ナカツジン ドライ

ナカツジン ドライ
- メーカー(生産地):株式会社サラダコスモ・中津川蒸留所(岐阜県中津川市)
- 容量・アルコール度数:500ml・50%
- ベーススピリッツ:ピスコ(ブドウ蒸留酒)、チコリスピリッツ(自社製)
- 主なボタニカル:主なボタニカル:ジュニパーベリー(北マケドニア産)、チコリルート(長野県産、北海道産)、ラ・フランス(長野県産・宮沢農園)、苺(中津川産・フカミファーム)、マイヤーレモン(長野県産・ヤナギファーム)、グレープフルーツ(愛知県産・萬秀フルーツ)、知多バナナ(愛知県産・萬秀フルーツ)
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,850円 送料別
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中津川の自然を崇め、新たな可能性を恢弘するドライジン
中津川蒸留所は、岐阜県中津川市の自然派食材を楽しむことができる観光スポット「ちこり村」内にある、株式会社サラダコスモが運営する蒸留所です。もともとは休耕田対策として栽培を始めた「ちこり」を原料とする「ちこり焼酎」の製造から始まり、その蒸留技術を活かして現在はクラフトジン「NAKATSU GIN」を展開しています。
「NAKATSU GIN」は、「ふるさと中津川の自然を崇める」をコンセプトに、自社産のチコリルートに加え、地元や近隣農家が育てる苺、マイヤーレモン、ラ・フランスなどの厳選された果実をボタニカルとして使用。主原料を多めに仕込む製法のため、割り材や温度変化で白く濁る(白濁する)ほど濃厚な成分が特徴です。地域農家との繋がりを大切にし、中津川の風土を世界へ発信する拠点となっています。
やはりドライジンが人気⁉計算されたドライ感
多くのライナップを展開する同蒸留所ですが、「ナカツドライジン」は、以前から要望の多かったレギュラーライン。最大の特徴は、キーボタニカルであるジュニパーベリーをふんだんに使った、辛口かつシンプルな設計にあります。突出したフルーティさを出さないことで、ジュニパーベリーの風味がメインの、ニュートラルなジンに仕上がっています。
しかし、ジュニパーベリー単体ではフラットになりすぎます。そこれ、これまで同蒸留所が使用してきた各地の農家・農園の素材をブレンドすることで、奥行きを与えています。
- ジュニパーベリーの強化: ドライな酒質を確立するため、北マケドニア産のジュニパーベリーを通常ラインよりも増量し、ウッド香と苦味を前面に押し出しています。
- 農園指定素材の多層性: 宮沢農園のラ・フランスは、蒸留によって果実の甘みが抑えられ、ドライなアロマへと変化しています。これにフカミファームの苺、ヤナギファームのマイヤーレモン、萬秀フルーツのグレープフルーツおよび知多バナナを組み合わせることで、辛口な味わいの中に複雑な果実の断片を配置しています。
- チコリルートの寄与: キーボタニカルのチコリルートが、全体に奥行きのある余韻を付与しています。

