【2025年版】バーボンウイスキーおすすめ14選|価格帯別に厳選

ユースケ
ユースケ

こんばんは ユースケです。

自己紹介:BAR WHITE OAK 店主。ウイスキー文化研究所認定 ウイスキーエキスパート。JSA認定ソムリエ。2022年1月 東京・銀座にBAR WHITE OAK をオープン。YouTube、TikTokでカクテル動画を公開中!

アメリカンウイスキーの代表格「バーボン」は、その豪快で親しみやすい味わいから、世界中で根強い人気を誇ります。近年はクラフト蒸溜所の台頭やプレミアム化の流れもあり、一本ごとの個性や背景に注目が集まりつつあります。

本記事では、2025年時点でおすすめしたいバーボンウイスキーを価格帯別に厳選。初心者でも手に取りやすいコスパ重視のボトルから、通好みの高級銘柄まで、幅広くご紹介します。

今回は、2025年の最新ラインナップから、4つの価格帯別(5,000円以内、5,000~10,000円、10,000~15,000円、15,000~20,000円)に厳選した、おすすめのバーボンウイスキーを14本紹介致します。ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

【2025年版】バーボンウイスキーおすすめ14選|価格帯別に厳選|一覧

・5,000円以内
1,ワイルドターキー 8年
2,フォアローゼズ ブラックラベル
3,オールドグランダッド 114
4,ウッドフォードリザーブ
5,ノブ クリーク

・5,000~10,000円
6,I.W.ハーパー 12
7,フォアローゼズ プラチナ
8,エンジェルズ エンヴィ
9,ミクターズ US1 スモール バッチ バーボン
10,ノアーズミル

・10,000~15,000円
11,ブラントン
12,ブラントン ブラックラベル

・15,000~20,000円
13,ベリー オールド セントニック 12年 アンティークバレル
14,ブッカーズ 2024

 

 

【2025年版】バーボンウイスキーおすすめ14選|価格帯別に厳選・5,000円以内

ワイルドターキー 8年

ワイルドターキー 8年

「ワイルドターキー 8年」は、バーボンの“ど真ん中”を感じさせる力強さと、しっかりとした熟成感が魅力の定番ボトルです。原酒はアメリカンオークの新樽で最低8年以上熟成されており、リーズナブルでありながらリッチな風味は、価格以上の満足感を与えてくれます。

「ワイルドターキー 8年」は、101プルーフ(50.5%)という高めの度数で樽詰めすることで、原酒本来の力強い味わいをキープしています。熟成に使われるのは、内側を最も強く焦がした「チャー・レベル4(アリゲーター・チャー)」の新樽。これにより、深い琥珀色と香ばしさ、スパイスやバニラが織りなす複雑な香味が生まれます。

2022年にはデザインを刷新し、七面鳥のレリーフが浮き彫りになったボトルに。美しい色合いが映える仕様となり、見た目の高級感も一段と増しました。

香りは、トウモロコシやライ麦に由来する穀物の甘さとスパイシーさ、バニラ、オークウッド、そしてほんのり接着剤のような揮発香も感じられる、重層的で力強いアロマ。口に含めば、濃厚でパワフル、まさに「ワイルドターキー」の名にふさわしい野性味が広がります。

値上がりが続く中でも、2025年現在でも価格は3,000円前後に安定しています。コストパフォーマンスの高さも魅力。バーボン初心者からベテランまで、長く付き合いたい“王道バーボン”です。

 

 

フォアローゼズ ブラックラベル

フォアローゼズ ブラックラベル

「フォアローゼズ ブラックラベル」は、日本市場のために特別にリリースされている限定流通ボトルです。バーボン好きの中でも“通好み”の一本として知られています。スタンダードな「フォアローゼズ イエローラベル」に比べてアルコール度数がやや高く(40%→43%)、熟成期間も長め。全体的にリッチで飲みごたえのある味わいに仕上がっています。

