【4000円台】本格派!おすすめのジャパニーズ クラフトジン35選|2026年版

クラフトジン欅(けやき)

出典:https://miyagi-craft-gin.com/

クラフトジン欅(けやき)

究極の食中酒を追求する蔵元が放つ、食事を引き立てるジン

「クラフトジン欅(けやき)」は、世界的に高い評価を受ける日本酒、伯楽星(はくらくせい)を醸す新澤醸造店が、その哲学をジンの世界で具現化するために設立した、株式会社「MCG(MIYAGI CRAFT GIN)」が造るクラフトジンです。宮城県の県木である欅の名を冠したこのジンは、日本酒造りで培われた、食事に寄り添うという思想が徹底されています。

一般的にジンは香りが強く、単体で楽しまれることが多いお酒ですが、欅が目指したのはその逆。繊細な日本料理や、日々の食卓の味を壊すことなく、むしろ素材の旨みを引き出すための、究極の食中ジンとして設計されています。

宮城の風土を映し出す厳選されたボタニカル

このジンの骨格を成すのは、ジュニパーベリーとコリアンダーシードを除いた、宮城県産の厳選された4種の和素材。仙台の伝統野菜でもある、名取産のセリを採用。こちらは完全有機農法で栽培された新鮮なものを使用しています。セリ特有の清々しい苦味と青い香りは、特有の透明感をジンに与えます。

そこに、大河原町や柴田町産の完熟した柚子果皮の華やかさ、石巻市桃生(ものう)地区で育まれた日本最北限の茶葉である北上茶の深いコク、そして仙台市秋保産のメルローのブドウ果皮が加わることで、香りに立体感と奥行きをもたらしています。

MCGの革新的技術:フリーズ&ドリップ方式と個別蒸留の論理的融合

「クラフトジン欅(けやき)」の鮮烈な香りを支えるのは、香水や精密化学の領域に近い「フリーズ&ドリップ方式」という独自の抽出法です。

多くのジンが乾燥させたボタニカル(ジュニパーベリー等)を使用するのに対し、欅は地元・宮城県産のフレッシュな素材(柚子、生姜、茶葉、セリなど)を主役に据えています。素材は収穫後すぐにマイナス30°Cで急速凍結。この過程で細胞内の水分が膨張し、植物の細胞壁を内側から破壊します。

解凍時に細胞から溢れ出す濃厚なエキス(ドリップ)には、乾燥や加熱では決して得られない「生きた香り」が凝縮されています。これは、素材本来のみずみずしさを物理的に写し取るためのプロセス。「クラフトジン欅(けやき)」の風味に直結しています。

おすすめの楽しみ方

「クラフトジン欅(けやき)」が掲げる“食中酒”というコンセプトを楽しむなら、ジンソニックがおすすめです。欅一に対して、トニックウォーターと炭酸水をそれぞれ同量で合わせるスタイル。甘さが控えめになり、セリやお茶の清涼感がよりくっきりと感じられます。

よりドライに味わいたいなら、強炭酸のジンソーダも好相性。ボタニカルの輪郭がはっきりと立ち上がり、食事の味を邪魔しないすっきりとした一杯に仕上がります。あえてライムなどは加えず、宮城の素材がもつ個性をそのまま楽しむのがおすすめです。

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群緑(ぐんろく)

群緑(ぐんろく)

欅のDNAを極限まで凝縮した、至高のハイプルーフ・プレミアム

「群緑(ぐんろく)」は、前述した「クラフトジン欅(けやき)」の上位ラインとして誕生したプレミアム・クラフトジンです。製造元は、宮城県大崎市三本木に拠点を置く株式会社MCG。名前の由来は、欅の葉が幾重にも重なり、深い緑の群れを成す情景にあります。

スタンダードな「欅」が持つ食事への親和性を継承しつつ、アルコール度数を50%まで引き上げ、ボタニカルの配合比率を再構築することで、より鮮明な輪郭を持つ液体へと昇華させています。

同じ素材でありながら別格の深みを実現する再構築の技術

使用されている6種類のボタニカルの種類は、スタンダード版の「欅」と同一。しかし、50%という高いアルコール強度において、それぞれの香りが最も調和するように、素材の投入量と抽出バランスが専用に設計されており、欅と比べてもより丁寧な製品づくりがなされています。

「欅」がどんな食事にも寄り添う透明な名脇役であるのに対し、「群緑」は素材の生命力が力強く主張する、クラフトジンならではの華やかな存在感を放っています。特に名取産のセリや桃生産の北上茶が持つ和のハーブ感が、高アルコールによってさらに鮮やかに引き立てられており、一口含んだ瞬間に広がる香りは、明確な差異を感じさせるところ。

技術的背景には、「欅」と同様、MCG社独自のフリーズ&ドリップ方式がさらなる威力を発揮しています。フレッシュな素材を凍結し、細胞を壊してから抽出するこの手法は、アルコール度数が50%に達することで、精油成分の溶解効率が最大化。

味わいの構造は極めて重厚です。50%の度数による力強いアタックの直後、完熟柚子の華やかなアロマが広がり、中盤からはセリの青々とした清涼感とメルローのブドウ果皮の深みがボディを支えます。

おすすめの楽しみ方

和食に幅広く寄り添う「欅」に対し、「群緑」はその濃厚な香りを主役に楽しみたい一本です。

まずはソーダ割りで。柚子とブドウの華やかなアロマが軽やかに広がり、爽やかさの中にも奥行きのある味わいを楽しめます。気分をリフレッシュしたいときにもぴったりです。

さらに、ジントニックにするとスパイスの存在感がぐっと前に出ます。しっかりとした味付けのステーキや中華料理とも好相性で、料理の力強さに負けない一本として活躍します。

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田酒 クラフトジン 嘉利吉(かりゆし)

田酒 クラフトジン 嘉利吉(かりゆし)

  • メーカー・蒸留所:株式会社いずみや・那覇晴蒸留所
  • 生産地:沖縄県那覇市
  • 容量・アルコール度数:700ml・40%
  • ベーススピリッツ:サトウキビ由来のニュートラルスピリッツ、田酒
  • ボタニカル:ジュニパーベリー、シークワーサー(勝山産)、純黒糖(宜野座産)、ピィパーズ(島胡椒)、バタフライピー、コリアンダー
  • 楽天市場価格[2026年3月]:4,235円 送料別
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青森の「田酒」と沖縄が響き合う、色彩豊かなコラボレーション

「田酒 クラフトジン 嘉利吉(かりゆし)」は、青森県の老舗・西田酒造店と、千葉県の酒販店「いずみや」が沖縄に設立した「那覇晴蒸留所」との共同開発により生まれました。「嘉利吉(かりゆし)」は、沖縄の言葉で、めでたい、縁起が良いという意味を持ちます。那覇の国際通りに面した小さな蒸留所から、日本酒の魂と沖縄のテロワールを詰め込んだ新しい物語が発信されています。

田酒の旨みが宿るまろやかなボディ

最大のこだわりは、ベーススピリッツの一部に「田酒 特別純米酒」を使用しているところにあります。ジン特有のキレの良さの中に、日本酒由来のふっくらとした米の旨みと甘みが重なり、非常にまろやかな口当たりを実現しています。

