【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー12選

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

この記事では、予算1000円台(税込み1,000~1,999円)で購入できる、おすすめの安いスコッチウイスキーを12本ご紹介致します。

今回は楽天市場価格(2024年8月時点)を参考にピックアップ。ハイボールやロックなど、どんな飲み方でおいしい銘柄を厳選しました。

1000円台のスコッチウイスキーとしてはコスパ最強のおすすめボトルですので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー12選| 一覧

  1. フォート ウィリアム
  2. ホワイトホース ファインオールド
  3. カティサーク
  4. グランツ トリプルウッド
  5. ジョニーウォーカー レッドラベル
  6. ベル オリジナル
  7. ティーチャーズ ハイランドクリーム
  8. ホワイト&マッカイ スペシャル
  9. デュワーズ ホワイトラベル
  10. バット69
  11. ハイランドクイーン
  12. バランタイン ファイネスト

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|フォート ウィリアム

フォート ウィリアム

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,190円

ベンネヴィス蒸留所が手がけるブレンデッドウイスキーには、「ネヴィス・デュー」と「フォートウィリアム」の2種類があります。もともと「ベンネヴィス」の名で販売されていましたが、混同を避けるため2012年に「フォートウィリアム」に改名されました。

フォートウィリアムは西ハイランドの港町で、イギリス最高峰のベンネヴィス山を背景にしたリゾートタウン。この町の端にベンネヴィス蒸留所が位置しています。1989年にベンネヴィス蒸留所はニッカウヰスキーに買収され、現在も同社のもとで運営されています。

現在の「フォートウィリアム」はベンネヴィスのモルト原酒を中心に、日本とスコットランドの技術が融合したブレンデッドウイスキーとなっています。

ベンネヴィスらしいクリーミーさとオイリーさのある、独特な個性。この安さで、主張がはっきりとしている銘柄は珍しいかもしれません。ハイボールやロックがおすすめ。

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【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|ホワイトホース ファインオールド

ホワイトホース ファインオールド

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,089円

「ホワイトホース」は、日本でも人気のブレンデッドスコッチウイスキーで、1926年にウイスキーで初めて「スクリューキャップ」を導入し、売り上げを倍増させたことでも有名なブランドです。

ブランド名は1742年にエジンバラで創業された宿屋「ホワイトホース・セラー」から取られました。この宿屋は歴史的にも重要で、ボニー・プリンス・チャーリーの軍が利用したり、ロンドンとエジンバラを結ぶ乗合馬車の停留所としても知られていました。

ホワイトホースの主要モルトにはアイラ島のラガヴーリンが含まれており、そのスモーキーな風味が特徴です。また、クレイゲラキとグレンエルギンの原酒も使われています。ブランドは1927年にDCL社(現在のディアジオ社)に買収され、現在も同社の傘下として展開しています。

「ホワイトホース ファインオールド」は、ホワイトホースのスタンダードボトルで、キーモルトである「ラガヴーリン」のスモーキーさと青リンゴの爽やかさ、ハチミツやナッツの香りが特徴的。若干のスモーキ―さによって、ウイスキーのバランスが絶妙に保たれています。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|カティサーク

カティサーク

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,155円

「カティサーク」は、帆船のシンボルマークが印象的なブレンデッドスコッチウイスキーです。ブランドは1923年に誕生。スペイサイドの「グレンロセス」を中心としたブレンデッドウイスキーで、禁酒法時代のアメリカ市場をターゲットにしたライトタイプのウイスキーとして人気となりました。

その軽快な味わいは、当時のベリーブラザーズ&ラッド社の社長フランシス・ベリーによって考案されました。彼はアメリカ市場調査と販売ルートの開拓に努め、禁酒法時代には一度バハマ経由で密輸される形でアメリカに運ばれていました。

