ウイスキー おすすめの飲み方は?バーテンダーが教える6種を解説!

ユースケ
ユースケ

こんばんは。ユースケです。

僕の自己紹介:経歴9年の現役バーテンダー。ウイスキー文化研究所認定「ウイスキーエキスパート」。JSA認定「ソムリエ」。

ウイスキーの飲み方に悩んだ経験はありませんか?

ウイスキーが好きだからこそ、「ウイスキーの飲み方」にはこだわりたいですよね。

私も、バーテンダーになる前はどんな飲み方が一番おいしく飲めるのかを悩んでいました。そして、プロになって経験を積むことで、ウイスキーの飲み方にはそれぞれ特徴があることがわかりました。

この記事では

  • ウイスキーの飲み方6種類
  • 6種類の飲み方の特徴
  • おうちで実践!作り方のコツ

を中心に解説していきます。

これを読み終わった時、あなたの「ウイスキー人生」に大きな変化をもたらすことでしょう。飲み方が変わるだけで、ウイスキーの楽しみ方も変わります。

最後までぜひ、ご覧ください。

ウイスキー おすすめの飲み方は?バーテンダーが教える6種を解説!①ストレート(ニート)

ストレートで飲むのが一番のおすすめです。

<飲み方・作り方>

  • グラスにそのままウイスキーを注ぎます。

すこし加水(お水を数滴だけグラスにいれる)すると、さらに香りがでる場合があります。飲み方のコツは、一気に口に含んだりせず、唇に当てるような感覚で飲むことです。少量で十分にウイスキーの味わいは感じ取れると思います。グラスは「スニフター」と呼ばれる、香りを感じやすいストレート用のグラスを使うのがベスト。おうち飲みでは代用品として、香りの広がりやすい「ロックグラス」でも大丈夫です。

↓おすすめの「スニフター」です。

私がウイスキーの飲み方で最もおすすめするのは「ストレート」です。

理由は、この飲み方がいちばんウイスキーの味がわかるから。

さまざまな飲み方がある中で、これに代わるウイスキーの飲み方はありません。ウイスキーのもっている全てを感じとることができるのです。

とは言っても…

いきなりアルコール度数40度以上ウイスキーを口に含んでも、慣れないうちは美味しく飲むことはできないと思います。ですから、まずはご自身の好きな飲み方で大丈夫です。ウイスキーを飲む経験を積んで、より一層ウイスキーに対しての興味・愛情が深まった時には「ストレート」にチャレンジしてみてください。

ウイスキーをストレートで飲めるようになると、あなたのウイスキー人生が必ず豊かになります。

最後にもう一度。私がウイスキーの飲み方で最もおすすめするのは「ストレート」です。

 

ウイスキー おすすめの飲み方は?バーテンダーが教える6種を解説!②ハイボール

ハイボールで気軽に飲みましょう。

<飲み方・作り方>

  1. タンブラーに氷をいれてウイスキーを注ぎます。
  2. 数回、氷とウイスキーを混ぜます。
  3. 炭酸をグラスの淵からゆっくりと入れます。ウイスキーと炭酸の割合のおすすめは(ウイスキー1:炭酸3)です。
  4. 氷を持ち上げるように「縦」に一回だけ動かします。(この辺はバーテンダーによってもいろいろな意見があります。正解はないです。)      ハイボールを作るときは、しっかり冷えている炭酸を使って下さい。ぬるいと美味しくないです。あと、炭酸はどのメーカーのどれがいいのか?とよく聞かれますが、難しく考えず、普通のソーダでよいと思います。ただし、フレーバーが入っているものは、ウイスキーの味を邪魔してしまうのでダメです。あと、個人的な好みですが「強炭酸」はあまりおすすめしませんね。炭酸が強すぎて、「風味を感じにくいなー」と思ったことがあるからです。

 

↓おすすめのハイボール用グラスです。

 

ハイボールはウイスキーの飲み方で、一番人気があります。

バーテンダーとして「生涯一番多く作ったカクテル」は、間違いなく「ウイスキーハイボール」になると思います。この飲み方は、日本では一般的ですが、海外だとあまり飲まれていません。

 

ユースケ
ユースケ

日本のウイスキーメーカーさんが、当時人気のなかったウイスキーを普及させるために、ウイスキーハイボールでの飲み方を推奨し、それが成功して広まっていきました。

 

ウイスキーの種類や個性に限らず、ある程度は万能な飲み方だと思います。炭酸のガス圧が香りを広げてくれますし、あとは何といっても飲みやすい。アルコール度数も日本人にあっていると言えますし、ハイボールは飲むシチュエーションを選びません。