本格的な純米酒をベーススピリッツに用いたジンは、ジャパニーズクラフトジンの中でも極めて稀な存在。単なる米原料のスピリッツとは異なり、純米酒ベースのジンには、日本酒特有のふくよかな甘みとまろやかな余韻が宿ります。

ジンの概念を「香りの酒」から「ベースの旨みと共に味わう酒」へと拡張するこのアプローチは、日本酒蔵の誇りが宿った、ありそうでなかった挑戦といえます。

ボタニカルには、沖縄県名護市勝山産のシークワーサーや、宜野座産の純黒糖、南城市産の島胡椒(ピィパーズ)など、厳選された沖縄の特産品を贅沢に使用しています。

無色透明ではない!魔法の色彩「コバルトブルー」

ただでさえ個性的なこのジンをさらに際立たせているのが、バタフライピー由来の鮮烈なコバルトブルーです。グラスの中で輝く青は、柑橘の果汁やトニックウォーターの酸性に触れると、魔法のように紫やピンクに変化。

青い海が夕焼けに溶けていく沖縄の空模様を写し取ったかのような色彩。他のジンでは生み出せないビジュアルです。

おすすめの楽しみ方

まずはジントニックで。バタフライピーが生み出す美しい色の変化を楽しめる、特別感のある一杯です。グラスの中でゆっくりと移ろう色合いが、ひとときを華やかに演出してくれます。

また、田酒の旨みを活かした設計だからこそ、シンプルなジンソーダもおすすめ。シークワーサーの爽やかな酸味とピィパーズのやさしいスパイス感が広がり、お刺身や焼き魚などの和食はもちろん、沖縄料理のような味わいの強い料理にも自然に寄り添います。食事とともに楽しみたい一本です。

 

ナンバーエイト ジン

ナンバーエイト ジン

  • メーカー・蒸留所:株式会社HUGE・NUMBER EIGHT DISTILLERY
  • 生産地:神奈川県横浜市(横浜ハンマーヘッド内)
  • 容量・アルコール度数:750ml・46%
  • ベーススピリッツ:ニュートラルスピリッツ(サトウキビ由来)
  • ボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、カルダモン、レモンピール、オレンジピール、コーヒー豆、アボカドの種(全8種類)
  • 楽天市場価格[2026年3月]:4,800円 送料無料
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横浜の海風を感じる、レストラン生まれの都会派ジン

「ナンバーエイト ジン」は、数多くの人気レストランを展開する「HUGE」が、横浜みなとみらいの新施設「横浜ハンマーヘッド」内のレストラン「QUAYS pacific grill」に併設した蒸留所で造るクラフトジンです。レストランの中に蒸留所があるという、世界でも珍しい都市型蒸留所から生まれるこのジンは、プロの料理人やバーテンダーの感性が凝縮された一本として知られています。

名前の由来は、厳選された8種類のボタニカルを使用していること、そして、蒸留所が位置する新港ふ頭の「8号岸壁」にちなんでいます。

レストランならではのアップサイクルという独創性

このジンの最大の特徴であり、世界的な評価を受ける理由となっているのが、レストラン経営で発生する副産物を活用した独自のボタニカル構成。アボカドの種は、同社系列のメキシカンレストランで毎日大量に使用されており、丁寧に乾燥させてから再利用します。ボタニカルとしては珍しい、アボカドの種が、ジンに独特のオイリーな質感と、ナッツのような深いコクを与えています。

その他、自社焙煎所「エイトコーヒー」で焙煎された新鮮なコーヒー豆も使用。ほのかな香ばしさと奥行きを演出。ジンにコクと深みを生み出しています。

定番のジュニパーベリーやシトラスの中に、これらレストラン発の素材が組み合わさることで、クリーンでありながらも驚くほどふくよかなボディが生まれています。その実力は、世界最高峰のジン品評会であるワールド・ジン・アワード(WGA)において、2024年にコンテンポラリースタイル部門の国別最高賞を受賞するなど、折り紙付き。

 

洗練された味わいと多機能なポテンシャル

「ナンバーエイト ジン」のベーススピリッツにはサトウキビ由来のものを使用しており、口当たりは非常にソフトで軽やか。フレッシュな柑橘の香りが先陣を切り、その後にコーヒーの香ばしさとアボカド由来のまろやかな余韻が静かに広がります。現場のバーテンダーがカクテルベースとしての使いやすさを徹底的に追求して設計したため、どのような割材とも調和する万能さを備えています。

おすすめの楽しみ方

レストランのテラスで海風に吹かれながら楽しむ一杯をイメージして造られたジン。まずはライムを軽く搾ったジンソーダやジントニックで、その世界観を体感してみてください。炭酸とともに広がるシトラスの爽やかさと、後口にほのかに残るコーヒーのニュアンスが、料理の味わいをぐっと引き立ててくれます。

また、オイル感のあるしっかりとしたボディを活かして、マティーニやギムレットといったショートカクテルに仕立てるのもおすすめ。凝縮感のある味わいが際立ち、より洗練された表情を楽しめます。

 

きよかわ ジン

きよかわ ジン

  • メーカー・蒸留所:きよかわ株式会社・飯山マウンテンファーム蒸留所
  • 生産地:長野県飯山市
  • 容量・アルコール度数:500ml・47%
  • ベーススピリッツ:自社農園(モストファーム)で栽培した大麦、米、小麦などを原料とする自社製スピリッツ
  • ボタニカル:ジュニパーベリー、山椒、柚子、紫蘇、クロモジ、その他非公開ボタニカル(野の花、ナッツなど)
  • 楽天市場価格[2026年3月]:4,262円 送料別
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雪国の農場から生まれる、真のファーム・トゥ・ボトル

「きよかわ ジン」は、長野県飯山市の厳しい自然環境の中で営まれる飯山マウンテンファーム蒸留所の代表作。イタリア人創業者のデビッド・トライアーノ氏が掲げる「ファーム・トゥ・ボトル(農場から瓶まで)」の哲学に基づき、原料となる穀物の栽培から蒸留、ボトリングまでの全工程を自社で一貫して行っています。

独自のベーススピリッツと飯山のテロワール

このジンの特徴として、ベーススピリッツそのものに対しての強いこだわりがあります。多くのジンが外部調達の中性スピリッツを使用する中、ここでは自社農園で育てた大麦や米、小麦を原料に、自らの手でスピリッツを製造。この穀物由来のベースが、ジンに柔らかな口当たりとクリーミーなコク、そして深い余韻を与えています。

ボタニカルには、飯山の森の息吹を感じさせるクロモジや山椒、紫蘇、そして華やかな柚子を採用。さらに飯山の野の花やナッツを隠し味に加えることで、多層的でエレガントな香りを実現しています。

 

世界が注視するウイスキー造りへの挑戦

飯山マウンテンファーム蒸留所は、ジンのみならず本格的なジャパニーズウイスキーの製造においても世界から熱い視線を浴びています。蒸留所内には、イタリアのフリッリ社にオーダーメイドした「森太郎」と「森姫」と名付けられた美しい銅製ポットスチルが鎮座しています。

ウイスキーの原料にも、過酷な寒さに耐えるよう地元研究者と共同開発した独自の六条大麦を使用。また、米を原料としたグレーンウイスキーの製造も行っています。

ウイスキーの熟成にはオロロソシェリー樽やマルサラワイン樽に加え、オレンジマーマレードをコンディショニングした極めて珍しい樽も使用。剣聖(Kensei)や野伏(Nobushi)といったブランド名で海外でも展開されており、2026年3月には初のシングルモルト「The Cask」を世界398本限定。