ピスコとチコリルートが織りなす、重厚なベーススピリッツ
「ナカツドライジン」の味わいの土台を支えるのは、非常に贅沢なベーススピリッツの構成です。ベースには「ピスコ(Pisco)」を使用。これは、南米のペルーやチリで生産される、ブドウを原料とした蒸留酒、ブランデーの一種です。ブドウ由来のしっかりとした風味がジンの骨格に奥行きを与えています。
さらに、自社で栽培・蒸留した「チコリルート・スピリッツ」を組み合わせることで、中津川蒸留所ならではの独自の味わいを確立。ブドウの芳醇さとチコリルートの香ばしさが融合し、一般的なニュートラルスピリッツでは成し得ない、厚みのあるボディーを実現しています。
白濁するほどの濃厚さと、50%の力強いキレ
「ナカツドライジン」は、主原料を多めに仕込んでいるため、品温が下がる季節や、氷を入れた際、水やソーダで割った際には白く濁る(白濁する)性質があります。これは品質に問題はなく、素材の成分が豊富に含まれている証。
おすすめの飲み方はソーダ割りはもちろん、トニックウォーターやカクテルベースとしても幅広く活用できる、本質で勝負する仕上がりとなっています。
「ニュートラルでドライなジン」といえば、その通りですが、ベースの「ピスコ」の風味もしっかりと感じるため、ドライジンなのに個性的⁉飲むとクセになる味わいです。
ジャパニーズ イキノクラフト ジン オリジナル
ジャパニーズ イキノクラフト ジン オリジナル
- メーカー(生産地):壱岐の蔵酒造(長崎県壱岐市)
- 容量・アルコール度数:500ml・40%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、苺、柚子、橙、はるか、木の芽、アスパラ(ジュニパーベリー以外はすべて壱岐産)
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,300円 送料別
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麦焼酎の伝統が生んだ、和を重んじるクラフトジン
「ジャパニーズ イキノクラフト ジン オリジナル JAPANESE IKINOCRAFT GIN Original」は、長崎県壱岐島で麦焼酎の伝統を守る「壱岐の蔵酒造」が製造するクラフトジンです。500年の歴史を誇る壱岐焼酎の蒸留技術を活かし、島の素材と日本のボタニカルを融合させています。
壱岐の恵みを凝縮 オール壱岐産のボタニカル構成
このクラフトジンの最大の特徴は、ジュニパーベリーを除くすべての原料を「壱岐産」で構成している点です。麦焼酎発祥の地である壱岐島の伝統的な「壱岐焼酎」をベーススピリッツに使用し、島の豊かな自然が育んだ農作物をボタニカルとして贅沢に取り入れています。壱岐焼酎由来の麦の柔らかな甘みが、個性豊かな島産ボタニカルの香りを優しく、かつ力強く支えています。
苺の華やかさと野菜・和ハーブが織りなす独創的なアロマ
「ジャパニーズ イキノクラフト ジン オリジナル」は、一般的なジンとは一線を画す、壱岐ならではの素材選びが独自の風味を作り出しています。
- 華やかな果実の層:壱岐産の苺による芳醇な甘い香りと、柚子・橙・はるかといった複数の和柑橘が重なり合い、フレッシュで重層的なシトラス感を生み出しています。
- 独創的なアスパラガス:ボタニカルとしては珍しい「アスパラガス」は、独特の清涼感ある風味を生み出し、木の芽(山椒の若芽)の爽やかな辛みが加わることで、単なるフルーティなジンに留まらない、複雑で奥行きのある味わいを実現しています。
- ジュニパーベリーとの調和:海外産のジュニパーベリーが持つウッディな香りが、これら壱岐産の個性的なスピリッツと素材を見事にまとめ上げています。
自然の香りが溢れる、島のテロワールを味わう1本
ボトルの佇まいからも感じられる通り、壱岐の「島の香り」そのものを閉じ込めたような仕上がり。
おすすめの飲み方は、果実と和柑橘の多層的な香りを最も効率的に飛散するソーダ割り。炭酸の気泡が苺や柚子の精油成分を空中へ運ぶため、空間全体に島の素材の香りが広がります。
また、オン・ザ・ロックでは、液温の低下とともにアスパラガスの清涼感が引き締まり、氷が溶け出す過程で麦焼酎由来のふくよかな甘みが順次露出します。40%という度数は、ストレートでも刺激が強すぎず、少量の加水によって木の芽のスパイス感がいっそう際立つ設計となっています。
アワ ジン クラシック
アワ ジン クラシック
- メーカー(生産地):日新酒類株式会社(徳島県徳島市)
- 容量・アルコール度数:700ml・45%
- 主なボタニカル:マケドニア産ジュニパーベリーのみ
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,850円 送料別
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酒造蔵の技術を注ぎ込んだ、徳島県産山田錦ベースのクラフトジン
「アワ ジン クラシック AWA GIN Classic」は、徳島県の素材を中心に作り上げられたジャパニーズクラフトジンです。それぞれの素材をいかしながら、酒造蔵が培ってきた技術を惜しみなく注ぎ込んでいます。
製造元の日新酒類は、徳島県徳島市に拠点を置く総合酒類メーカー。1948年の創業以来、日本酒、焼酎、リキュールなど多岐にわたる酒造りを行っています。特に徳島特産の「すだち」を使用したリキュール「阿波の香り すだち酎」は、同社を象徴するロングセラー商品として広く知られています。
ベースとなるお酒は、徳島県産山田錦の等級米を全量使用して丁寧に醸したお酒を、ポットスティル(単式蒸留器)とパテントスティル(連続式蒸留器)の異なるタイプの蒸留器を用いて丁寧に蒸留することで、複雑味のある個性豊かな香味に仕上がっています。
ボタニカルはマケドニア産ジュニパーベリーのみを使用
「アワ ジン クラシック AWA GIN Classic」は、ボタニカルをマケドニア産のジュニパーベリーのみに限定した単一構成を特徴としています。
- 蒸留器の使い分け: 連続式蒸留器(パテントスチル)で精製した雑味のないスピリッツと、単式蒸留器(ポットスチル)で原料米の風味を残した原酒をブレンドしています。これにより、ジュニパーベリーの鋭い香りと、山田錦由来の柔らかな甘みが共存する構造を構築しています。
- 素材の相乗効果: マケドニア産ジュニパーベリーが持つウッディでスパイシーな芳香が、ライススピリッツに含まれる吟醸香を阻害することなく、ジンの骨格を形成しています。他のボタニカルを排除することで、輪郭はより明確に。
ストレートでシンプルに
ジュニパーベリーの風味を味わいたいのなら、これ以上のジンはありません。ソーダやトニックも悪くはありませんが、ここはぜひ、なにも加えずストレートで。徳島の酒米「山田錦」を用いた蒸留酒の香りと、厳選されたジュニパーベリーの調和を体験してみましょう。
マキノジン
マキノジン
- メーカー(生産地):司牡丹酒造株式会社(高知県高岡郡佐川町)
- 容量・アルコール度数:700ml・45%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、スエコザサ、グアバ(葉)、グアバ(果皮)、ブシュカン(果皮)、仁淀川山椒、生姜、榧(かや)の木、イエルバブエナ、レモングラス、コリアンダー、スペイン甘草
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,700円 送料別
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牧野富太郎博士ゆかりの植物を主役に据えたクラフトジン
高知県初のクラフトジンである「マキノジン」は、高知県出身の世界的植物学者・牧野富太郎博士への敬意を込めて誕生しました。
開発を手掛けたのは、博士の生家があった佐川町の蔵元「司牡丹酒造」です。博士ゆかりの植物や高知の豊かな自然素材を厳選し、その香りを一瓶に凝縮しています。
ベーススピリッツには、司牡丹酒造で長年貯蔵されていた本格焼酎(米焼酎)を使用。伝統的な酒造技術を土台に、高知の植生を液体に封じ込めた独創的な1本です。
博士の歴史を継承する「マキノ蒸溜所」
このジンを造る蒸留器が設置されている場所には、特別な歴史があります。そこはかつて、博士の生家であり造り酒屋であった「旧岸屋(きしや)」があった蔵の跡地です。
司牡丹酒造はこの由緒ある地を「マキノ蒸溜所」として稼働させています。博士が生まれ育ったまさにその場所で、高知の植物を活かした新しい酒造りが行われています。
スエコザサと12種類のボタニカルが織りなす「森の香り」
「マキノジン」の構成は、合計12種類のボタニカルを使用し、エキゾチックかつ重層的なアロマを追求しています。博士ゆかりの素材として、博士が亡き妻・壽衛(すえ)夫人の名から命名した「スエコザサ」をキーボタニカルに採用。
その他、高知県南国市の「南国にしがわ農園」で有機栽培されたグアバの葉と果皮や、和製ライムといわれる「ブシュカン(仏手柑)」の果皮、仁淀川流域の山椒、土佐の生姜、さらに榧の木の削り節などを使用することで、まるで森の中にいるような深い香りを実現しています。
昭和の蒸留器が醸し出す、濃厚な成分と複雑な風味
製造にもこだわりを持っており、昭和40年代に製造され、長らく使われていなかった旧式な単式蒸留器(通称:ポンコツ蒸留器)を修理して使用。この蒸留器による丁寧な蒸留が、素材の成分を力強く引き出し、複雑で芳醇な仕上がりをもたらします。
おすすめの飲み方は、香りが最も鮮やかに弾けるソーダ割り。植物学者・牧野博士が見つめた高知の豊かな植生を、五感で味わうことができる、こだわり抜いて造られたクラフトジンです。
日の丸ジン 蔵風土

