【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティ(SMWS)のおすすめウイスキー25選

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

今回はバーホワイトオークで飲むことのできる、ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ(SMWS)のおすすめボトルを25本ご紹介致します。

ソサエティのウイスキーが好きな方、興味があるけど会員になっていない方、幽霊会員で最近リリースされたボトルを知らない方などにおすすめの内容です。

ソサエティにご興味のあるかたは是非ご覧ください。

 

ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ(SMWS)とは?↓

 

SMWS公式HP↓

 

 

  1. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティ(SMWS)のおすすめウイスキー25選
  2. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 135.46 IN CASE OF APOCALYPSE: BREAK SEAL / 黙示録の場合:封印解除
  3. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 26.178 GRANNY SMITH’S SILK SCARF / グラニースミスのシルクスカーフ
  4. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 53.405 Iodine ice cream
  5. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 4.287 THOR’S SLAMMER / 雷神のショットグラス
  6. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 5.84 MANGO PIZZAZZ / エネルギッシュなマンゴー
  7. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 37.122 BLACK MAGIC / 魔術
  8. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 37.134 PHEASANT BANANA / キジとバナナ
  9. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 35.297 BLACKBERRYING IN THE WOOD / 森の中のブラックベリー
  10. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 3.341 SPIRIT OF GRATITUDE AND BENEVOLENCE / 感謝と博愛の心
  11. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS DESTILLERY 3 RARE RELEASE FRUITY TIME TRAVEL / フルーティーなタイムトラベル
  12. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 24.155 AN OFFALY GOOD DRAM / とても良い一杯
  13. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS DESTILLERY 24 RARE RELEASE MASSIVE OAK EXTRACTION / オーク‼
  14. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 38.29 LUST FOR MUST / ブドウ果汁の切望
  15. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 130.7 SINGS LIKE SUMMER! / 夏のような歌声!
  16. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 9.237 REFILL YOUR MIND / 心を満たす
  17. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 93.191 HUMDINGER! / すごいやつ!
  18. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 39.225 EASY OVER / 気楽な一品もの
  19. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 42.78 HIKING THROUGH WOODS AFTER DARK / 日没後の森をハイキング
  20. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS B5.7 SPECULOOS COOKIE BUTTER ICE CREAM / スペキュロス・クッキーバター・アイスクリーム
  21. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 28.74 Default to the malt / モルト・デフォルト
  22. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 73.132 As nature intended / 自然のままに
  23. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 35.309 DARWIN’S TIPPLE / ダーウィンの一杯
  24. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 16.76 PEAT-SMOKED PORTER / ピートスモークポーター
  25. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 135.44 LAST SEEN WANDERING INTO THE WOODS / 森の中に迷い込んだラストシーン
  26. 【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS G10.38 INCEPTION / インセプション
  27. BAR WHITE OAK | 店舗概要

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティ(SMWS)のおすすめウイスキー25選

  1. SMWS 135.46 IN CASE OF APOCALYPSE: BREAK SEAL / 黙示録の場合:封印解除
  2. SMWS 26.178 GRANNY SMITH’S SILK SCARF / グラニースミスのシルクスカーフ
  3. SMWS 53.405 Iodine ice cream
  4. SMWS 4.287 THOR’S SLAMMER / 雷神のショットグラス
  5. SMWS 5.84 MANGO PIZZAZZ / エネルギッシュなマンゴー
  6. SMWS 37.122 BLACK MAGIC / 魔術
  7. SMWS 37.134 PHEASANT BANANA / キジとバナナ
  8. SMWS 35.297 BLACKBERRYING IN THE WOOD / 森の中のブラックベリー
  9. SMWS 3.341 SPIRIT OF GRATITUDE AND BENEVOLENCE / 感謝と博愛の心
  10. SMWS DESTILLERY 3 RARE RELEASE FRUITY TIME TRAVEL / フルーティーなタイムトラベル
  11. SMWS 24.155 AN OFFALY GOOD DRAM / とても良い一杯
  12. SMWS DESTILLERY 24 RARE RELEASE MASSIVE OAK EXTRACTION / オーク‼
  13. SMWS 38.29 LUST FOR MUST / ブドウ果汁の切望
  14. SMWS 130.7 SINGS LIKE SUMMER! / 夏のような歌声!
  15. SMWS 9.237 REFILL YOUR MIND / 心を満たす
  16. SMWS 93.191 HUMDINGER! / すごいやつ!
  17. SMWS 39.225 EASY OVER / 気楽な一品もの
  18. SMWS 42.78 HIKING THROUGH WOODS AFTER DARK / 日没後の森をハイキング
  19. SMWS B5.7 SPECULOOS COOKIE BUTTER ICE CREAM / スペキュロス・クッキーバター・アイスクリーム
  20. SMWS 28.74 Default to the malt / モルト・デフォルト
  21. SMWS 73.132 As nature intended / 自然のままに
  22. SMWS 35.309 Glen Moray DARWIN’S TIPPLE / ダーウィンの一杯
  23. SMWS 16.76 Glenturret PEAT-SMOKED PORTER / ピートスモークポーター
  24. SMWS 135.44 Loch Lomond LAST SEEN WANDERING INTO THE WOODS / 森の中に迷い込んだラストシーン
  25. SMWS G10.38 Strathclyde INCEPTION / インセプション

 

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 135.46 IN CASE OF APOCALYPSE: BREAK SEAL / 黙示録の場合:封印解除

SMWS 135.46 IN CASE OF APOCALYPSE: BREAK SEAL / 黙示録の場合:封印解除

  • 蒸溜所:ロッホローモンド(インチモーン)
  • 熟成年数:8年
  • 蒸留年:2013
  • 熟成樽:2nd Fill Barrel
  • 後熟樽:Bourbon
  • 地域:Highland
  • ボトリング本数:214
  • アルコール度数:61.1%

