘み、豊かな余韻のなかには心地よいピート香を感じます。
2000円以下のブレンデッドウイスキーとしては、高めのアルコール度数「45%」も、本格的な味わいを追求したことによる設定。ブラックニッカの「軽快さ」が好みでない方にも「ブラックニッカディープブレンド」は、しっかりとした飲みごたえがあるので楽しめると思います。
【ニッカウヰスキー価格改定】2024年4月から値上がりした主な銘柄|ハイニッカ
ハイニッカ
- ブレンデッドウイスキー
- 720ml 39%
- 旧価格:1,200円
- 新価格:1,320円
- Amazon価格:¥1,526 税込
- 楽天市場価格[2024年4月]:1,353円
1964年に販売された、赤い斜めラインが印象的なボトル「ハイニッカ」は、ブラックニッカを同じく長年に渡って愛されているブランドです。2015年に「ハイニッカデラックス」から現在の「ハイニッカ」に改称され、赤ラインが斜めに変更されました。
販売当時のハイニッカは「ウイスキー2級」表記のボトルで、モルトとカフェグレーンのほか、ブレンド用アルコール(スピリッツ)を多く配合していました。原酒の比率を少なくし、安価なウイスキーとして販売されていました。
「ハイニッカ」の「Hi」という表記は、1964年の発売当時に流行していたオーディオ用語「HI-FI」から着想を得たもの。高品質なものをカジュアルに提供するという竹鶴政孝の思いを象徴しています。
「ブラックニッカスペシャル」とほぼ同価格帯ですが、こちらの方がよりライトですっきりとしたバランスです。
サントリーに続き、ニッカウヰスキーの銘柄も値上がりが発表され、すでに一部のウイスキーが値上がりとなったり、店頭から消えるという現象が起こっています。
2024年もウイスキーの値上がりラッシュとなりそうな予感…
今のうちに欲しいウイスキーを確保するようにしましょう。
ただし、買い占めは控えましょうね♪
あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。
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