日の丸ジン 蔵風土
- メーカー(生産地):木内酒造株式会社・八郷蒸溜所(茨城県那珂市)
- 容量・アルコール度数:700ml・40%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、レモン、ライム、赤紫蘇、杉、檜(ひのき)、緑茶、生姜、山椒、福来(ふくれ)みかん
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,850円 送料別
- Amazon価格[2026年2月]:4,200円 送料無料
茨城県産米のスピリッツをベースにした和のクラフトジン
「日の丸ジン 蔵風土」は、文政6年(1823年)創業の老舗、木内酒造が手掛けるジャパニーズ・クラフトジンです。茨城県産の米を100%使用して醸造・蒸留した米スピリッツをベースに使用しています。木内酒造は、清酒「菊盛」の伝統を守りつつ、1996年には世界的な人気を誇る「常陸野ネストビール」の製造を開始。常に厳選した原料と伝統技術を追求し、日本のみならず世界へ向けて酒造りを発信しています。
杉、檜、福来みかんが織りなす日本の香り
「日の丸ジン 蔵風土」の構成は、茨城の自然と日本の伝統を感じさせるボタニカル選びが特徴です。
- 樹木のアロマ:国産の杉や檜を使用。グラスに注ぐと、森林浴を思わせる清々しく奥深い木の香りが立ち上がります。
- 茨城特産の柑橘:筑波山麓で栽培される希少な「福来(ふくれ)みかん」を使用。小粒ながらも香りが非常に強く、爽やかなシトラスのアクセントを添えています。
- 和の素材による奥行き:緑茶、生姜、山椒をバランスよく加えることで、スパイシーな刺激と茶葉由来の穏やかな余韻が重なり、多層的な風味を作り出しています。

ウイスキーとジンを造る「八郷蒸溜所」で蒸留
製造は、茨城県石岡市にある「八郷蒸溜所(やさとじょうりゅうしょ)」を中心に行われています。この蒸溜所は、木内酒造が「日の丸ウイスキー」を製造するために設立した拠点でもあります。
筑波山の東麓という豊かな自然環境の中で、ウイスキー造りと並行して、素材の特性に合わせた丁寧なジンの蒸留が行われています。名称の通り、蔵が位置する地域の風土と歴史を液体で表現した1本です。
「日の丸ジン 蔵風土」は、日の丸ウイスキーの製造にも使用される八郷蒸溜所のポットスチルを用い、ライススピリッツとボタニカルの「同調」を制御しています。ウイスキー造りで培った「ミドルカット(中留)」の精密な温度管理をジンに応用。
ウイスキー造りの技術を投じた蒸留拠点
「日の丸ジン 蔵風土」は、茨城県石岡市の筑波山東麓に位置する八郷(やさと)蒸溜所で製造されています。この蒸溜所は、木内酒造が「日の丸ウイスキー」の製造拠点として設立した場所であり、豊かな自然環境を活かした酒造りが行われています。
ここでは、ウイスキー製造と並行してジンの蒸留が行われており、地域の風土と蔵の歴史を液体として表現することを目指しています。
ウイスキーの「分留技術」を応用した精密な設計
本製品の製造には、日の丸ウイスキーと同じポットスチル(単式蒸留器)が使用されています。特筆すべきは、ウイスキー造りで培われた「ミドルカット(中留)」という高度な分留技術の応用です。
- 精密な温度管理: 蒸留の過程で、最も香りが良く雑味のない部分(ハート)を抽出するため、秒単位・温度単位で抽出ポイントを見極めています。
- 香りの「同調」制御: ベースとなる米スピリッツの柔らかな質感と、杉や檜、福来(ふくれ)みかんといった個性的なボタニカルの香気成分が、最も安定して結合(同調)する瞬間を狙って分留を行っています。
これにより、アルコールの中に素材の香りが強固に定着し、加水やソーダ割りにしても香りの骨格が崩れない、重厚で洗練された酒質を実現しています。
推奨される楽しみ方
ライススピリッツの柔らかな質感と、福来みかんや針葉樹の揮発性アロマを活かすには、炭酸による刺激を用いた飲み方が最適。炭酸の物理的刺激が、ライススピリッツに溶け込んでいる精油成分を空中へ飛散させるため、空間全体に和の素材の香りが広がります。
BATH LAB GIN #000 ~プレーン~

