【クラフトジンレビュー】エシカル・スピリッツ「LAST」3種をバーテンダーが飲み比べ

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

「最後(LAST)に残された素材に、新たな役割と命を吹き込む」──そんなサステナブルな思想と確かな香味で多くのファンを魅了する、エシカル・スピリッツの「LAST」シリーズ。

ベースとなるお酒やボタニカルの構成が全く異なるELEGANT・ELYSIUM・EN -縁-の3本は、飲み方を変えるごとに表情をガラリと変える奥深さを持っています。

今回は、プロの視点も交えながら、3本の味わいを徹底飲み比べ。それぞれの香りの特徴や、シチュエーションに合わせた最高の飲み方をお届けします。

  1. LASTシリーズとは? 今回比較する3本について
    1. LAST ELEGANT(ラスト エレガント)
    2. LAST ELYSIUM(ラスト エリジウム)
    3. LAST EN -縁-(ラスト エン)
  2. LAST ELEGANT・ELYSIUM・ENの違いを比較
    1. 価格の目安は?
  3. 今回の飲み比べの条件|ソーダもトニックも1:3
  4. LAST ELEGANTのテイスティング|花と紅茶、スパイスが印象的
    1. ストレート|鼻に抜ける紅茶のような香り
    2. ソーダ割り|紅茶とスパイスが広がり、チャイを連想
    3. トニック割り|甘みが加わるとスパイスが際立つ
    4. ELEGANTを選ぶ前に知っておきたいこと
  5. LAST ELYSIUMのテイスティング|果実とハーブが重なる複雑な香り
    1. ストレート|柑橘だけでは説明できない味わい
    2. ソーダ割り|まろやかさを残しながら、比較的すっきり飲める
    3. トニック割り|フルーティーでジューシー。ぜひ試したい飲み方
    4. ELYSIUMを選ぶ前に知っておきたいこと
  6. LAST EN -縁-のテイスティング|穏やかな香りとまろやかな甘み
    1. ストレート|まとまりがあり、初心者にもすすめやすい
    2. ソーダ割り|飲みやすさが増す一方、個性は控えめに
    3. トニック割り|お店で出したくなる、王道に近い飲み心地
    4. ENを選ぶ前に知っておきたいこと
  7. 飲み方で比べると、LAST3種の違いが分かりやすい
    1. ストレート|花と紅茶、果実とハーブ、穏やかな甘み
    2. ソーダ割り|香りの主張を楽しむか、控えめな飲み心地を選ぶか
    3. トニック割り|スパイシー・フルーティー・王道に近い味
  8. 初心者・ジンソーダ派・ジントニック派はどれを選ぶ?
  9. 定番のLAST以外にも、個性豊かなジンがそろう
  10. まとめ|LASTは香りの好みと飲み方で選ぼう

LASTシリーズとは? 今回比較する3本について

「LAST」は、未活用の素材を蒸留によって新たなおいしさにつなげる、エシカル・スピリッツの代表的なジンブランドです。

名前には「最後」と「続く」という二つの意味があり、最後に残された素材に、次の役割を与えるという考え方が込められています。

今回飲み比べるのは、公式ブランドサイトで紹介されているELEGANT・ELYSIUM・EN -縁-の3本。ベースのお酒やボタニカルの構成が異なり、それぞれ違った香りを楽しめます。

LAST ELEGANT(ラスト エレガント)

酒粕焼酎をベースに、花の香りとスパイスを重ねたジンです。ラベンダーやハイビスカスティーの華やかさに、ピンクペッパーやカルダモンなどを組み合わせた構成。花やスパイスの香りにひかれる方に注目してほしい1本です。

  • ベース: 酒粕焼酎
  • 主なボタニカル: ジュニパーベリー、ハイビスカスティー、ラベンダー、ピンクペッパー、コリアンダーシード、カルダモン、生姜、シナモン、カフィアライムリーフ、花椒
  • アルコール度数: 47%

出典:LAST ELEGANT公式商品ページ

LAST ELYSIUM(ラスト エリジウム)

原料用アルコールと酒粕焼酎をベースに、3種の柑橘や生姜の葉、ハーブなどを組み合わせたジンです。公式では、LASTの中で最もクラシカルなドライジンと紹介されています。柑橘と青々しい香りを特徴とし、ELEGANTとは異なるボタニカルの構成を楽しめます。

  • ベース: 原料用アルコール、酒粕焼酎
  • 主なボタニカル: ジュニパーベリー、レモンピール、オレンジピール、シークヮーサー、生姜の葉、カモミール、ローズマリー、カフィアライムリーフ、ホップ、山椒など
  • アルコール度数: 42%