ケンタッキー州ローレンスバーグにあるフォアローゼズ蒸溜所は、10種類の原酒(2つのマッシュビル × 5つの酵母)を使い分けることで知られています。これにより、芳醇さとフローラルさ、スパイシーさを自在にコントロールできるのが特長です。

ブラックラベルには、より熟成感のある原酒がバランスよくブレンドされており、「華やかさ」と「まろやかさ」の調和が秀逸。香りはフローラルで、キャラメル、熟した果実、バニラ。口当たりはまろやかで丸みがあり、甘さと穏やかなスパイスが共存。

バーボンウイスキーというと「重厚で男らしい」イメージを持たれがちですが、「フォアローゼズ ブラック」は、どちらかというと「エレガントで繊細」。かつ物足りなさを感じさせない深みのある味わいは、まさに“日常に寄り添う大人のバーボン”と言えるでしょう。

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オールドグランダッド 114

オールドグランダッド 114

「オールド・グランダッド」は、19世紀の伝説的な蒸溜家・ベイゼル・ヘイデン(Basil Hayden Sr.)にちなんで名づけられた、アメリカでも長い歴史を誇るバーボンブランドです。“グランダッド=祖父”の愛称の通り、創業者への敬意と、クラシックなバーボンスタイルを貫く芯の強さが感じられます。

「オールド・グランダッド」は、バーボンにしては珍しく、ライ麦の比率が高い「ハイライ・マッシュビル」を採用しています。これにより、バニラやキャラメルの甘さだけでなく、シナモンやブラックペッパーのようなピリッとしたスパイス感が際立ちます。

「オールドグランダッド 114」は、アルコール度数57%(=114プルーフ)という、超ハイプルーフな仕様でボトリングされている商品です。水を加えずに瓶詰めする“バレル・ストレングス”に近い形で、原酒の力強さをそのまま楽しめます。

「オールド・グランダッド 114」は、3,000円台で手に入る本格派ハイプルーフ・バーボン。リーズナブルでガツンとくるバーボンを探している方や、スパイシーで複雑な味わいを好む中級者〜上級者に最適な1本。

バーボンの“甘くて飲みやすい”というイメージを覆す、パワフルかつクラシックな存在感。
常飲向きには少しアルコールが強いボトルですが、週末に自分を奮い立たせたい、パンチの効いた男前ウイスキーです。

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ウッドフォードリザーブ

ウッドフォードリザーブ

「ウッドフォード・リザーブ」は、ケンタッキー州バーズタウンの「ウッドフォード・リザーブ蒸溜所」)で造られているバーボンウイスキーです。蒸溜所は1812年創業とされ、ナショナル・ヒストリック・ランドマークにも指定されるほどの歴史を誇ります。

バーボンではめずらしく、3基の単式蒸溜器(ポットスチル)を使用して造られています。シングルモルトの蒸溜器とは構造がやや異なりますが、この製法によって、ウッドフォード・リザーブは他のバーボンよりもまろやかで風味豊かな味わいに仕上がっています。

バニラやキャラメルといった典型的な甘さに加え、ほんのりシナモンやトースト香が漂い、繊細なバランスのとれた味わい。口当たりはスムースで、コーンの甘み、オーク、ナツメグのような穏やかなスパイスが広がります。

「ウッドフォード・リザーブ」は完成度が高く、初心者から上級者まで安心して楽しめるバーボン。スタイリッシュな平たいボトルデザインも魅力のひとつで、ちょっとしたプレゼント用にもおすすめです。

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ノブ クリーク

ノブ クリーク

「ノブ クリーク」は、ジムビーム蒸溜所が手がけるクラフト志向のバーボンウイスキーです。ブランド名の「ノブ クリーク」は、ケンタッキー州の小川の名前に由来し、第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンが幼少期を過ごした土地としても知られています。