BATH LAB GIN #000 ~プレーン~
- メーカー(生産地):株式会社羽田麦酒(東京都)
- 容量・アルコール度数:720ml・40%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリーのみ
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,140円 送料別
- Amazon価格[2026年2月]:在庫なし
ジュニパーベリーの香りを100%楽しむコンパウンドジン
「BATH LAB GIN #000 ~プレーン~」は、ベーススピリッツにボタニカルを漬け込んで造る「コンパウンドジン」という分類に位置します。かつてはバスタブ(浴槽)などの大きな容器にスピリッツとボタニカルを入れて造られていた歴史があり、その手軽さから家庭や小規模な環境でも親しまれてきました。ブランド名の「BATH」も、この歴史的な背景に由来しています。
シリーズの土台となる「#000 プレーン」は、ボタニカルにジュニパーベリー(和名・セイヨウネズ。ヒノキ科の木の実)のみを使用。ジュニパーベリーのみを浸漬させて香りを抽出しているため、素材本来のハーバルな香りを100%楽しむことができます。
製造元は羽田ブルワリー
羽田麦酒は、2014年12月に免許を取得し醸造を開始した東京都のブルワリーです。当初は飲食店向けのOEM供給を専門とする受託生産専業型として開業しましたが、現在は自社ブランドのビールも多数開発・販売しています。
自ら手作りしたビール工場にて、1仕込み150リットルという小さな醸造設備を使い、丁寧にクラフトビールを製造しています。2020年からは、ビール造りで培った技術を活かし、「バスラボジン」を製造しています。
おすすめの飲み方
そのシンプルな設計ゆえに、ジントニックとして飲むことがおススメです。
また、カクテルベースとして使用した場合、多種類のボタニカルを含まないため、他の副材料の香味を阻害せず、ジンとしての骨格のみを明確に付与することが可能。
ボタニカルがジュニパーベリーだけでも、ジンらしい風味が感じられる、不思議な味わいです。
和ジン WA GIN

和ジン WA GIN
- メーカー(生産地):明利酒類株式会社(茨城県水戸市)
- 容量・アルコール度数:700ml・45%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、レモンピール、オレンジピール、シナモン、コリアンダー、アンジェリカルート、リコリス(計7種類)
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,058円 送料別
- Amazon価格[2026年2月]:4,100円 送料無料
10年熟成の日本酒スピリッツが紡ぐ、日本独自のクラフトジン
「和ジン WA GIN」は、日本酒を蒸留し、さらに10年間という長期にわたって貯蔵したスピリッツをベースに使用した、日本独自のプレミアムクラフトジンです。
「日本の文化を世界に伝えたい」という製作者の強い思いが込められており、10年の歳月がもたらす、熟成(おそらくステンレスタンク)スピリッツの奥深さが、ボタニカルの香りを支える唯一無二の土台となっています。

厳選された7種類のボタニカル
五感を研ぎ澄ませて楽しめるよう、高品質な7種類の素材が厳選されています。
- ジュニパーベリー:上質な素材を使用。スパイシーかつ森林を思わせるウッディーな香りが特徴。
- 柑橘系ボタニカル:爽やかなレモンピールとオレンジピールを配合。
- スパイス類:シナモンを含む、計7種類のボタニカルが豊かな香りと爽快な味わいを作り出しています。
あらゆるカクテルにプレミアムな表情を
その洗練された味わいは、ストレートやロックはもちろん、カクテルベースとしてもその真価を発揮。和GINならではの爽やかな香りとプレミアムな味わいが際立ち、スタンダードなレシピに新しい魅力を与えます。
ジンに慣れている方は、ぜひストレートで。45%というアルコール度数は、ボタニカルの精油成分を飽和状態で保持しつつ、ストレートでも熟成由来のまろやかさを享受できるでしょう。
島根ジン 森恩(SHIN-ON)
島根ジン 森恩(SHIN-ON)
- メーカー(生産地):株式会社岡田屋本店(島根県益田市)
- 容量・アルコール度数:500ml・47%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、黒文字(クロモジ)、檜(ひのき)、柚子(ゆず)など
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,300円 送料別
- Amazon価格[2026年2月]:4,170円 送料無料
島根県初のクラフトジン:森の恵みへの感謝
「島根ジン 森恩(SHIN-ON)」は、島根県で初めて製造されたクラフトジンです。島根の森がもたらす豊かな恵みに感謝する思いが、その商品名に込められています。
岡田屋本店は、明治10年の創業以来、島根県益田市で酒造りを続けている歴史ある蔵元です。清酒「菊弥栄(きくやさか)」の醸造元として広く知られており、地元島根の風土に根ざした酒造りを守り続けています。2021年には、島根県初となるクラフトジン「森恩(SHIN-ON)」を発売。地元のワサビ生産者から仕入れたクロモジを使用するなど、地域の素材を最大限に活かす新しい取り組みを行っています。
益田市匹見町産クロモジと樹木成分の構成
「島根ジン 森恩(SHIN-ON)」は、島根県の山間部に自生する天然素材を軸に構成されています。
クロモジの調達と特性: 島根県益田市匹見町のワサビ生産者によって管理・収穫された天然のクロモジの枝を使用。主成分であるリナロール由来の、フローラルかつウッディな清涼感をジン付与しています。
- 樹木と柑橘の調和: 国産の檜(ひのき)から抽出されるα-ピネンと、島根県産柚子のリモネンが重なり合うことで、針葉樹の重厚な香りと柑橘の軽快なトップノートが共存する構造を構築しています。
- ドライな酒質の確立: ボタニカルの精油とベーススピリッツの成分のみで構成されているため、後味のキレが鋭いドライな質感を実現しています。
味わいの特徴
地元の生産者から直接仕入れたクロモジをはじめとする森の素材が、麦焼酎のベースと融合しています。ボタニカル由来の爽やかな香りと、ドライな飲み口が特徴の仕上がりとなっています。
クロモジの風味を生かした飲み方は、王道のジントニック。ライムの酸味とトニックウォーターの苦み・甘味も、心地よく広がります。
島根ジン 夕凪(YU-NAGI)
島根ジン 夕凪(YU-NAGI)
- メーカー(生産地):株式会社岡田屋本店(島根県益田市)
- 容量・アルコール度数:500ml・40%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、薔薇(島根県大田市・奥出雲薔薇園産「さ姫」)、ラベンダー、アップルミント、レモンピール、山椒
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,850円 送料別
- Amazon価格[2026年2月]:3,850円 送料無料
穏やかな海の情景を映した第2弾クラフトジン
「夕凪(YU-NAGI)」は、島根県益田市の岡田屋本店が製造するクラフトジンです。島根県初のクラフトジンである「森恩(SHIN-ON)」に続くシリーズ第2弾として開発されました。夕暮れ時の海上が静まり返る「夕凪」の情景を製品コンセプトとし、静寂の中に華やかさが広がる香りを表現しています。
奥出雲薔薇園産「さ姫」を核とした香気構成
「夕凪(YU-NAGI)」は、島根県大田市の奥出雲薔薇園にて、10年の歳月をかけて開発された、最高峰の香り高さを有する食用の薇園「さ姫」を主要ボタニカルとしています。
- 「さ姫」の香気特性: 一般的な薔薇に比べ、ゲラニオールやシトロネロールといった芳醇な香気成分を圧倒的に多く含む「さ姫」を使用。これにより、蒸留後も損なわれない濃厚な薔薇の芳香を液体に付与しています。
- 多層的なアロマ設計: ラベンダーの落ち着いた香りに加え、アップルミントの清涼感、レモンピールのシトラス香を配合。トップノートからミドルにかけて、フローラルとフレッシュさが交互に現れる設計です。
- 山椒による収束: 最後に微量の山椒を加えることで、サンショオール成分が後味を引き締め、米焼酎のまろやかな質感と薔薇の甘い香りを、ドライなジンの枠組みの中に収束させています。
推奨される楽しみ方
薔薇の繊細な香りを活かすため、おすすめはジンソーダ。炭酸で割ることで花の香りがより鮮明に引き立ちます。ジントニックにすると、トニックウォーターの苦みと薔薇の香りが調和。お酒が苦手な方でも飲みやすい、フローラルなカクテルに仕上がります。
クラフトジン 因伯人(インパクト)

