ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?

ユースケ
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こんばんは。ユースケです。

僕の自己紹介:経歴9年の現役バーテンダー。ウイスキー文化研究所認定「ウイスキーエキスパート」。JSA認定「ソムリエ」。

この記事ではジャパニーズウイスキーのことを、わかりやすく初心者向けにお話しようと思います。

ジャパニーズウイスキー、つまり純国産のウイスキーのことです。日本のウイスキーは5大ウイスキーのなかでも一番人気があるといっても過言ではありません。今や海外ではとても人気があり高値で取引されている国もあります。

10年位前までは、誰も予想することができなかった、空前の「ジャパニーズウイスキーブーム」が到来しているのです。

その人気の影響で、一部の国産ウイスキーが品切れ状態になっています。ウイスキーをつくるメーカー側としては、原酒の在庫がなくなってしまうことで、近い将来に製品を作れなくなることを恐れて、人気ブランドの販売中止などの措置を取らざる終えない状態です。そして、供給量が減ることで価格が高騰してしまい、私たちウイスキーファンに影響が出ています。

そんな大人気のジャパニーズウイスキーについて、今日はしっかりと皆さんにお伝えしたいと思っています。

日本のウイスキーはどういう経緯で5大ウイスキーに数えられるほど発展したのか?これが理解できると、日本のウイスキーが私たちにとって特別なものに感じられると思います。

ジャパニーズウイスキーは日本人の誇りです!日本人としてしっかり勉強していきましょう。

 

ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?

ジャパニーズウイスキーとは、スコッチウイスキーを手本につくられた、日本独自のウイスキーです。

モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜて作る、ブレンデッドウイスキーが最も多く作られているウイスキーになります。これはスコットランドのウイスキー作りとほぼ変わらないと言えます。唯一変わる点でいえば、蒸留所の数と、メーカーが一貫してウイスキーを製造するところです。

スコッチとの違いについて

スコッチは蒸留所が110以上あるのに対し、日本は20~30程度しかありません。日本ではウイスキーの製造免許をもつ会社が限られているのです。

日本のメーカーは、スコットランドでは通常行われている、ウイスキーの原酒を他の会社に販売することはしません。

スコットランドでは、独立瓶詰業者(ボトラーズ会社)がウイスキーの原酒を購入。購入した原酒をボトリングしたり、独自にブレンド(ブレンデッドウイスキーに)して瓶詰めして販売します。

しかし日本では、そもそもウイスキーを作るメーカーが少ないのも理由にありますが、そういった制度がありません。ウイスキーメーカーは、蒸留所での原酒作りから製品の販売までを全て自社で行います。これは、スコッチとは違うジャパニーズウイスキーの特徴といえます。

ユースケ
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ウイスキーに限らず、日本のお酒造りは生産者が販売までを一貫して行う文化があります。最後まで責任を負って商品を作るのは、日本人のマジメな国民性が反映されているような気がしますね。

ジャパニーズウイスキーの定義

それでは、ここからは「法定義」についてです。5大ウイスキーの各国の法定義をご紹介してきましたが、日本にも独自のウイスキー定義があります。

その定義の引用がこちらです。

【日本におけるウイスキーの定義】

  1. 発芽させた穀物及び水を原料として糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの(蒸留の留出時アルコールは95度未満)。
  2. 発酵させた穀物及び水によって穀物を糖化させて、発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの(蒸留の留出時アルコールは95度未満)。
  3. 上記の1、2の酒類にアルコール、スピリッツ、香味料、色素または水を加えたもの。ただし、1、2の酒類アルコール分の総量が、アルコール、スピリッツ、または香味料を加えた後の酒類のアルコール分の総量の10%以上のものに限る。
  4. 上記の1、2の酒類において、しらかばの炭、その他政令に定めるもので濾したものは除く。
  5. アルコール含有物を蒸留する際、発生するアルコールに他の物品の成分を浸出させたものは除く。