「カティサーク」は、カラメル着色を行わず自然の色合いにこだわる伝統を現在でも守っています。現在は、エドリントングループ傘下の「グレンロセス」「マッカラン」「ハイランドパーク」「ブナハーブン」などの原酒を使用。

ドライ&ライトなテイストとリーズナブルな価格から、飲食店でもハイボール用のウイスキーとして楽しまれています。

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【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|グランツ トリプルウッド

グランツ トリプルウッド

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,155円

「グランツ」を製造するウィリアム・グラント&サンズ社は、1887年にダフタウンでグレンフィディック蒸留所を創設したことで知られています。ウィリアム・グラントは、ワーテルローの戦いに参戦した父の影響を受けつつも、仕立て屋ではなくウイスキー造りを選び、成功しました。

グレンフィディック蒸留所は、1887年12月25日に初めてのウイスキーを蒸留し、これが家族と共に築いた成功の始まりでした。その後、彼はバルヴェニーハウスを改装し、第2の蒸留所「バルヴェニー」を設立。

自社原酒を使用した「グランツ・スタンド・ファースト」を開発し、その後もグランツは、同社の伝統と品質を体現する銘柄として高く評価されています。

「グランツ トリプルウッド」は、ヴァージンオーク樽、アメリカンオーク樽、リフィルバーボン樽の3種類の樽で熟成された原酒をブレンド。低価格でありながら飲みごたえのあるウイスキーです。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|ジョニーウォーカー レッドラベル

ジョニーウォーカー レッドラベル

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,149円

世界一売れているスコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」。2022年の統計では、ウイスキー売上ランキング世界5位に位置しており、年間2270万ケースを販売しているビッグブランドです。

【2022年】世界ウイスキー売上ランキングTOP11

1位 マクドウェルズ No.1 McDowell’s No.1 (3080万ケース)
2位 ロイヤルスタッグ Royal Stag (2710万ケース)
3位 オフィサーズチョイス Officer’s Choice (2490万ケース)
4位 インペリアルブルー Imperial Blue (2400万ケース)
5位 ジョニーウォーカー Johnnie Walker (2270万ケース)
6位 ジャックダニエル Jack Daniel’s (1460万ケース)
7位 ジェムソン Jameson (1110万ケース)
8位 ブレンダーズプライド Blenders Pride (950万ケース)
9位 バランタイン Ballantine’s (920万ケース)
10位 エイトピーエム 8PM (910万ケース)
11位 クラウンローヤル Crown Royal (840万ケース)

ジョン・ウォーカー&サンズ社は、1820年にジョン・ウォーカーによってスコットランドのキルマーノックで設立されました。彼は14歳で父を亡くし、小さな食料雑貨店を開業。その後、産業発展とともに店は成長しました。

1831年、連続式蒸留機の発明によりブレンデッドウイスキーが誕生。ジョンは紅茶のブレンド技術をヒントにウイスキーをブレンドし、「ウォーカーズ・オールド・ハイランド・ウイスキー」を生み出しました。

1909年には「ジョニーウォーカー」と「レッドラベル」「ブラックラベル」が正式に商標登録され、今日までスコッチウイスキーの代表銘柄として人気を保っています。

「ジョニーウォーカー レッドラベル」は、40種類以上のモルトとグレーンウイスキーをブレンド。フルーティな香りとスモーキーさは、ブレンデッドスコッチウイスキーの王道と呼べる個性。

この歴史的な銘酒を1,000円台で飲めることに感謝したいですね。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|ベル オリジナル

ベル オリジナル

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,529円

「ベル(Bell’s)」の歴史がスタートしたのは、後に「希代の名ブレンダー」として称されることになる「アーサー・ベル」が、ワインとスピリッツを扱うサンデマン商会に入社した1845年に始まります。

当時、サンデマン商会は小さな会社で、アーサーは入社当初は外回りの営業マンに過ぎませんでしたが、アーサーは当時誕生して間もない「ブレンド技術」に着目し、モルトとグレーンをブレンドすることで高品質なブレンデッドウイスキーを生み出します。