飯山の劇的な四季の寒暖差がもたらす深い熟成に、ウイスキーファンからの期待が高まっています。

おすすめの楽しみ方

「きよかわ ジン」の真髄である穀物の甘みとクロモジの香りを感じるために、ロックや少しの加水で味わってみてください。ソーダ割りにすれば、柚子の爽やかさが弾け、お刺身や天ぷらといった和食との相性抜群。

トニックで割れば、ナッツのような香ばしさとスパイスの複雑さがより一層際立ち、贅沢な一杯となります。

 

KOBE HERBAL GIN 白風

KOBE HERBAL GIN 白風

日本一の酒どころ、灘五郷の技が醸す神戸の風

「KOBE HERBAL GIN 白風(コウベハーバルジン しらかぜ)」は、創業280年を超える老舗・白鶴酒造が、日本酒造りで培った伝統技術を注ぎ込み、初めて製造に挑戦したクラフトジンです。名前には、白鶴の「白」と、神戸の街を吹き抜ける爽やかな「風」の意味が込められています。

2025年9月に全国発売が開始され、世界最高峰の酒類品評会であるIWSC 2025において、#02が銀賞、#01が銅賞を受賞するなど、初挑戦ながら世界にその実力を示しました。

対照的な二つの個性、それぞれの美学

このジンはタイプが2種類に分かれています。#01と#02が全く異なるボタニカル構成を持ち、それぞれが独自の個性を持っています。定価はどちらも3,900円(税別)で、4,000円台で購入可能です。

  • #01:穏やかで甘い休息の香り
    神戸産のイチゴとカモミールの優しい甘さに、ミントの清涼感が重なります。リラックスしたい午後のひとときや、デザート感覚で楽しむのにふさわしい、柔らかな質感が特徴です。
  • #02:凛として爽快なハーブの刺激
    青紫蘇、赤紫蘇、そしてバジルという、神戸が誇るフレッシュなハーブをふんだんに使用。キリッとした朝の空気のような爽快感があり、食欲をそそるスパイシーでグリーンの香りが際立ちます。

どちらも神戸の素材を主役に据えながら、全く別の角度から神戸の風景を表現しています。

 

日本酒蔵ならではの調和の技術

白鶴酒造の強みは、複数の原酒を組み合わせて理想の香味を作るブレンド技術。各ボタニカルに最適な条件で個別に蒸留された原酒を、醸造家が繊細なバランスで統合。さらに、日本酒の仕込み水と同じ六甲山系の伏流水で度数調整を行うことで、アルコールの角を丸め、驚くほど滑らかで奥行きのある口当たりに仕上げています。

推奨される楽しみ方

素材の違いをより鮮明に感じるなら、まずはソーダ割りが最適。

#01は、イチゴのフルーティーな香りが弾けるため、ベリーを添えたカクテルスタイルに。
#02は、ハーブの香りが魚介料理の味を引き立てるため、和食とのペアリングが最高です。

少しユニークな飲み方としては、紅茶割りもおすすめ。#01は華やかなフルーツティー、#02は高貴なハーブティーのような味わいに。

 

クラフトジン ナイトトラベラー

クラフトジン ナイトトラベラー

  • メーカー・蒸留所:株式会社山本酒造店
  • 生産地:秋田県八峰町
  • 容量・アルコール度数:700ml・45%
  • ベーススピリッツ:米スピリッツ(自社製)
  • ボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、ベルガモット、柚子、スダチ、甘夏、シナモン、ジンジャー、カモミール等(計24種)
  • 楽天市場価格[2026年3月]:4,400円 送料別
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ノスタルジックなボトルデザイン 24種のボタニカルが織りなす「夜の旅」

「クラフトジン ナイトトラベラー」は、純米酒「山本」などの酒造りで知られる、秋田県の山本酒造店が造るクラフトジンです。代表の山本友文氏が、世界基準のジンを目指して24種類ものボタニカルを厳選。秋田県北部の自然豊かな八峰町から、夜の静寂や旅の昂揚感をイメージさせる、複雑でドラマチックな味わいを発信しています。

このジンの核心は、自社の日本酒造りの過程から生まれる高品質な米スピリッツをベースに使用し、循環型かつ高品質な「酒蔵のジン」としてのアイデンティティを確立している点にあります。

8種の柑橘とドイツ製蒸留機による「香りの解像度」

最大のこだわりは、24種類におよぶ厳選されたボタニカル構成。特に柑橘類はレモンやライム、グレープフルーツに加え、ベルガモット、ユズ、スダチ、甘夏など、和洋織り交ぜた8種類を採用。これらをドイツのアーノルト・ホルシュタイン社製の最新鋭ハイブリッド蒸留機で抽出することで、個々の香りの輪郭を損なうことなく、極めて解像度の高いアロマを実現しています。

ベーススピリッツにお米を用いることで、多くのジンが持つ穀物由来のドライな刺激とは一線を画す、シルクのような滑らかな口当たりと微かな甘みが、24種の複雑なハーモニーを受け止める強固な土台となっています。

立ち上がりは、ジュニパーベリーのウッディな香りに柑橘が重なり、鮮烈で華やかなトップノート。続いてシナモンやジンジャー、コリアンダーが現れ、スパイシーで芯のある骨格を形づくります。

そしてフィニッシュへ。スパイスの余韻がゆっくりと引いたあとに、米スピリッツ由来のやわらかな甘みが広がり、カモミールのほのかなフローラルさが静かに漂います。

時間とともに表情を変えていく、この多層的な余韻こそが、「ナイトトラベラー(夜の旅人)」という名にふさわしい個性。まさに、香りで巡る小さな夜の旅…

おすすめの楽しみ方

「クラフトジン ナイトトラベラー」の重なり合う香りと米スピリッツのやわらかな質感を楽しむなら、トニックウォーターと炭酸水を合わせるジンソニックがおすすめです。炭酸が華やかな香りを引き立て、トニックのほのかな苦味がボディをすっきりとまとめ、複雑さと軽やかさを両立した味わいになります。

また、ロックでゆっくり味わうのも良い選択。氷が溶けるにつれて香りが少しずつ開き、スパイスや花のニュアンスがやわらかく広がります。時間とともに表情が変わる、落ち着いた楽しみ方です。

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アイラ オリジン ジャパニーズ クラフトジン

アイラ オリジン ジャパニーズ クラフトジン
AIRA ORIGIN JAPANESE CRAFT GIN 

「辺塚だいだい」を封じ込めた、芋焼酎蔵の矜持が光る原点の一本

「アイラ オリジン ジャパニーズ クラフトジン AIRA ORIGIN JAPANESE CRAFT GIN 」は、鹿児島県鹿屋市で半世紀以上にわたり芋焼酎「小鹿」を醸し続けてきた小鹿酒造が手掛けるクラフトジンです。名称の「AIRA」は、蒸留所が位置する地域の旧地名および「姶良カルデラ」に由来。いちお補足としては、スコットランドの「アイラ島」とは全く関係ありません。