ウイスキー文化研究所発行『ウイスキーコニサー資格認定試験教本2015下巻』より引用

要点をまとめます。

  • 1はモルトウイスキーのこと。
  • 2はグレーンウイスキーのこと。
  • 3はブレンデッドウイスキーのこと。
  • 4はウォッカなどの他の蒸留酒と区別をつけるもの。(ウォッカはしらかばの木炭でろ過して作ります)
  • 5はもろみに他のフレーバーを添加しないようにすること(ジンは薬草を浸漬させて蒸留します)

以上が日本のウイスキーの定義です。ウイスキーと他のスピリッツを区別するための定義になっています。じつはこの定義では、ウイスキーの製造に置いての重要なことがいろいろと抜けています。ウイスキーの定義が5大ウイスキーの中でも、しっかりと法整備されていないのが現状です。

 

ジャパニーズウイスキーはなぜ明確な法規定がないのか

例えば、ウイスキーの国際的な定義の中には「木製の樽で熟成させること」が必ず書かれています。日本の定義には書かれてないのです。ウイスキーにおいて、超大事な「樽で熟成させる」ことが書かれていない。

つまり、日本のウイスキーは定義上、熟成させなくても「ウイスキー」として売ってもいいことになっています。ウイスキーの定義は「ウイスキーとは?」で説明していますので、気になる方はご覧ください。

ウイスキーが好きな方なら、もう気がついたかもしれませんが、日本のウイスキー法定義は、ウイスキーの製造方法の規則などの内容がほとんどありません。これには理由があって、そもそもこの定義は、ジャパニーズウイスキーの品質やブランドを守るものではなく、あくまでも酒税上の分類を分けるための、ウイスキーの定義なのです。

だから、「ウイスキー」と「他の蒸留酒」との違いの区分を表した内容になっているのです。

もし国税庁の人がウイスキー好きだったら…もっとちゃんとした定義を作ってくれたのかもしれませんが(笑)

逆に言えば、ウイスキーの製造のしっかしたルールが無いのに、高品質なウイスキーを作っている唯一の国と言えます。そんな日本のウイスキーと、それを作るメーカーさんは素晴らしいのです!

ユースケ
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日本のウイスキーの定義はしっかりと無いのが現状です。しかし、最近は「ジャパニーズウイスキー」の定義をしっかり作ることが議論されています。もしこれが制定されれば、消費者にとっては分かりやすく、日本のウイスキーであることを表示できるようになります。現状だと、「日本のウイスキー」っぽい商品名だけど、実際は純粋なジャパニーズウイスキーでない商品が結構あります。こうした商品は、国内・海外の消費者に誤解と混乱を与えてしまう為、よくないです。早急な改善が必要だと思います。

 

ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?5種類あります

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ジャパニーズウイスキーの種類は、スコッチウイスキーと基本的に同じです。

大きく分けると「モルトウイスキー」「グレーンウイスキー」「ブレンデッドウイスキー」です。

今回は5種類にわけて、細かく解説していきます。

  • シングルモルトウイスキー
  • ブレンデッドモルトウイスキー
  • シングルグレーンウイスキー
  • ブレンデッドグレーンウイスキー
  • ブレンデッドウイスキー

 

≪シングルモルトウイスキー≫

→一つの蒸留所でつくられたモルトウイスキー。

主な銘柄:山崎、白州、余市、宮城峡など

今もっとも人気のあるジャパニーズウイスキーが、この「シングルモルト」です。

各蒸留所はフル稼働で製造をしていますが、原酒不足に陥っているため、流通量が激減しています。ウイスキー作りには、熟成という工程に長い時間が必要です。日本のシングルモルトが復活するまではかなり時間がかかると思いますが、応援したいですね!

