こんばんは ユースケです。
自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!
この記事では、地震による棚からのボトル転倒を防ぐ画期的な神アイテム「転倒防止補助プレート」をご紹介します。
ウイスキー愛好家や酒店、BARの経営者にとって、コレクションや商品を守るための地震対策は欠かせません。そこで今回は、このアイテムの詳細や、BARホワイトオークでの使用例、設置時のメリット・デメリット、トータルの費用についても解説します。
大切なボトルを守りたい方はぜひご一読ください。
【ウイスキーバー向け】ボトル転倒防止!安心の地震対策グッズ1選|たまにわ酒店「転倒防止補助プレート」とは?
転倒防止補助プレート 1セット(2枚)
税込価格:¥4,400(送料別)
寸法:縦165mm × 横48mm × 8mm
材質:鉄
たまにわ酒店さんが販売している「転倒防止補助プレート(金属プレート2枚)」は、転倒を防止するための「可動式補助器具」です。この補助器具に「丸棒」を差し込むことで、可動式の落下防止バーを作ることができます。
一般的な落下防止バー(固定式)は、棚の下部や中央付近に設置することで、地震の揺れによるボトル転落するのを防ぐ役割を持っています。この補助器具は、落下防止バーの高さ調節が可能となっており、最大で3段階(推奨は2段階)の位置に丸棒を動かすことができます。
バーの高さ調節が可能になることで、頻繁にウイスキーを取り出すことの多いBARや酒類販売店でも、少ない作業で容易にボトルの転落を防止できます。
この金属プレートは、ボトル棚の両サイドに張り付ける形で設置。固定する位置は、保護するボトルの高さに合わせて設定し、ボトル棚の内側にネジで固定。目立たないデザインで、BARの美観を損なわないのも魅力です。
ネジ穴は4つ空いていますが、実際に取り付けるネジは1枚当たり2本。プレートを反対側の面に取り付けた際に、ネジ穴を対角に取り付ける事で内部の干渉を防ぐための設計となります。
金属プレートの設置後は、棚の幅にあわせて切断した「8mmの丸棒(別売り)」をはめ込みます。
ボトルを取り出す際は、バー(丸棒)を上部に移動させるとスムーズに取り出せます。取り出し後は、バーを下部に戻して固定することで、強い揺れでもボトルを安全に保護することができます。
【ウイスキーバー向け】ボトル転倒防止!安心の地震対策グッズ1選|使用例(BARWHITEOAK)
BARWHITEOAKでは、当初から棚の下部に保護柵を設置しています。
この保護柵があることで、多少の揺れではボトルが転落することはありません。しかし、強い地震になると話は別です。大きく揺れることがあれば、ボトル上部から大きく傾き転落する危険性があります。
そこで今回、大きな地震に備えて、棚の上部に「転倒防止補助プレート」を設置しました。あらかじめ設置されている下部の保護柵をそのまま利用しつつ、上部は高さ調節できる丸棒で支えることで、上下二か所でボトルを保護できるようになりました。
・棚に保護柵がある場合(例:BARWHITEOAK)
→下部は保護柵があるので、ボトル上部を保護するために「転倒防止補助プレート」は棚の高い位置に設置。保護柵と丸棒の上下2か所でボトルを保護。
バーが2か所にあると、ボトルは少し取り出しにくくはなりますが、安心感は半端ないです(笑)かなり強い揺れがきても、ボトルが棚から落下することはないと思います。
・棚に保護柵がない場合(例:たまにわ酒店様)
→「転倒防止補助プレート」は棚の低い位置に設置。丸棒がボトルの真ん中あたりにくるように保護。
最上部に丸棒を固定した場合
ボトルを取り出したい時は、丸棒を「最上部」へ移動。棚の奥にあるボトルも、バーの位置を変えることで容易に手にできます。
下部に丸棒を固定した場合
ボトルを取り出した後は、丸棒を下部にスライドさせて固定し、ボトルの転落を防ぎます。丸棒は手で簡単に動かせますが、推奨される長さは1000mm以内。長さがそれを超える場合、たるみやプレートの溝から外れやすくなる可能性があります。