焼酎造りで培った蒸留技術を背景に、地元・大隅半島の限られた地域にしか自生しない希少な柑橘「辺塚だいだい」の個性を最大限に抽出して製造しています。

地理的表示(GI)に守られた希少柑橘と「引き算」の設計

「アイラ オリジン」は、ジュニパーベリーと辺塚だいだいだけで構成された、極めてシンプルなレシピが特徴。

辺塚だいだいは、辺塚(鹿児島県肝付町と南大隅町の境付近)に古くから自生する固有の香酸柑橘で、国のGI(地理的表示)にも登録された希少な果実。ライムを思わせる鋭い酸味と、精油のように力強く華やかな香りを持っています。

その繊細なアロマを損なわないため、ドイツの蒸留機メーカーアーノルト・ホルシュタイン社製のハイブリッド蒸留機を採用。熱の影響を抑えながら、果実のフレッシュな香りを丁寧に抽出。ベースとなるのは、自社製の芋焼酎を再蒸留したスピリッツ。穀物由来とは異なる、やわらかな甘みとコクがほのかに感じられ、辺塚だいだいの鮮烈な柑橘香を優しく受け止めます。

トップノートは、弾けるようなグリーンシトラス。続いてジュニパーベリーの清涼感が重なり、余韻はすっと透明に消えていく。その“引き算”の設計が、香りの解像度を際立たせ、既存の多ボタニカル系クラフトジンとは異なる、澄み切った個性を生み出しています。

おすすめの楽しみ方

一点の曇りもないクリアなアロマを味わうなら、まずはシンプルなジンソーダがおすすめです。炭酸のきめ細かな気泡が辺塚だいだいの精油分をふわりと立ち上らせ、グラスの上に鮮烈なシトラスの香りのレイヤーを描きます。

オン・ザ・ロックもまた秀逸。氷がゆっくりと溶け、温度が上がり、わずかに加水される。その過程で、閉じ込められていたグリーンアロマや柑橘のほろ苦さが段階的に開き、香りに奥行きが生まれます。時間の経過とともに輪郭がやわらぎ、余韻はよりふくよかに。

シンプルな構成だからこそ、飲み方の違いがそのまま表情の違いとなって現れる。
その変化を丁寧に追いかける時間こそが、このジンの醍醐味といえるでしょう。

 

ジャパニーズ クラフトジン 棘玉

ジャパニーズ クラフトジン 棘玉

  • メーカー・蒸留所:株式会社マツザキ・武蔵野蒸留所
  • 生産地:埼玉県川越市
  • 容量・アルコール度数:700ml・47%
  • ベーススピリッツ:グレーンスピリッツ
  • ボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、リコリス、レモンピール、オレンジピール、柚子、生姜、紫蘇(計9種)
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老舗酒販店の審美眼が導き出した、クラシック・ドライジン

「棘玉(とげだま)」は、1887年に埼玉県川越市で創業した老舗酒販店マツザキが、2019年に新設した武蔵野蒸留所で製造するクラフトジンです。名称の「棘玉」は、ジンの核心であるジュニパーベリーが実る杜松の木に鋭い棘があることに由来し、原点への回帰と力強い風味への決意を象徴しています。

130年以上にわたり多様な酒類を扱い、消費者の嗜好を最前線で捉え続けてきた酒販店としての知見を、ロンドン・ドライジンの伝統的な骨格を日本的な繊細さで再構築する設計思想で造られています。

 

川越の風土を宿した和素材と精密な蒸留技術

「棘玉」は、9種類のボタニカルを緻密なバランスで組み上げた一本。
伝統的なジンの核となる素材に、埼玉県産の柚子、生姜、紫蘇という和の要素を重ね、互いの個性を損なうことなく一体化させています。

蒸留にはドイツ・アーノルト・ホルシュタイン社製のハイブリッド蒸留機を採用。ボタニカルごとに最適な抽出条件を見極め、香りの純度が最も高い「ハート」部分のみを使用することで、47%という度数を感じさせないなめらかな口当たりを実現しています。

香り立ちはクラシカル。ジュニパーベリーの力強いウッディさに、柚子の明るい柑橘香が重なります。続いて、生姜のキレのある刺激と紫蘇のグリーンノートが広がり、味わいに立体感を与えます。余韻にはリコリスのほのかな甘み。最後は紫蘇の清涼な残り香が静かに消えていきます。

おすすめの楽しみ方

まずはジントニック。トニックのほろ苦さが柚子と紫蘇の香りを引き立て、全体のバランスをより鮮明に感じられます。

食中酒として楽しむなら、ソーダ割りや水割りもおすすめ。白身魚の刺身や天ぷらなど、繊細な和食の旨みを邪魔せず、むしろ輪郭を整えてくれる一本です。

クラシックにも和の料理にも寄り添う、懐の深さが光ります。

 

喜多屋 クラフト ジン

喜多屋 クラフト ジン

  • メーカー・蒸留所:株式会社喜多屋
  • 生産地:福岡県八女市
  • 容量・アルコール度数:500ml・45%
  • ベーススピリッツ:自社製酒粕焼酎(吟醸酒粕由来)
  • ボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、リコリス、八女茶(玉露)、マイヤーレモン、みかん、生姜、山椒、ペパーミント、シナモン(計11種)
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世界一の称号を持つ蔵元が醸す、八女茶の旨みと吟醸香の共演

「喜多屋 クラフト ジン」は、2013年にIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)の日本酒部門で最高賞を受賞した「喜多屋」が手掛けるクラフトジンです。福岡の酒蔵がIWCで最高賞を受賞するのは初めて。銘柄は「大吟醸 極上 喜多屋」。楽天市場では48,000円で販売しています。

「喜多屋 クラフト ジン」は、福岡県八女市という日本有数の茶処に位置する利点を最大限に活かし、最高級の八女茶(玉露)を主軸に造られています。また、1820年の創業から続く日本酒造りと、長年培ってきた本格焼酎の蒸留技術を融合させ、日本酒の副産物である吟醸酒粕から造る酒粕焼酎をベースに使用することで、穀物原料のジンにはない奥深い旨みと華やかな余韻を実現しています。

最高級玉露の「グリーン・アロマ」と地元柑橘の融合

「喜多屋 クラフト ジン」は、11種のボタニカルで構成された一本。その核にあるのが、八女伝統の「本玉露」です。テアニンを豊富に含む玉露が、液体に深い旨みとみずみずしいグリーンノートをもたらします。

そこに重なるのは、福岡県産のマイヤーレモンやみかん。角の取れた酸味と柔らかな甘みが、お茶のコクを包み込みます。さらに山椒やシナモン、ペパーミントをバランスよく配合し、ロンドンドライジンの骨格を保ちながらも、八女の風土を感じさせる個性へと昇華させています。

トップではジュニパーの芯のある香りと柑橘の明るさ。中盤から玉露の濃厚な旨みが広がり、酒粕焼酎由来のふくよかな甘みと溶け合います。フィニッシュにはミントの清涼感と、シナモンのほのかな甘い余韻。減圧蒸留によって引き出された繊細な茶の香りが、最後まで続きます。

おすすめの楽しみ方

まずはジンソーダで。炭酸が玉露のグリーンアロマを引き立て、酒粕由来のやわらかな甘みが全体をまろやかにまとめます。

お湯割りもおすすめ。温度が上がることで茶の旨みとスパイスの香りがより豊かに広がり、寒い季節の食事に寄り添う一杯になります。

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コマキジン(Komaki Gin)