出典:LAST ELYSIUM公式商品ページ

LAST EN -縁-(ラスト エン)

規格外の「獺祭」を蒸留した日本酒スピリッツと、原料用アルコールをベースにしたジンです。緑茶、梅、桜の花、ゆず由来の精油など、多様な素材を使用。素材を提供する生産者や企業との「縁」を形にした、和の香りとやわらかな甘みが特徴の1本です。

  • ベース: 原料用アルコール、日本酒スピリッツ
  • 主なボタニカル: ジュニパーベリー、緑茶、梅、桜の花、もったいないゆず(ゆずの皮から作られた精油)、オレンジピール、シークーピール、コーヒー粉、生姜の葉、ローズマリー、茗荷の茎など
  • アルコール度数: 41%

出典:LAST EN -縁-公式商品ページ

 

ここまでの特徴は、公式情報を基に整理したものです。商品情報は2026年10月21日に確認しています。

私は2026年3月に、東京・蔵前の「東京リバーサイド蒸溜所」を見学しました。未活用素材からジンが生まれる工程や設備に興味がある方は、東京リバーサイド蒸溜所見学レポートも合わせてご覧ください。

今回は、その造りの違いを踏まえながら、ボトル選びに役立つ香りや飲み方に注目していきます。

LAST ELEGANT・ELYSIUM・ENの違いを比較

基本情報と、今回の飲み比べで感じた特徴をまとめました。

比較項目 ELEGANT ELYSIUM EN -縁-
ベース 酒粕焼酎 原料用アルコール、酒粕焼酎 原料用アルコール、日本酒スピリッツ
アルコール度数 47% 42% 41%
公式掲載容量 200・375・700ml 200・375・700ml 200・700ml
ストレートの印象 花、紅茶、スパイス 青リンゴ、マスカット、ハーブ 穏やかな香り、まろやかな甘み
ソーダ割りの印象 チャイを連想するスパイス感 果実やハーブの香りと、まろやかさ 控えめな香りで飲みやすい
トニック割りの印象 スパイシー フルーティーでジューシー 王道に近い、まろやかな飲み心地
選ぶ前に知っておきたい点 花やスパイスの香りがはっきりしている 柑橘だけが突出するタイプではない 割ると繊細な個性を捉えにくくなる

ベース・度数・容量はメーカー公式情報、香味は私自身の感想です。容量ごとの販売・在庫状況は購入時にご確認ください。

価格の目安は?

700mlの参考実売価格として、販売店では次の掲載が確認できました。

商品 容量 税込の掲載価格 確認先
ELEGANT 700ml 3,850円 GIN BOTTLE SHOP
ELYSIUM 700ml 3,850円 GIN BOTTLE SHOP
EN -縁- 700ml 3,850円 洋酒専門店 千雅

2026年10月21日確認。上記は販売店の掲載価格であり、メーカー希望小売価格ではありません。送料・在庫・販売価格は購入時にご確認ください。ELEGANT・ELYSIUMの掲載価格、ENの掲載価格

少量から試したい方は、200mlも選択肢です。通販では容量違いの商品が並ぶことがあるので、価格だけでなく容量や送料も合わせて確認しましょう。

今回の飲み比べの条件|ソーダもトニックも1:3

今回は、3本とも次の条件で試飲しました。

飲み方 比較条件
ストレート 割り材を加えずに試飲
ソーダ割り ジン1:ソーダ3。柑橘なし
トニックウォーター割り ジン1:トニック3。シュエップス使用、ライムなどの柑橘なし

ジン1:割り材3は、例えばジン30mlに対してソーダまたはトニック90mlという割合です。

今回は柑橘を加えず、ボトル自体の香りや、割り材による変化を比べています。

以下の「紅茶」「マスカット」などの表現は、私が連想した香りです。その素材が実際に使われているという意味ではありません。

また、割り材の種類や比率によっても印象は変わります。今回は、この条件で飲んだ感想として参考にしてください。

LAST ELEGANTのテイスティング|花と紅茶、スパイスが印象的

ストレート|鼻に抜ける紅茶のような香り

ELEGANTは、グラスから立ち上がる香りが印象的です。今回の3本では、飲む前の香りを最も強く感じました。

ラベンダーに加えて、バラを思わせる華やかさ。そこにカルダモンやピンクペッパーのようなスパイスが重なります。黒胡椒のような鋭さよりも、花の香りになじむスパイス感ですね。