アルコール度数50%の力強さと、バニラやキャラメル、スパイスの重厚な香味が魅力的。熟成年数の表記こそありませんが、原酒は9年以上の熟成を経たものが使われており、品質の高さがうかがえます。

味わいは、焦がし樽由来の香ばしさと、フルーティーな甘さ、そしてピリッとしたスパイシーさが絶妙に調和。パワフルながらも丸みのある口当たりで、ストレートやロックでも美味しく楽しめます。ハイボールでもその芯の強さを保ち、飲みごたえは十分です。

このバーボンは、ビーム社6代目マスターディスティラーであるブッカー・ノウ氏が「禁酒法以前の伝統的なバーボンを現代に甦らせる」ことを目指して開発したもの。彼の哲学が息づいた、深みと個性にあふれる1本。

普段は「ジムビーム」を愛飲しているという方にも、ぜひ試していただきたい、高コスパの本格派バーボンです。3000円台はホントに安い。

 

 

【2025年版】バーボンウイスキーおすすめ14選|価格帯別に厳選・5,000~10,000円

I.W.ハーパー 12年

I.W.ハーパー 12年

「I.W.ハーパー12年」は、スタンダードモデルの「I.W.ハーパー ゴールドメダル」とは一線を画す、長期熟成のプレミアムバーボンです。12年以上熟成された原酒のみを使用しており、深みのある味わいと芳醇な香り、そして滑らかな口当たりが魅力となっています。

バーボンでは一般的に3~4年の熟成が主流とされる中、12年という熟成年数はまさに異例。その長期熟成によって得られる複雑でまろやかな風味を最大限に活かすため、原酒の選定や樽の管理にも細心の注意が払われています。過剰な樽香や渋みを抑え、バランスの取れた味わいに仕上げられている点も特筆すべきポイントです。

「I.W.ハーパー12年」の魅力は中身だけではありません。重厚で高級感のあるカットガラス風のデキャンタボトルは、他のバーボンにはない存在感を放ちます。スクリューキャップ仕様で開栓しやすく、バーテンダーからも使い勝手の良さで高い評価を受けています。

アルコール度数43%と程よく、ストレートはもちろんロックや水割り、さらにはハイボールでも楽しみやすい一本。上質な熟成感と飲みやすさを両立した、バーボン初心者から愛好家まで幅広くおすすめできるバーボンウイスキーです。

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フォアローゼズ プラチナ

フォアローゼズ プラチナ

「フォアローゼズ」は1888年にポール・ジョーンズ・ジュニアによって設立された蒸留所で、ストレートバーボンの歴史を長く歩んできました。禁酒法時代には「薬用バーボン」として製造許可を得た数少ない蒸留所の一つとしても知られています。

そのブランド最高峰として誕生したのが「フォアローゼズ プラチナ」。ケンタッキー州立200周年を記念し、長期熟成された原酒の中から厳選した樽を丁寧にブレンド。

香りは、まず穀物由来の豊かさが広がり、ライ麦やトウモロコシ、シリアルのニュアンスに加え、バニラやハチミツ、メロン、アップルパイ、シナモンシュガートーストの甘く華やかな香りが調和。樽香は強すぎず、フルーティー。モルトウイスキーのような、エステリーなアロマも感じます。「フォアローゼズ ブラック」と比べ、複雑でまろやかな味わいです。

この価格帯では非常に優れており、コストパフォーマンスの高さを感じさせます。ストレートでじっくり味わうのがおすすめ。1万円以内で手に入るプレミアムバーボンとして、最も優れたボトルです。

 

エンジェルズ エンヴィ

エンジェルズ エンヴィ

「エンジェルズ・エンヴィ」は、アメリカ・ケンタッキー州で製造されるバーボンウイスキーです。アメリカでは有名な銘柄であり、注目度は発売当初から高く、「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2023(SFWSC2023)」では金賞を受賞しています。日本では2023年末から販売を開始していることから、その存在はまだ広く知られていません。