コマキジン(Komaki Gin)

小牧蒸留所:被災の記憶を刻み、ジンとウイスキーを蒸留する拠点

小牧蒸留所(小牧醸造)は、1909年に鹿児島県さつま町で創業した老舗蔵元です。1997年の北薩摩地震、そして2006年の川内川氾濫による壊滅的な浸水被害という二度の試練を乗り越え、現在は小牧一成氏を筆頭に伝統と革新を両立させた酒造りを行っています。

同蒸留所は、看板銘柄「伊勢吉どん」に象徴される伝統的な手造り麹と石蔵での焼酎造りを守り続ける一方で、2021年にはウイスキー製造免許を取得。これにより、焼酎の知見を応用したクラフトジン「コマキジン(Komaki Gin)」の製造に加え、モルトウイスキー造りという新たな領域へ進出しています。

仕込み水は、かつて蔵を飲み込んだ、川内川の伏流水。その鉄分を含まない極めて柔らかな水質が、すべてのスピリッツの滑らかな質感の根源となっています。地域社会との共生を掲げ、地元の農産物をボタニカルとして積極的に採用する地域循環型の製造体制を構築しています。

黄金千貫由来の甘味を核とした6種のボタニカル設計

小牧蒸留所は、かつて蔵に壊滅的な被害をもたらした川内川の伏流水を、現在はジンの清廉な酒質を支える生命線へと転換させています。その水の柔らかさと地元産のボタニカルによって、爽快感な風味に仕上がっています。

「コマキジン」は、ベーススピリッツに自社製の本格芋焼酎を100%使用。原料には鹿児島県産の黄金千貫を用い、芋焼酎特有のふくよかな甘みとコクを持つ原酒を再蒸留してベースに据えています。

ボタニカルは、ジュニパーベリーを軸に、鹿児島県産の温州みかん、生姜、山椒、シナモン、コリアンダーシードの計6種類に厳選。芋焼酎の芳醇なアロマを阻害せず、かつ柑橘やスパイスの爽快感が論理的に共鳴するよう、バランスよく配合されています。

トップノートでは、ジュニパーベリーのウッディな香りと共に、温州みかんの温かみのあるシトラス香が立ち上がります。口に含むと、ベーススピリッツ由来の焼酎特有の甘みが広がり、中盤では山椒のシャープな刺激と生姜の辛みが魅力的。

推奨される楽しみ方

芋焼酎由来の重厚な質感とボタニカルの調和を堪能するには、オン・ザ・ロックがおすすめ。加水が進むと、ベースに含まれる芋の甘味成分とシナモンの油分が微細な変化を起こし、温度が下がるほど柑橘の輪郭が鮮明になります。

 

梅乃宿 ジン(UMENOYADO GIN)

梅乃宿 ジン(UMENOYADO GIN)

果実表現の知見を注ぎ込んだ新蔵からの挑戦

1893年創業の梅乃宿酒造は、奈良県葛城市で日本酒を醸す傍ら、2004年にあらごし梅酒を発売し、果実リキュールというカテゴリーを確立した蔵元でもあります。2022年7月には、本社および製造拠点を最新設備が備わった「葛城テラス」へ移転し、酒質のさらなる向上を図っています。

「梅乃宿 ジン(UMENOYADO GIN)」は、2024年7月に発売されました。梅乃宿酒造のリキュール造りで培った果実の芳香抽出に関するノウハウがすべて注ぎ込まれています。ワクワクを、変化(かえる)力に。という同社の理念に基づき、伝統的なジンの枠組みを超えた独創的な香味設計がなされています。

自社製日本酒をボタニカルとして共に蒸留する独自製法

「梅乃宿 ジン」の特徴は、ボタニカルの一つとして自社製造の日本酒を使用しているところ。一般的なジンが中性スピリッツに植物の香りを移すのに対し、本品は日本酒を共に蒸留することで、米由来の芳醇なアロマと滑らかな質感を液体に直接封じ込めています。

使用されるボタニカルは、ジュニパーベリー、コリアンダーシード、ゆず、レモン、りんごの5種類(日本酒を含めると計6種類)に厳選。これらを特性ごとに3つのカテゴリーに分類して蒸留し、最終工程でブレンドする個別蒸留手法を採用することで、各素材の香りがバランスよく立ち上がる構造を実現しています。

トップノートではゆずとレモン。柑橘香が先行し、中盤からはりんごの柔らかな甘みとジュニパーベリーのウッディな刺激が調和。このジンは日本酒由来の米の成分が、りんごの酸味を包み込むバランサーとして機能しており、これにより従来のドライジンが持つ、鋭利な刺激を適度に抑制しています。

おすすめの楽しみ方

豊かな果実味と日本酒の風味を楽しむなら、まずはジントニックがおすすめ。
炭酸がゆずやレモンの香りを引き立て、りんごのやわらかな甘みがトニックのほろ苦さを包み込みます。全体がやさしくまとまり、飲み疲れしない一杯に仕上がります。

また、日本酒由来の旨みは温度が上がるとより広がるため、水割りやお湯割りも好相性。
食中酒として、鴨のローストや照り焼きなど、甘みのあるソースを使った肉料理と合わせるのがおすすめです。

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オスズジン(OSUZU GIN)

オスズジン(OSUZU GIN)

  • メーカー・蒸留所:株式会社尾鈴山蒸留所
  • 生産地:宮崎県木城町
  • 容量・アルコール度数:700ml・45%
  • ベーススピリッツ:自社製本格芋焼酎(山ねこ)スピリッツ
  • ボタニカル:ジュニパーベリー、山椒、生姜、日向夏、金柑、ゆず、榊、椎茸
  • 楽天市場価格[2026年3月]:4,455円 送料別
  • Amazon価格[2026年3月]:在庫なし

尾鈴山蒸留所:森の蒸留所が描くウイスキーとジンの共生

宮崎県木城町の深い山中に位置する尾鈴山蒸留所は、1885年創業の老舗、黒木本店が1998年に設立した蒸留所です。同所は、原材料の栽培から製造、廃棄物の処理に至るまでを自社で完結させる循環型農業を背景に、土地の個性を凝縮した酒造りを行っています。

2019年からは、ジャパニーズ・ウイスキーの新たな可能性を追求する「OSUZU MALTプロジェクト」を本格始動。モルトウイスキー製造においては、自社農園で栽培された大麦を使用し、国内でも極めて稀少な「自家製麦(フロアモルティング)」を専用施設のOSUZU MALT HOUSEにて行っています。

日本酒や焼酎の技術を応用した手造り麹による糖化や、宮崎県産の木材を使用した木製発酵槽での発酵など、徹底して人の手による微細な変化を重視。樽熟成においても、アメリカンオークだけでなく地元産の栗や杉を使用した樽を試験的に導入するなど、宮崎のテロワールを多角的に表現しています。

このウイスキー造りで培われた、微生物の動きを制御し素材のポテンシャルを極限まで引き出す設計思想は、「オスズジン(OSUZU GIN)」の製造にも投影されています。

芋焼酎スピリッツと山の生態系を映すボタニカル

「オスズジン(OSUZU GIN)」の最大の特徴は、ベーススピリッツに自社製の本格芋焼酎、山ねこを再蒸留したスピリッツを使用している点にあります。原料の芋であるジョイホワイト由来の、柑橘を思わせる軽やかな香りと滑らかな質感が、ボタニカルの香りを支える強固な土台となります。

