スコッチウイスキー「スペイサイド」の全蒸留所を解説!おすすめ銘柄5選 

スコッチウイスキー「スペイサイド」の全蒸留所を解説! ウィリアム・グラント&サンズ社  

バルヴェニー [ Balvenie ]  


グレンフィディックの姉妹蒸留所です。今では珍しい、フロアモルティング(伝統的な製麦)を行っています。グレンフィディックとはまた異なる商品作りをしていて、熟成樽にワインカスクやラムカスクなどを積極的に使っています。   

 

グレンフィディック [ Glenfiddich ]  


ゲール語で「鹿の谷」という意味。今日までファミリー経営を続ける数少ない蒸留所です。まだシングルモルトが一般的ではない時代に販売を強化して、名声を獲得することに成功しました。世界で一番売れているシングルモルト・スコッチウイスキーです。  

 

キニンヴィ [ Kininvie ] 


グレンフィディックの姉妹蒸留所です。原酒のほぼ全てがブレンデッド用に使用されています。シングルモルトとして出回っているのはかなり少ないです。私がバーで見つけたら、間違いなく飲みたい、レアモルトです。 

 

スコッチウイスキー「スペイサイド」の全蒸留所を解説!バカルディ社 

オルトモア [ Aultmore ] 


1998年にジョンデュワーズ社をバカルディが買収してグループに入りました。ウイスキーの特徴は、ノンピーテッド麦芽を使用している為クセが少なく、ソフトな味わいです。キレのあるドライな仕上がりになっています。  

 

クレイゲラキ [ Craugellachie ] 


クレイゲラヒーとも呼ばれます。ブレンデッドウイスキー「ホワイトホース」のキーモルトです。オフィシャルボトルは14年熟成があります。スペイサイドらしい、ピートのクセとフルーティーな風味が、みごとにバランスをとっているモルトです。ちなみに、創業者のピーター・マッキーは「不眠不休の男」として有名です。 

 

スコッチウイスキー「スペイサイド」の全蒸留所を解説!インターナショナル・ビバレッジ社 

スペイバーン [ Spey burn ] 


スペイ川の支流であるグランティ・バーン沿いに建てられたため「スペイバーン」と名のっています。ヴィクトリア女王在位60年の1897年に創業しました。味わいは、華やかですっきりとした印象です。オフィシャルの10年以外は、ほとんど見かけたことがありません。   

 

バルミニック [ Balmenach ] 


バルミニック、バルメナックとも呼びます。シングルモルトとしては、UD社(ユナイテッド・ディスティラリーズ社)のオフィシャルボトル「花と動物シリーズ」が有名。その他、ボトラーズ商品は多数リリースされています。名前が「ダルメニャック 」に似ているので注意が必要です。 

 

スコッチウイスキー「スペイサイド」の全蒸留所を解説! エドリントン・グループ社  

エドリントン・グループ社の筆頭株主ビームサントリーです。 

グレンロセス [ Glenrothes ]  


ブレンデッドウイスキー「カティーサーク」や「フェイマスグラウス」の原酒として使用されています。2015年くらいからシングルモルトが販売されるようになり、徐々に人気が出てきています。オフィシャル製品はクセは控えめで、樽からの風味付けがしっかりしている印象です。   

 

マッカラン [ Macallan ] 


名実ともにスコッチを代表する蒸留所です。シェリーカスクにこだわりをもっており、自社で樽を製造しています。熟成樽にかけるコストは世界一だと聞いたことがありますが、それはおそらく本当です。自らオークを調達し、無償でシェリー業者に供給することで、理想のシェリー樽を作っています。 

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スコッチウイスキー「スペイサイド」の全蒸留所を解説! その他 

 ベンローマック [ BenromachBen ] ゴードン&マクファイル社 


閉鎖や買収などで、安定してウイスキーを作れなかった蒸留所でしたが、老舗ボトラーズ会社「G&M社」の経営になってからは、高品質なシングルモルトが販売できるようになりました。仕込む麦芽の種類や熟成樽を変えることで、多彩なウイスキーを生み出しています。   

 

ベンリアック Benriach ] ベンリアック・ディスティラリー社 


ロングモーンと隣接しています。ブレンデッド用原酒としての評価が高い蒸留所でしたが、最近はシングルモルトにも力を入れています。仕込み麦芽はノンピーテッドからヘビータイプまでのあらゆるタイプを使用し、タイプの異なるウイスキーを作っているのはスペイサイドでは珍しい蒸留所です。フロアモルティングを行っている数少ない蒸留所でもあります。   

 

グレンマレイ GlenMoray ] ラ・マルケニケーズ社 


2008年にフランスのラ・マルケニケーズ社の所有になりました。ブレンデッドウィスキー「ハイランド・クイーン」のキーモルトになります。やわらかく、ソフトな味わいで、ピート香はありませんがややソルティーな印象です。スペイサイドでもひときわ個性を放つモルトですね。  

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グレングラント GlenGrant ] カンパリ社 


イタリアでもっとも人気のあるシングルモルトです。カンパリ社が買収したのも、国内で人気があるからですね。味わいはスムースでドライ。ピートは優しく感じます。長期熟成やシェリーカスクだと印象が全く変わりますが、あらゆる樽熟成でもおいしく変化する、優秀なウイスキーだと思います。   

 

タムナブーリン Tamnavulin ] エンペラドール社 


フィリピンのエンペラドール社が所有しています。リベット川のほとりにあることから「タムナブーリン・グレンリベット」が正式名称です。フローラルでピートは優しめ。スペイサイドの中では飲みやすいモルトです。オフィシャルが販売されていますが、酒屋さんでも見かけることが少なく、いまいち人気がないのは不思議ですね。    

 

トミントール Tomintoul ] アンガス・ダンディ社 


ブレンデッドウイスキー「ホワイトマッカイ」の原酒になっています。シングルモルトとしては10年が流通しています。筒状で、まるでウイスキーではないような、変わった形のボトルデザインでしたが、現在では普通のトール瓶になっています。ウイスキーは、スムーズでさわやかなフルーツ香が感じられる、繊細なタイプになっています。  

 

バリンダルロッホ Ballindalloch ] バリンダルロッホエステート 

2014年にできたばかりの新しい蒸留所です。この蒸留所はスペイサイドにあるバリンダルロッホ 城の中にあります。スペイサイドでもっとも小さい蒸留所です。 

  

グレンファークラス Glenfarclas ] J&G・グラント社 


今でも家族経営が続く、スペイサイドでも伝統のある蒸留所です。マッカランと同様にシェリーカスクにこだわっています。シングルモルトのラインナップは豊富で安いです。25年熟成でも15000円程度と、値段が高騰しているスコッチのなかでも、最高クラスのコストパフォーマンスです。  

 

タムドゥー Tamdhu ] イアン・マクロード社 


その昔、サラディン式モルティング(伝統的なフロアモルティング) という特殊な製麦を行っていました。ブレンデッドウイスキー「フェイマス・グラウス」の原酒として作られています。シングルモルトは10年熟成があり、ちょっとスモーキーで、オーク樽の風味と優しく柑橘の香りがあります。 

 

最後のページでは、今は無き伝説の閉鎖蒸留所のご紹介

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