南ハイランドにあるロッホローモンドは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの両方を製造しており、個性的な原酒を多彩に造り分けている複合蒸留所です。

モルトウイスキーに関しても、ノンピートからヘビリーピーテッドまで、全くと言っていいほど異なるタイプの原酒造りを行っており、タイプによってシングルモルトの名称を変えています。

 

 ロッホローモンド蒸留所シングルモルトの名称一覧

・LOCH LOMOND(ロッホ・ローモンド):ノンピーテッド
・INCHMURRIN(インチマリン):ノンピーテッド ローモンドスチルに似た特殊な蒸留器を使用
・GLEN DOUGLAS(グレン・ダグラス):7つの中で生産量が最も少ない
・OLD RHOSDHU(オールド・ロスドゥー):リトルミルに似ているような…
・CRAIGLODGE(クレイグロッジ):ヘビリーピーテッド フェノール値20pm
・INCHMOAN(インチモーン):ヘビリーピーテッド フェノール値20pm
・CROFTENGEA(クロフテンギア):ヘビリーピーテッド フェノール値40ppm

「SMWS 135.46」は、ヘビリーピーテッドタイプの「インチモーン」。インチモーンのフェノール値は20ppmが基本とされていますが、実際の数値はわかりません。

アイラ島のボウモアは、フェノール値20~25ppmで仕込まれていますが、「SMWS 135.46」はボウモア以上にピーティーで荒々しい個性を持っています。

フェノール値は、あくまでも仕込み段階のモルトの数値ですから、製造と熟成を経て増減するため、ウイスキーのクセを表す絶対的な数値とは言えませんね。

公式テイスティングコメントでは、

床洗浄剤、病院の廊下、釣り用の長靴、海水、エンジンオイル、高級キャビア、熱いスチールウール、アニスの蒸溜酒を混ぜたモルトビネガー

といった、スコッチウイスキーでなければ飲むことをためらってしまうような個性的すぎるワードの数々。単にスモーキーなだけでなく、化学製品っぽさと熟成の未熟さを感じる独特な味わいです。

「SMWS 135.46」以外のインチモーンも飲んだことがありますが、ここまで激しくはありませんでした。

荒々しい原酒を平然とボトリングできるもの、ソサエティならではですね。

 

オフィシャルボトル「インチモーン12年」↓

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 26.178 GRANNY SMITH’S SILK SCARF / グラニースミスのシルクスカーフ

SMWS 26.178 GRANNY SMITH’S SILK SCARF / グラニースミスのシルクスカーフ

  • 蒸溜所:クライヌリッシュ
  • 熟成年数:9年
  • 蒸留年:2011
  • 熟成樽:2nd Fill Barrel
  • 後熟樽:Bourbon
  • 地域:Highland
  • ボトリング本数:252
  • アルコール度数:58.7%

公式テイスティングコメントには、

白樺の樹液、ホワイトチョコレートとカスタードパウダーの甘さ、リンゴ、オレンジ、バナナに囲まれた果樹園のフルーツ

と記載があります。たしかに、「SMWS 26.178」は典型的なフルーティー主体のクライヌリッシュといった感じ。9年物の割には飲みごたえがあります。

後熟にバーボンカスクを使用していますが、樽からのフレーバーが強く出すぎている訳でもなく、バランスは整っています。

加水するとトロピカルなニュアンスが表に現れ、妖艶な印象。ストレートかトワイスアップで飲みたいですね。

 

オフィシャルボトル「クライヌリッシュ14年」はこちら↓

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【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 53.405 Iodine ice cream

SMWS 53.405 Iodine ice cream

  • 蒸溜所:カリラ
  • 熟成年数:8年
  • 蒸留年:2013
  • 熟成樽: Ex-bourbon hogshead
  • 後熟樽:1st-fill ex-Oloroso hogshead
  • 地域:Islay
  • ボトリング本数:304
  • アルコール度数:58.7 %

「SMWS 53.405」のタイトル「Iodine ice cream」は、訳すと「ヨウ素アイスクリーム」という意味。

熟成樽からのバニラっぽさと、カリラのピーティーでスモーキ―なフレーバーは、たしかにヨウ素とアイスクリームを合わせたような個性。

ソサエティの「タイトル」に関しては、あまりにも「ポエム」っぽすぎていることから、ウイスキーの個性とは関係ないのでは?といった声をよく耳にします。しかしこのタイトルに関しては納得できます。久しぶりに納得できたタイトル(笑)

後熟にオロロソシェリーホグスヘッドを使用しており、ピーティーさの中にもフルーティーなニュアンス。8年物のカリラとは思えないボリュームに感じます。

 

オフィシャルボトル「カリラ12年」はこちら↓

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【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 4.287 THOR’S SLAMMER / 雷神のショットグラス

SMWS 4.287 THOR’S SLAMMER / 雷神のショットグラス

  • 蒸溜所:ハイランドパーク
  • 熟成年数:11年
  • 蒸留年:2009
  • 熟成樽:1st Fill Barrel
  • 後熟樽:Bourbon
  • 地域:Islands
  • ボトリング本数:254
  • アルコール度数:62.8%

ハイランドパークらしさもありますが、どことなくハイランドパークっぽくない一面もあるのが「SMWS 4.287」。シングルカスクの個性というものを考えさせられる1本です。

ハイランドパークのオフィシャルボトルといえば、独特なピーティーさにシェリーカスクの風味が絶妙に混じり合った味わいが特徴ですが、「SMWS 4.287」はファーストフィルのバーボンバレルで熟成させており、通常のオフィシャルボトルよりもよりもスムースでクリアな印象。