ボタニカルの選定も、蒸留所を取り囲む尾鈴山の豊かな生態系を反映したもの。宮崎県産の山椒や生姜、日向夏、金柑、ゆずといった鮮烈な柑橘類に加え、神事にも用いられる榊(さかき)や、旨み成分の核となる椎茸(しいたけ)を配合。榊の使用は黒木家の先祖が神主であったという歴史的背景に由来し、椎茸は麹の香りと共通点を持つことから、食中酒としての旨みを付与するために採用されました。

これらの素材を個別に蒸留してブレンドすることで、単なるシトラスジンにはない、森の湿り気や奥行きを感じさせる多層的なアロマを実現しています。

自社製本格芋焼酎「山ねこ」のアロマが中心で、その中にジュニパーベリーのウッディな香りと、日向夏やゆずが放つ弾けるような柑橘香が先行します。

中盤以降は山椒のピリッとした刺激が生姜の温かみと重なり、味に鋭い輪郭を与えます。フィニッシュにかけては、かすかに「榊」。青々とした香りがフィニッシュを神聖なまでに清涼に締めくくります。

 

おすすめの楽しみ方

この森の息吹を感じさせる複雑なアロマを最大限に堪能するには、トニックウォーターと炭酸水を一対一の割合で作るカクテル「ジン・ソニック」が適しています。炭酸が榊や山椒の揮発性を高める一方で、少量のトニックが椎茸や芋由来の旨みを補完し、甘みと苦みの完璧な平衡を生み出します。

また、本格焼酎由来の個性をしっかりと味わいたい場合は、ロックもおすすめ。ゆっくりと加水を進めながら味わうことで、時間の経過とともに柑橘の華やかさから森の湿り気を帯びた深いアロマへ変化。

さらに、ライムやレモンを絞ると、地元産ボタニカルの風味をより鮮明に際立たせることができるでしょう。

 

伊勢神(イセジン)

伊勢神(イセジン)

伊勢蒸留所:焼酎の技を礎に、クラフトジンとウイスキーの未来を拓く

「伊勢神(イセジン)」を造る、株式会社伊勢萬は、伊勢神宮の門前町「おかげ横丁」に内宮前酒造場を構え、伊勢志摩地方で唯一の酒蔵として知られています。ジンの製造拠点である伊勢蒸留所は、清流・宮川の伏流水を仕込み水に使用し、30年以上にわたる焼酎の樽熟成技術を保持しています。

また、この技術基盤を活かし、2021年からはウイスキー事業を本格始動しています。同年、自社蒸留原酒を含むクラフトウイスキー「神路(KAMIJI)」をリリース。

さらに、2025年12月には、100%蒸留・熟成させた初のシングルモルト「シングルモルトウイスキー 伊勢 -2025 Edition-」を250本限定で発売。手造り麹の技術などを活かした、伊勢のテロワールを反映したウイスキー造りは、国内外の愛好家から熱い視線を浴びています。

「磯」と「和の芳香」のボタニカル設計

「伊勢神(イセジン)」のユニークな点は、伊勢志摩の豊かな海を象徴するボタニカル「あおさ」を採用しているところ。ベースには、素材の香りを阻害しないクリアなトウモロコシ由来のグレーンスピリッツを使用し、伊勢茶(ほうじ茶)の香ばしさ、三つ葉の清涼感、柚子、完熟梅、生姜という日本人に馴染みの深い和素材を組み合わせています。

これらを伊勢蒸留所の小型ポットスチルで丁寧に蒸留することで、神聖な伊勢の空気感を液体に閉じ込めたような、凛とした味わいを生み出しています。

トップノートでは柚子のフレッシュな柑橘香が弾けますが、即座にほうじ茶の芳ばしさと三つ葉の清々しいハーブ感が追いかけてきます。フィニッシュにかけて現れるあおさの効果は、他のクラフトジンにはない個性。微かな潮の香りとミネラル分が、完熟梅のフルーティーな酸味を際立たせる「隠し味」となっています。

おすすめの楽しみ方

「伊勢神(イセジン)」の「和の芳香」を最も鮮明に享受するには、強炭酸で割るジンソーダ。炭酸が弾ける際にあおさの磯の香りとほうじ茶の香ばしさが共鳴し、グラスの中に伊勢志摩の風景が広がります。

食中酒としては、出汁を効かせた和食と調和します。伊勢うどんや焼き貝、天ぷらといった料理の旨みを引き立てる役割も。

 

ヤソジン エキストラハーブ(YASO GIN EXTRA HERB)

ヤソジン エキストラハーブ(YASO GIN EXTRA HERB)

  • メーカー・蒸留所:株式会社越後薬草・越後薬草蒸留所
  • 生産地:新潟県上越市
  • 容量・アルコール度数:500ml・45%
  • ベーススピリッツ:野草を中心とした80種類の原料からなる自社製植物発酵スピリッツ
  • ボタニカル:ジュニパーベリー、杉葉、モミ、ベルガモット、柚子、ピンクペッパー、シナモン、越後トウキ、ジャスミン、緑茶等(計100種)
  • 楽天市場価格[2026年3月]:4,620円 送料別
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越後薬草蒸留所:発酵の深淵から生まれる「飲むアロマテラピー」の極致

新潟県上越市に位置する越後薬草は、1976年の創業以来、一貫して野草酵素の研究開発を行ってきた健康食品メーカーです。2022年8月には、その発酵と蒸留の知見を結集させた最新鋭の「越後薬草蒸留所」を竣工。同蒸留所はウイスキー製造には進出せず、あくまで「野草」という素材のポテンシャルを最大限に引き出すジンとアブサンの製造に特化しており、2024年には世界最高峰のジン・コンペティション(WGA)で最高賞を受賞するなど、世界基準の評価を確立しています。

越後薬草蒸留所の代表作「ザ・ハーバリスト・ヤソジン・エクストラハーブ THE HERBALIST YASO GIN EXTRA HERB」の特徴は、野草酵素の製造過程で80種類の植物が1年間の発酵・熟成を経て生み出したアルコールを、そのまま「ベーススピリッツ」として再定義している点にあります。この多層的な風味を持つベース自体が、他社の追随を許さない圧倒的な奥行きの根源となっています。

100種の植物が描く「架空の森の果実」という香味設計

ヤソジン エキストラハーブは、80種類の植物発酵スピリッツを土台に、さらに20種類のボタニカルを厳選して加えています。合計100種類もの植物成分が溶け込んだこの液体は、香りの解像度を極限まで高めた同社のハイエンドライン。

「森に実る架空のフルーツ」というコンセプトに基づき、ジュニパーベリーのウッディな骨格に対し、杉の葉やモミといった針葉樹の清涼なアロマ、そしてベルガモットや柚子のフルーティーな輝きを緻密な比率で配合。蒸留工程では素材の特性に合わせてパートを分け、最もクリアな香気成分のみを抽出することで、現実には存在しないはずの「みずみずしく、かつ深い森を感じさせる香り」が論理的に構築されています。