クラフトジン 因伯人(インパクト)
- メーカー(生産地):千代むすび酒造株式会社(鳥取県境港市)
- 容量・アルコール度数:700ml・47%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、レモン、八朔、柚子、クロモジ(鳥取県産)、生姜を含む全13種類
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,080円 送料別
- Amazon価格[2026年2月]:3,740円 送料無料
山陰地方初のドライジン:故郷の旧国名を冠した命名
「クラフトジン 因伯人(インパクト)」は、2019年夏に発表された山陰地方初とされるドライジンです。千代むすび酒造が長年培った蒸留技術を応用して開発。名称の由来は、かつての鳥取藩を構成した「因幡(いなば)」と「伯耆(ほうき)」の頭文字を組み合わせたものに、味わいの「インパクト(Impact)」を掛け合わせています。
伝統的な酒造りと積極的な多角化
千代むすび酒造は、江戸時代末期の慶応元年に創業した、鳥取県境港市を代表する老舗蔵元。「発酵の力を信じ、人々の健康に貢献する」という理念のもと、日本酒、焼酎、リキュール、そしてクラフトジンと、多岐にわたる蒸留・醸造を手掛けています。
また、千代むすび酒造は、ウイスキーの製造も行っています。製造拠点は2022年に設立。鳥取県伯耆町(大山山麓)に「大山(だいせん)蒸溜所」を立ち上げ、国立公園・大山の良質な湧き水を使用し、モルトウイスキーの製造を行っています。
13種類のボタニカルと米ベースの調和
ベーススピリッツには米原料のスピリッツを使用し、計13種類のボタニカルを漬け込んでいます。
- 伝統的ボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカといったジンの基本素材を採用。
- 和のボタニカル:鳥取県産の香木クロモジを使用。高級楊枝の原料としても知られるこの素材により、森林のような香りを表現しています。
- 柑橘とスパイス:レモン、八朔、柚子によるシトラスの香りと、生姜のアクセントが加えられています。
国際的な評価と味わいの構成
米ベースのジンならではの、キリッとした口当たりの後に広がるまろやかな味わいが特徴です。その品質は国内外の品評会で実証されています。
・2020年:東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)洋酒部門 銀賞
・2024年7月:イギリスの The Global Gin Masters 2024 にて最高賞 Master を受賞
推奨される飲用スタイル
森林のような爽やかな香りとキレのある味わいを活かし、多様な飲み方が推奨されています。ジントニック、ジンバック、ジンソーダがおすすめです。
鍛高譚ジン