フィニッシュにもバーボンカスクを使用していますが、樽香を強く感じることはありません。複雑でソルティー。加水すると甘やかなアロマも。

オフィシャルボトルと比べるとクセはあります。他のアイランズモルトよりも重厚な印象があったハイランドパークですが、このボトルは一種の「軽快さ」というか、熟成の短さというか、少しつかみどころの無い部分もあります。

ハイランドパークが好きの方には是非飲んでほしいですね。

 

オフィシャルボトルの「ハイランドパーク12年」はこちら↓

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 5.84 MANGO PIZZAZZ / エネルギッシュなマンゴー

SMWS 5.84 MANGO PIZZAZZ / エネルギッシュなマンゴー

  • 蒸溜所:オーヘントッシャン
  • 熟成年数:18年
  • 蒸留年:2003
  • 熟成樽:1st Fill Barrel
  • 後熟樽:Bourbon
  • 地域:Lowland
  • ボトリング本数:186
  • アルコール度数:54.67%

「SMWS 5.84」は、3回蒸留で造られているローランドのオーヘントッシャン。18年物はオフィシャルボトルでも存在していますが、それとも異なる個性を持っています。

タイトルの「MANGO PIZZAZZ / エネルギッシュなマンゴー」にもあるように、トロピカルなフレーバーがあります。また、3回蒸留ということもあってか、どことなく「ブッシュミルズ」の長期熟成に似ているような気がします。樽からのバニラ香のほか、円熟したフルーツとシトラス、バターケーキのような焼き菓子系のアロマも。

オーヘントッシャンのイメージが覆る1本。オフィシャルボトルのイメージは一旦忘れて、ゆっくりとお召し上がりください。

 

オフィシャルボトルの「オーヘントッシャン12年」はこちら↓

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 37.122 BLACK MAGIC / 魔術

SMWS 37.122 BLACK MAGIC / 魔術

  • 蒸溜所:クラガンモア
  • 熟成年数:16年
  • 蒸留年:2002
  • 熟成樽:EX-bourbon hogshead(13年)
  • 後熟樽:Heavy toast medium char New oak hogshead
  • 地域:Speyside
  • ボトリング本数:210
  • アルコール度数:57.1%

後熟に「チャーした新樽」を使用したスペイサイドのクラガンモア。オフィシャルボトルや他のボトラーズでも、新樽で熟成させたクラガンモアはほとんどありませんから、珍しいボトルと言えます。

「SMWS 37.122」のタイトルは「BLACK MAGIC / 魔術」。新樽でのフィニッシュが「魔術」と表現しているのでしょうか。たしかに、ホグスヘッドで13年熟成させたクラガンモアに対して、ミディアムチャーを施した新樽に詰め替えるといったことは、魔術的な発想なのかも。この辺の、大胆な樽使いもソサエティの魅力ですね。

公式テイスティングコメントに魅力的な文言が書かれているので、そのまま引用します。

[ノーズ]キャラメライズされた砂糖のアロマ、ヌガーを添えたホットココア、濃厚で整った香りはスパイシーパンプキンパイ、強烈なイチヂク、アプリコットとプルーンのケーキ。ほんの一滴程の加水でダムソンジャム、ダークフルーツローフ、サクサクのトフィとローストした砂糖がけキャロット。
[パレット]味わいはまったく違い、まず最初に灰と煙草、続いて糖蜜シナモンシロップをかけたパンケーキの甘い味わい。

 

オフィシャルボトル「クラガンモア12年」↓

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Cragganmore(クラガンモア)
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【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 37.134 PHEASANT BANANA / キジとバナナ

SMWS 37.134 PHEASANT BANANA / キジとバナナ

  • 蒸溜所:クラガンモア
  • 熟成年数:17年
  • 蒸留年:2003
  • 熟成樽:bourbon hogshead(15年)
  • 後熟樽:1st fill oloroso hogshead
  • 地域:Speyside
  • ボトリング本数:230
  • アルコール度数:55.7%

「SMWS 37.134」も上記と同じくクラガンモア。こちらはバーボンホグスヘッドで15年寝かせた後、ファーストフィルのオロロソホグスヘッドで後熟しています。

新樽でのフィニッシュもなかなか魅力的な味わいを生み出していますが、オロロソシェリーも全体に適度なボリュームを与えており、ホグスヘッド熟成の後に使用することでドライフルーツのような熟成感と複雑な余韻を生み出しています。

タイトルに書かれている「PHEASANT」は「キジ(鳥)」のこと。さすがのソサエティでも。鳥がタイトルにでてくることはめったにないことです(笑)公式テイスティングノートを読むと、どうやら「ジビエ」的な表現の一つとして「キジ」という言葉を使っているようです。

キジの肉自体は、ジビエのなかでもそこまでワイルドな印象はありませんから、「ちょっと野性的?」みたいなことでしょうか。クラガンモアの表現にキジがでてくるのはこれで最後であることを祈るばかりです(笑)

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 35.297 BLACKBERRYING IN THE WOOD / 森の中のブラックベリー

SMWS 35.297 BLACKBERRYING IN THE WOOD / 森の中のブラックベリー

  • 蒸溜所:グレンマレイ
  • 熟成年数:14年
  • 蒸留年:2007
  • 熟成樽:EX-bourbon hogshead(12年)
  • 後熟樽:1st fill shaved, toasted and re-charred seasoned PX sherry barrique
  • 地域:Speyside
  • ボトリング本数:297
  • アルコール度数:53.8%

「SMWS 35.297」はやや特殊な樽で後熟したグレンマレイの14年物。

後熟樽は極甘口のシェリー「ペドロヒメネス」のバリック。バリックはワインを熟成させる小樽(225ℓが一般的)のことなので、通常のシェリーカスクの半分ほどのサイズでつくられた「PXバリックカスク」ということになります。