ヤソジン エキストラハーブの製造方法

「ヤソジン エキストラハーブ」の複雑かつ驚異的な製造プロセスは、一般的なジンとは比較にならないほどの手間と時間がかけられています。

  1. 熟成期間: 1年間(発酵プロセス)
  2. 蒸留回数: 合計3回(ベースで2回 + 仕上げで1回)
  3. 工程の細分化: 7つのパート別蒸留

※原料数:100種類(ベース80種 + ボタニカル20種)

究極の「ベーススピリッツ」ができるまで

一般的なジンは、既製品のニュートラルスピリッツを使用することが多いのですが、ヤソジンはベースとなるお酒そのものを自社でゼロから造り上げます。

  • 植物発酵液の生成: ヨモギ、ドクダミ、高麗人参など、厳選された80種類の野草・果実・穀物を巨大な陶製のかめで1年かけて発酵・熟成させます(これは同社の主力製品である健康酵素飲料と同じ工程)。
  • 1回目の蒸留: この発酵液から、植物のエッセンスを含んだアルコール成分だけを蒸留して取り出します。
  • 2回目の蒸留: さらにそれをもう一度蒸留し、不純物を取り除いてジンの土台となる原酒(野草発酵スピリッツ)にします。この時点で、すでに80種もの植物成分が液体に溶け込んでいます。

「7つのパート」による精密な仕上げ

ベーススピリッツに、さらに20種類のボタニカルを加えて完成させますが、ここでも一括で蒸留することはありません。

  • 個別蒸留(7つのパート): 20種の素材を「シトラス(柚子など)」「ウッド(杉葉など)」「スパイス」といった性質の近い7つのグループに分類します。
  • 3回目の蒸留: グループごとに最適な温度と時間で個別に蒸留を行います。素材によって「最も良い香り」が出るタイミングが異なるため、この手間が香りの解像度を劇的に高めます。

究極のブレンド: 最後に、7つのパートに分かれた「香りのエキス」を、熟練の職人が緻密な比率でブレンドし、合計100種の植物が調和する1本が完成します。

 

おすすめの楽しみ方

究極のジントニック(ライム抜き)
自らのボタニカルにベルガモットや柚子を含むため、あえてライム果汁を加えない「引き算」がベスト。炭酸がベースに潜む80種の野草アロマを次々と空中に解き放たれます。

贅沢なジンソニックスタイル
トニックと炭酸水を1:1で割ることで甘みを抑え、針葉樹成分(テルペン類)を分子レベルで分離・開放。100種の素材が持つ複雑な旨みと香りの解像度が劇的に向上します。

心身を解きほぐすお湯割り
40〜50度前後の熱を加えることで、ジャスミンやシナモン等の香気成分が揮発。野草酵素ルーツならではの、まるでお香やアロマテラピーのような深いアロマに。リラックス効果抜群!

 

アレンビック ドライ ジン ハチバン(ALEMBIC DRY GIN HACHIBAN)

アレンビック ドライ ジン ハチバン(ALEMBIC DRY GIN HACHIBAN)

  • メーカー・蒸留所:株式会社Alembic・アレンビック金沢蒸留所
  • 生産地:石川県金沢市
  • 容量・アルコール度数:500ml・47%
  • ベーススピリッツ:醸造用アルコール
  • ボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、カシア、レモンピール(広島県久比産)、オレンジピール、クロモジ(石川県白山麓産)、カカオニブ(計8種)
  • 楽天市場価格[2026年3月]:4,000円 送料別
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醤油蔵の歴史を継承するクラフトジンの蒸留所

アレンビック大野蒸留所(Alembic Distillery)は、北前船の寄港地として栄え、現在も醤油蔵が立ち並ぶ「発酵食の街」金沢市大野町に位置します。創業約100年の醤油蔵、中納源次郎商店の元麹蔵をリノベーションし、2022年に稼働を開始しました。

同蒸留所は現在、ウイスキー造りには進出せず、あくまで「最高のドライジン」を追求する専門蒸留所としての道を歩んでいます。ドイツのアーノルト・ホルシュタイン社製のハイブリッド蒸留機を用い、冷却濾過を行わない「ノンチルフィルタード」製法を採用。霊峰白山の伏流水を仕込み水に使用し、一回の蒸留で香りを封じ込める「ワンショット蒸留法」にこだわることで、素材の油分と旨みを最大限に保持した酒質を実現しています。

 

試作「8番目」のレシピに集約された8種のボタニカル

ブランド名の「アレンビック ドライ ジン ハチバン(ALEMBIC DRY GIN HACHIBAN)」は、試作を重ねた中で最も調和に優れていた8番目のレシピを採用したことに由来します。

ボタニカルは、ジュニパーベリーを一般的なジンよりも贅沢に使用し、そこに地元石川県産のクロモジ、広島県産のフレッシュなレモンピール、そしてカカオニブなど、厳選された8種類を組み合わせています。2023年には、世界三大酒類コンペティションの一つである「IWSC 2023」において、コンテンポラリージン部門の世界最高賞であるトロフィーを受賞。稼働からわずか1年足らずで世界一の称号を得た、実力派クラフトジンです。

多量に使用されたジュニパーベリーのウッディな骨格を維持する強力な媒体として機能しており、トップノートはジュニパーの力強い香り。そのあと、クロモジ由来の清々しい森林の香りが広がります。

また、カカオニブに含まれる微量な油脂成分が、ノンチルフィルタード製法によって液体に残留しており、これが度数の高いアルコールの刺激を抑制する効果を発揮。驚くほど滑らかなテクスチャと持続性のある甘い余韻を生み出しています。

おすすめの楽しみ方

「アレンビック ドライ ジン ハチバン」の洗練されたドライな骨格を堪能するには、ジントニックが最適。クロモジの精油成分を活性化させ、カカオニブのコクがトニックの苦味を包み込むことで、柑橘の酸味に頼らない奥行きのある味わいへと変化します。

世界一の評価を獲得したクラフトジンの個性をダイレクトに楽しみたいのであれば、ストレートで。柑橘、スパイス、ウッディーなアロマ。ジン初心者の方でも、飲みやすい味わいです。

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沼津蒸留所 レイジーマスター ヘブンリーローズ

沼津蒸留所 レイジーマスター ヘブンリーローズ

  • メーカー・蒸留所:株式会社FLAVOUR・沼津蒸留所
  • 生産地:静岡県沼津市
  • 容量・アルコール度数:500ml・42%
  • ベーススピリッツ:自社提携ブリュワリー「Repubrew」製造の麦芽100%原酒、および醸造用アルコール
  • ボタニカル:ジュニパーベリー、薔薇3種(ドフトボルケ、ラ・フランス、エンジェルフェイス)、コリアンダー、ローズヒップ、リコリス、シナモン、ジンジャー、カルダモン
  • 楽天市場価格[2026年3月]:4,800円 送料別
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沼津蒸留所:クラフトビールの魂と「街中の風景」を蒸留する

2020年、静岡県沼津市の狩野川沿いにある古い住宅を改装して誕生したのが沼津蒸留所です。代表の小笹智靖氏が手掛ける人気クラフトビール「Repubrew」と連携し、ベーススピリッツにはビール造りの技術を活かした特製の麦芽原酒を導入しています。

一般的なジンが持つクリアな質感に加え、麦芽由来のふくよかな厚みと甘みが同居する独自の酒質を確立。ウイスキー製造にはあえて進出せず、沼津の豊かな農産物を活かした「最高の一杯」にリソースを集中させています。

