ウイスキー用語集 ま行

ウイスキー用語 「ま」

マリッジ

本来は「結婚」という意味だが、ウイスキーの世界では、原酒同士をブレンドした後、しばらく寝かせることをいう。時間をおくことで原酒が融合し、味わいが安定する。ブレンデッドウイスキーやバッテッドモルトなどでよく行われるが、最近ではシングルモルトでもマリッジすることが多い。

 

ウイスキー用語 「み」

水割り

ウイスキーを水で割ってつくるカクテル。「ウイスキー&ウォーター」のこと。日本人にとってはごく当たり前なウイスキーの飲み方であるが、海外ではあまり飲まれない。バーテンダーのなかでも「究極のカクテル」と言われるほど奥が深い。

 

ウイスキー用語 「む」

ムーンシャイン

禁酒法時代のアメリカで、密造酒のことを指す言葉として使われた。現在では蒸留直後のウイスキー(ニュートラルスピリッツ)という意味で使われる。

 

ウイスキー用語 「め」

 

ウイスキー用語 「も」

モルト

大麦麦芽のこと。大麦は「バーレイ」。

 

モルトウイスキー

大麦麦芽で作ったウイスキーのこと。一つの蒸留所のモルトウイスキーだけで作ったのもは「シングルモルトウイスキー」と呼ばれる。モルト同士のブレンドは「モルトブレンデッドウイスキー」になる。

 

モルティング

大麦麦芽を作る作業「製麦」のこと。大麦(バーレイ)から発芽大麦(グリーンモルト)にして、そこから乾燥させて大麦麦芽「モルト」の状態になる。

 

モルトスター

大麦麦芽(モルト)を作る製麦専門業者のこと。かつては精麦は人の手で行っていたが、重労働でコストもかかっていた。それが機械化によって、低コストで大量生産が可能になった。今ではほとんどのウイスキーがモルトスターがつくるモルトで作られている。イギリス国内に20か所以上、モルトスターの工場がある。

 

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