【2024年版】1万円以内|ストレートでおすすめのブレンデッドウイスキー3選

ユースケ
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こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

この記事では、5000円から1万円以内で購入できる、ストレートで飲むと美味しいおすすめのブレンデッドウイスキーをご紹介致します。

お手頃な価格で購入できる庶民の味方、ブレンデッドウイスキー。ストレートで飲むよりも、「ハイボール」や「ロック」で愉しむのが一般的。しかし、なかにはブレンデッドでもストレートで飲むのに適した銘柄が存在します。

そこで今回は、ストレートでぜひ飲んで欲しい、ちょっと高級なブレンデッドウイスキーを、バーホワイトオークのオーナーバーテンダーである私、ユースケが厳選。

この3本は、どれも水や炭酸で割るのは勿体ないウイスキーです。ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

【2024年版】1万円以内|ストレートでおすすめのブレンデッドウイスキー3選

  1. シーバスリーガル 18年 ミズナラ カスク フィニッシュ
  2. オールドパー 18年
  3. ジョニーウォーカー 18年

 

 

【2024年版】1万円以内|ストレートでおすすめのブレンデッドウイスキー|シーバスリーガル 18年 ミズナラ カスク フィニッシュ

シーバスリーガル 18年 ミズナラ カスク フィニッシュ

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • アルコール度数:43%
  • 容量:700ml
  • 楽天市場価格[2024年9月]:8,580円

「シーバスリーガル 18年 ミズナラ カスク フィニッシュ」は、2020年1月に発売された、「シーバスリーガル ミズナラ 12年」の上位ボトル。ミズナラ樽のシリーズは、日本市場限定商品となります。18年以上熟成されたモルトとグレーンをブレンドし、日本産の希少なミズナラ樽で後熟されています。

「ミズナラ12年」との違いは、ミズナラ樽の風味がしっかりとしているところ。

ミズナラカスクから生み出されるフレーバーについてを語るのは難しいのですが、豊潤な樽香を感じ、「シーバスリーガル 18年 ミズナラ カスク フィニッシュ」が、ミズナラ樽の影響を受けているのは明らかです。

香りは、バニラ、シナモン、サンダルウッド、青りんご、ハチミツ。清涼感のあるフルーツフレーバーと樽香が主体。タイムのようなスパイシー&ハーブも感じます。

味わいは、フルーティーでなめらか。甘みもあり、オレンジ、熟した梨、チョコレートのような風味。酒齢18年以上のリッチな原酒を使用しているため、重厚ですが重すぎる訳でもなく、上品な飲みやすさ。

全体的に非常に豊かな香りがあり、その完成度はシーバスリーガルのシリーズの中でも際立っているように思います。ストレートでのむことで、ミズナラ樽からの多様なフレーバーと、奥行きのある味わいが愉しめます。

公式テイスティングノート↓

香り はちみつ、熟した赤りんご、バニラ、シナモンを思わせる甘く豊かなアロマに、花のような香りが漂う。
味わい 甘い杏子ジャムとダークチョコレートのかかったジンジャービスケットを感じさせる贅沢な味わいが、クローブとクリーミーなトフィーのほのかな風味とともに広がる。
フィニッシュ 長く続く、甘美でスパイス香のある余韻。

 

 

 

【2024年版】1万円以内|ストレートでおすすめのブレンデッドウイスキー|オールドパー 18年

オールドパー 18年

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • アルコール度数:40%
  • 容量:750ml
  • 楽天市場価格[2024年9月]:9,350円

日本でもおなじみのデラックス・ブレンデッドスコッチウイスキー「オールドパー」。このブランドと日本の因縁は古く、初めて日本に紹介されたのは1873年(明治6年)のことでした。

当時、遺欧米視察団がイギリスから持ち帰ったのが新しく発売されたばかりの「オールドパー」で、日本の上流階級や政治家たち、特に吉田茂や田中角栄元首相などにも愛されていました。

「オールドパー」は、エアシャー出身のジェームズとサミュエルのグリーンリース兄弟が設立したブランドです。グリーンリース社は、後にアレクサンダー&マクドナルド社に吸収合併され、1925年にはDCL社(Distillers Company Limited)の傘下に入りました。現在はディアジオ社の系列の「マクドナルド・グリーンリース社」が製造しています。

「オールドパー 18年」の香りは、リンゴ、ドライフルーツ、ほのかなピート香、キャラメル、バニラ、メープルシロップ。アロマが豊富で、かすかなスモーキーさが全体のバランスを整えています。

口に含むと、甘くて滑らか。優しい味わい。中盤以降はドライにまとまり、コーヒー、チョコレートのようなビターさと、シェリーカスク由来の風味である、レーズンやイチジクっぽさも感じます。

「オールドパー 18年」は、18年物のブレンデッドウイスキーとしては個性的なタイプで、古き良きスコッチらしさと、現代的な飲みやすさが融合した、非常に緻密にブレンドされたウイスキーだと思います。ストレートで飲まないと体験できない、重なり合ったフレーバーが魅力的です。

 

 

【2024年版】1万円以内|ストレートでおすすめのブレンデッドウイスキー|ジョニーウォーカー 18年

ジョニーウォーカー 18年

  • ブレンデッドジャパニーズウイスキー
  • アルコール度数:40%
  • 容量:700ml
  • 楽天市場価格[2024年9月]:9,500円

世界一売れているスコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」。2022年の統計では、ウイスキー売上ランキング世界5位に位置しており、年間2270万ケースを販売しているビッグブランドです。18年物は、かつて「ジョニ―ウォーカー プラチナラベル」としてリリースされていましたが、2017年から「ジョニーウォーカー 18年」の名に改称しました。

「ジョニーウォーカー 18年」のキーモルトは、カーデュ(スペイサイド)、グレンオード(北ハイランド)、グレンエルギン(スペイサイド)、ブレアアソール(南ハイランド)。構成原酒は約800万樽のストックから選び抜かれています。

香りは、フルーティーで、キウイ、青りんご、洋梨、レーズン、フラワーブーケ、レモングラス。アロマティックでハーブのような清涼感もあります。

口当たりは柔らかく、18年物らしい口当たり。ブレンデッドウイスキーの割には甘さが豊富で、ビターさは控えめ。スモーキーさは穏やか。穀物系の優しい風味と、落ち着きのある樽香。

全体的にマイルドで飲みやすい印象。ストレートでテイスティングしても、やや飲み口としては物足りなさもあります。加水すら必要のない、なめらかなテイスト。ハイボールや水割りにすると、このウイスキーの良さは隠れるでしょう。

ジョニーウォーカーは種類豊富で、どの銘柄もクオリティが高い印象。「ジョニーウォーカー 18年」は、その中でも突出した個性とは言えませんが、ストレートで飲むならこの落ち着き感は心地よく感じます。

ブレンデッドでありながら、加水に向かないウイスキー。「レッド」や「ブラック」、「ブルー」とは異なる個性なので、ぜひお試しください。

 

 



 

 

今回ご紹介した3本のブレンデッドウイスキーは、全て「18年物」となりました。長期熟成によって、ウイスキーは柔らかく仕上がり、ストレートで飲むことでその真価を発揮します。

ブレンデッドウイスキーの魅力は、そのバランスの取れた複雑な味わいにありますが、ストレートで楽しむことでより深く、その繊細な個性を愉しめます。

自分へのご褒美や特別な日の一杯として、今回のおすすめウイスキーをぜひお試しください。ストレートで味わうことで、新たなブレンデッドウイスキーの世界が広がることでしょう。

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

 

 

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