「ベル オリジナル」の主要モルトは「ブレアアソール」、「ダフタウン」、「インチガワ―」、「ブラッドノック」など。

モルト原酒のスモーキ―さが程よく残り、フルーティーでなめらか。安いウイスキーですが、クラシックで上品な印象も。

日本では少しマイナーなブランド。しかしイギリス国内で非常に人気があり、「フェイマスグラウス」と常に売上首位を争っています。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|ティーチャーズ ハイランドクリーム

ティーチャーズ ハイランドクリーム

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,280円

「ティーチャーズ」は日本でも人気のあるブレンデッドウイスキーで、現在はビームサントリー社傘下のウィリアム・ティーチャー&サンズ社が製造しています。

創業者のウィリアム・ティーチャーは、貧しい工場労働者の家庭に生まれ、11歳で仕立屋の見習いとなりました。彼は1830年にグラスゴーの食料雑貨店で働き始め、ウイスキーが将来有望だと見抜いて酒類販売を開始し、成功を収めました。

ウィリアムは1876年に亡くなりましたが、事業は息子たちに引き継がれ、その後さらに発展。ティーチャーズの代表作「ティーチャーズ ハイランドクリーム」は1884年に商標登録され、「ハイランドの精髄」という意味が込められています。

「ティーチャーズ ハイランドクリーム」のモルト比率が45%以上となっており、ハイランドの「アードモア」がキーモルトとして使用されています。

安いブレンデッドスコッチの割には、モルトウイスキーの風味がリッチ。麦芽、ハチミツ、フレッシュフルーツのアロマに、爽やかなピート香がアクセントになっています。心地よく飲めるウイスキーです。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|ホワイト&マッカイ スペシャル

ホワイト&マッカイ スペシャル

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,320円

「ホワイト&マッカイ」は、何といっても「ダブルマリッジ製法」が特徴的なブレンデッドウイスキーです。この製法では、まず35種類以上のモルト原酒をシェリー樽で8~12か月熟成し、その後、グレーン原酒とブレンドして再度シェリー樽で熟成。これにより、モルトとグレーンの個性が調和し、洗練された味わいを生み出すことができます。

ラインナップにはスタンダードとなる「ホワイト&マッカイ スペシャル」の他、「13年」「19年」「22年」「30年」「40年」など豊富に展開されています。全てのボトルにダブルマリッジが採用されています。

「ホワイト&マッカイ スペシャル」の原酒は、ハイランドの「ダルモア」、「フェッターケアン」、スペイサイドの「トミントール」など。異なる3つの蒸留所が主要モルトで、約30種類以上のモルトがブランドされています。

モルト由来の穀物系の香りと、シェリーカスクの風味がバランスよく広がります。スムースながらもコクのある飲み口が印象的です。

ダブルマリッジ製法を行うことで、一般的なブレンデッドウイスキーよりコストが高くなっているはずですが、なぜ1000円台という安い値段を維持することができるのか…

ほんとすごいですね。

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【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|デュワーズ ホワイトラベル

デュワーズ ホワイトラベル

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,503円

「デュワーズ ホワイトラベル」を製造するジョン・ディワー&サンズ社は、1864年に創業しました。小さなワインとスピリッツを取り扱う商社として誕生し、同社を大きく成長させたのは、創業者の息子「アレクサンダー」と「トーマス」の兄弟。兄と弟は生産部門と販売部門をそれぞれ担当し、力を合わせてブランドの価値を高めていきます。

ディワーズの名声を確固たるものにしたのが。現在でもフラッグシップボトルとなっている「ディワーズ ホワイトラベル」。

1906年に誕生したこのウイスキーは、禁酒法後のアメリカ市場で人気となり、そして未だにアメリカ市場では根強く支持されています。

「ディワーズ ホワイトラベル」のキーモルトは、ハイランドの「アバフェルディ」など。モルトウイスキー含有率が高いことから、リーズナブルなボトルの割には飲みごたえがあり、余韻も複雑。