さらに、そのPXバリックの内側を「shaved(削る)」し、「toasted and re-charred(トーストとチャー)」の処理を施した樽を使用。シェリータイプの樽は、組み替えるときに熱処理(トースト)をしますが、バーナーで炙る「チャー」をすることはあまりないので、一般的なスコッチの熟成には使われていない特殊な樽と言えます。

「SMWS 35.297」のタイトルは「BLACKBERRYING IN THE WOOD / 森の中のブラックベリー」。スーパーで売っているブラックベリーではなく、森の中で自然に存在している、野性味あふれるブラックベリーを表現しているのでしょうか。

実際はそこまでワイルドな印象はなく、フレッシュフルーツとチョコレート菓子のような甘やかな風味。クセが少なく飲みごたえのあるグレンマレイです。

 

オフィシャルボトル「グレンマレイ12年」はこちら↓

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グレンマレイ
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【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 3.341 SPIRIT OF GRATITUDE AND BENEVOLENCE / 感謝と博愛の心

SMWS 3.341 SPIRIT OF GRATITUDE AND BENEVOLENCE / 感謝と博愛の心

  • 蒸溜所:ボウモア
  • 熟成年数:18年
  • 蒸留年:2004
  • 熟成樽:2nd Fill Bourbon Hogshead
  • 後熟樽:なし
  • 地域:Islay
  • ボトリング本数:132
  • アルコール度数:56.2%

「SMWS 3.341」はアイラ島のボウモア。アイラ島のウイスキーはソサエティの中でも非常に人気があり、特にボウモアは抽選販売になるほど注目されています。

ちなみに、ソサエティの「番号」についてですが、「整数(小数点の左側)」は、その蒸留所がソサエティからリリースされた順につけられています。つまり、ボウモアのナンバー「3」は、ソサエティとしては3番目にリリースされた蒸留所ということ。

ナンバー1のグレンファークラス、ナンバー2のグレンリベットに次いで、ソサエティとボウモアが古い関係であることがわかります。

そして「小数」の方は、対象の蒸溜所からこれまでリリースされた「回数」を表すもの。「SMWS 3.341」はボウモアとして341回目となるウイスキーになります。

「SMWS 3.341」はセカンドフィルのバーボンホグスヘッドで18年熟成。後熟は行っていませんが、非常に複雑。後熟は、ソサエティのウイスキーを語る上では魅力の一つですが、このボトルは出来が良ければ後熟が不要であることを教えてくれます。

スモーキ―さにトロピカルなアロマ。香水のような印象も。期待して飲んでも裏切られることはありません。

 

オフィシャルボトルの「ボウモア12年」はこちら↓

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BOWMORE(ボウモア)
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【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS DESTILLERY 3 RARE RELEASE FRUITY TIME TRAVEL / フルーティーなタイムトラベル

SMWS DESTILLERY 3 RARE RELEASE FRUITY TIME TRAVEL / フルーティーなタイムトラベル

  • 蒸溜所:ボウモア
  • 熟成年数:17年
  • 蒸留年:2004
  • 熟成樽:2nd Fill Bourbon Hogsheads
  • 後熟樽:なし
  • 地域:Islay
  • ボトリング本数:1326
  • アルコール度数:57%

「SMWS DESTILLERY 3 RARE RELEASE FRUITY TIME TRAVEL」はスコットランドのアイラ島で開催される「アイラフェス」向けにソサエティがボトリングしたもの。シングルカスクではなく、複数のセカンドフィルのバーボンホグスヘッドをヴァテッドさせています。

セカンドフィルのバーボンで寝かせたボウモアは、蒸溜所の基本的なスタイルがよく表れています。シェリーカスクのボウモアも素晴らしいのですが、絶妙なピートスモークとフルーティーさがバランスよく表れているのは、やはりバーボンカスクではないでしょうか。

口当たりは甘くてなめらか。加水するとトロピカルフレーバーが広がります。

申し分なく美味しいボウモア。タイトル通り「フルーティーなタイムトラベル」をお楽しみください。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 24.155 AN OFFALY GOOD DRAM / とても良い一杯

SMWS 24.155 AN OFFALY GOOD DRAM / とても良い一杯

  • 蒸溜所:マッカラン
  • 熟成年数:12年
  • 蒸留年:2008
  • 熟成樽:EX-Oloroso Butts(10年)
  • 後熟樽:1st fill Spanish oak Oloroso hogshead
  • 地域:Speyside
  • ボトリング本数:324
  • アルコール度数:63%

一言で表現するなら「濃すぎるマッカラン」。

「SMWS 24.155」はオロロソシェリーカスクで10年寝かせた後、ファーストフィルのシェリーホグスヘッドで後熟をしています。メインの熟成・後熟、共にシェリーカスクを使用しているため、シェリーカスク由来の風味がかなり強く反映されています。

そもそもシェリーカスクで熟成させた後、影響力の強いファーストフィル(1回目)のシェリーカスクでフィニッシュといった考え方がすごい(笑)公式のテイスティングコメントでも『シェリーが爆弾のように香る。』とありますが、決して過度な表現ではありません。

「とにかく濃いシェリーカスクが飲みたい!」といった方には絶対におすすめ。中毒になるようなリッチなテイスト。この味わいに慣れてしまうと後が怖い(笑)

タイトルの「AN OFFALY GOOD DRAM / とても良い一杯」も直球な感じで好き。ソサエティのタイトルネーミングは独特ですが、良いウイスキーには「SMWS 24.155」のように、シンプルでわかりやすい表現を使用することも少なくありません。

 

オフィシャルボトルの「マッカラン12年」はこちら↓

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS DESTILLERY 24 RARE RELEASE MASSIVE OAK EXTRACTION / オーク‼