「エンジェルズ・エンヴィ」最大の特徴は、ポートワイン樽での追加熟成(カスクフィニッシュ)を行っている点です。これは、通常のケンタッキー・ストレート・バーボンにはないユニークな工程。伝統的なバーボンの製法を守りながら、ポートワイン樽で仕上げることで、より豊かで奥行きのある味わいを実現しています。

原料にはバーボンウイスキーの規定通り、コーンを51%以上使用。マッシュビルは、コーン72%、ライ麦18%、モルト10%。これは「ウッドフォードリザーブ」と全く同じ比率。造られたモロミは連続式蒸溜機を経て、ニュートラルスピリッツ(ホワイトドッグ)となり、熟成段階に入ります。

まずは一般的なバーボン樽で4~6年熟成。この期間で、バーボンウイスキーとしての規定をクリアする形。アメリカンホワイトオークの新樽からは、キャラメルやバニラの豊かな香りが生まれます。

その後、ポルトガル産のルビーポートワイン樽に移され、さらに約6ヶ月間の追加熟成(フィニッシュ)が行われます。この二段階目の熟成により、「エンジェルズ・エンヴィ」は、他のバーボンにはない独特なフルーティーさを生み出します。

アルコール度数は43.3%で、飲み口はスムーズかつ繊細。香りにはバニラやキャラメルに加え、赤い果実やスパイスのニュアンス。甘みとスパイスのバランスが絶妙で、余韻には心地よい果実味が広がります。

ストレートはもちろん、ロックやハイボールにしてもその魅力をしっかり感じられる一本です。贈り物や特別な日の一杯にもぴったり。価格は約1万円とプレミアムクラスですが、その価値を十分に感じられる満足度の高いバーボンです。

 

 

ミクターズ US1 スモール バッチ バーボン

ミクターズ US1 スモール バッチ バーボン

「ミクターズ US1 スモール バッチ バーボン」は、1753年に設立されたアメリカ最古の蒸留所「ミクターズ蒸留所」にルーツのあるプレミアムバーボンウイスキーです。その長い歴史から、独立戦争時代にも多くの兵士達が愛飲していました。

ミクターズ社では、設立当初から「コスト度外視」を掲げ、高品質なバーボンを造るべく、他社とは異なる製造方法を採用して、独自のバーボンを造ってきました。しかし、1989年に不況の煽りを受け、一度消滅。その後、20年以上の時を経て、ケンタッキー州・ルイビルで新たな蒸留所として復活しています。

ミクターズのウイスキー造りには「ヒートサイクリング」という製法が用いられています。この製法は、冬の間に熟成庫を一度加熱し、その後自然に冷やすことで熟成のサイクルをさらに促進する方法です。

熟成庫の温度を人工的に調整するのは、バーボン業界でも珍しいこと。このプロセスにはコストがかかりますが、ウイスキーの品質を高めることで、ミクターズ独自の個性と豊かな味わいを生み出しています。

香りは、フルーティーなシトラス系のアロマがあり、チョコレート、黒糖、キャラメル、砂糖醤油のような、複雑で奥深い風味が特徴です。ストレートで口に含んでも刺激は少なく、香りの濃厚さとは裏腹に、ソフトな口当たり。

「ミクターズ US1 スモール バッチ バーボン」は、バーボンらしい力強さはありつつも、やや飲みやすいタイプ。バランスが良く、初心者からコアなバーボンファンまで幅広く楽しめる一本と言えます。

 

ノアーズミル

ノアーズミル

「ノアーズミル」は、ケンタッキー州にあるバーボンの名門「ウィレット蒸溜所」がリリースするプレミアムバーボンウイスキーです。少量生産のスモールバッチでありながら、その濃厚で複雑な味わいが多くのバーボン愛好家から高く評価されています。