安いウイスキーですが、そのクオリティに「安臭さ」を感じない、コスパに優れたブレンデッドウイスキーです。

 

 

【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|バット69

バット69

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,650円

「バット69(VAT69)」は、アメリカで成功を収めた代表的なブレンデッドスコッチウイスキーです。ブランドは1883年にエジンバラのブレンダー、ウィリアム・サンダーソンによって創設。ワイン・スピリッツ商としての経験を活かし、多くの試作品を作成。その中でテイスティング会で高く評価された「69番目の樽」が「VAT69」となりました。

「バット69」のキーモルトは「ロイヤルロッホナガー」。42種類のモルトとグレーン原酒をブレンドしています。芳醇な香りがあり、スッキリとドライでありながら、マイルドなコクと程よいクセを持ち合わせる本格派スコッチ。

また、ボトルデザインやキャップの紋章は100年前とほとんど変わっておらず、歴史的なデザインが保たれています。安いスコッチウイスキーとは思えない、重厚なデザインも魅力の一つですね。

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【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|ハイランドクイーン

ハイランドクイーン

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,320円

「ハイランドクィーン」は、悲劇の女王メアリー・スチュアートをインスピレーションにしたブレンデッドスコッチウイスキーです。

メアリーは1542年にスコットランド女王として即位し、数々の政治的転機と悲劇に見舞われました。彼女はフランス王妃となった後、スコットランドに帰国し、陰謀と反乱に巻き込まれ、最終的に1587年にイングランド女王エリザベス1世によって処刑されました。

「ハイランドクイーン」のキーモルトは、同社が所有する「タリバーディン」の原酒と考えられています。そのため、モルトの調達コストを抑えることが可能となり、高い品質ながらも安くて美味しく作ることができています。

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【コスパ最強 1000円台】おすすめの安いスコッチウイスキー|バランタイン ファイネスト

バランタイン ファイネスト

  • ブレンデッドスコッチウイスキー
  • 700ml 40%
  • 楽天市場価格[2024年8月]:1,235円

スコッチ3大ブランドにして、日本でも非常にメジャーなブレンデッドウイスキーである「バランタイン」。2019年の統計では、世界のウイスキー売上ランキングで堂々の13位。出荷数770万ケース。日本での輸入元はサントリーですが、製造元はペルノリカール社の系列です。

1827年に設立されたジョージ・バランタイン&サン社は、創業者のジョージ・バランタインが13歳の頃にエジンバラに移り住んで食料雑貨店で働き始めたことろから始まります。彼は18歳で独立し、1827年に最初の店を開業。バランタイン社の起源となりました。

ジョージ・バランタインの死後、経営権はパークレーマッキンレー商会に譲渡。1936年にはカナダのハイラム・ウォーカー社が経営を引き継ぎ、世界的なウイスキーブランドとして成長します。

「バランタイン ファイネスト」は、数十種類におよぶモルト原酒をブレンドした、バランタインのスタンダードボトル。、口当たりは軽やかで、薄めのバニラ風味が広がり、ナッツやフルーツの香りもあります。ライトボディで軽快な個性。

ラインナップで最も人気のある「バランタイン17年」と比べると、当然ですがかなりの差があると思いますが、1000円台でこのクオリティは十分。スコッチの値上がりが続く中でも、コストパフォーマンスに優れたボトルとして、多くのウイスキー愛好家に支持されています。

 

 



 

 

予算1000円台のコスパ最強ウイスキーをご紹介致しました。どれもハイボールやロックで楽しむのに最適です。

リーズナブルな価格ながら、しっかりとした味わいと個性を持つこれらのウイスキーで、日常のウイスキーライフがより豊かになること間違いなし!

安くておいしいスコッチウイスキーをぜひご堪能ください♪

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

 

 

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