その奥には、酒粕や粕取り焼酎を連想する独特な香りもあります。この香りも含めて楽しめるかどうかが、好みの分かれ目になりそうです。

口に含むと、47%という度数から想像するよりまろやか。そして、鼻に抜ける香りはかなり紅茶的です。

ボタニカルにはハイビスカスティーが使われていますが、私が連想したのはダージリンのような紅茶でした。花やシナモン、カルダモンなどの香りが重なって、そう感じるのかもしれません。

初めは苦みやドライさも感じますが、何口か飲むと甘みも見えてきます。ストレートでも十分に楽しめる、香り豊かなジンです。

ソーダ割り|紅茶とスパイスが広がり、チャイを連想

ジン1:ソーダ3で割ると、紅茶やラベンダーの香りがさらに広がる印象です。

飲み口はすっきりしつつ、中盤からシナモンやカルダモンがしっかり出てきます。飲んでいるうちに、紅茶というより「チャイ」が頭に浮かびました。

もちろんミルク入りのチャイそのものではありません。紅茶とスパイスが組み合わさった、あの香りの方向です。

ストレートで感じた個性が、ソーダでもはっきり残るのがELEGANTの面白さ。花や紅茶の香り、スパイスの効いたジンソーダを楽しみたい方におすすめです。

トニック割り|甘みが加わるとスパイスが際立つ

ジン1:トニック3で割っても、ELEGANTのスパイス感はしっかり残ります。むしろ、甘みを背景にスパイスがさらに際立つように感じました。

トニックの甘みと、少しドライな感覚が、ELEGANTの香りによく合います。飲みやすくなりながら、個性がぼやけないのが魅力ですね。

料理なら、スパイスを使った中華やタイ料理などと合わせてみたくなります。

意外なところでは、和菓子との組み合わせも面白そうでした。今回は一緒に食べていませんが、どこか抹茶を連想する落ち着いた風味もあり、トニックの甘みとスパイスを生かせそうに感じました。

ELEGANTを選ぶ前に知っておきたいこと

ユースケ
ユースケ

ELEGANTは、控えめな香りを求める方には、少し個性が強く感じられるかもしれません。

ラベンダーなどの花の香りや、チャイを思わせるスパイス感が好みに合うかが、選ぶポイントです。「すっきりしたジンなら何でも好き」という方よりも、香りそのものを楽しみたい方に向いていると思います。

花やスパイスの香りにあまりなじみがない方は、小容量から試す方法もあります。

LAST ELYSIUMのテイスティング|果実とハーブが重なる複雑な香り

ストレート|柑橘だけでは説明できない味わい

ELEGANTに続いてELYSIUMを嗅ぐと、マスカットや青リンゴのようなフレッシュな果実を連想します。少しフルーツグミのような、甘い香りもありますね。

レモン、オレンジ、シークヮーサーが使われていますが、実際に飲むと「柑橘が主役」と言い切れる構成ではありません。

私が特に感じたのは、ローズマリーの青いハーブ感と、カモミールの柔らかな香りでした。

口当たりにも、ELEGANTとの違いがあります。丸みがあり、少しクリーミー。初めは中盤からドライに感じたものの、飲み進めると穏やかでまろやかな印象になりました。

ELEGANTが花や紅茶、スパイスをはっきり感じるタイプだとすれば、ELYSIUMは果実やハーブが重なり、ひと言では説明しにくい複雑さを楽しむタイプです。

ソーダ割り|まろやかさを残しながら、比較的すっきり飲める

ジン1:ソーダ3で割っても、青リンゴやマスカット、キャンディーを思わせる香りが残ります。

口当たりには少しオイリーなまろやかさがあり、カモミールやローズマリーの風味も感じられます。

ELEGANTほどスパイスが前に出ないため、この2本を比べると、ELYSIUMの方がすっきり飲める印象でした。

ソーダ割りで、強いスパイスよりも果実やハーブの香りを楽しみたい方には、ELYSIUMが向いていると思います。

トニック割り|フルーティーでジューシー。ぜひ試したい飲み方

ELYSIUMは、ぜひトニックウォーターで試してほしいジンです。

ジン1:トニック3で割ると、ストレートやソーダで感じた果実の香りが、トニックの甘みとよくなじみます。フルーティーでジューシー。少し大げさに言えば、マスカットジュースを連想するような風味です。