以前は「ノアーズミル15年」としてリリースされていましたが、バーボンらしい個性を出すために、あえて若い原酒をブレンド。現在は年数表記の無いボトルとなっています。

ウィレット蒸溜所は、1980年代初頭に環境問題の影響で一時生産を停止しましたが、2012年に再稼働。現在は自社蒸留を中心に高品質なバーボンを生み出しています。蒸留停止期間中も近隣の蒸留所から原酒を調達し、自社倉庫で熟成を続けたことで、「ノアーズミル」や「ローワンズクリーク」といった人気銘柄が誕生しています。

「ノアーズミル」の特徴としては、豊かなオークと深いバニラのアロマ。キャラメルの甘みがしっかり感じられ、スパイスやナッツ、ほのかなフルーティーさもバランスよく調和しています。長期熟成による丸みのある口当たりと、余韻に残るほろ苦さがアクセントとなり、味わいに奥行きを与えています。

アルコール度数は高めの57.15%(114プルーフ)で、しっかりしたボディ感とパワフルな存在感が楽しめますが、飲みやすさもあり、ストレートはもちろん、ロックや少し水を加えてもその魅力が損なわれません。

予算1万円以内で選ぶなら、品質と味わいの満足度は群を抜いています。特別な日の贅沢な一杯や、バーボンの深みをじっくり楽しみたい方にぜひおすすめしたい銘柄です。

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【2025年版】バーボンウイスキーおすすめ14選|価格帯別に厳選・10,000~15,000円

ブラントン

ブラントン

「ブラントン」はアメリカの大手酒類飲料メーカー「サゼラック社」が製造・販売するバーボンウイスキーです。日本では宝酒造が正規代理店となっています。ブラントンの原酒は、ケンタッキー州フランクフォートにある「バッファロー・トレース蒸留所」で生産されています。

「ブラントン」は、数あるラインナップの中でもスタンダードなボトルとして知られています。近年、価格が急激に上昇していますが、かつては6,000円前後で手に入り、その高いクオリティと流通量の多さから、プレミアムバーボンの代表格とされていました。

シングルバレル(一つの樽)から瓶詰めされているものの、ボトルごとの味わいの差があまり感じられない安定感が特徴です。ひと樽ごとにテイスティングを行い、その中から「ブラントン」にふさわしい樽だけを選んでボトリングしています。

香りはバニラやオレンジ、ローストカカオ、メープルシロップの複雑なアロマが広がり、豊かな甘さとほのかなビターさが絶妙に調和。シングルバレルながらバランスがよく、滑らかな口当たりも魅力的。

2025年現在の市場価格は12,000~15,000円と決して安くはありませんが、その値段に見合う高級感としっかりとした飲みごたえを備えつつ、柔らかく飲みやすい上質な高級バーボンウイスキーです。

 

 

ブラントン ブラックラベル

ブラントン ブラックラベル

「ブラントン」のラインナップの中で、お手頃価格で販売されているのが「ブラントン ブラックラベル」。通常ボトルよりも加水量を増やしており、アルコール度数は40%に設定されています。

2024年8月時点では1万円前後で取引されていた「ブラントン」ですが、現在では1万円を超え、通常版とほとんど価格差がなくなってしまいました。販売店によって価格に大きな差があり、高値では約1万5千円に達することもあります。ブラントン全体の人気が高まっているため、「ブラントン」や「ブラントン ブラックラベル」の相場は依然として不安定な状況が続いています。

香りは、通常版「ブラントン」に引け劣らないくらい芳醇。バニラ、オレンジ、茹でたトウモロコシ、黒糖。口に含むと、豊かな甘さが柔らく広がり、酸味や辛さは控えめ。アルコールの刺激が少ない分、トウモロコシっぽさがあって飲みやすい印象。一般的なバーボンウイスキーよりもソフトな味わいですが、全体的に豊かなアロマと余韻があります。

「ブラントン ブラックラベル」は、シングルバレルの個性はそのままに、「ブラントン」より飲みやすく仕上げられているため、バーボン初心者から愛好家まで幅広く楽しめる一本です。高級感のあるボトルデザインは、プレゼントにも最適です。