日本のシングルモルトの特徴は、各蒸留所それぞれにあるので一概には言えませんが、本家のスコッチを脅かすほどの、徹底した品質管理とブレンドの研究によって作られた、高品質なウイスキーであると言えます。

日本人の繊細さが、ウイスキーの味わいにも反映しているように思いますね。

スコッチとジャパニーズの違いをもう少し分かりやすくお伝えすると…「日本のシングルモルトウイスキーは甘さがある」ということです。スコッチは辛口(ドライ)に感じるものが多いのですが、日本のウイスキーはそれに比べたら甘さがありますね。

 

ユースケ
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シングルモルトの作り方はこちらの記事をご覧ください

 

≪ブレンデッドモルトウイスキー≫

→複数の蒸留所のモルトウイスキーをブレンドしたもの。

主な銘柄:竹鶴、北杜、イチローズモルト・リーフシリーズなど

リリースされている商品はシングルモルトより少ないです。ジャパニーズウイスキーでは自社でウイスキー原酒を調達するのが基本です。ブレンデッドモルトの場合、少なくとも2か所以上の蒸留所を所有していないと作れません。複数の蒸留所を持っている企業が少ない為、純粋なジャパニーズ・ブレンデッドモルトウイスキーは少ないのが現状です。

ただし、「ウイスキーの種類」でお話したとおり、日本のウイスキーにおける定義は厳しくない為、海外のウイスキー原酒(スコッチなど)と日本のモルトウイスキーをブレンドしても、「ブレンデッドモルトウイスキー」として販売が可能です。

ユースケ
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ただし、表記としては「ジャパニーズ」は付けられません。消費者の誤解を生みますからね。

 

≪シングルグレーンウイスキー≫

→一つのグレーンウイスキー蒸留所で作られたもの。

主な銘柄:シングルグレーンウイスキー知多、ニッカ・カフェグレーンウイスキー、富士御殿場シングルグレーンウイスキーなど

もともとはブレンデッドウイスキーの原酒用として作られているウイスキーです。最近は単体でもボトリングされるようになり、一般的に流通するようになりました。

ユースケ
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グレーンウイスキーの作りかたはこちらの記事で紹介しています。

 

日本のグレーンウイスキーは、各社こだわりをもって作っています。グレーンウイスキーは、「個性のないウイスキー」としてご紹介していましたが、それは一般的なブレンデッド用原酒の場合です。シングルグレーンとしてボトリングしているウイスキーは、ブレンデッド用原酒とは違い、ウイスキーに飲みごたえがあって、味や香りもしっかりしています。

これは、ブレンデッド用原酒と、シングルグレーン用原酒を作り分けている為です。

  • 味や香りがしっかりした原酒→シングルグレーン用として
  • 個性の弱い原酒→ブレンデッド用として

ウイスキーの味わいの差は、

  • ウイスキーの蒸留方法
  • 熟成樽の種類
  • 熟成期間

で変化していきます。

」多彩な味わいのグレーン原酒を作ることで、シングルグレーンとしての魅力的な原酒と、ブレンデッド用の原酒に分けることができるのです。

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≪ブレンデッドグレーンウイスキー≫

→複数のグレーンウイスキー蒸留所で作られた原酒をブレンドしたもの。

ウイスキーの種類としてグレーンのブレンデッドウイスキーも分けられますが、現在はこれに該当する商品はありません。

ユースケ
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大手ウイスキーメーカー「サントリー」が知多蒸留所と白州蒸留所でグレーンウイスキーを製造しているので、将来的には製品化されることもあるかも!?

 

≪ブレンデッドウイスキー≫

→モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたもの。

主な銘柄:角、トリス、響、ブラックニッカ、富士山麓など

スコッチでもそうでしたが、日本でもブレンデッドウイスキーが主流になります。日本でウイスキー文化がはじまった当時は、スコッチはブレンデッドウイスキーのことを指していましたから、それを真似して作ったジャパニーズウイスキーも、ブレンデッドウイスキーを作っていました。

ユースケ
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ブレンデッドウイスキーの解説はこちらの記事をご覧ください。

ちなみに、シングルモルトが一般的に発売されたのはつい最近の話です。「シングルモルト山崎」が発売されたのは1984年。それまでは純粋なジャパニーズウイスキーは、ブレンデッドウイスキーだけが通常販売されていました。

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ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?ジャパニーズウイスキーの歴史