SMWS DESTILLERY 24 RARE RELEASE MASSIVE OAK EXTRACTION / オーク‼

  • 蒸溜所:マッカラン
  • 熟成年数:14年
  • 蒸留年:2008
  • 熟成樽:1st fill hogsheads Spanish oak oloroso & refill butts American oak PX
  • 後熟樽:なし
  • 地域:Speyside
  • ボトリング本数:2554
  • アルコール度数:63%

「SMWS DESTILLERY 24 RARE RELEASE MASSIVE OAK EXTRACTION」はシングルカスクではなく、複数の樽をヴァッテッドしたマッカランの14年物。

先ほど紹介した「SMWS 24.155」ほど濃いシェリーではありませんが、タイトルが「MASSIVE OAK EXTRACTION / オーク‼」になっているだけあって、シェリーカスクの風味が非常に豊か。アメリカンオークのPXシェリーカスクがヴァッテッドされており、バニラやキャラメル、チョコレートのような濃厚なフレーバーを感じます。

オロロソシェリーのスパイシーさと甘やかなフルーツ香が見事に調和した、フルボディなマッカラン。ストレートで飲むのをおすすめしますが、重厚な味わいなのでロックにしても美味しいと思います。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 38.29 LUST FOR MUST / ブドウ果汁の切望

SMWS 38.29 LUST FOR MUST / ブドウ果汁の切望

  • 蒸溜所:キャパドニック
  • 熟成年数:25年
  • 蒸留年:1994
  • 熟成樽:2nd Fill Bourbon Barrel
  • 後熟樽:なし
  • 地域:Speyside
  • ボトリング本数:262
  • アルコール度数:53.2%

今回ご紹介したボトルの中では唯一の閉鎖蒸留所「SMWS 38.29」はキャパドニックになります。

セカンドフィルのバーボンバレルで25年寝かせた、貴重な長期熟成。ボトリングが262本と少ないのですが、シングルカスクではなく、いくつかの樽をヴァッテッドさせています。

ソサエティとしては38番目にボトリングされていながら、これまでのリリースはこのボトルを含めても29回目。2003年には蒸留所が閉鎖となっているため、ソサエティに限らずキャパドニックは貴重な存在です。2020年に「シークレット・スペイサイド・コレクション」として、初のオフィシャルボトルを発売していますが、原酒がどのくらい残っているのかわからないので、近い将来終売になってしまうでしょう。

口当たりは、さすが長期熟成といった感じ。なめらかでクリーミー。アルコール53度というのが噓のようです。余韻の長くて複雑。フルーティー、ハーブ、スパイス、バニラ、パヒューミー。

古き良きスパイサイドモルトの長期熟成。25年前を思い出しながらゆっくりと飲みたいウイスキー…

 

オフィシャルの「キャパドニック」はこちら↓

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【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 130.7 SINGS LIKE SUMMER! / 夏のような歌声!

SMWS 130.7 SINGS LIKE SUMMER! / 夏のような歌声!

  • 蒸溜所:秩父
  • 熟成年数:7年
  • 蒸留年:2014
  • 熟成樽:Refill Bourbon Hogshead
  • 後熟樽:なし
  • 地域:日本
  • ボトリング本数:303
  • アルコール度数:64.4%

ソサエティのウイスキーは「スコッチ」のイメージが強いと思いますが、日本の蒸溜所もちゃんとあります。「SMWS 130.7」は7回目のボトリングとなる、秩父蒸溜所のシングルモルトウイスキー。リフィルバーボンホグスヘッドで熟成させた7年物。

秩父蒸溜所の樽詰め度数は63.5%。7年の熟成を経ているのにも関わらず、アルコール度数は64.4%は驚きです。

秩父は寒暖差のある土地柄で、夏はかなり気温があがるため、エンジェルズシェアが多いというのは聞いていますが、樽詰め時よりもアルコールが高くなるというのは、乾燥している気候(樽の貯蔵場所)で熟成されていることになります。

秩父がそこまで乾燥しているようには思えませんが、アルコールが上がっている事実。こうした謎めいた樽こそが、ソサエティ側が選んでおきたい唯一無二の原酒であったりもします。

公式テイスティングコメントが日本人にもわかりやすい表現で書かれているので、少し長いのですが引用します。

[香り]リフィルウッドから作られたこのカルト的な蒸留酒の一例を味わうことができてとても満足した。最初の香りは、甘美なメープルシロップ、新しい革、ホワイトチョコレート、パイナップルゼリー、ワインガム、熟したグリーンメロンでいっぱい。その奥には、バニラ・スポンジケーキやニスを塗ったばかりの広葉樹の香りも感じられる。水分が果実味を進化させ、明らかにトロピカルな方向に向かわせる。トーストしたココナッツ、キウイ、マンゴー、フルーツサラダジュース。キャラメル・トフィーやレモン・メレンゲ・パイも感じられます。
[味わい]すっきりとした中に、最初に大きくたっぷりとしたスパイシーさが感じられ、次にドライアップルの輪切り、エルダーフラワーコーディアル、ココナッツシェービング、グアバジャム、タイガーバーム、繊細なメントールの爽やかさが感じられる。リダクションでは、ピーカンパイ、パウダージンジャー、フルーティーなピンクペッパーコーン、ピーチシュナップス、煮詰めたライムのお菓子とともに、わずかにハーブの香りが感じられる。この特別な表現は、コンチェルト大麦から蒸留されたものだからである。

ホグスヘッドは、秩父蒸溜所が最も大事にしている基本のスタイル。その中でも「SMWS 130.7」は個性的な樽をボトリングしており、セカンドフィルであってもフレーバーは豊かです。

希少な秩父蒸溜所のシングルカスクを、バーホワイトオークでぜひお楽しみください。

 

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 9.237 REFILL YOUR MIND / 心を満たす