3種の薔薇が織りなす「天上の香り」と香味構造

シリーズ第二弾となる「レイジーマスター ヘブンリーローズ」は、伊豆・河津バガテル公園で栽培された3品種の薔薇(バラ)をキーボタニカルに据えています。

フルーティーな「ドフトボルケ」、優雅な「ラ・フランス」、スパイシーな「エンジェルフェイス」の花弁を生の状態で浸漬・蒸留。これにより、人工香料では不可能な、生花特有のみずみずしく重層的なアロマを液体に定着させています。

「レイジーマスター ヘブンリーローズ」のトップノートは、圧倒的な薔薇のフローラル感。中盤以降は、ジュニパーの清涼感が共鳴。麦芽原酒の柔らかなコクも広がります。

薔薇の精油成分が麦芽由来の甘みを引き立てるバランサーとなっており、フィニッシュにシナモンやカルダモンが加わることで、甘美ながらも芯の通った個性へと昇華させています。

おすすめの楽しみ方

究極のジンソーダ
炭酸で割ることで薔薇の香りが一気に弾けます。ベースの麦芽由来の甘みが十分にあるため、トニックの甘みを借りずともソーダだけで贅沢な満足感を得られます。

アップルジュース割り
公式も推奨するこの組み合わせは、リンゴの酸味と薔薇の芳香が混ざり合い、最高級のフレーバーティーを彷彿とさせる優雅な味わいへと変化します。

食中酒としては、ベリー系のフルーツを添えたサラダや、シナモンを効かせた焼き菓子との相性が抜群。バラの風味があらゆるシーンでエレガントなひと時を約束してくれます。

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ミャオイ ジン アンブラス モア

ミャオイ ジン アンブラス モア

  • メーカー・蒸留所:MAOI株式会社・馬追蒸溜所
  • 生産地:北海道長沼町
  • 容量・アルコール度数:500ml・43%
  • ベーススピリッツ:原料アルコール(国内製造)
  • ボタニカル:もも果汁、ジュニパーベリー、白桃、オレンジピール、シナモン、白ごま、ココナッツ、カモミール、ネロリ、柚子、ミント、キャットニップ/香料
  • 楽天市場価格[2026年3月]:4,950円 送料別
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馬追蒸溜所:ワイナリーの魂が宿る、シングルモルトとクラフトジンの旗手

「ミャオイジン アンブラス・モア MYAOI Gin “embrasse-moi” 」は、北海道・長沼町の馬追丘陵に佇む馬追蒸溜所(MAOI)は、地域に根ざしてきたワイナリーの系譜を受け継ぎながら、2022年よりウイスキーとジンの本格製造をスタートさせた新進気鋭の蒸溜所です。掲げるテーマは「北海道テロワールの追求」。その思想はジンのみならず、モルトウイスキー造りにも色濃く反映されています。

モルト原料には自社農園や地元産の麦芽を用い、三宅製作所製の小型ポットスチルで蒸溜。コンパクトな設備だからこそ可能な、力強く個性の立ったニューポットを生み出しています。

ジンのブランド名は「マオイ MAOI」ではなく、「MYAOI(ミャオイ)」。馬追(まおい)の地名と“猫の鳴き声”を掛け合わせたネーミングで、ボトルに描かれた馬と猫のイラストも印象的。

蒸溜にはこちらも小型の蒸溜器を使用しており、1バッチあたりの生産量はおよそ50本ほど。徹底した少量生産により、素材の個性を繊細に引き出すクラフトジンとして仕上げられています。北海道の風土をそのまま閉じ込めたような、実験性と物語性をあわせ持つ。それが「ミャオイ ジン」の魅力です。

 

「桃」と「オリエンタル素材」が織りなす、ジンの概念を覆す芳醇さ

「ミャオイジン アンブラス・モア MYAOI Gin “embrasse-moi” 」の特徴は、一般的なジンの枠組みを軽々と超えた、「桃」の圧倒的な存在感にあります。ボタニカルに「もも果汁」と「白桃」を贅沢に使用。そこにシナモン、白ごま、ココナッツといった、洋菓子やオリエンタルな料理を想起させる素材を組み合わせるという、極めて実験的な試みがなされています。

「アンブラス(琥珀色)」の名が示す通り、浸漬された素材由来の柔らかな色が液体に宿り、さらにボタニカルの使用量を通常の1.5倍にまで高めた「More(モア)」仕様によって、デザートを思わせる濃密なアロマを実現しています。

柚子やミントの清涼感が、桃やココナッツの甘い香りを引き立てる絶妙なバランサーとして機能しており、素材の多さが「雑味」ではなく「調和」へと昇華されています。

おすすめの楽しみ方

「ミャオイジン アンブラス・モア」の、桃とオリエンタル素材が織りなす重厚なハーモニーを味わうなら、次のスタイルがおすすめです。

■ ジンソーダ
強炭酸で割ることで、白桃と柚子のアロマが一気に立ち上がります。ベースにしっかりとした甘みとコクがあるため、あえてトニックは使わず炭酸水のみで十分。シンプルながら、完成度の高い一杯に。

■ ハーフ・ロック(加水による深化)
常温の天然水と1:1で合わせ、大きめの氷をひとつ。軽く加水することでココナッツや白ごまの香ばしさが前に出て、よりクリーミーで奥行きのある味わいへと変化します。時間経過による表情の移ろいも魅力。

■ ペアリング提案
スパイスを効かせたエスニック料理や、クリームチーズを使った前菜と好相性。さらに、食後にバニラアイスへ数滴垂らせば、桃とスパイスの香りが広がる大人のデザートに。一本で食前から食後まで楽しめる、汎用性の高いクラフトジンです。

 



 

日本各地の「香り」を凝縮した35のジャパニーズ・クラフトジン。そこには、ただのアルコール飲料という枠を超えた、その土地の風土や造り手の哲学が息づいています。

2026年、日本のジンは「素材の組み合わせ」というパズルを解き明かし、かつてないほど洗練された次元に到達しました。4,000円台という価格は、日常の喧騒を離れ、自宅にいながらにして全国の森や海、果樹園へと旅をするための「チケット」のようなもの。

日常の晩酌を少し贅沢に変え、この価格帯だからこそ、自分へのご褒美にはもちろん、大切な人へ「その土地の物語」を贈るギフトとしてもこれ以上ない満足感を与えてくれるでしょう。

「自分に合う一本」を深く探求したい方は、銀座のバー「BARWHITEOAK」へ。洗練された空間で、日本各地の希少なクラフトジンとの出会いを楽しめます♪

ユースケ
ユースケ

あなたの人生が1杯の「ジン」で幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

 

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この記事を書いた人
かきざきゆうすけ

柿﨑祐介(かきざきゆうすけ)
BAR WHITE OAK 店主。1985年生まれ。青森県出身。ウイスキーとワインをこよなく愛する。調理師専門学校を卒業後、パティシエ、料理人を経験。2011年からバーテンダーとして働く。2022年1月20日 東京・銀座にBAR WHITE OAK(バーホワイトオーク)をオープン。JSA認定ソムリエ。ウイスキー文化研究所認定ウイスキーエキスパート。Jr.野菜ソムリエ。ダビドフ認定シガーソムリエ。

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