食前~食後までいつでもウイスキーをおいしく飲める飲み方です。

ちなみにハイボールの「濃さ」の話なのですが、大手酒販メーカーのアンケート調査で分かった事実があります。それは、一般の人がどれくらいの濃さのハイボールが一番おいしいと思うか?です。

結論は、ウイスキー1:炭酸:5が最もおいしいと答えた人が多かったのです。

これは、人それぞれのベストな濃さがあると思うので、あくまでも参考程度のお話です。

「一般人はずいぶん薄いハイボールが好きだな…」と個人的には思いましたね(笑)

「ウイスキー1:炭酸3」 この割合でつくることを私はおすすめします。

 

ウイスキー おすすめの飲み方は?バーテンダーが教える6種を解説!③ロック(オンザロックス)

ゆっくりと時間をかけてたのしめる飲み方。

<飲み方・作り方>

  1. ロックグラスに氷を入れて、ウイスキーを注ぐ。
  2. 軽く混ぜる。(バーテンダーによっては一切混ぜない人もいます。混ぜるのを忘れているわけではありませんからね)

 

↓おすすめのロックグラスです。

 

 

ウイスキーロックは、バーではハイボールに次いでよく飲まれている飲み方です。海外でもよく飲まれています。氷は、「スーパーやコンビニで売っているロックアイス」で十分です。

おすすめしないのは、製氷機の氷と、冷凍庫で固めた丸氷(丸氷をつくる型を使った氷)です。両方方とも空気が多く含まれているため、溶けやすいからです。

冷凍庫で固めた丸氷は、形が丸いので…確かに雰囲気こそバーっぽさがでてますが、実際は家庭用の冷凍庫で固めているので、製氷機でつくったものと同じレベルの氷だからです。

ユースケ
ユースケ

そもそも、丸い形に固めた氷が「丸氷」ではないですよ。良質な角氷を、丸く成型したものこそ「丸氷」です。

それと、バーテンダーの使っている氷は、氷屋さんの固くしまっているものなので、コンビニの氷が良くなっているとはいえ、バーでの使われている氷が最強ですね。

ウイスキーロックの良いところは、加水によって少しずつ、ウイスキーの味が変化していくのを楽しめるところです。ゆっくり時間をかけて飲むことが、ほかのウイスキーの飲み方にはない魅力の一つです。

 

ウイスキー おすすめの飲み方は?バーテンダーが教える6種を解説!④水割り

日本で生まれた、食事中にあうウイスキーの飲み方。

<飲み方・作り方>

  1. タンブラーに氷をいれてウイスキーを注ぎます。
  2. 数回、氷とウイスキーを混ぜます。
  3. 水を入れて混ぜます。(水は計って入れるほうがいいです。)

ウイスキーの水割りは、入れる水の量が重要です。ウイスキーと水のおすすめの割合は、(ウイスキー1:水2.5~3)です。水割りの場合はハイボールの時よりも、割る量に気を付けてください。水とウイスキーの味わいを感じなくなってしまいます。

 

水割りはハイボールが流行りだしてからは、注文されることが少なくなりましたが、それでも人気の飲み方です。水割りは海外ではほとんど飲まれませんので、海外のバーなんかでウイスキーの水割りを頼むと、「ジャパニーズ・クール!」なんて思われるかも。

 

↓水割り用におすすめの「ミネラルウォーター」です。

 

水割りの良いところは、アルコールの刺激がすくなくて飲みやすいところ。ハイボールと同じですが、食前~食後までいつでも飲めるところ。とくに、食事とのマリアージュの点で優れています。

全ての料理との相性がよいですから、食事中のウイスキーの飲み方としては一番おすすめですね。

 

ウイスキー おすすめの飲み方は?バーテンダーが教える6種を解説!⑤トワイスアップ

ウイスキーの香りを最大限に活かした、プロも実践している飲み方。

<飲み方・作り方>

  1. スニフター(ストレート用グラス)にウイスキーを注ぐ。
  2. ウイスキーと同量の常温の水をいれる。
  3. グラスを手に持ち、スワリング(グラスをくるくると回してウイスキーと水を合わせること)する。

飲み方は、ストレートと同じように口に少量ずつ含んで飲みます。ポイントは常温の水を使うことです。冷たい水だとウイスキーの香りが閉じてしまうからです。

 

トワイスアップはストレートと同じように、ウイスキーの本来の味わいがたのしめるのでおすすめです。トワイスアップという飲み方は、ウイスキーの商品開発をする「ブレンダー」がウイスキーの香りを判別するために使う飲み方です。