SMWS 9.237 REFILL YOUR MIND / 心を満たす

  • 蒸溜所:グレングラント
  • 熟成年数:13年
  • 蒸留年:2008
  • 熟成樽:2nd Fill Barrel  Bourbon
  • 後熟樽:なし
  • 地域:Speyside
  • ボトリング本数:135
  • アルコール度数:55.2%

グレングラントの13年物。バランスのとれた王道のバーボンバレル熟成。

香りはハチミツ、青りんご、洋梨、マスカット、石鹸、バニラ、シュガーコーティングしたシリアル。口に含むと甘くてフルーティー。徐々にドライ。かすかにピート。モルトスナック。加水するバナナチップス。シフォンケーキ。後半は麦芽の風味が豊かで余韻は中程度。

王道のスペイサイドモルトらしい個性。ただし甘みは強い方です。「樽香主体」ではなく、モルト本来の個性も感じるデリケートさもありますが、わずかな加水ではバランスが崩れることはありません。

グレングラントは樽をがっつり利かせたものより、このウイスキーのように「セカンドフィル(2回目)」の樽を使って、やや控えめに樽の風味を付けたほうが個性が引き立つような気がします。

副題は「REFILL YOUR MIND / 心を満たす」。ソフトな一面は、副題の通りかもしれません。

ストレートでお楽しみください。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 93.191 HUMDINGER! / すごいやつ!

SMWS 93.191 HUMDINGER! / すごいやつ!

  • 蒸溜所:グレンスコシア
  • 熟成年数:8年
  • 蒸留年:2013
  • 熟成樽:1st Fill Barrel Bourbon
  • 後熟樽:なし
  • 地域:Campbeltown
  • ボトリング本数:242
  • アルコール度数:60.9%

スコットランドで最も注目されているウイスキーの生産地域「キャンベルタウン」。その代表格であるグレンスコシア蒸留所の8年熟成。

グレンスコシアは基本的にノンピート麦芽で仕込まれていますが、ヘビリーピーテッド麦芽での仕込みも一部行われています。「SMWS 93.191」はノンピートタイプ。キャンベルタウンモルトらしい潮気を感じます。

香りはメープルシロップ、ハチミツ、オレンジ、カシスリキュール、バニラ、少し石油。
口に含むとモルティーでドライ。スパイス―で複雑。ややアルコールがたっています。
加水すると香りが開き、マスカット、洋梨、フルーツキャンディー。余韻はドライでクリア。オイリーさと独特な潮気。

オフィシャルボトルのグレンスコシアと比べると、刺激的でパワフル。加水後も骨格がしっかりしています。熟成年数の未熟さを感じますが、若いモルトの個性も決して悪くありません。グレンスコシアっぽくないけど、キャンベルタウンっぽい感じはでている!?ような…

ストレートで加水しながら。トワイスアップでもおいしいと思います。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 39.225 EASY OVER / 気楽な一品もの

SMWS 39.225 EASY OVER / 気楽な一品もの

  • 蒸溜所:リンクウッド
  • 熟成年数:10年
  • 蒸留年:2011
  • 熟成樽:2nd Fill Barrel Bourbon
  • 後熟樽:なし
  • 地域:Speyside
  • ボトリング本数:204
  • アルコール度数: 60.6%

「SMWS 39.225」はリンクウッドの10年物。60.6%ですが、ハイプルーフを感じさせない、なめらかな1本。

香りはハチミツ、バタークリーム、ブルーベリー、甘草、青りんご、バームクーヘン、レモングラス。口に含むとフローラル。ややクリーミーでドライ。中盤以降に若干のピーティーさ。リンクウッドらしい個性です。

フィニッシュにかけてもドライでフレッシュ。余韻は中程度。加水後はフルーティー。キャンディーのような甘やかさもあります。

アルコール度数60%ですが、割と飲みやすくてバランスのとれた1本。勿体ないですが、ハイボールにしても美味しそう。

でもおすすめの飲み方はストレートです。加水しながらお楽しみください。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 42.78 HIKING THROUGH WOODS AFTER DARK / 日没後の森をハイキング

SMWS 42.78 HIKING THROUGH WOODS AFTER DARK / 日没後の森をハイキング

  • 蒸溜所:トバモリー
  • 熟成年数:15年
  • 蒸留年:2006
  • 熟成樽:ファーストフィルのバーボンホグスヘッド
  • 後熟樽:なし
  • 地域:アイランズ(マル島)
  • ボトリング本数:276
  • アルコール度数: 56.3%

ソサエティでは「トバモリー」と、同蒸留所の造るはスモーキータイプ「レダイグ(42)」は、ウイスキー個性は全く異なっているものの、同じ蒸留所コードでボトリングされています。中身がトバモリー(ノンピート)か、レダイグ(ピーテッド)なのかは、テイスティングコメントをしっかりと呼んで予測する必要があります。

以下はソサエティ公式のテイスティングノートです。

香りは、だぶだぶのレザーブーツ、お菓子屋さんの木の棚、ワックスペーパーと塩漬け餅、ヌガーとウイスキーババなど、さまざまな印象が混ざり合っている。味わいはフルーティーな甘さ(桃のシロップ漬け、デーツ、レーズン)から始まり、ブランデーバター、塩キャラメル入りダークチョコレート、最後はドライウッド、レザー、塩ハチミツで締めくくられる。加水すると、香りは湿った毛織のジャンパー、缶詰のパイプタバコ、秋の森を照らすパラフィンランプが感じられる。味わいは、フラットコーラとイチジク、バニラとチェリーのチョコレート、海藻と塩辛い流木のヒントが組み合わさっている。

このコメントを見る限り、スモーキーなフレーバーがあるようには感じません。

ウイスキーの個性としても、公式の言う通りフルーティーな甘さが引き立っています。

中盤以降はドライに変化しますが、その甘い香りでトバモリーに惹きつけられるかもしれません。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS B5.7 SPECULOOS COOKIE BUTTER ICE CREAM / スペキュロス・クッキーバター・アイスクリーム