「BARWHITEOAK」の棚幅は「1173mm」。推奨値を超えますが、強度や実用性に大きな問題はありません。ただし、これ以上の長さでは安定性に注意が必要です。
最下部に丸棒を置いた場合(非推奨)
背丈の低いボトルに使用する場合は、「最下部」に丸棒を置くこともできます。ただし、この使い方は非推奨。この商品は本来、2段階の調整用につくられています。
最下部では丸棒がやや不安定な状態となり、あくまでも丸棒を「置く」ような形。BARWHITEOAKでは背丈の低いボトル棚では、この高さでも利用していますが、推奨されている利用方法ではありません。
また、最下部は通常の固定位置よりも「前面」に丸棒が位置するので、その辺も注意が必要です。
【ウイスキーバー向け】ボトル転倒防止!安心の地震対策グッズ1選|設置に必要な物
- 転倒防止補助プレート 1セット(2枚)
- 電動ドライバー(あれば便利)
- 木ねじ
- 丸棒
1,転倒防止補助プレート 1セット(2枚)
転倒防止補助プレート 1セット(2枚)
税込価格:¥4,400(送料別)
寸法:縦165mm × 横48mm × 8mm
材質:鉄
販売元:たまにわ酒店
たまにわ酒店公式ホームページで販売しています↓
2,電動ドライバー
「転倒防止補助プレート」はネジで固定しますが、ボトル棚にネジをきっちり入れ込むのには、電動ドライバーを使うのがおすすめ。
BARWHITEOAKでは、「転倒防止補助プレート」を両面テープを使って設置する位置に固定(仮止め)し、電動ドライバーでネジを打ち込みました。
3,木ねじ
「木ねじ」は、木材を固定するために使用されるネジの一種。先端が鋭く、木材にしっかりと食い込むことで高い固定力を発揮します。ボトル棚の厚みに適した長さの「木ねじ」を購入しましょう。
BARWHITEOAKでは「3.5㎜×20㎜」と「3.5㎜×30㎜」を使用しました。
4,丸棒
真鍮 丸棒 【外径:8mm】 【長さ:50〜1400mm】オーダーカット無料材質:C3604 DIY 切断
1本あたり税込3,360円+送料。
丸棒は「直径8mm」の丸鋼が推奨されています。BARWHITEOAKでは楽天市場で「真鍮製丸棒(外径8mm)」を購入し、ミリ単位でカットオーダー可能な商品を選びました。棚幅を正確に測定し、必要な長さより1~2mm短く発注した結果、問題なく設置できました。
【ウイスキーバー向け】ボトル転倒防止!安心の地震対策グッズ1選|設置費用(BARWHITEOAK)
【ウイスキーバー向け】ボトル転倒防止で安心の地震対策グッズ1選|転倒防止補助プレートのメリット・デメリット
転倒防止補助プレート設置のメリット
- 強い揺れでもボトルの転落を防ぐことができる。
- バー(丸棒)の位置を調節できるため、それぞれのボトルの高さにあった利用方法が可能。
- 素人でも簡単に設置できる。
- ウイスキーだけでなく、ワインや日本酒、リキュールなどにも活用可能。
転倒防止補助プレート設置のデメリット
- 可動式とはいえ、設置前よりもボトルは取り出しにくくなる。
- 丸棒の可動は容易だが、並行状態を保たないと外れることもある。
- ボトルの転倒を防ぐ「補助商品」であり、完全に転倒を防止できるものではない。
備えあれば憂いなし。
「転倒防止補助プレート」を使えば、ウイスキーが棚から転落するのを防ぐことができます。この機会に導入を検討し、大切なウイスキーを地震から守りましょう!
「転倒防止補助プレート」は、ボトルの転倒を防ぐ補助をするための商品であり、完全に転倒を防止するものではありません。その他の地震対策も行い、より安全に保ちましょう♪
あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。
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