鍛高譚ジン
- メーカー(生産地):合同酒精株式会社・オエノングループ(北海道旭川市)
- 容量・アルコール度数:700ml・37%
- 主なボタニカル:赤シソ(北海道白糠町産)、ジュニパーベリー、リコリス、シナモン、アンジェリカ、コリアンダー、オレンジピール、レモンピール
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,700円 送料無料
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しそ焼酎ブランドから誕生したクラフトジン
鍛高譚ジンは、しそ焼酎「鍛高譚」シリーズの発売25周年を記念し、2017年11月に発売されたクラフトジンです。しそ焼酎「鍛高譚」に使用されているものと同じ、北海道白糠(しらぬか)町産の赤シソを原料として使用していることが最大の特徴です。
素材と製法の詳細
赤シソの風味を活かすため、以下のボタニカルと製法が採用されています。
- ボタニカル構成:主原料となる赤シソに加え、ジンとしての伝統的なボタニカル5種(ジュニパーベリー、リコリス、シナモン、アンジェリカ、コリアンダー)を使用。さらに、柑橘系のレモンピールとオレンジピールを配合しています。
- 製法:北海道白糠町産の赤シソを、旭川工場にて独自の製法で浸漬酒(しんせきしゅ)にし、ボタニカルを蒸留したジンとブレンドしています。
アルコール度数はジンとしては低めの37度に設定。赤シソの香りを引き立たせる設計となっています。口に含んだ瞬間に赤シソ由来の清涼感ある香りが広がり、後口にはジュニパーベリーのウッディーな余韻とシトラスの爽やかさ。
おすすめの飲み方
赤シソの爽やかなアロマを楽しむため、まずはシンプルにジンソーダ。赤シソの香りがより引き立ちます。アルコール度数が低めで刺激は少ないので、ロックで楽しむのもいいですね。しそ焼酎「鍛高譚」とは異なる、ジンらしいボタニカルのバランスが心地よい。
ジャパニーズジン 和美人

ジャパニーズジン 和美人
- メーカー(生産地):本坊酒造株式会社・マルス津貫蒸溜所(鹿児島県南さつま市)
- 容量・アルコール度数:700ml・45%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、柚子、緑茶、生姜、月桃(鹿児島県産)、紫蘇、コリアンダー、シナモン、ヘデラ(全9種類)
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,685円 送料別
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ウイスキーとジンの共生:マルス津貫蒸溜所
「和美人」は、鹿児島県南さつま市にある本坊酒造の「マルス津貫蒸溜所」で製造されています。この蒸溜所は、本土最南端のウイスキー蒸留所としても知られ、シングルモルトウイスキーの製造を本格的に行っています。
ウイスキー造りで培われた蒸留技術や、温暖な気候を活かした熟成・管理のノウハウをクラフトジンの製造にも応用しており、同じ蒸溜所内でウイスキーとジンの両方が並行してつくられています。
ベーススピリッツとボタニカルの融合技術
ウイスキー製造において、原料(モルト)由来の甘みや厚みを重視するマルス津貫蒸溜所の姿勢は、ジンの「ベーススピリッツ」選びにも現れています。
「和美人」が、あえて中性スピリッツではなく「米原料の蒸留酒」を採用しているのは、ウイスキーと同様に「土台となる酒質に穀物由来の旨味を残す」ため。ウイスキーのポットスチル蒸留で得られる「原酒のボディ感」を理解しているからこそ、多層的なボタニカルの香りに負けない、厚みのあるジンを設計することが可能となっています。

9種類のボタニカルと芳香蒸留
鹿児島県産の素材を中心に、厳選された9種類のボタニカルを使用。地域の特産物であるボタニカルを組み合わせることで、独自のスタイルを表現しています。
- 主要ボタニカル:鹿児島県産の柚子、緑茶、生姜、月桃、紫蘇、ヘデラを採用。
- 伝統的ボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダー、シナモンを配合。
- 抽出製法:それぞれのボタニカルに適した抽出を行うため、芳香蒸留機「アロマスター」を使用。ウイスキー製造で使用されるポットスチルとは異なる専用の蒸留機を用い、素材ごとに風味を緻密に調整。
「和美人」は、米ベースのスピリッツによるまろやかな口当たりと、多層的なアロマが特徴です。柚子の爽やかなシトラス香を主体に、月桃や生姜に由来するスパイシーな風味が重なり、終盤には緑茶の柔らかな余韻が感じられます。
主な受賞歴
2023年に開催された国際的な品評会、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)において金賞を受賞しています。
推奨される楽しみ方
シトラスの爽快感とハーブの調和を最も端的に体感できるのがジントニック。トニックウォーターを加えることで、柚子の爽やかな香りと月桃や紫蘇の風味が立体的に引き立ち、食前酒としても最適な一杯となります。
また、和美人の大きな特徴である「和のボタニカル」を深く味わう方法として、お湯割りが推奨されています。お湯を加えることで温度が上がり、鹿児島県産の月桃や生姜、緑茶といった素材の香りがより豊かに立ち上がるようになります。
焼酎の本場である鹿児島の「お湯割り文化」をクラフトジンで。香りに包まれるようなリラックスしたひとときを楽しみましょう。
GARAPPA(ガラッパ) クラフトジン
GARAPPA(ガラッパ)クラフトジン
- メーカー(生産地):山元酒造株式会社(鹿児島県薩摩川内市)
- 容量・アルコール度数:720ml・47%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダー、柚子、橙(だいだい)、ブラックペッパー
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,630円 送料別
- Amazon価格[2026年2月]:在庫なし
薩摩川内の伝承を冠した本格焼酎ベースのジン
「GARAPPA(ガラッパ)クラフトジン」は、鹿児島県薩摩川内市の老舗焼酎蔵である山元酒造が、2020年4月1日に発売したクラフトジンです。製品名は、同市に古くから伝わる妖怪「ガラッパ(河童の一種)」に由来します。ボタニカルの選定とブレンドを繰り返す中で、理想的な調和が生まれた瞬間を「ガラッパからの贈り物」と捉え、命名されました。
素材別蒸留による5種類のボタニカル構成
「GARAPPA(ガラッパ)クラフトジン」は、厳選された5種類のボタニカルをそれぞれ個別に蒸留し、最後にブレンドする手法を採用しています。
ジンの基本である杜松子(ジュニパーベリー)とコリアンダーを使用。和の柑橘は、鹿児島産の柚子および九州産の橙を配合し、柔らかな柑橘の香りを付与しています。スパイスは、ブラックペッパーを使用。味わいにキレとスパイシーなアクセントを加えています。
焼酎製造技術の応用と「引き算」の独自性
ベーススピリッツには、鹿児島県内製造の本格焼酎を使用。多くのクラフトジンが多数のボタニカルを用いて複雑さを追求する中で、山元酒造はあえて5種類という「引き算」の構成を選択しました。これは、ベースとなる本格焼酎自体の品質に自信があるからこそ成立する設計であり、焼酎由来のまろやかな甘みと、厳選された素材の純粋な香りを共存させています。
推奨される飲用スタイル
「GARAPPA(ガラッパ)クラフトジン」は、本格焼酎の蒸留技術を基盤とした、爽快感とキレのある味わいを最大限に引き出すためには、素材の個性を活かした幾つかの飲用スタイルが適しています。
まず、柑橘の芳香とブラックペッパーの刺激的なアクセントを最もバランスよく堪能できるのがジントニックです。トニックウォーターの甘みと苦みが加わることで、柚子や橙の爽やかさが立体的に浮かび上がり、重層的な風味の変化を楽しむことができます。
本格焼酎由来のまろやかな甘みを直接感じたい場合には、オン・ザ・ロック。グラスの中で氷がゆっくりと溶け出すにつれて、焼酎基材の持つ柔らかな質感とボタニカルの香りが徐々に開放されます。
Yuzu Cool(ゆずクール)