ストレートで感じた酒粕焼酎を思わせる独特な香りも、今回のトニック割りではほとんど気になりませんでした。

ELEGANTとELYSIUMの違いをつかむなら、トニック割りは分かりやすいと思います。

ELEGANTはスパイシー、ELYSIUMはフルーティー。

同じLASTでも、こんなにはっきり方向が変わるのかと感じた比較でした。普段はジンソーダを飲んでいる方にも、一度試してほしい飲み方です。

ELYSIUMを選ぶ前に知っておきたいこと

ユースケ
ユースケ

「3種の柑橘」と聞いて、レモンやオレンジの分かりやすい香りを期待すると、少し印象が違うかもしれません。

私には、柑橘だけが突出するというより、カモミールやローズマリー、果実を思わせる香りが複雑に重なって感じられました。

柑橘の爽快感だけで選ぶより、ハーブや果実の香りも含めて楽しむジンとして考えると、魅力がつかみやすいと思います。

LAST EN -縁-のテイスティング|穏やかな香りとまろやかな甘み

ストレート|まとまりがあり、初心者にもすすめやすい

ELEGANT、ELYSIUMと飲み進めてからENを試すと、まず香りの穏やかさを感じました。

香らないということではなく、どれか一つの素材が強く主張せず、まとまっている印象です。私個人の感覚では、サントリーの六〈ROKU〉を少し連想しました。

口に含むとジュニパーの存在感があり、まろやかさと甘みも感じます。今回の3本では、甘みを最も強く感じたのがENでした。これは味覚上の印象で、糖分量を比較したものではありません。

終盤には、日本酒や酵母を思わせるニュアンスもあります。ただ、獺祭を使っているからといって、日本酒の香りが前面に出るわけではありません。

ゆずやローズマリーなども使われていますが、それぞれが強く目立つというより、全体になじんでいるように感じます。

今回のストレート試飲では、初めてLASTを飲む方に、最もすすめやすい1本でした。

なお、今回は香りの強いELEGANTから飲んでいます。ENから始めれば、その繊細な香りをもう少し捉えやすかったかもしれません。

ソーダ割り|飲みやすさが増す一方、個性は控えめに

ジン1:ソーダ3で割ると、まろやかさとほのかな柑橘感があり、3本の中で最も穏やかな飲み心地でした。

一方で、ストレートで感じた日本酒や酵母を思わせるニュアンスは、かなり分かりにくくなります。

ELEGANTやELYSIUMと並べると、炭酸に香りが隠れるようにも感じました。ただ、香りの強さを求めず、気軽に飲めるジンソーダとして楽しむなら、よい選択肢です。

食事と合わせるなら、私はENを選びたくなりました。穏やかな香りなので、和食や繊細な味付けの料理にも寄り添いそうです。

トニック割り|お店で出したくなる、王道に近い飲み心地

ジン1:トニック3で割ると、ENはさらに飲みやすくなります。

正直に言うと、ボトル特有の香りを探すには、トニックの風味が強く感じられる部分もありました。それでも、まろやかで、気持ちよく飲める味にまとまっています。

ELEGANTのスパイスやELYSIUMの果実感に対して、ENは王道のジントニックに近い印象です。

私がお店で、幅広いお客様に出す1杯として選ぶなら、ENのトニック割り。

特徴をじっくり探すというより、難しく考えずにおいしく飲みたい。そんなときに選びたい1本でした。

ENを選ぶ前に知っておきたいこと

ユースケ
ユースケ

ENは、ソーダやトニックで割ると、ボトル独自の繊細な香りを捉えにくくなる印象です。

特に、ジンソーダに強い香りやはっきりした個性を求める方は、ELEGANTやELYSIUMの方が好みに合うかもしれません。

ENの個性を知りたいなら、まず少量をストレートで。その後に割って試すと、穏やかさやまろやかさの違いが分かりやすいと思います。

飲み方で比べると、LAST3種の違いが分かりやすい

ここで、飲み方ごとの違いを整理してみます。

ストレート|花と紅茶、果実とハーブ、穏やかな甘み

  • ELEGANT: 花や紅茶、スパイスが印象的。香りの立ち方も強く感じる。
  • ELYSIUM: 果実やハーブが重なり、丸みのある口当たり。
  • EN: 香りが穏やかで、まろやかな甘みとまとまりがある。

ボトル自体の特徴を知りたいなら、まずストレートを少量試すと分かりやすいです。特にENは、割る前に味を確かめておきたい1本でした。

ソーダ割り|香りの主張を楽しむか、控えめな飲み心地を選ぶか

  • ELEGANT: 紅茶とスパイスの個性が広がる。
  • ELYSIUM: 果実やハーブの香りを楽しみつつ、比較的すっきり飲める。
  • EN: 個性は控えめになり、穏やかで飲みやすい。

ソーダ割りでは、香りをしっかり感じたいか、食事のそばで気軽に飲みたいかが、選び方のポイントになりそうです。

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トニック割り|スパイシー・フルーティー・王道に近い味

  • ELEGANT: 甘みが加わり、スパイスが際立つ。
  • ELYSIUM: 果実感が生き、フルーティーでジューシー。
  • EN: まろやかで、王道のジントニックに近い印象。

今回のシュエップスとの組み合わせでは、3本ともおいしく楽しめました。トニックを加えることで、むしろ違いが分かりやすくなった部分もあります。

トニックの種類や、ライムなどの柑橘を加えるかどうかによっても変わるので、好みの組み合わせを探す楽しさがありますね。

初心者・ジンソーダ派・ジントニック派はどれを選ぶ?