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【2025年版】バーボンウイスキーおすすめ14選|価格帯別に厳選・15,000~20,000円

ベリー オールド セントニック 12年 アンティークバレル

ベリー オールド セントニック 12年 アンティークバレル

「ベリー オールド セントニック(Very Old St. Nick)」は、ケンタッキー州のヘプン・ヒル蒸留所の原酒を独自に買い付け、熟成から瓶詰めまでをわずか数名の職人がすべて手作業で行う希少なスモールバッチ・アメリカンウイスキー(一部の銘柄にカナディアンウイスキーも有り)のブランドです。伝統的な手作り製法にこだわり、品質と味わいの徹底した追求が特徴で、非常に限られた生産量しかないプレミアムウイスキーとして知られています。

ラベルに描かれているのは「ニックおじさん」。禁酒法時代に森の奥でひっそりとバーボンを熟成し、クリスマスの時期に限られた人にだけ分け与えていたという伝説的な人物に由来しています。このストーリーがブランドの手作り精神と結びつき、独特の魅力を醸し出しています。

「ベリー オールド セントニック 12年 アンティークバレル」は、日本市場には2000年代初頭にリリースされ、12年熟成ならではの角の取れた優しい口当たりと甘み、そして後味にほのかなドライさを感じさせるバーボンとして人気を博してきました。

樽の内側を深く焦がした「アンティークバレル」で熟成されており、バーボンならではの野性味のあるコクと、長期熟成によるまろやかさが絶妙に融合しています。12年以上の熟成を経たシングルバレル原酒を使用し、豊かな味わいを実現しています。

複雑でフルボディ。シナモンやチェリー、バタースコッチ、そして焼きスパイスの香り。飲み口はまろやかでありながらしっかりとした骨格があり、熟成による円熟味をじっくりと味わうことができます。

「ベリー オールド セントニック 12年 アンティークバレル」は、バーボンの新しい魅力を感じさせてくれる素晴らしい一本です。人気が高まって売り切れてしまうのが心配で、本当は、あまり教えたくないバーボンです(笑)

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ブッカーズ 2024

ブッカーズ 2024

「ブッカーズ」は、ビーム家の6代目、ブッカー・ノウが生み出したウイスキー。彼の最高傑作と言われており、プレミアムバーボンの中でも特別なボトルです。ブランドの始まりは、ビーム家が開いたバーベキューパーティーで、そこで賓客に振る舞ったウイスキーが非常に好評だったため、商品化されたと言われています。

「ブッカーズ」は、原酒は6~8年熟成の樽から。厳選したものをヴァッティングしボトリングしています。ブレンドや加水を最小限に抑えているため、原酒本来の深みと個性がそのまま表現されています。

香りはバニラやキャラメル、トーストしたオーク、スパイスの豊かなアロマが広がり、口に含むとリッチで複雑な甘みとスパイシーさが調和。ピリッとしたアルコールの刺激がありつつも、まろやかで厚みのあるコクが感じられます。

飲み方としては、ストレートやロックがおすすめですが、ハイボールにしてもその濃厚な味わいと芳醇な香りが引き立ちます。高アルコールならではの存在感があり、バーボン愛好家や熟練者に特に好まれる銘柄です。

「ブッカーズ」は、かつて通年販売されていましたが、現在は年に一度の限定リリースとなっています。価格は約18,000円とプレミアムクラスですが、その品質と味わいは価格に見合うもの。特別な日の贅沢な一杯や、プレゼントにもぴったりのバーボンです。

 



 

今回は2025年おすすめのバーボンウイスキー14本を価格帯別にご紹介しました。どの銘柄も個性豊かで、飲み方次第でさらに楽しみが広がります。バーボンの世界は深くて奥が深いので、まずは気になる一本からじっくり味わってみてください。

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーで幸せになることを願っています。最後までご覧頂きありがとうございました。それでは、また。

 

 

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