SMWS B5.7 SPECULOOS COOKIE BUTTER ICE CREAM / スペキュロス・クッキーバター・アイスクリーム

  • 蒸溜所:ジョージディッケル
  • 熟成年数:6年
  • 蒸留年:2016
  • 熟成樽:バーボン
  • 後熟樽:なし
  • 地域:テネシー州
  • ボトリング本数:210
  • アルコール度数: 63%

当店初のソサエティリリース「バーボンウイスキー」。

以下はソサエティ公式のテイスティングノート。B5.7はテネシー州のジョージ・ディッケル蒸留所。

テネシー州のバーボンウイスキーといえば「ジャックダニエル」が圧倒的な地位を築いていますが、ジョージディッケルも有名な造り手です。

ジャックダニエルと同様に、テネシーウイスキー伝統の「チャコールメローイング」を行っていますが、そのろ過製法はジャックと異なっていることから、ホワイトドッグ(原酒)の質は大きく変わっています。

以下はソサエティ公式のテイスティングノートです。

最初の印象はかなりシャイに感じたが、実際は違った。クラシックなシュークリーム、シナモンレーズンのベーグル、アニスの香り、軽くスモークしたチーズ、新鮮な海の空気、白樺の木の樹液と多彩な香り。味わいはスパイシーさから始まり、長期樽熟成の赤ワインのようなドライな口当たりが続き、生ハム、ナツメグ、バニラ、ジンジャー、醤油へと変化する。加水すると、2種のアイスクリームが現れ、ひとつはラムレーズン、もうひとつはキャラメリゼしたクッキーバターに粗く砕いたスペキュロスビスケットを添えたもの。加水した味わいは、シャンティクリームとレーズンが入ったラムババ、フィニッシュにはスパイシーで甘いウッドスモークがほのかに香る。

最初は「シャイ」というのは少し面白い表現ですが、同感です。やや香りを嗅ぎとりにくい一面があります。徐々に開いていくのと、口に含んだ時の印象はまた別物。

当店にはオフィシャルボトルの「ジョージディッケル12年」もご用意していますので、ぜひ飲み比べてみてください。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 28.74 Default to the malt / モルト・デフォルト

SMWS 28.74 Default to the malt / モルト・デフォルト

  • 蒸溜所:タリバーディン
  • 熟成年数:9年
  • 蒸留年:2012
  • 熟成樽:ファーストフィルのバーボンバレル
  • 後熟樽:なし
  • 地域:ハイランド
  • ボトリング本数:201本
  • アルコール度数:60%

タリバーディンの9年物。蒸留所の個性も感じ取れる、ちょうどいい酒齢です。

タリバーディンのオフィシャルボトルはノンピート麦芽を使用し、1stフィルのバーボン樽で熟成するのが基本ですが、 このウイスキーも同じような条件で熟成しています。

王道のタリバーディンから外れることもなく、爽快でスッキリとした味わい。

「モルト・デフォルト」というタイトルもうなずける1本。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 73.132 As nature intended / 自然のままに

SMWS 73.132 As nature intended / 自然のままに

  • 蒸溜所:オルトモア
  • 熟成年数:10年
  • 蒸留年:2011
  • 熟成樽:ファーストフィルのバーボンバレル
  • 後熟樽:なし
  • 地域:スペイサイド
  • ボトリング本数:228本
  • アルコール度数:62.9%

オルトモアはハイランドの中でも比較的穏やかで、ブレンデッド用のモルトウイスキーとしては優れた個性をもっています。実際に「ジョニーウォーカー」や「VAT69」などの主要モルトとなっており、シングルモルトとしては落ち着きがあり過ぎるためか、やや窓際のポジションにいるような感じもします。

ソサエティのオルトモアを飲むのは初めてでしたが、結論としてはオルトモアらしいオルトモアでした。ある意味期待を裏切らず、アルコール度数こそ強いのですが、加水後に飲むと本来の個性を失っていないことが分かります。

加水後はなめらかになり、スイートなアロマとモルティーな風味。中盤以降もスッキリとドライ。タイトルの「自然のままに」がまさに的確な表現です。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 35.309 DARWIN’S TIPPLE / ダーウィンの一杯

SMWS 35.309 DARWIN’S TIPPLE / ダーウィンの一杯

蒸溜所:Glen Moray グレンマレイ
熟成年数:9年
蒸留年:2012
熟成樽:ファーストフィルのバーボンバレル
後熟樽:なし
地域:スペイサイド
ボトリング本数:226本
アルコール度数:60.3%

ファーストフィルのバーボン樽で熟成させた、クラシックなタイプのグレンマレイ。

アルコール度数60%の設定は、ソサエティとして珍しい訳ではありませんが、いくら9年熟成だからといっても、ここまで度数の高いグレンマレイは少ないかもしれません。

加水すると香りは更に伸びるので、ゆっくりとお楽しみください。

[香り] 柑橘系の入浴剤から始まり、洗濯した布、パイナップルキャンディ、メロンリキュール、暖かい杉の木と進化していく魅力的な香り。ヘザーの花と苔の香りもある。加水すると、大麦の糖分、レモン水、モルトエキス、花粉、金柑など、よりバター風味で甘味を感じる。
[味わい] 口に含むと、クリーミーなギネスの泡、甘いデザートワイン、カルバドスで焼いたイエロープラム、マシュマロ、アプリコットジャム、バニラカスタードのようなものが感じられる。加水すると、レモンバーベナ、ヨモギ、ティーツリーオイルなど、よりハーブの香りが感じられる。さらに、フルーツスコーンミックス、バナナブレッド、フルーティーなミューズリーなど、より軽快な印象のものもある。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 16.76 PEAT-SMOKED PORTER / ピートスモークポーター