Yuzu Cool(ゆずクール)
- メーカー(生産地):京屋酒造有限会社(宮崎県日南市)
- 容量・アルコール度数:700ml・40%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、柚子、スペアミント、シナモン、山椒、ヘベス、日向夏、コリアンダーシード、クローブ(全9種類)
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,500円 送料別
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伝統の焼酎造りと現代のジンが融合した「食中酒」
「Yuzu Cool(ゆずクール)」は、1834年創業の宮崎県日南市の老舗、京屋酒造が手掛けるプレミアム・クラフトジンです。柚子をメインボタニカルに据え、さらにスペアミントを組み合わせることで、製品名が示す通り「クール(冷涼)」な味わいを目指して設計されています。2024年の東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)において、ジャパニーズジン部門で金賞を受賞するなど、高い評価を得ています。
9種類のボタニカルによる立体的な香味構成
柚子の香りを最大限に活かすため、重層的なボタニカルの配合が行われています。
- シトラスの核:宮崎県産の柚子を中心に、同じく宮崎の特産品であるヘベス、日向夏を使用し、複雑で奥行きのある柑橘香を形成しています。
- 冷涼感の演出:スペアミントを採用。これがトップノートからアフターにかけて、清涼感のある軽やかな飲み口を生み出しています。
- 和のスパイスとハーブ:山椒のキレ、シナモンの甘い余韻、クローブの奥行きが重なり、単なるフルーツジンに留まらない骨格を与えています。
製造技術と「食中酒」としての独自切り口
京屋酒造の最大の特徴は、大正時代からの「大甕(おおがめ)」を用いた醸造技術です。ジンにおいてもこの伝統が息づいており、ベースとなる本格焼酎(芋・麦)のまろやかさが、高アルコールの刺激を抑制しています。
他社製品との明確な差異化ポイントは、「食事の脂を流す設計」にあります。ボタニカルの一つである「スペアミント」の冷涼成分が、揚げ物や肉料理の脂分をリセットする役割を果たすため、バーでの一杯としてだけでなく、日常の食卓で楽しむ「食中ジン」という新しい市場を切り拓いています。
推奨される楽しみ方
「Yuzu Cool(ユズクール)」は、持つ重層的なボタニカルの層と、製品名に冠された冷涼感を堪能するためには、その香りの立ち上がり方を考慮した飲用スタイルが推奨されます。
最も爽快な魅力を体感できるのが、ジンとソーダを1対4の比率で合わせるジンソーダです。炭酸の気泡が弾けるとともに、メインボタニカルである柚子の鮮烈な香りとスペアミントの清涼感が口内いっぱいに広がり、この製品が意図する「クール」な設計を最も端的に味わうことができます。
ジャパニーズ クラフトジン マサハル
ジャパニーズ クラフトジン マサハル
- メーカー(生産地):株式会社正春酒造(宮崎県西都市)
- 容量・アルコール度数:720ml・47%
- 主なボタニカル:ジュニパーベリー、柚子、へべす、山椒(宮崎県産素材を使用)
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,490円 送料別
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宮崎の焼酎文化と柑橘が融合したクラフトジン
「ジャパニーズ クラフトジン マサハル」は、宮崎県西都市に拠点を置く老舗蔵元、正春酒造が製造するクラフトジンです。2021年の発売以来、宮崎県特産のボタニカルを主軸に据えた設計を行っています。多くのボタニカルを用いるのではなく、ジュニパーベリー、柚子、へべす、山椒の4種類に限定することで、各素材の輪郭を明確に引き出すことを意図しています。
4種類の素材と個別蒸留の技術
本製品の最大の特徴は、宮崎県産の希少な柑橘である「へべす」の使用と、焼酎造りで培った単式蒸留技術の応用です。
- へべす(平兵衛酢)による香味の層形成と技術的役割:
へべすは、江戸時代末期に宮崎県日向市で長曽我部平兵衛氏によって発見されたことからその名が付いた、宮崎県独自の希少な原種柑橘。他の柑橘類と比較してフラボノイドの一種である「ナリルチン」が非常に豊富に含まれています。この成分は、柚子のような重厚で甘い香りとは対照的に、鼻に抜けるようなシャープで軽やかな清涼感をもたらします。 - 製法詳細:4種類のボタニカルは、それぞれの特性に合わせて個別に浸漬および蒸留が行われます。素材ごとに最適な留出液(ハート)のみを取り出し、最終的にブレンドする手法により、雑味を抑えた純度の高い香味を実現しています。
客観的評価と独自の設計思想
国際的な品評会において、以下の賞を受賞しています。
・IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)にて2023年および2025年に銀賞を受賞。
・TWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)2024にて銀賞を受賞。
「食を支えるジン」としての独自の設計思想
正春酒造は、明太子の製造・販売で知られる「やまやグループ」の一翼を担っています。この背景から、「ジャパニーズ クラフトジン マサハル」の設計において最も重視されたのは、単体で香りを楽しむだけでなく、日本の食文化、特に食事との相性を追求する「食中酒」としての機能性。
具体的には、明太子をはじめとする魚介類の脂分や、出汁の効いた料理の塩味を、口の中で鮮やかにリセットする「キレ」の実現を目指しました。このキレを生み出すために、宮崎県産の山椒が持つピリッとした刺激成分と、47度というあえて高めに設定されたアルコール度数が活用されています。
推奨される楽しみ方
「ジャパニーズ クラフトジン マサハル」の持つ、濃厚なシトラスの香りと山椒のキレを最大限に味わうためには、温度変化や加水による香りの開きを活かした飲み方が推奨されます。
まず、柚子とへべすの爽快なアロマをダイレクトに体感できるのがオン・ザ・ロック。47度という高いアルコール度数が、氷によって冷やされることで素材の輪郭を際立たせ、口の中に柑橘の華やかさと山椒のアクセントを共存させます。
また、ソーダ割りにすることで、炭酸の刺激がへべすの繊細な酸味をより軽やかに持ち上げ、和食などの繊細な料理の味を邪魔しない、爽やかな食中酒としての側面が強調されます。
黄桜クラフトジン 花物語