ジャパニーズウイスキーの歴史について、簡単にご説明します。

1853年【嘉永6年】黒船来航。ペリーと一緒に浦賀に降り立ったのが、スコッチウイスキーだったとされています。日本人にも振舞ったという記録があります。
1858年【安政5年】日米修好通商条約。ウイスキーなどの輸入関税率が決まり、このころから次第にウイスキーが日本で飲めるようになります。ただし、一般人が飲めるようなお酒ではなかったです。
1868年【明治元年】明治維新。明治6年には、岩倉具視使節団が「オールドパー」をお土産に持って帰ってきたという話があります。オールドパーは政治家さんに人気のあるウイスキーですね。
↓1879年【明治12年】鳥居信治郎(現サントリー創業者)誕生。明治32年には「鳥居商店」を開業します。洋酒の混成などの製造と販売を始めます。
1894年【明治27年】竹鶴政孝(現ニッカウヰスキー創業者)誕生。広島県の日本酒造りをしている家計に生まれます。青年期には、アルコール製造を専門に勉強していきます。
1907年【明治40年】鳥居商店から名前を変えた寿屋洋酒店が「赤玉ポートワイン」を発売。これがものすごいヒット商品になります。当時の日本人の感覚では、「ワイン=ぶどうで作るお酒=ぶどうだから甘い」という考え方が一般的でした。なので、フランスのワインなどの本格的なものは、渋く感じてあまり人気がなかったようです。そこで、鳥居信治郎は日本人の味覚にあう「甘い混成ワイン」を作りました。それが「赤玉ポートワイン」です。寿屋はこの赤玉ポートワインの成功で、ものすごい利益を上げることができました。後にウイスキー作りを始める時の資金源になったのです。
1911年【明治44年】 寿屋が「ヘルメスウヰスキー」を発売。まだ本格的なウイスキーとは言えないものです。すべにこの時、鳥居信治郎には本格的なウイスキーを作る野望があったのではないでしょうか。
1918年【大正7年】 竹鶴政孝がスコットランドへウイスキーの製造を学ぶために留学します。摂津酒造の社長の命令により行くことができたのです。社長はマッサンかなりを気に入っていたようで、帰ってきたら娘の婿にするつもりでした。ちなみにマッサンと鳥居信治郎は、日本を出発する前に港で対面しているようです。この時はまだ、お互いにとって大事なパートナーになることは思っていなかったでしょう。
スコットランドに行くときは、太平洋からアメリカ大陸を横断。大西洋から入国しています。アメリカではワイン作りも学んでいます。マッサンは生前、「日本の気候・風土はワイン用のブドウ作り適さない」と言っていました。カルフォルニアでしっかりワイン作りを学んだ上での結論だったようです。
1920年【大正9年】 竹鶴政孝帰国。スコットランド人の女性(リタさん)と結婚したという衝撃の事実を摂津酒造の社長に伝えます…社長は婿入りを断念。摂津酒造では、マッサンの帰国後にウイスキー作りを始める予定でしたが、戦争後の不況によって経営が厳しく、ウイスキーの製造に投資する資金がありませんでした。マッサンはせっかくウイスキー作りを勉強してきたのに、摂津酒造では本格的なスコッチを作るという夢を、実現することができませんでした。
1924年【大正13年】 山崎蒸留所誕生。日本初となる本格的なウイスキー製造の蒸留所となりました。鳥居信治郎は、スコットランドにウイスキー留学の経験のある竹鶴政孝を雇い、初代工場長に任命し、日本初の本格的なウイスキーを作りをはじめます。
この当時、「ウイスキー」のことを理解している日本人はいませんでした。その為、山崎蒸留所がいったい何をつくっている工場なのか、周辺住人達にとってはわかりません。来る日も来る日も、大量の大麦麦芽が山崎蒸留所に運ばれる。しかし、一向に工場から商品が出荷されることはありません。そんな光景を見た周辺住人たちの中では、「山崎工場には大麦をたべる化け物がいる」と噂が流れていました。
1929年【昭和4年】 日本初の本格的なウイスキー「サントリーウヰスキー白札」が発売。当時の日本人にはこのウイスキーのクセが強すぎたせいか、全く売れませんでした。その後、鳥居信治郎は「日本人も嗜好にあうウイスキー作り」を目指していくことになります。マッサンとはウイスキーに対する考えかたが違っていました。マッサンの作るウイスキーは、正真正銘のスコッチウイスキーを日本で作ることでした、鳥居さんは日本独自の、日本人の味覚に合ったウイスキーを作りたかったのです。どちらの考え方も素晴らしいと思います。この2人が「分裂した」かのように言う人もいますが、実際はそうではありません。お互いをリスペクトして、それでも方向性が違った結果、それぞれ納得のいくウイスキーを作ることになったのです。結果的には両者の作ったウイスキーは、ジャパニーズウイスキーの発展に大きく影響を与えるものになりました。
1934年【昭和9年】 竹鶴政孝が大日本果汁(現ニッカウヰスキー)を設立。余市蒸留所をつくります。山崎に次ぐ、日本で2番目の本格的なウイスキーの蒸留所です。マッサンはウイスキーを出荷するまでの経営を、りんごジュースを売ることで成り立たせようと考えました。創業当時の名前が「大日本果汁」なのはそのためです。
1955年【昭和30年】大黒葡萄酒(現メルシャン)が軽井沢蒸留所を作ります。
1963年【昭和38年】寿屋が「サントリー」に社名変更。
1969年【昭和44年】ニッカウヰスキーが宮城峡蒸留所を作ります。
1973年【昭和48年】サントリーが白州蒸留所を開設。キリンシーグラム社が富士御殿場蒸留所を開設。
1983年【昭和58年】ウイスキー類の消費量が最高になった年です。ここから消費量は徐々に落ちていきます。(ウイスキーの品質は上がっていきます)
1989年【平成元年】 酒税法が改正。ウイスキー類の分類や、特級表記の廃止など、内容がかなり変わりました。そして平成に入ってから、シングルモルトが発売され始め、存在が一般的になっていきます。