ウイスキーと水を1:1で割ると、アルコール度数は20%~25%程度になります。じつはこのアルコール度数こそが、ウイスキーの香りを一番感じとれる状態なのです。

 

↓トワイスアップを作るときに使う計量器「ジガー」です。

 

私の場合は、まずはストレートでウイスキーを注文して、残り3分の1くらいになったら、自分で水をいれてトワイスアップを作ります。そうすると、ストレートでは感じることができなかったアロマを発見できるのです。

トワイスアップはウイスキーのプロも実践している飲み方ですから、試したことのないかたは是非とも挑戦してみてください。「ストレート」に次いで、おすすめするウイスキーの飲み方ですね。

 

ウイスキー おすすめの飲み方は?バーテンダーが教える6種を解説!⑥お湯割り(ホットウイスキー)

香りが爆発!寒い日にのみたい…

<飲み方・作り方>

  1. ホット用のタンブラーやカップにウイスキーを注ぎます。
  2. 熱湯をお好みの量入れて、2、3回軽く混ぜます。

お湯の温度は90℃~80℃くらいがいいと思います。

熱すぎるとアルコールと一緒に、ウイスキーの香りも抜けてしまうからです。

 

お湯割りは、正直に言うとほとんど頼まれたことがありません。ですが、昔から飲まれてきたスタンダードなウイスキーの飲み方です。

 

ユースケ
ユースケ

バーでは空調が効いていますから、冬でも「寒いから…ホットウイスキーで!」とはあまりならないみたいですね。

 

↓ウイスキーホットを飲む時のおすすめ耐熱グラスです。

 

ホットウイスキーの良いところは、香りの出かたが半端なく強いところです。

私の経験上、特にすごいのがアイラ島の癖のあるスコッチウイスキーです。もともと香りが強いウイスキーなのですが、普段よりもさらに強烈な消毒液の香りが店内中に充満しました!例えるならタバコやシガーの香り以上に強くて、そのときは、病院の待合室よりも、消毒液の香りが強いレベルでした。

ウイスキーの香りをダイレクトに感じとれる飲み方が、ウイスキーのお湯割り(ホットウイスキー)です。ちょっと寒い日に、バーやご自宅で。あとはアウトドアでもおすすめの飲み方ですね。

 

ウイスキー おすすめの飲み方は?バーテンダーが教える6種を解説!その他(ミスト・ハーフロック・ウイスキーフロート)

他にはこのような飲み方があります。

  • ミスト

クラッシュアイスにウイスキーをいれて飲むスタイルです。

ごめんなさい。個人的にはオススメしないです。小さい氷の粒が口に入ったりするのがあんまり好きではないからです。冷たくウイスキーを飲むなら「オンザロック」でいいと思っています。

 

  • ハーフロック

「オンザロック」にウイスキーと同量の水を加えて作ります。ウイスキー1:水1の「濃い水割り」とも言えます。ロックだときつい…水割りだと薄い…そんな気分の時はハーフロックも有りだと思いますね。

 

  • ウイスキーフロート

グラスに氷と水をいれて、その上にウイスキーを静かに注ぎます。ウイスキーと水を混ぜずに「層」を作って提供するスタイルのことです。最初は混ざっていない状態ですが、飲み続けることで次第にウイスキーと水が混ざっていき、味の変化を楽しめるというおもしろい飲み方です。

作るのが難しいので、まず最初はバーで注文して飲むのがいいと思います。

 

まとめ

ウイスキー おすすめの飲み方は?バーテンダーが教える6種を解説!

・ストレート(ニート) →この飲み方がいちばんウイスキーの味がわかる

・ハイボール →ウイスキーの種類や個性に限らず万能な飲み方

・オンザロック →ウイスキーの味が変化していくのを楽しめる

・水割り →食事中のウイスキーの飲み方としては一番おすすめ

・トワイスアップ →ウイスキーのプロも実践している飲み方

・その他 ミスト、ハーフロック、ウイスキーフロート

 

 

ウイスキーの飲み方は、人それぞれ違っていていいと思っています。

ただし、ウイスキーの種類や個性」によっては、最大限にその味わいを表現できない場合があります。そうならない為に、バーなどで初めて飲むウイスキーの場合は、おすすめの飲み方をバーテンダーに相談するのもありだと思います。

さいごに、バーテンダーの経歴9年の私が皆さんに伝えたいのは

ウイスキーの飲み方は、飲むウイスキーの銘柄を決めるのよりも重要であること!

よく考えて、ウイスキーの飲み方を決めてくださいね!この記事が参考になってくれたらうれしいです。ご自身にあう飲み方で、素敵なウイスキーライフを送ってください!

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーによって幸せになることを願っています。最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、また。

 

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