黄桜クラフトジン 花物語
- メーカー(生産地):黄桜株式会社・黄桜 伏水蔵(京都府京都市伏見区)
- 容量・アルコール度数:700ml・47%
- 主なボタニカル:桜の葉、桜の花、ジュニパーベリー、柚子、山椒、抹茶(全6種類)
- 楽天市場価格[2026年2月]:3,498円 送料別
- Amazon価格[2026年2月]:4,336円 送料無料
清酒蔵の技術を継承した桜主体の設計
「黄桜クラフトジン 花物語」は、京都伏見の蔵元である黄桜が2023年4月17日に発売したクラフトジンです。清酒の醸造に用いられる伏見の名水「伏水(ふしみず)」と、米を原料としたライススピリッツを基材としています。製品名が示す通り、日本の象徴である「桜」を主軸に据え、京都の伝統的な素材を組み合わせた構成が特徴です。
製造場所は、「黄桜 伏水蔵(ふしみぐら)」。清酒、ビールに加えてウイスキーの同時製造が可能な複合施設です。
6種類のボタニカルと製法の独自性
厳選された6種類の素材を、ライススピリッツのまろやかな酒質に融合させています。
- 桜の香味構成:桜の葉と桜の花の双方を使用しています。桜の葉に含まれる香気成分「クマリン」特有の、和菓子を想起させる甘い香りを製品の核としています。
- 京都の素材:抹茶、山椒、柚子を配合し、抹茶の苦みと山椒のキレによって全体の風味を引き締めています。
- 独自の技術的切り口:黄桜が清酒製造で長年培ってきた「火入れ」の精密な温度制御技術が、蒸留工程に応用されています。熱に弱い桜の繊細な香りを損なわないよう、低温で時間をかけて成分を抽出する管理体制が、ボタニカルの鮮明な発色ならぬ「発香」を支えています。
質感と味わいの特徴
「黄桜クラフトジン 花物語」のベースとなるライススピリッツは、中性スピリッツと比較して原料由来のふくよかな旨味を有しており、これが高アルコールによる刺激を和らげる役割を果たしています。ボタニカルの香りと米の甘みが重なることで、層の厚い多層的なフレーバーが構築されています。
推奨される楽しみ方
桜の繊細なアロマとライススピリッツの質感を最大限に引き出すためには、温度と加水のバランスを考慮した飲み方が適しています。
まず、「黄桜クラフトジン 花物語」の香りを最も華やかに体感できるのがシンプルなソーダ割りです。炭酸の気泡とともにクマリン由来の甘い香りが立ち上がり、後口に山椒のキレが残るため、食前酒やリフレッシュしたい場面に最適。
さらにジントニックに仕立てることで、トニックウォーターの苦みが抹茶や柚子の風味と共鳴し、より奥行きのある味わいへと変化します。

3,000円台という日常の延長線上にある価格帯で、グラス一杯のクラフトジンが日本の豊かな四季と造り手の情熱を届けてくれます。
かつてはカクテルの「脇役」というイメージが強かったジン。しかし、今回ご紹介した銘柄は、どれもストレートやソーダ割りで主役を張れる圧倒的な完成度を誇ります。
まずは気になった1本を、お気に入りのグラスで、ゆっくりと香りを吸い込むことから始めてみてください。きっと、昨日までの「ジン」の概念がガラリと変わるはず。

あなたの人生が1杯の「ジン」で幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。
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