そして現在

一時はウイスキーが売れない時代がありましたが、「ハイボール」文化の浸透などで、再び人気のお酒になりました。ジャパニーズウイスキーは消費量こそ最盛期には届きませんが、今では「空前のウイスキーブーム」といえる状況です。ウイスキーの原酒が足りなくなり、供給が追い付いていません。この人気はさらに高まっていくでしょう。

また、海外のウイスキーのコンクールでは最優秀賞や金賞を受賞するなど、品質を認められるようになりました。日本人に、そして世界の人たちにもその品質が評価されたジャパニーズウイスキー。

これからも私たちを驚かせる進化していくことに期待しましょう。

 

ジャパニーズウイスキーの歴史 まとめ

  • 竹鶴政孝によってスコッチウイスキーの製法が伝えられる。
  • 鳥居信治郎が山崎蒸留所を開設。竹鶴と共に、本格的なウイスキー作りを始める。
  • その後、サントリーとニッカウヰスキーが、業界を引っ張っていき発展。日本は世界に認められる高品質なウイスキーを作る国になった。

 

ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?おすすめの飲み方

ジャパニーズウイスキーのおすすめの飲み方

結論 「ストレート」が一番いいけど、「オンザロックス」「ハイボール」「水割り」でもあう。

ジャパニーズウイスキーは、スコッチと同じ製法で作ったものです。でもスコッチとは違う、日本独自に進化・改良したウイスキーでもあります。

その違いは

  • 日本人の味覚にあうウイスキー
  • 割ってのんでもおいしいウイスキー

を目指していったところにあります。

日本人はお酒が強くない人種ということもあり、ウイスキーのようなアルコール度が40%以上のお酒を飲む文化がありませんでした。そこで、ウイスキーをのむ文化を大衆的に広めるために、水割り、炭酸割り、オンザロックのようなアルコール分を抑える飲み方を提唱していきました。

つまり、ジャパニーズウイスキーは「薄めて飲んでもおいしいウイスキー」を目指していったのです。

ユースケ
ユースケ

日本人の感覚ではウイスキーを薄めて飲むのが一般的ですが、ウイスキーは本来、薄めて飲むお酒ではないのです。

 