今回の試飲を踏まえて、好みや用途別にまとめました。

好み・用途 私のおすすめ 選ぶ理由
花や紅茶の香りが好き ELEGANT ラベンダーや紅茶を思わせる香りが印象的
スパイスの効いたジンソーダが好き ELEGANT ソーダでチャイを連想する風味が広がる
ハーブや果実の香りが好き ELYSIUM カモミール、ローズマリー、青リンゴなどを連想
ELEGANTよりすっきりしたソーダ割りを飲みたい ELYSIUM スパイスが比較的穏やか
フルーティーなトニック割りを楽しみたい ELYSIUM トニックの甘みが果実感とよく合う
初めてのLASTで、穏やかな味を求めたい EN 今回の比較では香りが控えめで、まろやか
王道に近いトニック割りを飲みたい EN 個性が突出せず、飲みやすくまとまる

今回、私が最も飲みやすいと感じたのはENでした。ただし、「初心者なら必ずEN」という意味ではありません。(自分で言ってあれですが…そもそも初心者ってなんでしょうね 笑)

普段からチャイや花の香りが好きならELEGANT、果実を思わせる甘い香りが好きならELYSIUMから入るのもよいと思います。

一方、控えめな香りを求めているのにELEGANTを選ぶと、少し強く感じるかもしれません。反対に、ジンソーダに強い個性を求める方には、ENは穏やかすぎる可能性があります。

「初心者向けかどうか」だけでなく、自分が好きな香りと普段の飲み方を合わせて選ぶのがおすすめです。

定番のLAST以外にも、個性豊かなジンがそろう

エシカル・スピリッツでは、定番のLASTシリーズに加えて、さまざまな素材を生かしたジンを手がけています。

ビールを蒸留して生まれる「REVIVE」や、カカオの香りを楽しむ「CACAO ÉTHIQUE」、企業とのコラボ商品など、その顔ぶれは多彩。数量限定の商品もあり、訪れる時期によって違ったボトルに出会えるのも、東京リバーサイド蒸溜所の魅力です。

限定品は売り切れることがあり、価格も商品や販売時期によって異なります。気になるボトルを見つけたら、公式オンラインストアで最新の在庫と価格を確認してみてください。

まずは定番のLASTで好みの香りを見つけて、そこからほかのジンへ広げていくのも楽しいと思います。

まとめ|LASTは香りの好みと飲み方で選ぼう

今回は、エシカル・スピリッツの代表ブランド「LAST」シリーズの3本を飲み比べ、それぞれの個性やおすすめの飲み方をご紹介しました。花や紅茶のような華やかさを楽しむ「ELEGANT」、果実とハーブの複雑な重なりがジューシーな「ELYSIUM」、そして穏やかでまろやかな「EN -縁-」。どれひとつとして同じ方向性のない、非常に魅力的なラインナップです。

当店の「BAR WHITE OAK」では、今回ご紹介した「LAST」の3本をすべて取り揃えております。文字や写真だけでは伝えきれない香りや味わいの違いを、ぜひカウンターで実際に飲み比べてみませんか?

あなたのお気に入りの1杯を見つけるお手伝いをさせていただきます。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

ユースケ
ユースケ

あなたの人生が1杯の「ジン」で幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

 

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適正飲酒: お酒は楽しく適量を。飲酒運転は法律で厳しく禁止されています。
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この記事を書いた人
かきざきゆうすけ

柿﨑祐介(かきざきゆうすけ)
BAR WHITE OAK 店主。1985年生まれ。青森県出身。ウイスキーとワインをこよなく愛する。調理師専門学校を卒業後、パティシエ、料理人を経験。2011年からバーテンダーとして働く。2022年1月20日 東京・銀座にBAR WHITE OAK(バーホワイトオーク)をオープン。JSA認定ソムリエ。ウイスキー文化研究所認定ウイスキーエキスパート。Jr.野菜ソムリエ。ダビドフ認定シガーソムリエ。

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