SMWS 16.76 PEAT-SMOKED PORTER / ピートスモークポーター

  • 蒸溜所:グレンタレット Glenturret
  • 熟成年数:8年
  • 蒸留年:2013
  • 熟成樽:リチャード・リフィルホグスヘッド
  • 後熟樽:なし
  • 地域:ハイランド
  • ボトリング本数:206本
  • アルコール度数:63%

フェノール値80ppmのヘビリーピーテッドモルトで仕込まれたグレンタレットの8年物。

グレンタレットはノンピートが基本ですので、ピーテッドタイプは「ルーアックモア RUADH MAOR」と名称を変える形で、一部のボトラーズからリリースされています。

アイラモルトとは個性が違いますが、同レベルのスモーキ―さを有しており、ハイランドモルトとは思えない程のクセの強さ。

[香り]スモーカーで牛肉のブリスケットを焼き、カリカリの厚切りポテトとたっぷりのブラウンソースを加え、コクのあるピートスモークの黒ビールをタンカードで追加、まるで地上の天国のよう。
[味わい]口に含むと、濃く甘く、温かくスモーキーで、糖蜜、ピーナッツバター、チリバーベキューソース、ブラックパンのスライス。加水すると、ダークビターチョコレートとピスタチオを添えたピートの火で燻したバナナ。驚くほどソフトでスムース、ハニーナッツバーとスモークチョコレートムースが加わり、再びスモーキーさを感じるすばらしいクレッシェンド。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS 135.44 LAST SEEN WANDERING INTO THE WOODS / 森の中に迷い込んだラストシーン

SMWS 135.44 LAST SEEN WANDERING INTO THE WOODS / 森の中に迷い込んだラストシーン

  • 蒸溜所:ロッホローモンド Loch Lomond
  • 熟成年数:10年
  • 蒸留年:2011
  • 熟成樽:ファーストフィルのバーボンバレル
  • 後熟樽:なし
  • 地域:ハイランド
  • ボトリング本数:230本
  • アルコール度数:60.1%

正統派のロッホローモンド。10年熟成の割には、やや若い印象もありますが、加水するとそれなりに熟成感もあって、飲みやすくなります。

副題は「森の中に迷い込んだラストシーン」。ソサエティのボトルには、ムービータイトルっぽい副題がいろいろとありますね。

ラストには一体何があったのだろうか…(笑)

[香り]刻んだヘーゼルナッツ、レモンカード、ユーカリの樹脂、丸めたばかりのリノリウム、ハンドクリーム、白いマシュマロを思わせる、はっきり、しっかりとした豊かな香り。加水すると、ネクタリン、塩キャラメル、アマニ油、松の木、ハーブティーが現れる。複雑で、個性豊かで珍しい。
[味わい]シロップのようなリモンチェッロの香り、フィンガーライム、フルーティーなミューズリー、ドライアプリコット、パイナップル ジャムが加わる。加水すると、クロワッサンにマジパン、レモン咳止めドロップ、オリーブオイル、溶かしバターをもたらす。

 

【BARWHITEOAKで飲める】ソサエティのおすすめウイスキー|SMWS G10.38 INCEPTION / インセプション

SMWS G10.38 INCEPTION / インセプション

  • 蒸溜所:ストラスクライド Strathclyde(グレーンウイスキー)
  • 熟成年数:16年
  • 蒸留年:2005
  • 熟成樽:バーボンバレル
  • 後熟樽:セカンドフィルのヘビー・トースト・ミディアムチャー・ホグスヘッド
  • 地域:ローランド
  • ボトリング本数:126本
  • アルコール度数:61%

ストラスクライドは、グラスゴーに位置するグレーンウイスキーの蒸留所。1927年にシーガーエヴァンス社傘下のスコティッシュグレーン・ディスティリング社によって設立されました。

現在はペルノリカール社が所有しており、バランタインやシーバスリーガルのグレーン原酒を主に製造。年間の生産量は4000万リットル。

ストラスクライド蒸留所には、かつてモルトウイスキーの蒸留所である「キンクレイス」がありました。これは、1958年にシーガー・エバンス&ロングジョン社によって所有されていた時期に建設されています。1975年にはグレーンウイスキーの生産設備を重視するため、キンクレイスは閉鎖となっています。

「G10.38」は、11年間バーボン樽で熟成させ、セカンドフィルのヘビー・トースト・ミディアムチャー・ホグスヘッドで5年間の後熟を行っています。

スコッチのグレーンウイスキーは、長期熟成でも控えめの個性が多いなか、「G10.38」はモルトウイスキーにも劣らないフレーバーの豊かさ。

[香り]とてもリッチでフルーティーな香り。ドライココナッツ、シャンティクリーム、バニラカスタード、大麦レモン水、非常にエレガントなヘシアンの香り。加水すると、カラメル状のデメララ糖、糖蜜、焦がしたマシュマロ、軽くメンソールのようなニュアンスでラム酒のよう。
[味わい]ゆでたシナモンのお菓子、スパイスの効いたラテ、バナナとラム酒のカクテル、サルタナの砂糖漬け、焦がしたパイナップルとすっきりとした味わいからスタート。加水すると、とても柔らかくなり、ゴールデンシロップ、加糖ヒマワリ油、オートミールフラップジャック、バナナリキュールをかけたバニラアイスクリーム。

 

 

 

BAR WHITE OAK | 店舗概要

BAR WHITE OAK(バーホワイトオーク)
公式HP: https://whiteoak.bar
食べログ予約サイト(外部リンク)

〒104‐0061  東京都中央区銀座8-7-7 中央林ビル302
Tel:03-3572-6088
Mail:yusuke_kakizaki@whisky-taru-blog.com
営業時間
火~土 18:00〜3:00 日曜日 16:00〜23:00
毎週月曜定休

 

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