スコッチではなかった感覚と取り入れて、ジャパニーズウイスキーは独自の原酒作りやブレンド配合によって、ストレート以外の飲み方でもおいしく飲めるウイスキーに進化・改良していきました。

そういう訳で、スコッチでは「ストレート」の一択でしたが、ジャパニーズウイスキーはウイスキーの種類(シングルモルト・ブレンデッドなど)の違いがあったとしても、基本的には「割って飲む」ことを想定して作られていますので、ストレート以外の飲み方でもおいしく飲めるという結論になりました。

 

ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?おすすめ日本のウイスキー

ウイスキー初心者向け、または、ジャパニーズウイスキーをあまり飲まない方におすすめできる銘柄をご紹介します。

今回の選考基準は「高くない、購入できる、おいしい」日本のウイスキーです。日本のウイスキーは値段が高騰し、売り切れているものが多数存在しているので、そういったウイスキーは除外して、今でも普通に買えるウイスキーをご紹介します。

今回のこの3本は「美味しいのになんで売り切れてないの?」と正直に思います(笑)

売り切れてしまう前に、早めに購入して飲んでみてください。

おすすめジャパニーズウイスキーその1「ニッカ・フロムザ・バレル」

おすすめポイント!

☆アルコール51度のめずらしいブレンデッドウイスキー。

☆ブレンデッドの割には力強い味わいで、バランスもよい。

☆割って飲むのはもちろん、ストレートでもおいしい。

 

おすすめジャパニーズウイスキーその2「シングルグレーンウイスキー知多」

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おすすめポイント!

☆日本で一番売れているグレーンウイスキー。

☆さわやかな香りで飲みやすい。落ち着きのある味わい。

☆すっきり飲めるのから、ハイボールにするのがおすすめ!

 

・おすすめジャパニーズウイスキーその3「シングルモルトあかし」

おすすめポイント!
☆まだ買えます!貴重なジャパニーズ・シングルモルト。

☆100年以上の歴史がある、兵庫県の江井ヶ嶋酒造のウイスキー。

☆本場のスコッチのような、複雑なアロマと味わいを感じる!

 

まとめ

・ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?

→スコッチウイスキーを手本につくられた、日本独自のウイスキー。

・ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?5種類あります

→「シングルモルト」「ブレンデッドモルト」「シングルグレーン」「ブレンデッドグレーン」「ブレンデッドウイスキー」

・ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?ジャパニーズウイスキーの歴史

→スコットランドから技術を学び、竹鶴政孝、鳥居信治郎らの手によって生まれる。独自の進化を遂げて、海外でも高評価のウイスキーになった。

・ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?おすすめの飲み方

→「ストレート」が一番いいけど、「オンザロックス」「ハイボール」「水割り」でもあう。

・ウイスキー初心者向け講座 ジャパニーズウイスキーとは?おすすめ日本のウイスキー

→「ニッカ・フロムザ・バレル」

→「シングルグレーンウイスキー知多」

→「シングルモルトあかし」

 

 

ジャパニーズウイスキーの種類から歴史まで、たっぷり解説させて頂きました!

日本のウイスキーは竹鶴政孝がスコットランドから製法を学んできて、鳥居信治郎によって山崎蒸留所が作られて実現。その後発展していきました。もし、竹鶴政孝がスコットランドに留学していなければ、あるいは鳥居信治郎がウイスキーを作ることを諦めていたら、日本のウイスキーは発展が遅れていたか、もしくは存在することもなく「5大ウイスキー」に認められなかったのかもしれません。

日本のウイスキー史を作っていった人物は、この2人以外にもたくさん居ます。改めて、先人たちの情熱と努力によって、ジャパニーズウイスキーが生み出されたことに感謝していきたいですね!

そして、これからも世界の「ジャパニーズウイスキー」であり続けるためにも、日本のウイスキーを応援するためにも、飲んでいきましょう!

日本人で良かった。日本にウイスキーがあってよかった。

ユースケ
ユースケ

あなたの人生がウイスキーによって幸せになることを願っています。最後までご覧いただきありがとうございました。それでは、また。

 

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